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黒木のなんでも掲示板3 (0012)

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Id: #e20011004020041  (reply, thread)
Date: Thu Oct 04 02:00:41 2001
Name: くろき げん
Subject: 西沢潤一氏の反省と都立大の夜間コースについて

の続き。

以下は「高等教育フォーラム」より。

■左巻健男、「西沢潤一氏の反省」、 2001年10月03日

衆議院憲法調査会151国会第1号憲法調査会議事録には以下のようなやりとりがあります:

○葉梨委員 最近、小学校の教科に、特に英語という話が出ておりますが、英語を取り入れて教えたらどうか、こういうお話がございます。それと加えまして、今度のゆとりある教育の中で、学習指導要領が来年、再来年から改訂になりますけれども、授業時間数、総時間数が減るというお話を聞いております。そこでまた英語をやるということになりますと、大事な読み書きそろばんがどこへ行っちゃうんだろうかということを憂えておりますが、その点について御見解を伺いたいと思います。

○西澤参考人 大変重要な御指摘であると思います。
 今もお話しのとおり、私もたまたま、そういうことを決めました教育課程審議会に三浦朱門会長のお供をして出席させていただいたわけでございまして、現在の日本人の学力といいますか、非常に国際的に見てレベルが下がってしまっている、ゆとりなぞつくっている余地はないのではないかということを申しました。
 それに対して、担当官の説明は、余りにも日本の子供は勉強が嫌いになってしまっている、だから思い切って時間数を減らしてみる、そのうちに勉強がおもしろくなってくるだろうから、それからもう一遍締め直すというふうな答弁がございました。私は、そこで、ではこれは暫定措置ですねということを申し上げて、議事録に多分残っていると思います。
 そういうことでございますので、本来、私もあのようなやり方が適切だとは思っておりません。ただ、自分が参画しました審議会の中でああいう決定が出ているということに対しては、重大な責任を感じているところでございます。

西澤潤一氏は「重大な責任」を具体的にどのように果たしてくれるのでしょうかね?

■水沢博、「都立大の夜間部について」、 2001年10月04日


Id: #e20011003080403  (reply, thread)
Date: Wed Oct 03 08:04:03 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010930170401
Name: くろき げん
Subject: 特殊法人改革、日本育英会など15法人は「統合を含め廃止」の方針

特殊法人改革、統合・廃止は18」 (NIKKEI NET 2001.10.3) によれば、

廃止・統合の18法人のうち、廃止の方向を示したのは年金資金運用基金、簡易保険 福祉事業団など3法人。石油公団、日本原子力研究所、科学技術振興事業団、日本育英会など15法人は「統合を含め廃止」の方針を打ち出した。

だそうです。


Id: #e20011003035702  (reply, thread)
Date: Wed Oct 03 03:57:02 2001
In-Reply-To: e0009.html#e20010512203220
Name: 炭山和
Subject: このあたりの動向について

私は52歳の主婦です。息子26才が3年まえより精神分裂症です。7〜8年前から、わりと養老猛司のエッセイなど納得でした。最近は、ちょっとシニカルすぎるような気がして、池田清彦のほうがいいな、という感じですが(構造主義生物学はぜんぜんわからないけどね。「分類という思想」と「正しく生きるにはどうしたらよいか」がおもしろかった)。養老氏が、自閉症の人について「しゃべれないのではなく、その気が無い」といっていることについて。自閉症は分裂症ではありませんが(息子の小学校の同級生にも自閉症の子がいました)、分裂症をみていて思うのです。「しゃべれる」という機能と「しゃべる気になれる」という機能は違うのだと思う。養老氏が言っているのは、「しゃべれる」という機能はちゃんとあるが、「しゃべる気になれる」という機能がない、ということではないですか。まあ彼は口が悪いし、ひねてるから、それを「その気がない」と表現したのでは。分裂症の我家の子などでも、掃除、選択、料理、と、機能的には、できる能力はある。しかし、やろう、という気持ちを出す能力がない。これは、正常な範囲での怠慢や、意志の弱さを超え、明らかに正常と病の間のライン(このラインって本当にあるんですよ。私はすごく実感しました)を超えたところのもので、当人のコントロールできない分野のことなわけです。だから、精神病なわけです。養老氏は「しゃべれる」という機能は自閉症児にはあることを、強調したっかったので、ああいう表現になったのでは。 私が養老氏についてちょっとがっかりしたのは、テレビで羽生善司と対談した時、「将棋は、人生みたいなものですよね」と言った時でした。なに〜!。私が保坂和志の「羽生ー21世紀の将棋」という本を読んだかぎりでは、将棋は、「人生みたいなもの」の対極にあるものと思っていましたので。将棋は全然わからないんですけど。私、保坂和志の本はわりと好きですので。でも彼の本の中に「ラカンを読まなくちゃ。読まなくちゃ。」とあるので、私は、また困ってしまいます。精神分析というものにちょっと胡散臭さを、感じてしまうのです。それで、みなさんが批判してらっしゃる澤口俊之さんに期待していたのですが。彼は「分裂病を脳科学の面から解きあかし、2010年には治療法が確立する」といっているのですから。本当に困ったことです。 これだけ書くのに2時間かかってしまいました。皆さんにとってつまらないことでしたら、ごめんなさい。
Id: #e20011002231424  (reply, thread)
Date: Tue Oct 02 23:14:24 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20011002191210
URL: http://w3rep.math.h.kyoto-u.ac.jp
Name: 西山享
Subject: 心が痛んだときは
「痛みを感じたときには我慢せずに病院へ」っていいますけど(^^;;;
#ゴミですね。

Id: #e20011002191210  (reply, thread)
Date: Tue Oct 02 19:12:10 2001
Name: おおまめうだ
Subject: ふと思い浮かんだセリフ

「痛みに耐えて、失血死」
Id: #e20011002130238  (reply, thread)
Date: Tue Oct 02 13:02:38 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20011002044132
Name: くろき げん
Subject: 共産党と社民党の経済政策論議について

BUNTEN さん、始めまして。歓迎致します。 BUNTEN さんの活躍は Google で NCA00201 を検索すれば誰にでもすぐに確かめられます。 (ぼくもハッサンの『マインド・コントロールの恐怖』は本当に良い本だと思います。)

日本共産党のウェブサイト (body タグの onLoad の JavaScript がうざい)社会民主党のウェブサイト (社会民主党政策審議会) をマクロ経済政策による不況対策をどうするつもりなのかという観点から眺めると、言いたいことがたくさん出て来るのですが、その件については機会があれば詳しく書きたいと思っています。

たとえば、2001年7月25日(水)しんぶん赤旗「CS放送朝日ニュースター 志位委員長語る」を見ると、デフレ不況対策の金融緩和が嫌いで構造改革派の日銀総裁の言葉を引用して、志位氏はインフレ目標付きの金融政策をやると「たいへんな悪性インフレになる」と根拠不明の発言をしたようです。

保守的な日銀側の言い分に騙されているようじゃあ左翼としてちょっと格好悪い。「インフレ目標を設定すると悪性インフレ、ハイパーインフレになる」と大声で主張している日銀出身のエコノミストがいますよね。困ったことに左っぽい人たちもその考え方を一緒になって大声で宣伝している。右も左もまともで冷静な議論をできる人が非常に少ないというのは大問題だと思う。

日銀が国債買い切りオペをしたせいで余計なインフレが発生したときにどういう対処の仕方があるかについては岩田規久男氏による「インフレ目標付長期国債買い切りオペの提案」の「日銀エコノミストの反対論に答える」を見て下さい。岩田氏が提案している「準備率の引き上げ」は銀行にとっては滅茶苦茶嫌なことでしょうが。

