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黒木のなんでも掲示板2 (0004)

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Id: #b19981116141015  (reply, thread)
Date: Mon Nov 16 14:10:15 1998
Name: ブタネコ
Subject: またも黒木さんの大切な書き込みへの真に細かすぎる補足

まず黒木さんは、(  )の中でいわく、
これは Brylinsky-柏原、Beilinson-Bernstein の仕事。特に、柏原は D 加群の理論の建設者であり、すごいのだ。

ってことで、3年間ツンドクだった、
D加群と代数群  谷崎 堀田  シュプリンガー  
を引っぱりだす。人に対して、『取りあえず買って、そばにおいてパラパラめくってみ』るっきゃないのでは??なんて言っておきながら、パラパラめくってみもしなかったバカは誰だろう?
でも、こんな本を、気合いを入れて読んでたら、ブタネコがデブネコくらいにしぼんでいたろーしな〜。
そうですね、P1からp12の『はじめに』だけを、生協で立ち読みして、時代の流れを感じるとか。黒木さんの1行が12ページになると思って、家庭教師の1回分をエイッと捨ててしまうとか。
このページの中にも旗多様体という言葉が出てくる。そんで、パラパラめくってみる気をなくしたのかな?僕が最初に旗多様体という言葉に出会ったのは、秋月滝沢の射影幾何で、大磯の駅のプラットホームで雨が降ってたと思うけどそれを読んでいると後から変な老人が、君はそれを読めてんのって聴く。あとでその老人を平塚の杏雲堂病院で見かけた。呼びだしのオバサンが秋月さん、秋月さんて言っていた。
あと、今刊行中の岩波講座でも、柏原さん自身の『代数解析と表現論』が予告されてる。うーむ、今のままだと、これも最初の概観だけ眺めてツンドクか。あの、雨のプラットホームから30年近く、何をやってたのだろう。そうだ、そのときの杏雲堂には木谷九段が入院してたのだ、今では看病してた礼子さんまで他界してしまい、小林さんとの間のお孫さんが活躍してるしな〜。

黒木さんは、(  )の中でまたいわく、
本当は、古典的なスタイルの複素線形常微分方程式の理論と現代的な D 加群の理論 の間を繋げる少し易し目の本を紹介できれば嬉しいのだが、
複素線形常微分方程式の理論を書いたのって、読んでないけど、渋谷さんの紀伊国屋が77年で、岩波講座基礎数学の木村さんの薄いのが、78年で、上のは80年代の成果だからな〜。
そんでも、木村の最後にn=2はダルブーとある。ダルブーの曲面論だけはあちこちパラパラと読んできたな〜。多様体という砂場には、加群になっている遊具がいくつもあるが、(GodbillonのGeometrie differetielle et Mecanique analytiqueの書き出しはこれもmodule あれもmoduleでブルバキっぽい感じ)僕が遊べるのって、いつまでも基本的なのだけだな〜。
ダルブーれべると、堀田さんの朝倉の本の最後の章レベルで、ちょっと繋がった気分になれるガイダンスを誰かが『数学のたのしみ』に書くとか、黒木さんがWeb上に作っちゃうとか。
Id: #b19981116133635  (reply, thread)
Date: Mon Nov 16 13:36:35 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981115185111
Name: 牧野

時田さん、
マスコミ情報ではブリクモンではなく杉本さんという宇宙物理学者が、クリスティーバ でなく中沢さんという人の書いたオバカナことを取り上げ、それで中沢さんは東大の先 生になりそこねたって言われてますね。
えー、杉本の不肖の弟子の牧野でございます。

前にもちょっと書きましたが、問題の教授会の前に杉本が中沢氏の著書のいく つかを読んでいたのは確かです(私も内容について意見を聞かれたし)。で、 杉本の発言がある程度の役割をはたしたということも(本人から直接には聞い ていないのですが、朝日ジャーナルや東大教養学部報などにのったいくつかの 文章、特に小出さんの書いたもの等から想像する限り)確かなようです。

が、中沢事件に関する限り、社会科学系の教室の内部でのゴタゴタが出てきた という面もあるようで(「著書の内容が科学的でない」といった批判はむしろ 社会科学教室のなかからでてきたということに西部さんが書いた本ではなって います)、単純に理系対文系のバトルというような見方をするのはどうかと思 います。

そのような複雑な構造を持つということを含めて、現在の Science Wars と呼ばれているものと極めて良く似ているとは思います。


Id: #b19981115214132  (reply, thread)
Date: Sun Nov 15 21:41:32 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981115145846
Name: くろき げん
Subject: 加群

さらに、「加群」について補足。大雑把に言って、加群とは、ベクトル空間の一般化なのだ。どこが一般化されているかというと、ベクトル空間でのスカラー倍の作用の部分が、もっと複雑なオペレーターの作用まで許す点です。 (実際に加群はもっと一般的な概念なのだ。正確な定義は数学の本を見て下さい。) 加群の理論は線形代数の素直な一般化になっている。

n×n 行列 A のジョルダン標準形の情報は、 A が作用する n 次元のベクトル空間とそこに A の多項式の作用を考えたものの組 (これは多項式環の作用を持つ加群になる) の中に全部含まれている。行列 A を単独で考えるのではなく、 A の多項式(これも行列)の全体を合わせて考えた方が話が易しくなるのだ。 (実はこれによって、有限生成アーベル群の分類の理論と行列の分類理論であるジョルダン標準形の理論が統一される。)

