 セミナー情報
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2013年 5月6日（月）〜5月10日（金）
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| 5月7日(火) |
■幾何セミナー 15:00--16:30【会場：数学棟305】
講演者： 楯 辰哉 氏（東北大学大学院理学研究科）
題目：一次元量子ウォークの諸相 (Various aspects of one-dimensional quantum walks)
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| 5月9日(木) |
■代数セミナー 13:30--【会場：数学棟209】 *2講演あります！
(1)13:30--15:00
講演者： 阿部 紀行 氏 （北海道大学大学院理学研究科）
題目：p進簡約群の法p表現の分類について
【概要】
標数pの体の上の（スムーズな）表現を法p表現と呼ぶ．GL(2,Q_p)の場合の法p既
約表現はBarthel-LivneおよびBreuilにより分類され，法p Langlands対応やp進
Langlands対応の確立において重要な役割を果たした．しかし，それ以外の群に
おいてはより複雑になるという現象が観察されており，特に既約表現の分類はな
されていない．
今回は，Henniart，Herzig，Vignerasとの共同研究にて得られた結果を中心に，
既約法p表現の分類の現状について話をする．
(2)15:15--16:45
講演者： 宮谷 和尭 氏 （広島大学大学院理学研究科）
題目：ある種の超曲面の単項的変形と２種の超幾何函数
【概要】
超幾何函数には，Gauss 和を用いて定義される有限体上の類似物がある． 通常の超幾何函数には，超曲面の族の Picard-Fuchs 方程式の解となっているも のがあるが， いくつかの場合には，有限体上の超曲面の族と有限体上の超幾何函数の間にも深 い関係があることが知られている． 本講演では，まず超幾何函数とその有限体上の類似物について基本的な事実を説 明したのち， 超曲面の族との関係について講演者が得た新しい結果について述べる．
■応用数学セミナー 16:00--17:30【会場：合同A棟801】
講演者： 高田 了 氏 (東北大学大学院理学研究科)
題目：Optimal Strichartz estimates for rotating incompressible fluids
【概要】
本講演では，回転座標系における Coriolis 力の影響を考慮した 非圧縮性 Euler 方程式および Navier-Stokes 方程式について考察する．
Coriolis 力によって生成される線型群に対して， Strichartz 評価式の成立する最適な許容範囲を導出する．
その応用として Euler 方程式の長時間可解性を考察し， 非粘性極限およびエネルギー法によって構成された時間局所解が，
回転速度が十分速い場合に，任意の有限時刻を超えて延長可能であることを示す．
（Youngwoo Koh 氏，Sanghyuk Lee 氏との共同研究）
■CRESTセミナー 16:00--17:30【会場：合同A棟508B・C】
講演者：田上 真 氏 (九州工業大学情報工学部)
題目： 調和指数のSpherical Design
【概要】
Spherical t-design は球面上の有限部分集合で 、t次までの任意の多項式に対して、球面上の積分による平均値を、その集合上の平均和に置き換えることができるものを言う。Xがspherical
t-designになる為の同値条件が調和多項式の言葉で与えられることはよく知られている。この観点から我々は調和指数 t の spherical
designを導入し、その構成法と、濃度に関する linear programming bound を与える。また, この linear programming
bound が整数値になる時、そのバウンドを達成する調和指数 t の spherical design が存在するかどうかを考察する。この研究は坂内英一氏、奥田隆幸氏との共同研究である。
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5月10日(金)
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■ロジックセミナー 16:00-- 【会場：合同棟1201】
講演者： 佐藤 隆 氏（東北大学大学院理学研究科 卒業生）
題目：Reverse Algebra and Isbell's Zig-Zag Theorem
【概要】
I will talk about reverse mathematics for algebra;
backgrounds, recent studies and further studies. Also I will give a
new result in reverse algebra; Isbell's Zig-Zag Theorem is equivalent
to $\WKLo$ over $\RCAo$.
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