それ以前の問題として、日本共産党が経済をどのようなモデルでとらえているかがさっぱり理解できないのだ。

あと、社民党によれば経済立て直しのための最優先課題は「財政改革が優先」なのだそうです。デフレ不況を放置したまま「プライマリー・バランスを確立」しようとしたらどうなってしまう危険性があるのか理解しているのかな? 需要不足によるデフレ不況が悪化して失業率がさらに上がりまくっても良いのだろうか? (あと細かいことですが、「プライマリー・バランス」について「国債費を除く歳出と歳入が見合う」という言い方をしてますが正確には「国債利払いを除く歳出と歳入が見合う」です。)

不良債権処理についても、「「人」から元気にする経済活性計画」を見ると、「力強い景気浮揚の“障害”となっている金融機関の不良債権」という見方を現政権と共有した上で「直接償却……の手法も有効に活用します」 (不良債権を処理するために会社潰しますと言っていることに等しい) と言っている。「中小企業は除外します」と言ってますが、大企業を潰すと連鎖倒産が起こるので中小企業だけを除外してもどれだけ「痛み」の軽減になるか疑問です。

もう十分長くなってきたので詳しく書きませんが、社民党による経済のとらえ方は小泉政権支持の構造改革主義者 (しばき主義者) のそれに相当にそっくりなんですね。どちらかと言えば需要サイドではなく供給サイドの考え方をしているように見えるし、大蔵族の小泉氏や財務省が大好きな均衡財政にこだわりまくるところも似ているし、インフレ目標付きの金融緩和にも好意的でない点も似ている。社民党って本当にレフトなの?

こんなことじゃ、小泉政権が潰れた後に亀井静香のような輩 (もしくはもっとやばい誰か) に権力にぎられちゃうかもしれないよ、それでもいいのかな、と思わざるを得ません。


Id: #e20011002044132  (reply, thread)
Date: Tue Oct 02 04:41:32 2001
URL: NCA00201@nifty.ne.jp
Name: BUNTEN
Subject: とりあえず自己紹介
はじめまして、BUNTENと申す者です。

インフレ策などの話を興味深く読ませていただきました。そのうち何か話す
かもしれないのでとりあえず自己紹介だけしておこうと思います。
BUNTEN 1957/03/14生まれ。福岡県在住。関心分野は国内の政治・経済。(特に
選挙制度等、ただしこれらの分野はずぶの素人)今はなきアスキーネットの
政治Sigに比較的初期から廃止まで常駐。(当時のID:pcs06083)現在は@niftyの
フォーラム(会員以外は閲覧できないエリア/ID:NCA00201)に出没。アマチュア
無線局JH6NWP局長。第三種電気主任技術者免状所持。「赤旗」読者。なお、
数学に関してはいいとこで高校レベルです。UNIXは使えません。(^_^;)

ここのところ失業あるいは半失業状態のため所属はないも同然なので書けません
(「無職」とか「アルバイト」では書いても無意味(^_^;))が、パソコン通信から
通算するとこのハンドルを10年以上使っているため、ネット上ではいわゆる
実名より通りがよく、戸籍名や所属で恥をかくよりこのハンドルで恥をかく方が
痛い、と個人的には思っております。

しかし、認証不要のエリアに書いた意見等でまとまったものはほとんどないので
自己紹介の条件を満たしていないような気が強くします。
補足で済むようでしたらどこをどう補足すべきかご指摘を、どうにもならないと
思ったら参加拒否を申し渡して下さい。

注意:
「BUNTEN」又は「bunten」などのハンドルはインターネット上で複数の人に
よって用いられています。現時点で私であることが確実だと言えるのは@niftyの
一部フォーラムの発言だけですので、発言者が私かどうか疑問なものがあれば
引用またはリンクをお示し下さい。

Id: #e20010930170401  (reply, thread)
Date: Sun Sep 30 17:04:01 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010930062828
URL: http://w3rep.math.h.kyoto-u.ac.jp/~kyo/
Name: 西山享
Subject: 廃止なの?
さすが黒木先生、耳がはやい。

そうか、日本育英会は廃止されちゃうのか。当初財団法人として存続させる
とか言ってたのになぁ。ちょっと酷いなぁ。しかも来年度は無利子の奨学金が
さらに一割削減される(有利子は増えるらしいけど)ということですね。

普通返却するようなのは奨学金とは呼ばないと思うし、有利子となると
単なる貸付制度と呼ぶべきじゃないんでしょうか。世界的に見てもちょっと
恥ずかしい制度ですよねぇ。まぁそれさえもなくなるということか。奨学金
全く無しなのか?

Id: #e20010930062828  (reply, thread)
Date: Sun Sep 30 06:28:28 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010929230959
Name: くろき げん
Subject: 聖域なきしばき主義者たち

まず、行政改革について。公共性が低くて単に政官業癒着に利するだけの構造は何とかするべきだと思いますが、公共性の高い部門まで「聖域なき行政改革」の名のもとに潰すというのはまずいですよね。

先の発言でも触れましたが実際に日本育英会の廃止ということになると相当な悪影響がありそうです。

次に、経済構造改革について。小泉純一郎首相は「構造改革」が何なのかわかってないくせに「構造改革を断行する」と連呼することによって見事に首相になれたわけです (政治・経済報道スクラップブックの8/28と8/17の最後の段落を参照せよ)。

結局、竹内平蔵経済財政担当相に「構造改革」の中身を書いてもらいました。その竹中担当相は、どんどん景気が悪くなって来たのでびびって、ちょっと方針を変えたみたいなんですね。 6月末にはついにクルーグマンがすすめているインフレ・ターゲット付きの金融緩和に賛成しています (cf. 1, 2, Krugman's "A Leap in the Dark")。

それに対して、小泉首相は失業増はやむをえないと述べ、インフレ・ターゲットは却下。小泉氏は経済政策に関しては竹中氏に全ての筋書きを書いてもらっていたはずなのですが、方針の変更は認められないということのようです。

ちなみに、景気回復策としての金融緩和に対する代表的な反対意見には次のようなものがあります:「金融緩和が構造改革を遅らせる 「痛み」なくせば、非効率さ温存」。要するに「しばきは正義だ! しばきを止めたら改革ができなくなるぞ!」という考え方。

その手の「聖域なきしばき主義者」たちがふんぞり返って正義の改革を叫び、それを国民の過半数が支持しているというのが日本の現状であるわけです。そして、驚くべきことに小泉首相は正義の改革をやっているのだと本気で信じている人さえいる。これは本当に驚くべきことだと思う。

いずれにせよ、しばき主義によって成功するという主張に根拠はないんだよね。クルーグマンによれば経済的に「改革して破滅」になってしまう危険性がかなりある。「大絶滅」だけが残って回復できなくなるかもしれないのだ。

最後に、アメリカがやろうとしている戦争への協力について。自衛隊派遣に関しては「暗黒の火曜日:イスラマバードから」=「理性で根源に立ち向かえ」を読んで理性に基いたまともな判断を示して欲しいものです。まあ、タカ派の改憲主義者の小泉氏には無理だと思うし、実際、駄目だったようですが。

物理的軍事攻撃なしの経済封鎖だけでも無関係の人たちが悲惨な目に会っています。フッドボーイ氏が言うところの「人間がくずのように捨てられた場所」は確実に拡大しているのだ。

あと、幾つかの報道によれば自衛隊側も嫌がっているようじゃありませんか。嫌がることには合理的な理由があることが「現代の戦争の姿」を見ると理解できます。ええかっこしいの政治家たちが自衛隊までしばこうとしているように見える。

P.S. 小泉首相所信表明演説には「不良債権買い取りの価格決定方式を弾力化」とありますが、これは整理回収機構 (RCC) が銀行から時価ではなく簿価で不良債権を買い取って銀行の損失を公的資金で埋めることにゴーサインを出したということなんですかね? 「弾力化」のような言い方では何をやるつもりなのかよくわからないだ。そもそも不良債権問題こそ不況の主原因であり諸悪の根源であるかのような意見があたかも真実であるかのように報道されているのはどうして?


