名古屋大学大学院多元数理科学研究科にて7/26--29の日程で行われる国際研究集会「Rigidity School 2016」にて、60分×4回のミニコースでお話いたしました。タイトルは "Synthesis in property (T): The Part and the Whole" で、離散群の固定点性質を直接(連続群を経由しないで)示す際の相対的固定点性質を群全体の固定点性質に「統合(synthesis)」するステップについて焦点を当て、最近の動向まで概観しました。最後に最近の進展として、CAT(0)空間やより一般の Busemann の意味での非正曲率距離空間への拡張の試みについてお話しました。オーガナイザーの先生方、および、お越し下さった皆様に感謝いたします。(2016/7/20; 2016/7/27)
名古屋大学大学院多元数理科学研究科において、集中講義としてお話をさせていただきました。期間は2016/6/6--2016/6/10で、タイトルは「Kazhdan の性質 (T) と固定点性質〜Old and New」です。急ぎ足でしたが、性質(T)と固定点性質の導入・基本的な結果から始まり、最新の進展までお話いたしました。お聴きになった皆様、お招き下さいました納谷信先生に御礼申し上げます。(2016/4/26; 2016/6/14)
ICM(国際数学者会議)2014の衛星研究集会の一つである、「Geometry on Groups and Spaces」(主に幾何学的群論に関する、2014年8月にICM本会の直前に行われる研究集会です)に基調講演者(Plenary speaker)として招待され、講演したしました。(2014/4/7; 2014/8/10)