セミナー情報

今週のセミナー

  • 2020.9.29(火) | セミナー

    連続講演会 第3回(15:00--16:00【会場:オンライン開催】)

    発表者: 高津 飛鳥 氏(東京都立大学・東北大学)
    題目: 情報幾何を介したエントロピーの一般化と発展方程式への応用
    概要:
    熱方程式の漸近解析において、Kullback--Leiblerダイバージェンス(相対エントロピー)とFisher情報量を比較する対数Sobolev不等式は要の一つとなる。この議論を情報幾何を用いて一般の発展方程式に拡張する方法を、2013年の太田慎一氏(大阪大学)の共著に基づき紹介する。
    また近年、同一のエントロピーが異なる情報幾何構造を導く「エントロピーの不定性」現象が提唱された。この現象の具体例として、ボルツマンエントロピーがKullback--Leiblerダイバージェンスおよびそれとは異なるダイバージェンスの族を導くことを松添博氏(名古屋工業大学)との共著に基づき説明し、そしてこの新しいダイバージェンス族を用いた幾何解析に対する展望を話す。
    幾何セミナーHP

  • 2020.10.2(金) | セミナー

    確率論セミナー(15:30--17:00)

    発表者: 岡嵜 郁也 氏(東北大学)
    題目: リーマン多様体上の跳躍を持つマルチンゲールの収束定理
    概要:
    リーマン多様体上の連続マルチンゲールはBrown運動を通して調和写像と結び付けられることが知られており, その性質は重要である. 一方でPicardにより導入された多様体上の跳躍を持つ△-セミマルチンゲール及びマルチンゲールは, 発表者が知る限り連続の場合と比較してあまり調べられていない. 本講演ではリーマン多様体上の△-セミマルチンゲールの正規直交枠束への水平持ち上げ・逆展開や不連続なマルチンゲールの道ごとの収束に関して得られた結果を発表する. また多様体上の非局所的な作用素に関する調和写像への簡単な応用例を紹介する.
    ※本セミナーに関する連絡先:針谷 祐 hariya[at]tohoku.ac.jp


来週以降のセミナー

  • 2020.10.9(金) | セミナー

    確率論セミナー(15:30--17:00【会場:オンライン開催】)

    発表者: 新井 裕太 氏(千葉大学)
    題目: The KPZ fixed point for discrete time geometric TASEP
    概要:
    The totally asymmetric simple exclusion process (TASEP) is one of the prototypical interacting stochastic particle systems and can be interpreted as a stochastic growth model of an interface, which turns out to belong to the Kardar--Parisi--Zhang (KPZ) universality class. In this talk, we consider the discrete time geometric TASEP with parallel update. In this process, we get a single Fredholm determinant representation for the joint distribution function of particle positions with arbitrary initial data. Using this, for the discrete time geometric TASEP, we show that in the KPZ 1:2:3 scaling limit, the distribution function converges to the one describing the KPZ fixed point was introduced by Matetski, Quastel, and Remenik (2018).
    This talk is based on the paper DOI:10.1088/1751-8121/aba213.
    ※本セミナーに関する連絡先:針谷 祐 hariya[at]tohoku.ac.jp


2020年度

過去の記録

  • 2020.9.4(木) | セミナー

    応用数理解析セミナー(16:00--18:00【会場:オンライン開催】)

    発表者: 向井 晨人 氏 (東京大学)
    題目:
    Refined construction of type II blow-up solutions for semilinear heat equations with Joseph-Lundgren supercritical nonlinearity
    概要:
    非線型放物型方程式の典型例として広く知られる藤田型方程式は優線型な非線型項を有しており, 拡散項の効果がこれを下回る場合に解のL∞ノルムが有限時刻で無限大に発散する現象が生ずる. これは解の爆発と呼ばれ現在までに膨大な研究がなされている. その中でも本発表では1994年に Herrero-Velázquez が提唱した接合漸近展開法による Type II 爆発解の構成のメカニズムを踏襲及び改良して得られた結果について紹介する. 尚, 本研究は大阪市立大学の関行宏先生との共同研究に基づく.
    応用数理解析セミナーHP

ページトップへ戻る