Id: #e20010929230959  (reply, thread)
Date: Sat Sep 29 23:09:59 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010928101510
URL: http://w3rep.math.h.kyoto-u.ac.jp/~kyo/
Name: 西山享
Subject: 大絶滅
なんでも1に最近お邪魔していた西山です。

>>「生命はどんな手を使っても生き延びようとする」

「ジュラシックパーク」で、例のカオス学者が口走ってましたね。
レイチェル・カーソンだったんですか。一つ賢くなったな。

しかし小泉首相、「改革」と「変化」は大好きだということで許すとしても、
目標をもっとはっきり設定してから「痛みに耐えろ」だの「生き残れない」だの
言って欲しいなぁ。だいたい全部死に絶えた後、とんでもない日本になってたら
どうするの? 「改革」のメリットはあるかもしれないけど、コケル危険性の方
がはるかに大きいんだから。

#ってこんなとこで怒ってもしようがないか。(^^;;

Id: #e20010928171914  (reply, thread)
Date: Fri Sep 28 17:19:14 2001
Name: かも ひろやす
Subject: 制度の成立とは「空間のコンパクト化」である

このところ、体調不良です。こんなものを発見して脱力したこととの因果関係は不明です。

これから耳鼻科に行きます。


Id: #e20010928101510  (reply, thread)
Date: Fri Sep 28 10:15:10 2001
Name: ひなの侍
Subject: 進化論発言で

進化論発言ですぐに連想したのは

「進化は人間より強い。生命はどんな手を使っても生き延びようとする」

という小松左京『静寂の通路』中のせりふです。
タイトルはレイチェル・カーソンの著作のイタダキなんでしょう。小松作品中では人間にどんどん子供が生まれなくなっていき、生まれてちゃんと育つ場合は3才で繁殖を始め、その繁殖の結果の生物はもう人間じゃなくなってるという恐怖ものでした。

で、小泉進化論発言で僕が連想したのもこの小松作品とパラレル。構造改革なんて生やさしいものではないよ、あんた方の想像も付かない社会にしても「日本」を生き延びさせるよ、どんどん死んでもらうからね、生き残ってもquality of lifeは全く補償しないからね、と聞こえましたよ。

訳分からん例えするなよ。怖いだろ。小泉。


Id: #e20010927185733  (reply, thread)
Date: Thu Sep 27 18:57:33 2001
In-Reply-To: b0034.html#b20010918171455
Name: くろき げん
Subject: 米百俵の次は進化論

ここ (中学校で顕微鏡やガスバーナーを買う予算を削る話) の続き。

痛みは成功のチャンス 所信表明、米百俵の次は進化論」 (asahi.com 2001.9.27)。小泉純一郎首相が9/27の所信表明演説の中で曰く、

この世に生き残る生き物は、最も力の強いものではない。
最も頭のいいものでもない。変化に対応できる生き物だ。

「ダーウィンの言葉の前に「わが国は黒船の到来から近代国家へ、戦後の荒廃から復興へと、見事に危機をチャンスに変えた」と触れ、国全体に向けたメッセージという性格をもたせた。国民をあまり刺激しないように、という配慮」をしたのだそうだ。アホか。

「国民」にどのような「変化」もしくは「危機」に対応して欲しいかについては次を読んで「刺激」されまくりましょう:「日本育英会の廃止検討を 自民部会が提言」 (山形新聞フラッシュ24、 2001.9.26)

P.S. 不良債権処理に関しては、整理回収機構 (RCC) が不良債権を時価ではなく簿価で買い取り、それを最終的に日銀に買い取らせれば良いという話も出ているようですね (先々週あたりのサンデープロジェクトでそういう話が出ていたが正確な典拠は知らない)。要するに RCC を通して銀行の損害を日銀が刷った札束で埋めるという話。なんかもう無茶苦茶。

別の一方では日銀はましな金融政策をやれという外圧 (時事通信 9/27) があるようですね。 IMFのロゴフ局長は「日本がデフレを脱却し、米国や欧州諸国のような低インフレの状態に移行するのが望ましい」と指摘し、「日本のデフレ脱却には国債の買い切りオペをはじめ多くの手法が存在し、それは日銀の選択の問題だ」と述べたそうです。これはほとんどインフレ目標付きの金融緩和をドカンとやれと言っているのに等しいように思えるのですが、インフレ目標の設定に小泉首相は反対しているし、速水日銀総裁は金融緩和に対する抵抗勢力の代表なんだよね。「景気回復策は構造改革の害になる」という意見に陽にもしくは陰に賛成し、景気回復のための政策実行に反対して来たことを明確に謝罪した上で方針を変更して欲しいものだ。


Id: #e20010923051908  (reply, thread)
Date: Sun Sep 23 05:19:08 2001
Name: くろき げん
Subject: 堀茂樹氏の講演「ソーカル事件―思想のスタイルをめぐって」

2001年9月の日仏会館より

★特別な参加条件の記載がない限り,日仏会館フランス事務所主催の催し物は,いずれも入場無料,参加申し込み不要です。当日,直接会場にお越し下さい。

講演を聴きに行った方がいれば感想を読みたいので、感想を書いたら「ソーカル事件と『知的詐欺』以後の論争」あたりにリンクを張ってくれると嬉しいのだ。


Id: #e20010922073018  (reply, thread)
Date: Sat Sep 22 07:30:18 2001
Name:
Subject: へいっ

>まずは・・・読んでから

へいっ、合点だぁ!

ナイスイェローカードです。ありがとごぜますだ。


Id: #e20010921111444  (reply, thread)
Date: Fri Sep 21 11:14:44 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010921100712
Name: 八木
Subject: 初めてのような、そうでないような

まずはこの辺 http://ruitomo.com/~rayna/bbs/kohobu0025.html#kohobu20010822000529 を呼んでから>ひ様。


Id: #e20010921100712  (reply, thread)
Date: Fri Sep 21 10:07:12 2001
Name: 黒川新一(ひなの侍)
Subject: 変えようがないのですかね

こちらに書くのは始めてかかなり久しぶりかのどちらかです。

>戦争と軍事こそ文明と人類の基盤なのはもう定説です

単純な疑問:これ、変えようがないのですかね。


Id: #e20010918011835  (reply, thread)
Date: Tue Sep 18 01:18:35 2001
Name: くろき げん
Subject: 最も大きな問題,”IT革命”というような与太話に象徴されるように,まだまだ多くの人々が,”ネットを使えばすごいことができる”という幻想を抱いていること

なるほどこれは面白いな:「私がネット医療相談を止めた理由


Id: #e20010831030808  (reply, thread)
Date: Fri Aug 31 03:08:08 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010831011927
Name: くろき げん
Subject: まず図書館の使い方をおぼえると良いと思う

寺尾紗穂さん、はじめまして。この掲示板の管理人の黒木と申します。

ええと、ぼくも大学スタッフの一人なので大学で課されたレポートの答を教えて欲しいというタイプの質問をここでされるとちょっと困ってしまうんですね。もしもレポートを出した方が自力で色々調べものをすることを期待しているとすれば、ここで答をあっさり教わってしまうということがあるとこの掲示板が大学での教育を妨害したということになってしまいます。

わからないことがある場合には、まず図書館に行ってみて、関連がありそうな本を眺めまくってみるとか、よりてっとりばやく司書さんに質問してみるとかしてみるのが良いと思います。個人的にはいきなり尋ねるのではなく自分で色々調べてみた後に聞いてみた方が色々ためになることが多いと思います。

あと、インターネット上で調べた結果をそのままレポートに書くのは危険なので止めた方が良いと思います。インターネット上の情報に限らず、典拠をたどって自分でチェックするまで信用してレポートに書いてはいけないと思います。

レポートで紹介する典拠はできる限り一次文献に近いものもしくはより信用できるレポートを選ぶべきです。

大学での課題に限らず、調べた結果をレポートにまとめるときには読者がその内容をチェックできるだけ十分に典拠をはっきりさせなければいけません。


Id: #e20010831024025  (reply, thread)
Date: Fri Aug 31 02:40:25 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010831011927
Name: おこたえくん
Subject: それがいつかと尋ねたら
20世紀の後半あたりのはずです。

Id: #e20010831011927  (reply, thread)
Date: Fri Aug 31 01:19:27 2001
URL: sahotera@yahoo.co.jp
Name: 寺尾紗穂
Subject: はじめまして
教職の教育相談のレポート作成中です。
素人質問で恐縮なのですが、ロジャース理論が日本に入って来たのは
いつ頃になるのでしょうか?どなたかお教え頂けますか?

