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楯 辰哉【Tatsuya TATE】教授
研究分野
幾何解析学、幾何学的漸近解析
主に興味をもっている研究対象
今まで、コンパクト多様体上のラプラス作用素の固有値や固有関数の漸近挙動、コンパクトトーリック多様体上の複素直線束の切断の漸近挙動、コンパクトリー群の表現に付随する (重複度などの) 量の漸近挙動、離散空間 (グラフ) 上の (ユニタリ) 推移作用素から定義される確率分布の漸近挙動など、主に量子論から派生する漸近解析的な問題で幾何学的な設定において定式化される問題に興味を持ち研究していました。調和解析的な手法を多く用いています。現在は主に量子ウォークと呼ばれるグラフ上のユニタリ作用素の性質並びに行列成分の長時間漸近挙動に興味を持って研究しています。
研究指導にあたって
日々の勉強では、とにかく自分で考えること、自分で計算することを習慣にするよう、つとめると良いと思います。自分で考えること・計算することというのは大きな労力を必要としますが、自分で考え・計算して分かったときの喜びはとても大きいです。また、何か一つ専門分野を習得することが重要なのは言うまでもありませんが、分野にこだわるのではなく、視野を広く持つことをお勧めします。そのために各分野のセミナーや談話会等、分からなくても参加してみる姿勢が大切です。
備考
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tatsuya.tate.c6[at]tohoku.ac.jp |