群 G の表現は G の作用を持つ加群です。対称性のあるところに群があり、さらにそれが量子力学と合わさると、自然に群の表現論が必要になるということを知っている人は多いはず。その群の表現論も加群の話なのだ。

線形微分方程式も実は加群と思うことができる。ただし、その加群は線形微分オペレーター全体の集合 D の作用を持つ加群になるのだ。例えば、オペレーター P ∈ D に関する Pu = 0 という微分方程式の代わりに、 u から生成される左 D 加群 M = Du を考える。 (集合として M = Du = { Lu | L ∈ D } である。ただし、 u を具体的な函数とは考えずに、 Pu = 0 を満たしている単なる不定元であると考える。)

こうやって、ジョルダン標準形の話も加群なんだ、群の表現も加群なんだ、線形微分方程式も加群なんだ、…、とにかくなんでも加群なんだ、という風に考えることの利点は一見無関係に見える様々な分野が交錯し易くなることなんだと思う。もちろん、加群に特有の強力な道具であるホモロジー代数が使えることも重要な点です。 (これらの利点が最もうまく使われたのは、表現論における Kazhdan-Lusztig 予想が D 加群の理論を用いて解かれたこと。これは Brylinsky-柏原、Beilinson-Bernstein の仕事。特に、柏原は D 加群の理論の建設者であり、すごいのだ。)

ここから先のもっと詳しいことを知りたい人は、堀田良之著『加群十話』(朝倉書店)を買って、関係のある話を拾い読みしてください。

(本当は、古典的なスタイルの複素線形常微分方程式の理論と現代的な D 加群の理論の間を繋げる少し易し目の本を紹介できれば嬉しいのだが、そういう本ってあったかな?)


Id: #b19981115185111  (reply, thread)
Date: Sun Nov 15 18:51:11 1998
Name: 時田 節
Subject: 左巻さんと野家さんのやりとりは?

左巻さんと野家さんのやりとりは、今回はこれで一応終わりなんですかね?
まあ、人事や予算がらみの、表面は理系対文系のワーはともかくバトルなら、日本にもあったのでは?
マスコミ情報ではブリクモンではなく杉本さんという宇宙物理学者が、クリスティーバでなく中沢さんという人の書いたオバカナことを取り上げ、それで中沢さんは東大の先生になりそこねたって言われてますね。で、それがホントかウソか知らないけど、そのマスコミ情報は主として文系の本を読んでる普通の知識層には、理系対文系のバトルなどとは思われず、ひさびさに東大の権威を高めた?かもしれないけど、チベットって言葉に何かを感じるような人には理系(偏差値身分社会の勝利者)対文系(善なる人、もののわかった人)のバトルで、またも理系の不当な勝利みたいに解釈されたかも。

野家さんが、左巻さんの指摘に、『「物理をやった」というのはいささか誇大広 告でした。ここは「物理の入口をのぞいた」ぐらいが適切な表現でしょうか。この点は謹んで訂正させていただきます。』って部分を見ても、これはまあ儀礼的あいさつみたいな部分ですが、左巻派は全然納得しないでしょうね。
まず、そうとう深い数学や物理の理解の上に立った科学哲学を構築していただかなきゃ困ることともあるけど、左巻さんの投書の背景には、誇大広告にカチンと来たというより、日常の理科教師としての実践のなかで、若い理科教師に理科そのもの(特に実験やフィールド)を知らず、暗記勉強で庸劣な科学論だけをかじってるのが増えていることのへの危機感があるから。
これは左巻さんが年を取って、古代ローマの賢者もいましめた『昔ぼめ』を始めたからではなく、旧師範学校の大学の入試を含む制度や教官の資質の中に、そうした教育しかできない欠陥があること。そうした学校が中学の理科の免許を独占するような姑息なことが世間の知らない間になされていることなどがあるからです。
おおざっぱにいえば、哲学業界の一部の科学史業界あたりの一部が『と』の字化傾向を見せ、中学教育あたりに、このましくない影響(紙屑試験対策ばかりの授業)が出てるんだから、哲学業界の大御所様はもっとしっかりなさって下さいませというか。

野家さんの返書には『科学技術の「市民的コントロール」が焦眉の課題となって いる現在、科学の「専門家支配」を打破し、専門家と素人が率直に議論しあえる場を 形成すること』が強調されています。
左巻さんはダイオキシン本を書いたり、住民運動内部の宗教家をオチョクッタリ、科学技術の「市民的コントロール」の為にけっこう頑張っている人ですが、「市民的コントロール」に一番重要なのは、市民の基礎的な理科の学力なんです。F=m aが実感できて、このぐらいのスラブ地震が女川にきたら、パイプの接合部分には応力の集中があって・・・という議論が出来る。
F=m aを理解するための力学台車の実験を中学でも高校でもやらず、紙屑問題集ばかりやってるような疑似理科教育は、学生の考える力を奪い、まともな哲学書のを読む学生の数も減らすでしょう。

『外国語を縦にしていろんな言説をまとめればいい、というラクな商売』云々については、野家さんのローティの訳からは、ある種のアメリカの知識人のもつ人徳のようなのが伝わってくるけど、今度の雑誌の訳ではソーカルさんはそうした人間じゃないみたいで、気の毒な感じ。