Id: #e20010830014124  (reply, thread)
Date: Thu Aug 30 01:41:24 2001
Name: 崎山伸夫
Subject: 「教科書採択をめぐる素朴な大疑問」(SPA!9月5日号 p.22-27, 扶桑社)

この問題についてはもとより中立性を期待できない雑誌なわけで、 中立を装いつつ、でもやっぱり自社寄り、という姿勢なわけですが、 産経新聞Webサイトの教科書特集に比べるとはるかに教科書そのものと 「つくる会」に距離を置いたつくりになってるあたり、 雑誌の購読対象を考えたマーケット的判断なのか、 それともそろそろ扶桑社の他の部門では一連の騒動に 食傷気味なのか、どっちか知りませんがまぁとりあえず そういう記事があったよ、ということで。


Id: #e20010829124043  (reply, thread)
Date: Wed Aug 29 12:40:43 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010824144158
Name: おおまめうだ
Subject: アッツ島

やっぱり「当時の人は『十倍の大軍を邀撃』と思っていた」以上、 それが真実で「後世の基準で判断してはいけない」のでしょう。
Id: #e20010828002323  (reply, thread)
Date: Tue Aug 28 00:23:23 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010824144158
Name: +α
Subject: アッツ島の話

 くぼさん、はじめまして、アッツ島の話を持ち出した張本人の+αともうします。

>扶桑社教科書の「日本軍2千人、米軍2万人」の出所は「大本営発表」(を書
>いた当時の新聞記事)だったのですかね? 「十倍の大軍を邀撃」との見出し
>もあります。
 
 くだんの教科書には参考文献も引用元も載っていませんので確たることは言えませんが、根本の出もとはその辺じゃないかと思います。
 ただ、よしりんが当時の新聞を参考にしたわけではなく、もっと別のあんちょこを元にしたのだろうとは思いますが。

Id: #e20010824144158  (reply, thread)
Date: Fri Aug 24 14:41:58 2001
Name: くぼ
Subject: アッツ島部隊の人数

はじめまして。くぼ と言います。
フリーでDTP業・Webデザインをしています。数学&歴史愛好者です。
数学アニメをFlashで作って私のサイトで公開しています。
http://member.nifty.ne.jp/Ryuseisha/k1/menu.html

今さらな話題で恐縮ですが…。
扶桑社の歴史教科書(市販本)の、アッツ島の戦闘についての記述
「わずか2千人の部隊が2万人の米軍を相手に一歩もひかず玉砕した」
について。
「激録 日本大戦争 第34巻」原 康史/著 東京スポーツ新聞社
に当時の読売報知新聞の記事(1943年5月31日付)が掲載されていました。

(以下引用)============
【大本営発表】
〈中略〉
 傷病者にして攻撃に参加せざる者は之に先だち悉く自決せり、我が守備隊
は二千数百名にして部隊長は陸軍大佐山崎保代なり、敵は特殊装備の約二万
にして五月二十八日迄に与えたる損害六千を下らず。
(引用終わり)============

扶桑社教科書の「日本軍2千人、米軍2万人」の出所は「大本営発表」(を書
いた当時の新聞記事)だったのですかね? 「十倍の大軍を邀撃」との見出し
もあります。

なお、「激録 日本大戦争」では、日本軍は2576人、米軍は約13,000余人
(陸軍第七師団約11,000人+海兵隊約2,000人)としています。
Id: #e20010823102209  (reply, thread)
Date: Thu Aug 23 10:22:09 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010823013553
Name: いなば
Subject: その辺については

加藤朗さんにまとまったお話をしていただく機会をつくろうかと思っています。

勇ましいことをいう奴はたいがい素人(シビリアン!)で、防衛関係者とか制服の連中はもっとさめてるんだよね。
Id: #e20010823013553  (reply, thread)
Date: Thu Aug 23 01:35:53 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010823004512
Name: 崎山伸夫
Subject: Information Warfare

モノホンの軍事関係者が Information Warfareということを盛んにいっていて、 それはもはや国家対国家だけではなくて国家対個人をも確実に視野にいれ、 ある意味アイアンマウンテン報告的極北(って現物はまだ読んでない)に あちこちの国家が足を踏み入れようとしている今、 ああも素朴にっていうのもナカナカ。 サイバー犯罪条約(案)という形で、 いま各国が、これまで擁護してきたはずの各種の市民的権利について、 ごっそりウッチャリくらわそうとしている構図というのもまた、 こういう文脈で語れそうな気がしますね。

....ところで、 「すぐれた戦争思考家ポール・ヴィリリオ」というのをみて、 「知の欺瞞」にこの人の章があったなぁ、とかいう思い出し方をしました。


Id: #e20010823004512  (reply, thread)
Date: Thu Aug 23 00:45:12 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010823001600
Name: くろき げん
Subject: レナード・リュイン著『アイアンマウンテン報告』

どういうタイプの「(藁」な話であるかわかり易いようにリンクしておくかな:復刊リクエスト投票


Id: #e20010823001657  (reply, thread)
Date: Thu Aug 23 00:16:57 2001
Name: やまがた
Subject: 念のため
(藁
と書いておこう。

Id: #e20010823001600  (reply, thread)
Date: Thu Aug 23 00:16:00 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010822222841
Name: やまがた
Subject: 軍事力の万能性を信じないとは
いまどきかたはらいたいですぞ、いなば大人。アイアンマウンテン報告を読んでいないのがばればれですな。
戦争と軍事こそ文明と人類の基盤なのはもう定説です。

Id: #e20010822222841  (reply, thread)
Date: Wed Aug 22 22:28:41 2001
Name: いなば
Subject: 理科教育メーリングリストの天羽さん

 谷沢永一を知らなかったあたりでもう後戻り不能でしたが、井沢元彦支持といいすでに「逝ってよし!」状態ですな。つっこみどころ満載。
 「クラウゼヴィッツによれば」だって。うぷぷぷ。(ろくに読んでもいないことが明白。)「単なるリアリスト」だって。ぎゃははは。(軍事外交ネタで「リアリスト」と自己申告する素人は十中八九、軍事力の政治外交的な万能性を過信するただのバカだ。今の日本に砲艦外交ができると思うか現実問題として?)
 みんなもっと突っついて笑いものにしてね。
Id: #e20010821125916  (reply, thread)
Date: Tue Aug 21 12:59:16 2001
Name: おおまめうだ
Subject: 似而非教育答申

現在の理科教科書は愛国心を育成することのできない自虐的教科書である。 よって、以下のような改善を申告する。
Id: #e20010816030632  (reply, thread)
Date: Thu Aug 16 03:06:32 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010815211507
Name: 崎山伸夫
Subject: フランス語はわからないんで

