Tohoku Mathematical Journal
−東北数学雑誌−

Managing Editor:
竹田 雅好 Masayoshi TAKEDA

Editors:
板東 重稔 Shigetoshi BANDO, 小池 茂昭 Shigeaki KOIKE,
小川 卓克 Takayoshi OGAWA, 塩谷 隆 Takashi SHIOYA,
都築 暢夫 Nobuo TSUZUKI, 山崎 隆雄 Takao YAMAZAKI

Associate Editors:
赤木 剛朗 Goro AKAGI, 花村 昌樹 Masaki HANAMURA,
石田 政司 Masashi ISHIDA, 小谷 元子 Motoko KOTANI,
纉c 和正 Kazumasa KUWADA, 大野 泰生 Yasuo OHNO,
高村 博之 Hiroyuki TAKAMURA, 田中 一之 Kazuyuki TANAKA,
楯 辰哉 Tatsuya TATE, 安田 健彦 Takehiko YASUDA

マーティン ゲスト Martin GUEST, 泉 正己 Masaki IZUMI,
大槻 知忠 Tomotada OHTSUKI

お問い合わせ先

〒980-8578
仙台市青葉区荒巻字青葉6番3号
東北大学大学院理学研究科数学専攻

東北数学雑誌編集室

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本誌の概要

  • 東北大学大学院理学研究科数学専攻では,我が国で最初の欧文数学専門誌として,世界的な名声を有する東北数学雑誌(Tohoku Mathematical Journal)を発行しています.
  • 本誌は毎年1巻(4号,約600ページ)発行され,学会誌にも優る権威と伝統を誇っています.創刊時より国内外の大学・研究所と雑誌交換を行うとともに, 1972年(昭和47年)に発行の第24巻からは,丸善株式会社を通じて全世界を対象に市販されています.その結果,東北数学雑誌は世界中の主要数学教室に必ず常備されているといっても過言ではありません.
    また,例えば
    Claude Chevalley:
    Sur certains groupes simples,

    Tohoku Math. J. 第7巻, 1-2号, 1955年7月, pp.14-66.
    Alexander Grothendieck:
    Sur quelques points d'algebre homologique,

    Tohoku Math. J. 第9巻, 2号, 1957年8月, pp.119-183; 3号, 1957年12月, pp.185-221.
    等,それぞれの著者の「Tohoku paper」と呼ぶだけで通用する有名な重要論文が掲載されています.このことにより,東北数学雑誌および東北大学数学教室(Mathematical Institute)の名前は世界各地の数学者に広く知られることとなりました.
  • 東北数学雑誌は,東北帝国大学理科大学開学に先立ち1911年7月に創刊されました.数学科初代教授の一人であった林鶴一教授が,藤原松三郎,窪田忠彦,小倉金之助,石原純などの理科大学初代教官達の協力を得て編集し,私費によって出版を始められました.
    「林教授の先見性と大胆不敵さのみが可能とした」(藤原松三郎教授の言葉)この事業は,東北大学の教員の研究成果だけではなく,日英独仏伊の5ヶ国語のいずれかで書かれた論文で価値のあるものであれば,日本人であるか外国人であるかを問わず掲載するという,国際的な学術雑誌としての極めて高い理想を掲げることによって「striking epoch」を画した(藤原松三郎教授の言葉)ものであり,我が国の数学のその後の発展に大きく貢献してきました.
    発刊当時から林教授個人の経済的負担は相当なものであったため,当時の澤柳政太郎総長の好意によって,国内外の大学・学会等への寄贈分は東北大学で買い上げ配布されました.しかし,東北数学雑誌の基礎が確立され海外でも知られるようになると,会計検査院の指摘もあり,第9巻からは東北大学の刊行物として発行されることになりました.この間,林教授は終生編集主任として情熱を傾け続けられました.
  • 第2次世界大戦のため東北数学雑誌の発行も不可能となり,1943年発行の第49巻をもって第1輯は休刊となりました.戦後再刊された東北数学雑誌は第2輯として1949年(昭和24年)に第1巻を発行し,現在に至っています.
    学術論文の被引用文献調査には,Science Citation Index が不可欠ですが,その発行元であるアメリカ合衆国フィラデルフィア市のInstitute for Scientific Information(現在のトムソン・ロイター社)からの要請を受け,東北数学雑誌では第32巻(1980年)以降の毎号を寄贈しており,数学関係の基礎資料作成に大きく貢献しています.東北数学雑誌の権威および掲載論文の水準が高く評価されていることの証左の一つといえます.
  • 1999年発行の第51巻において,第1輯から通巻で100巻の刊行を迎えたのを機会に,表紙のデザインを一新しました.また,第50巻(1998年)からは国立情報学研究所の「NII論文情報ナビゲータ(CiNii)」に目次内容が公開されています.

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