Id: #b19981115145846  (reply, thread)
Date: Sun Nov 15 14:58:46 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981114162534
Name: くろき げん
Subject: 「裏」に貴重な情報が…

ブタネコさんによる補足は、「細かすぎる」なんて謙遜しちゃっていますが、独立に読む価値がありますね。リンクしたついでに、さらにそれに対する真に細かすぎる補足を述べておきます。

うちの数学教室には Galois' Dream は入っています。ここを見ている内部の学生の方は探してみて下さい。

堀田良之著の『加群十話』は仙台数学セミナー(正式名称はこれで正しい?)に話を聴きに来た一女高(正式名称はなんでしたっけ?)の女の子が読んでいるという話を聞いたことがあるのだ。そして、その年に話を聴き来た20名程(だったと思う)の高校生の中で、その本を読んでいたのはその子だけだったと思う。もっと読まれて良い本だと思うな。高校の図書室あたりで購入して欲しい数学の本のひとつですね。

『加群十話』は、予備知識をあまり仮定せずに、表現論の考え方をわかり易く解説しています。加群(module)という単純な概念でもって、ジョルダン標準形の理論、群の表現論、線形微分方程式論、などなどを統一的に扱うことができるのだ。実際に、『加群十話』は加群がどれだけ役に立つ概念であるかを、数学的にかなり具体的に示しています。この本は代数学入門として非常に優れた本だと思います。


Id: #b19981114162534  (reply, thread)
Date: Sat Nov 14 16:25:34 1998
Name: ブタネコ
Subject: 黒木さんの大切な書き込みへの細かすぎる補足

下の黒木さんの大切な書き込みへの細かすぎる補足を、予備ボードに書いた。御難続きの黒木さんの、大切な書き込みを薄めてはいけないのと、ガロアの夢のよさは黒板へのおばQの登場で、予備ボードは黒板なのだ。
Id: #b19981114140137  (reply, thread)
Date: Sat Nov 14 14:01:37 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981114022844
Name: くろき げん
Subject: 久賀道郎著『ガロアの夢――群論と微分方程式』(日本評論社)

そうそう、僕が常に絶賛し、学生にもすすめてきた本を紹介するのを忘れていました。1968年に出版されたロングセラーです。

久賀道郎著、『ガロアの夢――群論と微分方程式』、日本評論社、1968年

この本は、面白おかしく、しかも、数学的にテクニカルな部分の本質をわかり易く説明しています。そして、難しい話をすることからも逃げていない。さらに、この本には図がたくさん含まれており、そのどれもが、親しみ易く、読者をほっとさせる雰囲気を持っていて、しかも、数学的な本質を理解するために役に立つように描かれている。こういう本はそう簡単に書けるもんじゃありません。

内容は、第0週、第1週、…、第19週、第∞週、第∞+1週の22の節に分かれており、第15週までの部分は被覆のガロア理論の解説に費されています。16週以降は確定特異点型の線形微分方程式論について書かれています。『ガロアの夢』は最終的には相当に難しい話まで解説されているのですが、読み始めるために必要な予備知識は最少に抑えられています。

ところで、ガロア理論と言えば、体のガロア理論を指すことが多く、体のガロア理論は完全に代数の話であり、初学者に説明するには抽象的過ぎてイメージが湧き難いという欠点を持っています。しかし、その幾何バージョンである被覆のガロア理論は、まさに「見えるガロア理論」であり、イメージが非常に湧き易い。そして、それだけではなく、その見えるガロア理論は、確定特異点型の線形微分方程式論と表裏一体であり、様々な数学が交錯する場としての役目も果たしている。 (この方面の数学は、現在ではD加群の理論(日本発の大理論)として大発展している。)

ガロアの仕事がその後どのように解釈されているか、その一端を垣間見てみたいと思い、ガロア理論の本をちょっと覗いてみたら抽象的過ぎて全然親しみが湧かなかったのであきらめたという人には、こちらの『ガロアの夢』がおすすめです。あと、様々な数学の分野がどのように交錯しているかを見てみたいという人にもおすすめですね。 (さらに、代数解析入門という役目も果たしているかな。)


Id: #b19981114135728  (reply, thread)
Date: Sat Nov 14 13:57:28 1998
Name: ブタネコ
Subject: ゲーデル本

森山さんいわく
やはり「門前の小僧、習わぬ経を読む」作戦しかないか(^_^;)。
あつかましいブタネコは、徒然草から『能をつかんとする人、いまだ堅固かたほなるより上手の中にまじる』べきを教訓としてます。
おどろくべきことに、伊勢田さんの
http://www.wam.umd.edu/~tetsuji/links.html#friendsJP のちょっと先に徒然草の全文データベースあり。
ゲーデルについての質問に、とりあえずどんな文献がupされるか注目してます。
すでに質問前に、竹内さんのが推薦され、吉永とペンローズは警戒せよでしたか??
前原さんの『数学基礎論入門』朝倉基礎数学シリーズってどうなんだろう。20年前に買って、ちゃんとは読めてないけど。
それと、岩波講座ソフトウェア講座で佐藤桜井のプログラミングの基礎かなにかを眺めてたとき、こんなのを実際に機械で遊びながら前原さんを読めてたらな〜と思ったのが、これまた何年前だろう。
あるいは超大衆路線で、#friendsJPのさきには講談社現代新書881『うそとパラドックス』なんて、怪人21面相に触発??された本だってラッセルのパラドックスに排中率の制限不要くらい書いてある。
Id: #b19981114022844  (reply, thread)
Date: Sat Nov 14 02:28:44 1998
Name: 森山和道
Subject: 僕は下戸です。