CNNのレポート とか。 MSNBC記事とか。

CNNは、はっきりと天皇制とのからみを書いてますね。 日本のマスコミは「天皇の戦争責任」問題と直結するからってことで書かないけど。


Id: #e20010815211507  (reply, thread)
Date: Wed Aug 15 21:15:07 2001
Name: 時田
Subject: ル・モンドなどの靖国報道

http://www.liberation.com/quotidien/semaine/20010810venf.html
http://www.lemonde.fr/article/0,5987,3216--214043-,00.html
Id: #e20010810030638  (reply, thread)
Date: Fri Aug 10 03:06:38 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010808225200
Name: 崎山伸夫
Subject: そういや

この黒木さんの発言のあと、 反応がないのは単に読んでないのだろうか>あもうさん


Id: #e20010808225200  (reply, thread)
Date: Wed Aug 08 22:52:00 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010806040928
URL: samaki@ipc.kit.ac.jp
Name: 左巻健男
Subject: 有馬さんを理科教育MLで話題に
 左巻健男です。
 ぼくがメインで話題にしてしまったのかも知れないけれど、
どうも弁解が透けていて潔さを感じないんだよね、有馬さん
に。

 理科教育MLはWEBからも見られます。
 http://rika.ed.ynu.ac.jp/
 20001.8月を見てください。

Id: #e20010806111122  (reply, thread)
Date: Mon Aug 06 11:11:22 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010804173225
Name: Stromdorf
Subject: 帰納法のこと

>全然共感できません。

 あ、#e20010727192237 の書き込みがあるのを見落としていました。それは確かに尤もな話で、正則性公理の勘違いと並べても、質的に比べるべくもありませんね。私の指摘したようなことは、分かっていても単に言葉遣いのクセ程度のものととるのが普通であり、mistakeどころかerrorとすらみなすべきものではないでしょう。もちろん私も、著者にそのことで質問するなどというようなヤボなことをするつもりは全くありません。(もし著者に指摘しようものなら、逆に、うるさい事を言うな、もっと本質的な質問をしろ、と叱られるでしょう。)


Id: #e20010806040928  (reply, thread)
Date: Mon Aug 06 04:09:28 2001
In-Reply-To: e0011.html#e20010724211558
Name: 崎山伸夫
Subject: 「論座」9月号

「論座」9月号が新指導要領がらみ?の特集(「論座」ってこのネタ多いですね)。有馬朗人氏が「理数の時間を減らしすぎ」として改善案をだしてます (まだ斜め読みなので評価は保留)。とりあえずおしらせまで。


Id: #e20010804220735  (reply, thread)
Date: Sat Aug 04 22:07:35 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010802110331
Name: 鴨 浩靖
Subject: 基礎の公理の独立性

矛盾を防くために基礎の公理を導入すると勘違いしている人が多いということは、 AF (Axiom of Foundation, 基礎の公理) のZF- (ZF-AF)からの独立性が、AC (Axiom of Choice, 選択公理)のZFからの独立性と比べて、知られていないということなんですかね。前者のほうが簡単なのに。
Id: #e20010804215701  (reply, thread)
Date: Sat Aug 04 21:57:01 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010804213718
Name: 鴨 浩靖
Subject: ありゃ

ありゃ。Subjectに Re: を入れるのを忘れたので、自分で自分に呼びかけているような、変な記事になってしまった。
Id: #e20010804213718  (reply, thread)
Date: Sat Aug 04 21:37:18 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010804175453
Name: 鴨 浩靖
Subject: 鴨さんへ

『複雑性の科学』のどこにペンローズのたわ言を真に受けた記述があるかは、その本が手許に戻ってきてからちゃんと書きます。しばらくお待ちください。

もともと、騙されたことを批判する意図はないので、「どこがどう駄目なのか」は、あまり深いことは書けませんが。「ね、騙されているでしょ」で、科学者も騙される時には騙されることを例証するには、十分ですよね。

基礎の公理についてのトンチンカンについては、記憶をもとに書いていて、具体的な人名と書名をあげるのに必要な検索の時間が、今、とれませんので、勘弁してください。単純な間違いであることを論証のほうは、OKですよね。

あと、弁明を。私の一般的な文章傾向についてはともかくとして、今回の件に関しては、「厳しい言い方をしたい」のではありません。科学者も騙される時は騙されることを例証したかったのであって、騙されたことを批判する意図はありませんので。 (それが「厳しい言い方」に読めてしまうのは、文章力の問題として反省しますが。)


Id: #e20010804175453  (reply, thread)
Date: Sat Aug 04 17:54:53 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010727185457
Name: くろき げん
Subject: 鴨さんへ

ああ、鴨さん、厳しい言い方をしたいならばできるだけどこがどう駄目なのかを引用込みでわかり易く説明して欲しいのだ。鴨さんはそうする習慣があまりないので誤解される恐れがあると思います。個人的に非常に迷惑だと思っているので、今後は気を付けて下さい。

もちろん、たまに典拠を書くのを忘れたり、引用をさぼったりするのは可です。あまりにも厳密にやると堅苦しくなり過ぎてしまいます。でも、典拠を示さなかったり、該当個所を引用せずに、厳しい口調で批判することを習慣にされてしまうと困ります。

例えば、今回の件では『複雑さを科学する』を書いた時点での米沢富美子のどこにどう問題があったかを引用込みでわかり易く説明する努力をするべきだったと思います。あと、「……なんて書いていることがあります」という言い方で済ませるのではなく、典拠を明らかにして、該当個所を引用した上で議論をすすめるべきでした。


Id: #e20010804173225  (reply, thread)
Date: Sat Aug 04 17:32:25 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010802110331
Name: くろき げん
Subject: 気にすべきときに気にすれば良いことだと思う

Stromdorf さんは「命題がnまで証明されたと仮定する」という書き方が気になっているようですが、そういうことは気にすべきときに気にすれば良いだけなので、全然共感できません。


Id: #e20010804172544  (reply, thread)
Date: Sat Aug 04 17:25:44 2001
Name: くろき げん
Subject: <教科「社会科」における公共性教育>論関係文献

<教科「社会科」における公共性教育>論関係文献」の「メモ」の項目をざっと眺めるだけでも結構楽しめます。


Id: #e20010802184723  (reply, thread)
Date: Thu Aug 02 18:47:23 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010802110331
Name: 鴨 浩靖
Subject: 数学的帰納法

きっと、推論規則
 P[0]  P[1]  P[2]  …
───────────
    ∀x P[x]
が入っているのでしょう :-)
Id: #e20010802110331  (reply, thread)
Date: Thu Aug 02 11:03:31 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010730214054
Name: Stromdorf
Subject: 正則性公理とラッセルparadox

 しばらくぶりに発言します。

 私も「正則性公理でラッセル・パラドクスが防げる」と書いた数学専門書を読んだことがあります。その著者だけの不注意かなと思ったのですが、結構一般的に錯覚されていることなんですね。

 似たような「数理論理学」的な錯覚の例として、数学的帰納法を使うときに「命題がnまで証明されたと仮定する」という書き方をしている数学の専門書があって気になっています。もし文字どおりこのように推論してしまうと、「├P(0),├P(1),├P(2),…」が言えるだけであって、これと「├∀nP(n)」との間には如何に深い溝があるかについては、ゲーデルの証明を読んだ人は思い知らされるはずなんですが・・・・。やはり「nまで正しいと仮定」して欲しいです。


Id: #e20010731195345  (reply, thread)
Date: Tue Jul 31 19:53:45 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010730131723
Name: 鴨 浩靖
Subject: 基礎の公理

Kunenの教科書では、Chapter III The well-founded sets (pp.94--109) で、一章まるまる使って基礎の公理について論じています。基礎の公理なしでも、「任意の群に対して、それと同型な整礎な群が存在する」が言えるので、群論をコーディングするのに整礎な集合だけ考えれば十分。といったことが、たいていの数学的対象についていえるので、基礎の公理を入れておくと話が簡単になって嬉しい。ということも、そこに書いてあります。

