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  2014年 5月5日(月)〜5月9日(金)



5月5日(月)  整数論セミナー 13:30--15:00【会場:合同A棟801(2)】
休み(こどもの日)


5月8日(木) 応用数学セミナー 16:00--17:30【会場:合同A棟303】
講演者: 百名 亮介 氏(早稲田大学 先進理工学部)
題目:IL^p - 型のノルムを持つ初期値に対する非線形シュレディンガー方程式の可解性について

【概要】

 本講演では非線形シュレディンガー方程式の初期値問題において、初期関数が L^p - 空間や類似の関数空間にある場合に、方程式の可解性について考察する。初めに初期値のクラスとしてL^p - 空間を考え、Vargas と Vega (2001) のアイデアを利用して p が 2 に十分近いときに大域解が存在する事を示す。次に初期関数の空間としてL^p-空間の代わりに、準p乗可積分な関数空間とも呼べる、L^p に近い空間を導入し、この空間に対して非線形シュレディンガー方程式が適切となっている事を示す。


5月9日(金)
代数幾何学セミナー 13:30--【会場:数学棟305】
講演者:川谷 康太郎 氏 (名古屋大学多元数理科学研究科)
第一部 13:30-15:00
題目:三角圏の安定性条件の理論入門 (Introduction to stability conditions)
【概要】

Bridgelandには三角圏に対して安定性条件を定義し、 特別な三角圏(2次元Calabi-Yau圏)について予想を提出した。 安定性条件について復習をした後に、その予想を紹介する。
第二部 15:15-16:45
題目:K3曲面上の安定性条件とForier-Mukai変換
(Stability condition and Fourier-Mukai transformation on K3 surfaces)
【概要】

講演者が行ったK3曲面上の安定性条件の空間とFourier-Mukai変換についての 研究を紹介する。

ロジックセミナー16:00-- 【会場:合同棟1201】
講演者:松田 直祐 氏(東京工業大学 情報理工学研究科)
題目:ラムダ計算とコンビネータ理論の対応関係について
【概要】

(1)ラムダ項の計算を実装する際,α同値な項の扱いやα変換の扱いが 問題になってくる.その問題を避けるアイディアをいくつか紹介する.(2)上で紹介するもののひとつにコンビネータを用いる方法があるが,ラムダ計算とコ ンビネータ理論の対応関係は,未だに万人の納得のいくものが見つかっていない 状況である.そのことについて,以下の参考資料を基に説明をする.参 考:J.R.Hindley, "Curry's Last Problem : Imitating lambda-beta-reduction in Combinatory Logic", MLG(1998)講演資料



 
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