現代思想のあの号は買ってない森山です。

>数学の本
やはり「門前の小僧、習わぬ経を読む」作戦しかないか(^_^;)。
まじめな話、これしかなさそうですね。
「たのしみ」は、毎号パラパラめくって棚に戻してます(爆)。

Id: #b19981113204313  (reply, thread)
Date: Fri Nov 13 20:43:13 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981111070004
Name: 古堂
Subject: 数学の本かぁ

たとえば、森山さんが読むべき本、あるいは森山さんのための数学本の読み方というなら、私も時田さんと同様に『取りあえず買って、そばにおいてパラパラめくってみ』てと言うのです。
しかし、森山さんの書評の読者が、数学も案外面白そうと思いつつ、数学のひとたちがどんなこと考えてなにやっているのか知りたい時に読む本というなら、話は違ってくるかもしれませんね。

私なんかは、廃人でして、日に日に落ちる集中力を感じつつ、生きているうちに、愚痴を垂れておこうという気分。最近の数学書からの推薦などできゃしない。
ともあれ、岩波科学の本の復刊もあったことだから、書評してくれると売上貢献するかなぁ。
そういえば、雨宮一郎『微積分への道』って、今どうなってるんでしょうね。あれが、私の理想の一部なんだがなあ。今、どうやったら手にはいるかなあ。神田の古本屋とかには出回っているのだろうか。(遠い目)


Id: #b19981113134155  (reply, thread)
Date: Fri Nov 13 13:41:55 1998
Name: 時田 節
Subject: 野家さん

もう少し、このボードに初登場の、若い野家ファンからの左巻さんへの反発があるかと期待したけど、年配の方の冷静な議論だけですね〜?
野家さんは才人で、**哲学のワイルドカードの**には科学や言語を入れて店の看板としてるけど、たとえば'93年の岩波講座現代思想の第1巻で、これは編集委員全員の顔見せ興行なんだけど、言語は丸山圭三郎、科学は佐々木力で、野家さんは歴史哲学をさらさらと書き上げている。
そして彼のセンスなら、言語哲学とクロスする数学の一部や科学哲学とクロスする物理の一部を、30代にであれ、40代にであれ凡庸なMやDの学生とは違った深さで勉強しちゃうんじゃない。そりゃ、山本義隆とか小嶋泉ってレベルはともかく。
まー、左巻さんの指摘も当然で、岩波講座でも現代の物理学13で田崎さんはブリクモンを何回も参考文献にあげ、数理科学'97-4がそのジュニア版なのかな?それで青土社の編集がそうしたプロと、野家さんらを会わせて、現代物理の全体像や、そのなかでのソーカルやブリクモンの物理での仕事をどう捉えているか、今回の対談者はアマ有段者として、一般読者に科学そのものの啓蒙もできる人か、そんな企画をすればいいが、そんなことあの出版社に期待できるかな?

とまれ、僕もこの下らない対談を含む雑誌を買いませんでした、高速立ち読みだけの雑感だけど、村上さんの『世界』での駄文と同じブツクサから始まって、野家さんはそれに調子を合わせてるうちに、何らの知的生産もないまま対談は終っちゃう。何か木戸内大臣か誰かにぶそーなのが、世界情勢を上奏し、昭和天皇はアーソーアーソーって言ってるうちに戦争が終っちゃったみたい。そんでWarなんすか??3時のお茶の時間を犠牲に立ち読みされたら、天皇や内大臣にお茶を運んだ女官の気分になれるかも。(昭和天皇は相模湾の生物にお詳しいけど。)
ほんと、読者がバカにされてるのか、出版社がコケにされてるのか知らないけど、カレーの広告で有名な昔美人だったピアニストを思いだしちゃう。在京オケの定演ではちゃんと弾くのに、ドサ回りの公演では手抜きというか。

今回の対談と岩波講座での『歴史哲学』にも、切り結び得た部分がなかった訳じゃない。講座では「歴史的事実」とそれを語ることが切り離せないという主張を、W.フォークナーやトーマス・マンをも含む博引旁証で野家さんは散りばめる。これはブリクモンの相関主義批判で、事実と理論を峻別する立場と、歴史や科学の店構えを超えてブッツケあえば、面白い議論になりそうだが、「オラが商売大切」の村上ニヤニヤおじ様がじゃましちゃっている。

野家さんは、御自分の哲学ファンが、こんな出来映えの雑誌の読者中心で満足できるんですかね〜?
ブリクモンの明晰さに共感する人達と意味のある対話をされた方がよいのに。
あの雑誌の読者というと、偏見の塊のブタネコがついつい思い浮かべてしまうのは、オタクそのもの、粗悪な翻訳で鍛えられた鎖国根性、下部構造から社会総体を把握できない視野狭窄などだが、そうした読者に対しても真に優れた哲学教師として登場することに、今回の野家さんは失敗しちゃっている。
Id: #b19981112192730  (reply, thread)
Date: Thu Nov 12 19:27:30 1998
Name: 大豆生田
Subject: ニュートンのパラダイムとアインシュタインのパラダイム