他に嬉しいことというと、選択公理なしで基数を定義するScottのトリックと呼ばれる方法が、基礎の公理を使っていますね。


Id: #e20010731120905  (reply, thread)
Date: Tue Jul 31 12:09:05 2001
Name: おおまめうだ
Subject: とりあえず、誤解を解くと

私の言っているのは「2進数=電卓」じゃなくて、 「電卓を使うからπ=3でいい」への苦情です。以上。
Id: #e20010731111435  (reply, thread)
Date: Tue Jul 31 11:14:35 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010730214054
Name:
Subject: 基礎の公理=正則性公理

「基礎の公理」って「正則性公理」のことだったんですか。( なんで基礎だ?)
「分出公理」や「置換公理」をまとめたものかと勘違いしました。(名前すら憶えてなかった)
それに「内包公理」なんて名前があることさえ知らなかった!
「正則性公理」が何の役に立つのか知らなかったけど、
「ベクトル空間に基底が存在」と「選択公理」の同値証明に使うとはねー。
「選択 ⇒ 基底」に出てきた記憶はないし、逆の証明はやってないから試して見なくては。
でも、「正則性公理」を「ラッセルパラドックス回避」と勘違いするのは分かる。
なにしろ「ラッセルパラドックス」の前提に直接かかわってると見えるから、
たった今も「正則性公理」で回避できると錯覚しかかったくらいです。
Id: #e20010730230145  (reply, thread)
Date: Mon Jul 30 23:01:45 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010730132242
Name: 崎山伸夫
Subject: 算術と身体性?

2進数=電卓みたいなのはちょっと心外で、 2進数なら片手で31まで数えられるのだ、両手なら1023 (でもまぁ、ぱっと見て判断できるのは片手の範囲ぐらいか)。 薬指と小指を独立に動かすのは訓練されないとつらいということで まとめると片手でちょうど15まで。

それで覚えちゃうと生活に不便すぎる (だけじゃなくて、あらゆるテキストブックやら学術論文やらが 2進や16進の表記をしてくれないと、結局勉強にも不便)ので現実的でない、 という気はするけど、 ただ、数学的能力という意味で支障はあるのかなぁ、という 素朴な疑問がわいたのでした。 加減乗除で出てくる「パターン」が激減するのがどう影響するか、 というのがあるけど。


Id: #e20010730214054  (reply, thread)
Date: Mon Jul 30 21:40:54 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010730131723
Name: 志村立矢
Subject: Re: 基礎の公理?

> 「基礎の公理」ってのは「任意の集合を定義できる」という
> (明示されてない)公理を限定するために導入されたんじゃないんですか?
> つまり、公理を減らしたんだと思ってました。

これはツェルメロによる「分出公理」(集合の部分は集合)やその拡張であるフ レンケルによる「置換公理」(写像による集合の像は集合)の役割でして、これ らは上で(明示されてない)公理と書いてある「内包公理」の制限になっていま す。

「基礎の公理」がラッセルパラドックスの回避のためのものであるというのは、 タイプ理論によるラッセルパラドックスの回避との混同によるものでしょう。

知り合いが外国人の研究者に聞いたところによるとこの誤解は日本だけのもの らしく、その出所がどこなのかもだいたい見当はついています。 この誤りがどのような経路で伝搬してきたのかを調べるのは、結構面白いこと ではないかと思うのですが、誰かやる人はいないでしょうかね。

「基礎の公理」がかかわってくる話の一つに、「すべてのベクトル空間に基底 が存在する」ことと「選択公理」が同値になるという定理があります。現在知 られている証明には「基礎の公理」が本質的な部分で用いられているため、普 通の数学者には容認し難い部分があるのではないかと思うのですが、この結果 について触れている文章でそのあたりのことを書いてあるものがほとんどない ことが意外です。


Id: #e20010730190726  (reply, thread)
Date: Mon Jul 30 19:07:26 2001
Name: おおまめうだ
Subject: 電卓使用

電卓ばかり使っていると、キーの打ち間違いで変な答が出ても 気が付かなくなる。(それはうちの学生だ。) というわけで、電卓があろうがなかろうが計能力は必要だ。
Id: #e20010730132242  (reply, thread)
Date: Mon Jul 30 13:22:42 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010730124454
Name: ブタネコ
Subject: 2-5 複合進法

地球にすむ2本手五本指の環境破壊怪獣の方言は、2-5 複合進法ですね。
身体に密接な方言を、全部電卓に置き換えてよいやら。
Id: #e20010730131723  (reply, thread)
Date: Mon Jul 30 13:17:23 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010727201657
Name:
Subject: 基礎の公理?

「基礎の公理」ってのは「任意の集合を定義できる」という
(明示されてない)公理を限定するために導入されたんじゃないんですか?
つまり、公理を減らしたんだと思ってました。
それはさておき、たわ言を言ったペンローズ本人には何と言ってあげるんでしょうか?
(僕は科学者でないので、信念, 願望が理性を上回った人はそっとしときますが)
Id: #e20010730124454  (reply, thread)
Date: Mon Jul 30 12:44:54 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010729032854
Name: 新井
Subject: 2進数

人間はパターン認識と表引きで計算してるようなので、いわゆる2進数表記にすると
計算の精度と速度が落ちるのではないでしょうか。8進数などは、特に問題ない
ような気もしますけど、16進数はテーブルが膨らむので少し扱いにくそうですね。

Id: #e20010729032854  (reply, thread)
Date: Sun Jul 29 03:28:54 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010729024457
Name: 崎山伸夫
Subject: ふと思ったんですが

生活との結び付きをとりあえず忘れるとして、 桁数はたくさん、でも全部2進数ね、という単純化 をすると何がおきるんだろう? もちろん、本気でそうしたらいいという話ではないですが。


Id: #e20010729024457  (reply, thread)
Date: Sun Jul 29 02:44:57 2001
Name: くろき げん
Subject: 「新学習指導要領実施中止に賛成な理由」に追記しました

新学習指導要領実施中止に賛成な理由」の「算数:円周率が3になってしまう?」に追記しました。

推奨文献教育の節も見て下さい。


Id: #e20010728024406  (reply, thread)
Date: Sat Jul 28 02:44:06 2001
In-Reply-To: e0011.html#e20010720032147
Name: 崎山伸夫
Subject: 石原直轄領があったとさ

都立盲・ろう・養護学校における採択審議(あえて産経) (これに対しての よびかけ その1その2)。

石原知事が、「東京で何が何でも扶桑社を入れろ」と教育長に檄を飛ばしたとか

(まだこれは裏とれてないのだろうけど)といった、 行政の長の一線を越えた言動については、たとえ事実確認ができても 産経は報道しないでしょうね。

でもって、「都立盲・ろう・養護学校」の場合、とくに、 人権のなんたるかを全く誤解させ否定的に理解させようとする 扶桑社教科書をイチオシにするというのは、 その生徒が客観的に「弱者」であることを考えれば それ自体が生徒達に対する人権侵害とさえもいえるんじゃなかろうか。


Id: #e20010727201657  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 20:16:57 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010727192237
Name: 鴨 浩靖
Subject: 同一視ではなく、より弱い例で十分と言っているのだが

意外な反応。むしろ、「誰にでも間違いはあるんだから見逃がせ」と言っていると非難されると思っていました。

「遺伝子オン」の村上和雄とペンローズのたわ言に騙された米沢富美子とを同一視してはいけないというのはそのとおりで、私も同一視してはいません。「科学的方法」なる汎用的な方法の有効性を否定する実例としては、ペンローズのたわ言に騙された米沢富美子でも十分と言っているだけです。

ちなみに、「遺伝子オン」の村上和雄と「文系の科学を間違って理解したまま科学批判を書き飛ばすバカ」も同一視してはまずいでしょ。「遺伝子オン」は科学批判ではないのだから。

