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2012年 7月23日(月)〜7月27日(金)


7月23日(月) 整数論セミナー 13:30--15:00【会場:合同棟802】
都合により中止


 
7月26日(木) 応用数学セミナー 16:00--17:00【会場:合同棟801】
講演者: 木本 慎一 氏(東北大学大学院理学研究科・M2)
題目: 吸収項付き熱方程式に対する極限方程式


CRESTセミナー 16:30--18:00【会場:合同棟508B・C】
講演者:中野 史彦 氏 (学習院大学理学部)
題目: Kenyon-Wilson 理論とダイマーモデルへの応用
【概要】
Kenyon-Wilson 理論は、特定の性質を持つ Spanning forest の個数を与えるものである。 この理論を簡単に解説した後に、ダイマーモデルにおいて、 不純物の位置を固定した時のダイマー配置の個数を与える問題への応用を考える。時間があれば、無限体積極限における個数の評価についてもふれる。



 7月27日(金) ロジックセミナー 15:00--17:50【会場:合同棟1201】 *3講演あります。
(1)15:00--15:50
講演者:平田 優志 氏(東北大学大学院理学研究科)
題目: 社会選択理論の逆数学
【概要】
社会選択理論とは、「ある社会に属する各個人の持つ多様な選好を基にして社会全体としての選好を決定するための選好の集計方法や選択ルールの決め方、社会が望ましい決定を行うメカニズムの設計方法の在り方を解明する学問」のことである。 本発表では、社会選択理論の中で有名な数学的主張である「Arrowの不可能性定理」について、2階算術という枠組みの中で逆数学的に考察した結果に関する発表を行う予定である。


(2)16:00--16:50
講演者:前川 真佑佳 氏 (東北大学大学院理学研究科)
題目:IF-Logicとdependence logicとIndependence Logicについて

【概要】
本発表の目的は、表題の3つの論理の紹介と今後の研究の展望を述べることである。これらの論理は共通点として、コンセプトがfirst-order logicに直観的な“依存性”あるいは“独立性”を組み込んだものになっていることがあるが、まず、そのコンセプトについて詳しく説明する。次に、それぞれの論理について定義と性質の紹介を行う。その後、3つの論理の表現力についての関係を述べる。最後に、まとめと今後の研究の展望について述べる。


(3)17:00--17:50
講演者: 矢内 一憲 氏 (東北大学大学院 理学研究科)
題目:Dependence logicにおけるgeneralized quantifiers

【概要】
Dependence logicはfirst order の言語に新しくdependence atomを加えたものである. そのatomは``yはxに依存する''など依存性を表し, dependence logicにおける論理式はassingmentの集合(team)によって解釈される. 本発表では, そのように依存性, 独立性を表すlogicにおけるgeneralized quantifierの性質を紹介する.


 
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