掲示板1の方の話題でしたが、あっちが混雑しているのでこちらへ待避。 東海大学出版会の『物理学古典論文叢書4 相対論』なんか読んでいると、 特殊相対性理論が出た当初の物理学者の意識としては、 ニュートンの理論対アインシュタインの理論ではなくて、 Lorentz-Einsteinの理論対Abrahamの理論だったのではないかと感じます。 (当時はどっちの理論が実験結果を説明するかというのが話題になっていたらしい。) 結局、Abrahamの理論は廃れてしまうのですが、そうすると 「プトレマイオスのパラダイムとコペルニクスのパラダイムあるいは 燃焼に関するフロギストン説と酸素説といった例と比べて、 ニュートンのパラダイム対アインシュタインのパラダイムという 問題設定は不適切では?」と感じるのですが、 このあたり科学哲学で議論されているのだろうか?
Id: #b19981112140742  (reply, thread)
Date: Thu Nov 12 14:07:42 1998
Name: 時田 節
Subject: 森山さま

『』に森山さんの文を入れて、変な文をブタネコの責任で作文しちゃうと、
『数学の人たちがどんなことを考えて、なにやっているのか分かるような本』っていうのは、『『20世紀の数学』』のように、『店頭でめくったんだけど「俺には難しすぎてよめん」と判断』せざるを得ないレベルになりがち。でもそこを踏ん張って、『取りあえず買って、そばにおいてパラパラめくってみ』るっきゃないのでは??
で、日評ものだと志賀さんが一人の数学者に一冊をあててインタビューしたの(特に青本さんとの)とか、隔月誌で早くも9号にまでなった「たのしみ」とかも、話し手や書き手の努力にもかかわらず、やっぱり『取りあえず買って、そばにおいてパラパラめくってみ』る候補かも。
最後に「なんでも」とはいえ、あまり個人のプライバシーを書いてもいけないけど、日評の数学の亀井出版部長が新橋の酒房いそむらにあらわれるところを狙って、こんなに沢山買ったのに、まださとりがひらけないと言えば、ほんものの酒を一杯ご馳走してもらえるかも。
Id: #b19981112123531  (reply, thread)
Date: Thu Nov 12 12:35:31 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981111103627
Name: 大豆生田
Subject: 円周率は3

その話、なんか本で読んだような気がします。 (困ったことにどの本で読んだかは思い出せないのですが。) 「聖書によると円周率は3である」ということで、 学校でもそう教えるように法律改正をしようとしたが、 議会で否決されたというような話でした。 内容から分かるように科学的創造論がらみの話です。
Id: #b19981112102054  (reply, thread)
Date: Thu Nov 12 10:20:54 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981112032524
Name: 小波
Subject: 議論を引っ越しませんか?

野家・村上対談に関する私の話題ですが、 なんでも掲示板 に発信源の左巻さんが登場されたので、そちらに引っ越すことにしましょう。
あっちは、ペンローズへの評価やらなんやで少々ごったがえしているのだけどねえ
Id: #b19981112032524  (reply, thread)
Date: Thu Nov 12 03:25:24 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981111115301
Name: 伊勢田哲治
Subject: 野家さんの発言

小波さんへ、

『現代思想』11月号は見ていませんが(半径300マイル以内に『現代思想』を売ってる店のないところに住んでるもので)、多分左巻さんの引用する野家さんの発言(素朴実在論者でなくては基礎研究なんて金にならないことやってられるか、という趣旨)の真意は全然別のところにあるのだと思います。ここで対比されてるのは、「自分は世界の構造について探求してるんだ」という自己認識(素朴実在論)と「自分のやってることは世界の構造と何の関係もなく、相手を説得し交渉を有利に運ぶ材料を集めているのだ」という自己認識(社会構成主義)との差です。もし後者の自己認識に立つなら、科学者なんか廃業してビジネスの世界に入って商売でも始めた方がよほど合理的だしお金にもなる(科学哲学や科学史に転業するのはお金にはならないのでむしろ不合理だと思いますが)。でもそれをせず科学者という商売を続けるのは、やっぱり何か前者よりの自己認識があるからじゃないのかな、というのが論点だと思います。つまり、左巻さんの解釈するように「金にもならないことを延々とやってオバカさん」という響きを読みとるのはほとんど曲解で、むしろ、社会構成主義をとるとそういうまずしい科学者理解しかできない、したがって社会構成主義にはなにかおかしいところがある、という趣旨なのではないでしょうか(短い引用からここまで補うのはちょっとやりすぎかも知れませんが)。

ただ、そういう素朴実在論対相対主義みたいな単細胞な切り方で、相対主義じゃないから素朴実在論、という議論の持っていき方もけっこう科学者を馬鹿にした話ではありますが、それはまた別の問題だと思います。あと、野家さんの「わたしも物理をやった」云々は確かに不穏当な発言で、そこまで弁護する気はないです。


Id: #b19981111115301  (reply, thread)
Date: Wed Nov 11 11:53:01 1998
Name: 小波
Subject: 科学者なんてつまらん商売だと