蛇足:現在の米沢富美子がペンローズのたわ言にどのような態度を取っているかを私は知らないので、現在の米沢富美子さんにどのような態度を取るべきかは、判断材料を持ちません。基礎の公理についてトンチンカンを書いた数学者には、私が書いたような「常識的判断」を添えて「間違ってますよ」と言ってあげれば良いだけです。


Id: #e20010727192237  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 19:22:37 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010727185457
Name: くろき げん
Subject: 本質的な誤りと単なる error もしくは mistake は区別するべきだと思う

個別の知識がない人 (科学者を含む) がちょっと知ったかぶりをしたせいで生じてしまう程度の誤りとちょっと前に紹介した「遺伝子オン」の村上和雄のような事例は区別すべきだと思うんですね。

そして、前者の誰でもしてしまう可能性がある類の誤りにはあまり厳しくあたってはいけないと思うんですね (もちろんその悪影響が大き過ぎる場合は例外)。

鴨さんの言い方だとその辺が曖昧過ぎて、ちょっとした誤りにも厳しくあたる人とみなされる可能性が高いので注意した方が良いと思う。


Id: #e20010727185457  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 18:54:57 2001
In-Reply-To: e0011.html#e20010721190406
Name: 鴨 浩靖
Subject: 騙される科学者

ペンローズのたわ言に騙された物理学者(例:『複雑さを科学する』を書いた時点での米沢富美子)を見るだけで、「科学的方法」なる汎用的な方法の有効性には十分に疑問を持てると思うんですけどね。

別な例、相当な業績をあげた数学者でも、「基礎の公理はRussellの逆理を防ぐために導入された」なんて書いていることがあります。これだって、常識を働かせれば嘘だとすぐわかることです。公理を増やして定理が減ることはありえません。したがって、公理の追加で矛盾を防ぐことなんて、できるはずがありません。でも、数理論理学の知識がないと、その方向に常識を働かせるべきということがわからないのでしょう。

個別知識がないと、単純な嘘に簡単に騙されてしまうことは、科学者も例外ではないということです。そして、ほとんどの科学者は専門分野以外のほとんどの分野について十分な個別知識を持ちません。


Id: #e20010727014909  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 01:49:09 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010727013752
Name: くろき げん
Subject: 了解しました

「無神経さに大迷惑」と書いてあることからわかるように「意図的にそうした」などとは考えてません。その点は安心して下さい。とにかく次回からは気を付けて頂ければそれで結構です。


Id: #e20010727013752  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 01:37:52 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010726223903
URL: rna@cyber.email.ne.jp
Name: なんばりょうすけ
Subject: 申し訳ありませんが
結果的にご迷惑がかかったのは申し訳なく思いますが、決してけし
かけたつもりはありません。

> あと黒木氏の悪口いいたけりゃ黒木板で正々堂々とやってね。

これは「どうせできないクセに」と「陰口たたく暇あったらまとも
に議論しろ」の意味を含むイヤミです。文脈からそうとれると思う
のですが。。。
意図的に「けしかけた」と、とられるのは心外です。

Id: #e20010727004820  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 00:48:20 2001
Name: くろき げん
Subject: 「ゆとりの教育」批判は「馬鹿保守」がやっているのか?

予備掲示板2の方に短いやつを出そうと思いましたが、長くなってしまいました。もったいないのでこちらに出します。 (比ヤングさんは反応したいなら予備掲示板2の方でして下さい。他の人がこの記事の比ヤングさんがらみの部分に反応する場合も予備掲示板2の方でして下さい。それとは無関係の建設的な議論はここで続けましょう。)

72 名前:比ヤング 投稿日: 2001/07/26(木) 16:56
黒木玄氏は新学習指導要領実施中止を主張しています。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/newcurriculum.html

ですので、宮台氏の例の
>この番組を見て、馬鹿保守はせいぜいガックリしなよ(笑)。
を掲示板に転載しておきました。

(ここの72より)

宮台の文章の転載先

「ゆとりの教育」や新学習指導要領を批判している人たちがみな「馬鹿保守」であるわけではありません。「ゆとりの教育」批判をひっくるめて「馬鹿保守」とみなすのは完全に誤りです。宮台は本物の馬鹿保守ばかりを相手にしていて目が見えなくなったのか?

保守であろうが左翼であろうが馬鹿はたくさんいるし、まともな人であってもそういう馬鹿たちと名を連らねざるを得ない場合があります。馬鹿と名を連られねているからと言って、その人が必ずしも馬鹿とは限らないのだ。そういう場合は自分と名を連らねている馬鹿がトンデモない悪さをしないように十分注意を払う必要がある。「ゆとりの教育」批判はまさにそういう状況だと思う。

そして、別の一方では、低脳な偏見に基いて、すぐに「馬鹿保守」だの「馬鹿左翼」だとか言い出す人たちがいる。そのような言い方が適切な場合も確かにあるでしょうが、「ゆとりの教育」批判をひっくるめて「馬鹿保守」とみなすのは偏見そのものだ。もしもそういう迷惑な発言を繰り返す人物が大した影響力を持たなければそんなに害はないのですが、国家権力の側に立ってそのような態度を取る輩はやはり有害だと思う。

寺脇研なんかがスポークスマンになって文部科学省が強力に押し進めている「ゆとりの教育」政策に協力している宮台真司はまさに現在の国の政策の側に立って発言しているわけです。宮台は批判する側に立ったときは十分に優秀だと思うのですが、国家権力の側に立った場合はどうなのか? あのような態度を取り続けるとすれば、残念ながら有害な人物とみなさざるを得ない。

「ゆとりの教育」の推進は文部科学省の基本的な方針になっているので、誰も批判しなければそのまま実行され続けます。文部科学省の側は批判をかわすことさえできればその方針を続行できるわけです。

しかし、本当はそれではおかしいんですね。文部科学省側は説明責任を果たす必要がある。文部科学省の側に立つ人は、文部科学省に対する批判の揚げ足取りに終始せずに、文部科学省が実際に何を実行して来たか、現在の状況、これから何を実行しようとしているかを嘘偽りなくわかり易く説明し、それでうまく行く証拠を示さなければいけません。ところがそこに宮台みたいな輩が出て来て、「ゆとりの教育」を批判しているのは「馬鹿保守」だというイメージを広めまくられてしまうと迷惑なのだ。しかも、宮台は揚げ足取りや罵倒がうまいですから、そんなことになったらあきらかに有害です。

宮台の有害な側面の話はこれくらいにして、私の立場を簡単に説明しましょう。

私の立場を一言で言えば、「高校あたりまでは生徒にもっと親切に大事なことを教えるべきだ。いいかげんなやり方で放り出してはいけない」です。

福岡県立城南高等学校の「ドリカムプラン」の事例はまさに「生徒をいいかげんなやり方で放り出さなかったおかげで成功した」という事例の一つです。

だから、「ドリカムプラン」のような親切なやり方には大賛成なんですね。何を勉強するかの選択を生徒に放り投げるのではなく、何をどう選択すれば良いかについて各人が考える手続きを学校の側で準備してあげるというやり方は非常に良いことだと思います。

しかし、それに対して、現実に日本全国で進行している「ゆとりの教育」政策はどうでしょうか? 私には、それが生徒をいいかげんなやり方で放り出す政策に見えて仕方ないのです。

私が社会的に最も貢献できるのは数学に関わることでしょうから、小学校算数などの新学習指導要領を実際に読んでみました。そして、私はそのずさんさに驚くことになる。まさに、いいかげんなものを押し付けておいて、あとは放り出すというやつの典型例。時間がなくて十分に書き足りてないのですが、気付いたことを「新学習指導要領実施中止に賛成な理由」で簡単に説明しておきました。この方面に関しては次の本がわかり易いです:

あとこれは私自身はそれほど貢献できない分野なのですが、「いいかげんなやり方で放り出すこと」が我々の社会を活性化するために必要な平等性を損うという問題も無視してはいけないと思います。この点に関しては最近出た次が必読だと思う:

