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  2013年 7月8日(月)〜7月12日(金)



7月8日(月)  整数論セミナー 13:30--15:00【会場:合同A棟801】
講演者: 中山 知徳 氏(東北大学大学院理学研究科)
題目:On the generalized Frobenius Numbers

PDE特別セミナー 14:30--16:00【会場:合同A棟202】
講演者:池田 正弘 氏 (大阪大学 大学院理学研究科)
題目:絶対値p乗の非線形項を持つシュレディンガー方程式の小さな初期値に対する解の爆発について


7月9日(火)  幾何セミナー 15:00--16:30【会場:数学棟305】
講演者:三石 史人 氏(東北大学大学院理学研究科)
題目:距離空間の局所リプシッツ可縮性と整係数カレントのホモロジー

【概要】
 距離空間の局所リプシッツ可縮性はとても基本的な性質で、例えば、ノルム空間、CAT空間、グラフ、アレクサンドロフ空間、(さらにこれらに局所的に双リプシッツ同相な空間)など、距離空間の幾何学の多くの対象がこの性質を満たしている事が分かります。Ambrosio と Kirchheim は2000年に距離空間の中のカレントを定義し、その基本的な性質を調べました。特に、距離空間 X の中の整係数カレントでコンパクト台を持つもの全体は鎖複体をなします。私はもし X が局所リプシッツ可縮ならば、いま述べたカレントの鎖複体のホモロジーと 特異ホモロジーと特異リプシッツホモロジーが自然に同型である事を示しました。証明には cosheaf という sheaf の双対概念を使います。講演ではこれらについて報告致します。


7月11日(木) 応用数学セミナー 16:00--17:30【会場:合同A棟801】
講演者:山本 宏子 氏 (東北大学大学院理学研究科)
題目:不均一媒質中の反応拡散方程式が生む点凝集パターンと位置決め函数
【概要】
 生物の形態形成のモデルとして Gierer と Meinhardt が提唱した活性因子-抑制因子系は,   様々なパターンを作るが, 最も単純なものとして点凝集パターンがある.   これは有限個の点の周りの極めて狭い範囲に分布が集中するパターンであり,   その凝集点がどこになるかが最も興味深い問題である.   均一媒質の場合には, 凝集点は領域の幾何から決まることが明かにされている.   しかし, 生物の形態形成は非一様な環境下で行われることが多い.   本講演では, 不均一媒質の場合の凝集点を特定するために, 位置決め函数(locator function)   というものを導入し, 最も単純な構造をもった点凝集解について考察する.


7月12日(金)
代数幾何学セミナー 13:30--【会場:数学棟201】
講演者:田中 公 氏 (京都大学大学院理学研究科)
題目:正標数における錐定理と3次元極小モデル理論


ロジックセミナー16:00-- 【会場:合同棟1201】
講演者:吉居 啓輔 氏(東北大学大学院理学研究科)
題目: Determinacy of games, inductive definitions, and transfinite recursion



 
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