理科教育 ML で、左巻さんが 『現代思想』誌11月号の野家・村上対談に関するコメントを書いています。 引用されたものを見ると、現場の科学者や大学院生はえらくコケにされたもんだ という気がしますね。ううむ。
Id: #b19981111105535  (reply, thread)
Date: Wed Nov 11 10:55:35 1998
Name: 高川朋和
Subject: ニューエイジと新説

ニュ−エイジを自覚している人と新説を区別する必要はないんでしょうか?
シェルドレイクやボームとカプラ等を一緒にするにはちょっと抵抗があります。
勿論彼らの主張に納得出来る訳ではありませんが、現時点で分らないものという範疇も欲しい気がしています。

哲学でのベルグソンやホワイトヘッドも傍流でしょうが論争なしで否定されないような扱いも一部では必要ではないかと思えます。
論争の対象とならないことに問題があるのでしょうね。しかし彼らを引用しているものは信用出来ないことには一票を投じます。

Id: #b19981111103627  (reply, thread)
Date: Wed Nov 11 10:36:27 1998
Name: 伊勢田哲治
Subject: 円周率の値は3?

どうも。ちょっと質問です。

アメリカのある州で、「円周率の値は3である」という判決が下ったとい う話を何カ所か別のソースで目にしたのですが、どなたかこれがデマか 事実かご存じの方いらっしゃいませんか?なんでもあるタイヤのメーカー が自分の会社の製品が正確に円形であるという主張を擁護するためにこの 議論を持ち出して、認められたとか。

できすぎた話だし、デマだとは思うのだけど、もしかしたらアメリカ人なら それくらいのことはやるかも知れないという気もしないでないあたりが アメリカという国の恐いところというか。

伊勢田哲治


Id: #b19981111070004  (reply, thread)
Date: Wed Nov 11 07:00:04 1998
Name: 森山和道
Subject: 数学の本

黒木さん、どうもです。
『20世紀の数学』かあ。あれ、仰るとおりで、店頭でめくったんだけど「俺には難しすぎてよめん」と判断して買わなかったんですよね。実際に読むかどうかは別として、取りあえず買って、そばにおいてパラパラめくってみようかなあ。
数学の人たちがどんなことを考えて、なにやっているのか分かるような本が欲しいもんですが。

Id: #b19981111012720  (reply, thread)
Date: Wed Nov 11 01:27:20 1998
Name: あ伊藤
Subject: ニューエイジ

ボストン近郊で発行されている日本語の情報誌にJ Magazineというのが あるのですが,それを読んでいたら,ボストンで最近ニューエイジの人 たちの大会があったらしいです.その中の講演で,「バットを持った 男の子の霊が来ています.この中で思いあたる方は?」と講演者が言う と,客席で数人の女性が立ちあがったそうな.そりゃ単なる詐欺では.

ニューエイジって昔のムーブメントかと思ってたら,いまだに健在なのね.


Id: #b19981111012000  (reply, thread)
Date: Wed Nov 11 01:20:00 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981110150831
Name: あ伊藤
Subject: Re: 外気功

手をかざして相手の体温を上げるくらいなら私にもできます.何てったって, 私の手からは目には見えない特殊な電磁波が出てるからね(笑).

ところで,外気功に限らず,温熱療法とか低周波治療とか鍼とか灸のような 物理療法って,原理的に二重盲試験が難しいんじゃないかと思うのだけど, どうやって効果を検証してるんですかね.


Id: #b19981110194239  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 19:42:39 1998
In-Reply-To: a0027.html#a19981110183013
Name: くろき げん
Subject: 「1」の方のログが壊れたのだ

「1」の方のログの下の方が壊れていましたので、直しておきましたが、失われた部分があります。せっかく書いて下さった方に申しわけないです。壊れ方は後の方が 0x00 でがーっと埋め尽くされているというパターンです (壊れた結果)。理由は不明なのですが、ひとまず、 HUP, INT, KILL, TERM の signal を BBS.cgi が無視するように設定しておきました。対応の仕方はこれで良いのだろうか? よくわかりません。あと、過去10日分のログのバックアップを毎日取ることにしました。

ええと、どなたか「1」の記録がキャッシュに残っていたら、それを私宛にメールで送って頂けませんか?


Id: #b19981110193545  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 19:35:45 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981110105109
Name: 小波
Subject: 要素還元てどういう操作?

 熱力学と統計力学を考えよう。熱力学は現象論であって、目の前にある物質の巨視的な物理量の 間の関係を記述する。統計力学は熱力学的な議論を分子論の立場で確認し直していく。この両者に おけるエントロピーの意義の違いというのは、決定的だ。
だから確かに熱力学の諸概念は統計力学の立場で要素に還元されるといえる。たとえば圧力が分子の 力学によって記述されること、これはまさしくそう。

ところで熱力学だって物理理論であって要素還元的な側面があるはずだ。どこに?
物質の状態がさまざまの熱力学的変数によって記述されることが、この場合、 要素への還元ということなのかな?巨視的な性質に関する知見を得るために、温度や 圧力といった量で記述するということが、要素に還元しているということなのだろうか?

