専攻長からの挨拶



  数学専攻では,いわゆる純粋数学と言われる分野(代数学,幾何学,解析学,基礎論)について,多くの教員が特色を持った教育と研究に携わっています.大学院ではこれらに加え,応用数学の相関数理解析講座があり,教育と研究の幅が広くなっております.

 また,昨年度は数理科学研究連携センターが発足し,東北大学内の複数の研究所や研究科と共同して,数学を基軸とした応用研究を展開しています.このプロジェクトは今後の数学研究の方向性に大きな影響を与える可能性を秘めております.

 数学専攻の使命の大きな部分は学生の教育です.学生が数学を学ぶ目的として,研究者として数学を研究する,教員として高校などで教える,企業や役所などで数学の知識を活かす,などが考えられます.

 数学を学ぶとき,個々の内容が何にどのように具体的に役立つか,と考え過ぎると,それを活かすことにならないかもしれません.広く大らかな視野で数学を捉え,数学の本当の意味を理解することが,結局は「役に立つ」ことにも思いがけず繋がるのでしょう.

2018年4月1日

                                       数学専攻長・学科長
                                            花村 昌樹


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