セミナー情報
|
|
  |
2005年 6月27日(月)〜7月1日(金)
|
|
-
6月28日(火)
15:00〜16:30 幾何セミナー(数学棟208)
勝田 篤 氏(岡山大・理)
Gel'fandのスペクトル逆問題の安定性について
-
6月30日(木)
応用数学セミナー
*** 休み ***
13:30〜15:00 代数セミナー(数学棟208)
青木 美穂 氏(東工大・学振研究員)
円分体の整数環の偶数次K群について
アブストラクト: 「代数体Fに対しO_Fをその整数環とする. この時, QuillenのK群
K_n (O_F) はn=0のとき整数環Zとideal類群Cl_Fとの直和Z\Oplus Cl_Fと 同型であり、nが2以上の偶数のときはQuillen-Borelの結果から有限abel群
となることが知られている. この講演ではK群とetale cohomologyを 結びつけるChern
mapの同型を仮定し, Fが有理数体又はp分体 (p:素数)の場合の偶数次K群のp-part
K_2n (O_F)\Otimes Z_p (n>0) の位数が円単数・Gauss和などを用いて記述できることを示す.
また, 特別な場合に, このK群の構造についても考察する.」
|