そう考えてみると、要素に還元するというのがどういうことを意味するのかは、 案外あいまいなのだな。量的な記述に持ち込んで議論するということを差すか、 より基礎的な概念から高次の概念を組み立てることを差すのか。


Id: #b19981110150831  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 15:08:31 1998
Name: 八木 猛
Subject: 外気功

11月10日毎日新聞3面囲み記事より

手のひらを患部に
「外気功」「痛みを緩和」科学的に確認
−体表温度2度上昇
−血流増加が9割も
−東京女子医大教授ら

中国の伝統的な健康法のうち、手のひらを患部にかざす「外気功」が関節痛などの患者の血流量を増やし痛みを和らげることを、東京女子医大の阿岸哲三教授(腎臓外科)らが確認した。民間療法の効果を科学的に実証したことになる。10日から広島市で開かれる日本臨床外科学会で発表する。

腎不全で人工透析をしている患者には、透析の副作用で足の血行障害や関節痛を訴える人が多い。「外気功により気分が良くなった」と話す患者がいたため、阿岸教授らは外気功の効果を確認しようと、下肢閉塞性動脈硬化症、関節痛などの患者69人に対し計151回の外気功を行った。患者は血流不足により痛みが出て歩くのに不自由な50代以上の人がほとんどだった。

気功師が診察室で患者の頭部と下肢に手のひらを10分から30分間かざし、その間にサーモグラフィーでひざからつま先まで片足5カ所ずつの表面温度と、超音波ドップラー法で足首の血流量などを測定した。 その結果外気功前と後で比べると、足の表面温度が2度以上上がったり、血流が増加したケースは約9割あった。さらに問診で痛みや足の冷えが改善したと答えたのはほとんど全員だった。【吉川 学】

ってことですが、「なんでも2」の話題とタイミングよすぎ。僕は外気功は、プラシーボってやつですか、信じるか信じないかでずいぶんと結果が変わると思っているのですが、この記事だけだと対照群の試験が行われたとは思えないのでちょっと不満。


Id: #b19981110150514  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 15:05:14 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981106010819
Name: くろき げん
Subject: Re: 日本評論社の数学の本

森山さんへ。すぐに返事が書けず申し訳ないなとちょっとだけ思っていたのですが、森山さんがここに登場した途端に、飛んで火に入る夏の虫てな感じで、鴨さんやみほさんに質問攻撃されてしまいましたね。笑いながら見ておりました。

ええっと、数学の本って結構たくさん出ているんですよね。でも、残念ながら、内容的には難しいものが多くて、一般向けと言えるような本は少ない。あと、私自身の感覚はもう完全にずれてしまっているので、一般向けの良い本が出ていても私にはそれが見えてない場合が多いのだ。感覚が一般人からずれていることは同じですが、時田さんの方が一般向けの数学の良い本について詳しいんじゃないかな? (私も今後はもう少し注意してみます。)

先月に買った本では笠原乾吉・杉浦光夫編『20世紀の数学』(日本評論社、4500円、1998年9月30日)は結構面白いと思いました。内容的は今世紀の数学の面白いところを各分野の専門家に頼んで解説してもらったものをまとめたものです。でも、これは相当に難しい部類の本なんじゃないかな。大学の数学教師にとってはこういう本はありがたくて、今世紀の数学として価値あるものの中から題材を選んで、そのプロトタイプとみなせるおもちゃのような例を考えて、それを演習の時間に利用するというのが典型的な使い方だと思います。 (大学の数学教師は数学の本を積極的に買って、売上に貢献しないと駄目です。)

あと、前にも紹介しましたが、竹内外史著『新版ゲーデル』(日本評論社、2400円、1998年9月10日)も手許にあります。今世紀の有名数理論理学者達の人間模様に興味がある人には面白い本だと思う。竹内外史の口の悪さが冴えています。

うまく本を紹介できないので申し訳ないですね。


Id: #b19981110143234  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 14:32:34 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981109201952
Name: くろき げん
Subject: Re: 第三・第四水準公開レビュー

狩野さんの20ptの日本語フォントには大変お世話になっています。改めてこことお礼を言うことに致します。 20pt のフォントはちょうど欲しい大きさなんですが、狩野さんが発表されるまでフリーなものでは無かったんですよね。本当に大助かりです。(Sony NEWS には付いてきていた。)

「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合(案)」の公開レビューのお知らせを見ようと思ったんですが、全ての文書が PDF ではないですか…。ううむ困ったな。

以前、テキストファイル上で数学の議論を長々としたことがあるんですが、テンソル積を意味する「○の中に×」という記号がなくて困った憶えがあるな。仕方ないので「*」で代用したのですが。どういう数学記号が増えるのか、ちょっと気になるなあ。


Id: #b19981110142024  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 14:20:24 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981110014428
Name: くろき げん
Subject: 自分で読んでいて、気になったんで補足

「真実を誠実に伝えようと努力すること」は「専門家の専門家としての倫理」の1つであることは間違いないと思うのですが、でも、ちょっと文体があれなんで、私が「専門家の専門家としての倫理」がなにものにも優先するというようなことを言っていると誤解されちゃうと困るのだ。そういうことは言ってないし、そうだと私は考えてないです。

それはそうだとしても、気になっていることは2つあります。先に述べたように、1つは科学畑や技術畑以外の専門家達がこの倫理をどれだけ真面目に考えているかです。悪しき伝言ゲームの結果をどれだけ修正しようとしているのか。

もう1つは専門家が真実を伝えようと努力しているときに、皆それにどれだけ真剣に耳を傾けようとしているかです。困ったことに、「非科学的である」という類の批判を潰すためのテクニックが安易に使われる傾向の増加のために、本当はもっと真剣に受け止めるべき意見まで安易に切り捨ててしまう人が目立つようになってきていると思う。

例えば、最近では、そのような場面は、「環境ホルモン」という用語の是非をめぐる論争などで見掛けられました。専門家としての意見を誠実に述べてようとしている科学者に対して、「非科学的であるという批判に問題があることを皆さん御存じでしょう」などと言ったあげく、全く耳を傾けようとしない人達がいるのです。「専門家の専門家としての倫理」が優先されるとは限らないのは当然ですが、話を聞こうともしないという態度はまずい。

どこかで何かがずれてしまっているような気がするのだ。こんなんで、我々の将来は本当に大丈夫なんか?