さらに、「ゆとりの教育」批判に関して気軽に読める本としては次がおすすめです:

この本は現在結構売れているみたいです。

まあ、以上のようなことを真剣に考えている私のところに比ヤングとかいう馬鹿は土足で上がり込んで来たわけですよ。比ヤングさんには自分がふざけた態度を取ったことを全面的に謝罪した上で猛反省してもらいたいですね。

P.S. 苅谷剛彦の『階層化日本と教育危機』の簡単な紹介を稲葉さんが「インタラクティヴ読書ノート・別館」 (2001年7月23日) でしています。稲葉さんの「しかしこの両者は矛盾、対立するものなのだろうか?」という疑問は私も同感だし、もっと一般的になるべき視点だと思う。


Id: #e20010726223903  (reply, thread)
Date: Thu Jul 26 22:39:03 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010726220633
Name: くろき げん
Subject: しかし迷惑な輩をけしかけられたものよのお

比ヤングとかいうどこの何者かさっぱりわからない輩によればバカ丸出しでソーカルを権威的に使ってるバカで東浩紀よりも器が小さいらしい黒木です。この比ヤングという輩は数分おきにリロードしているよ。

しかし、なんばりょうすけさんもどうしようもない輩をけしかけてくれたもんですねえ。「正々堂々と、本人に直接批判せよ」という Subject がついている理由はなんばさんが「あと黒木氏の悪口いいたけりゃ黒木板で正々堂々とやってね」 (ここの57) とけしかけたからなんですね。

その無神経さに大迷惑ですよ。ぱっと見た瞬間にどーしよーもない輩だとわかるような人が知らないところで悪口を言っている状況とそういう輩に直接からまれるのではどちらが迷惑でしょうか? もう二度と馬鹿をけしかけるのは止めて欲しい。

次にお礼。ミックフォーリー@コミッショナーさん、ここの65番の発言で気を使って頂いたようですね。「もちろん皮肉」と陽に書かなければいけないところにミックフォーリー@コミッショナーさんの苦労が感じられました。素早く対応して頂けたので本当に助かりました。どうもありがとうございます。

比ヤングさんは「いいかげん傷つきましたよ」と言ってますが、山形さんは本当に親切な対応の仕方をしていると思います。比ヤングさんのような態度を取る輩は通常こんなに親切に相手をしてもらえません。山形さんには感謝すべきだと思います。


Id: #e20010726220633  (reply, thread)
Date: Thu Jul 26 22:06:33 2001
Name: くろき げん
Subject: 引っ越しのお願い

まずはお願いから。

比ヤングさんおよびその相手をしたい方は「予備掲示板2」に移動して下さい。比ヤングさんは「予備掲示板2」以外の場所に書き込まないようにして下さい。

比ヤングさん数分おきにリロードしているようですが何を興奮しているんだか。

続きはこちら


Id: #e20010726203700  (reply, thread)
Date: Thu Jul 26 20:37:00 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010726194359
URL: http://www2.diary.ne.jp/user/98096/
Name: 比ヤング
Subject: いいかげん傷つきましたよ
>でも伝搬の過程でことばの意味はぜんぜん変わってきている、という話をしているのです。だから
>「脱構築」ということばを使ってあるくらいで舞い上がりなさんな、ということです。

その論法、そのまま「浅田彰がクラインの壺と呼んだもの」に対しても
使えるんですけど。クラインの壺がちがうくらいで舞い上がりなさんな。

それと、浅田の壺と東の壺は形がちがったりしてるんですけどね。
円錐の頂点と底面を細いカテーテルみたいなものでつないだものです。
『存在論的、郵便的』p.240

Id: #e20010726201837  (reply, thread)
Date: Thu Jul 26 20:18:37 2001
In-Reply-To: e0012.html#e20010726200627
URL: http://www2.diary.ne.jp/user/98096/
Name: 比ヤング
Subject: 読者は知ったかぶりだから
あのね、東の論文の主語はいつも「私たちは」なの。

くどい人にくどいと言われて傷ついたのでよその掲示板で書いたことを載せますね。


あんまりかわいそうだから指摘しなかったけどさ、 

>さらになぜデリダがあそこでのまな板に上がっていないかというと……それは「『知』の欺瞞」の最初の方に書いてあるので読んでください。 

これね、デリダは科学そのものに関心を示していないのであげつらうところが 
ないんですよ、という話なんですよ。だから哀れにも「……」で 
言葉を濁すしかない。それと、 

>ちなみに「脱構築」ということばは、デリダも使ってはいますが、 

これは「脱構築」という言葉自体、デリダが使いだしたという 
竹田青嗣がわかりやすく書いた入門書にも書いてある基本中の 
基本を知っていれば、言えないですよね。 

まあ、東の本で「壺」だけは確かめたんでしょうね、山形さんは。 

Id: #e20010726200627  (reply, thread)
Date: Thu Jul 26 20:06:27 2001
In-Reply-To: e0011.html#e20010726184848
Name: 読者
Subject: ずれすぎ>比ヤング

話しがずれすぎています。

その点においては東もソーカルらを評価していますが何か?

>このような誤った知識に基づいた世界観は、一般に深刻な悪影響を与える。
>したがって、私たちはすみやかにその影響から抜け出さねばならない。

この「私たち」に東は入っていないだろ。
論点を拡散させるのは悪い癖だよ。


Id: #e20010726194359  (reply, thread)
Date: Thu Jul 26 19:43:59 2001
In-Reply-To: e0011.html#e20010726184848
Name: やまがた
Subject: くどい。
>このふたつの文で解決されますが?

ぜんぜん解決されていないんですが。

>>そういうヨイショに対して科学的な批判をすることは、そのナルシズムに冷や水を浴びせるにあたっても
>>とても有効です。逆に、それをせずにナルシズム批判をするのは、とってもむずかしゅうございます。 
>
> その点においては東もソーカルらを評価していますが何か?

結構なことです。が、東は、日本的ポストモダニズムに対してソーカル的な科学的批判を行うのは
効果が低いと言っていますね。そんなことはない、とぼくは言っているわけですし、それ以外にどんな
方法があるのよ、と思うわけです。

>> 「きわめて重要」というのはデリダのことではありません。 
>
>デリダがソーカルの批判をしていることも知っています。ですが、
>アメリカの通俗ポストモダン業界というのは完全にデリダの影響下にあるというのが常識と
>されているのでは?

でも伝搬の過程でことばの意味はぜんぜん変わってきている、という話をしているのです。だから
「脱構築」ということばを使ってあるくらいで舞い上がりなさんな、ということです。

> いや、もうカテーテルみたいな、原型をとどめていないものに変えているわけでしょ?
> つまり東は「浅田彰がクラインの壺と呼んだもの」について語っているだけで、
> もとのクラインの壺がどうこう、はどうでもいいし、あの本を面白いと思えるだけの
> まともな読み方をしている人は、そんなことはまったく気になりません。

なんでそこでカテーテルが出てくるのか理解に苦しみますが。
まず東は浅田のたとえ話に対してマジックメモだなんだといろいろ足して喜んでいますね。したがって、
まちがった比喩をとりあえず引用して自分はその再生産に荷担しない、という態度とは
ちがって、むしろそのまちがいをさらに上塗りするまねをしています。それは笑われても
しかたないでしょ。それを気にするしないは、読む人の勝手です。

>>「そもそも東浩紀なんか単にジャーナリスティックに消費されてるだけで、だれも東の
>>言うことなんかマジに受け取ってないんだから
>
>そうです。まったくそのとおり。それほどまでに言論の力は落ちている。
>その原因を辿ると、どうしてもバブルの時のナルシシズムに行き着かざるを得ないということです。

東はそうは言っていません。さらにぼくが書いた上の引用部分は、ただの嫌味です。


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