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受賞者 花村昌樹 教授 2006年度代数学賞受賞
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代数学賞の受賞題目 : 混合モチーフの研究
岩波国語辞典によると、モチーフとは 「芸術的表現活動の主題」 のことです。
活動の結果として 「実現」 された作品でなく、「主題」 という捉えがたいものを表す言葉です。
数学、特に代数幾何学においても、幾何学的技法で 「実現」 されるさまざまな数学的対象(コホモロジー)
を、統一的に考察するというアイデアがあります。 花村氏は、この捉えがたい対象を捉える方法論を創出し、代数幾何学やその周辺分野
(特に整数論) に大きな貢献を果たしました。
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