セミナー情報
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2010年 6月21日(月)〜6月25日(金)
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7月5日(月)
整数論セミナー(合同棟801)
休み
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7月6日(火)
幾何セミナー (数学棟208)
(1)15:00--16:00
栗原 大武 氏 (東北大学大学院理学研究科)
コンパクト対称空間上の距離集合とデザインについて
[アブストラクト]
1977年にDelsarte-Goethals-Seidelは距離集合とデザインの観点から球面上の有
限個の点集合を特徴付けた。球面上の有限個の点集合で、異なる2点間の距離が丁度$s$種類であるものを$s$-
距離集合という。 また球面上の有限個の点集合で、$t$次以下の任意の多項式に対してその部分集
合上での値の平均と 球面上の値の平均が一致するものを球面$t$-デザインという。
$s$-距離集合と球面$t$-デザインにはそれぞれ自然な上限と下限が知られている。
このとき、$s$-距離集合の上限を満たすものは球面$2s$-デザインの下限を満たし、
逆に球面$2s$-デザインの下限を満たすと$s$-距離集合の上限も同時に満たす。
このような集合は“良い”集合とされ、多くの研究がされてきた。 この講演では距離集合とデザインの概念はコンパクト対称空間上でも定義され、
上限と下限も同様に得られることを紹介する。
(2)16:10--17:10
高津 飛鳥 氏 (東北大学大学院理学研究科)
Displacement convexity of generalized relative entropy
[アブストラクト]
重み付きリーマン多様体上の多孔質媒体流を, 確率測度空間の二つの幾何,
Wasserstein 幾何と情報幾何を用いて解析する. Wasserstein 幾何を用いて, 多
孔質媒体流をある汎関数の勾配流とみなし, その汎関数が凸性になるための条件
を情報幾何により特徴づける.
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7月8日(木)
応用数学セミナー (合同棟801)
休み
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7月9日(金)
13:30--代数幾何学セミナー (数学棟208)
尾形 庄悦 氏(東北大学大学院理学研究科)
Very ample but non-normal lattice polytopes
15:30--16:30 ロジックセミナー (合同棟1201)
アーマド テルミミ ビン アボズルガニ 氏(東北大学理学研究科)
Decidability of MSO Theories
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