Id: #b19981110140820  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 14:08:20 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981110134329
Name: 竹内 元彦
Subject: 念のため

下のこんな翻訳というのは、この記事で紹介されている角川書店「ノストラダムス・メッセージ:1999年7月−21世紀篇」のことです。まぎらわしくて失礼。
Id: #b19981110134329  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 13:43:29 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981110121347
Name: 竹内 元彦
Subject: それですそれ。

大豆生田さん、ありがとうございます。ご紹介のHPより、例のシンポジウムのこと見つかりました。
日仏協力国際シンポジウム「科学・技術と精神世界」にて演武する。
この時行った「遠当て」により一気に気ブームが起こった。


それと、そのとき行った演武の内容、「遠当ては世界を救う」も。
海外の学者たちはまったく心を奪われたかのように机にしがみついて、そのシーンを見ていた。

僕も見てたけど、めっちゃめちゃわざとらしかったぞ。あれ。
書き忘れましたが、このシンポジウムの企画者も下に記したのと同じ人です。こんな翻訳もみつけ。

Id: #b19981110125825  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 12:58:25 1998
Name: 菊池
Subject: ニューサイエンス

うむう、参考文献が「パラダイムブック」(こいつはお手軽なやつだぜ(^^))と 「タオ」だけではありませんか。こいつはお手軽なレポートだじょ。
Id: #b19981110121347  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 12:13:47 1998
Name: 大豆生田
Subject: 総合政策学と新体道

調べてみたら 総合政策学の講義のページ が見つかりました。どうやらオムニバス形式の講義のようです。 下でリンクした学生は1997年秋学期の受講者 なので、どのような講義を受けたかは不明です。

おまけに新体道のページ。 ここは新体道:会報巻頭言96年8月号にドクター中松が出てくるので、 チェックが入っていたところ。


Id: #b19981110105109  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 10:51:09 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981110002335
Name: 田崎
Subject: 科学は要素還元主義だなんて誰が言った

小波さん、 まったくごもっとも。

正しい科学は、要素還元主義的な視点と、全体を大きく見る視点を両方持っていて、 両者をうまく絡み合わせながら、状況に応じて巧みに使い分けてきたはず。 化学反応論などにしても、熱力学をベースにした現象論的なアプローチは、 マクロな系には厳密にあてはまる。 このやり方だけでは、色々な定数が決まらないぞと思えば、分子論的な見方から アプローチする。

物理でも同様。 どんどんミクロにばらしていく事しか考えなかったのは、 一部の教条主義的な素粒子論の人たちだけだったのではないのかな。

「複雑系」とかのお馬鹿な売り文句で、「これまでの科学はみんな還元主義だったので これからは還元主義を越えましょう。」などと言ってるのを聞くと絶望感に襲われる。 科学者サイドがこのレベルじゃあ、科学の外の人が誤解するのも致し方ないのか。


Id: #b19981110070131  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 07:01:31 1998
Name: 森山和道
Subject: 書きたかったこと

ああ、あのとき書きたかったことは、本当はああいうことじゃなかったんです。
あれは番組屋なら誰でも思うことでしかないですから。
でもいまは僕の中でモチベーションがちょっと下がっているので。

あの番組は良いとっかかりだったと思うんですけど。
Id: #b19981110031757  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 03:17:57 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981110014428
Name: 竹内 元彦
Subject: ヘロヘロと

くろきさん、私は授業で「ああいうこと」を教わった一人です。専門外の幼稚な落書きで誠に恥ずかしいのですが、参考までに読み飛ばしてください。筑波にいたその昔、選択で取ってた竹本忠雄教授の授業でレポート書かされました。1985年頃のこと。古いことなのでテーマも書いたことも忘れましたが、講義はカプラの話がかなりの部分だったおぼろげな記憶。
その際、読むよう指示されたのが、1979年のコルドバ国際シンポジウムを紹介した「量子力学と意識の役割(監訳竹本忠雄・たま出版)」ジョゼフソン、カプラ、ボームらの発表が載ってます。読んだけどなんだかよく分かりませんでした(笑)。当時はこの出版社名の意味するところを知らず、最先端の現代物理学も東洋思想を参照せざるを得なくなったのか…と思いかけましたよ(大恥の告白)。
しかしこの本、「サイコキネシスに関する二、三の実験的明証」「物質と意識の相互作用に関する量子力学的試論(R.D.マトゥック)」などは、さすがに眉に唾つけまくり首かしげまくりでした。
ところで、数学も物理も全く知らない私ですが、ボームという人の用いる数々の比喩は単にイメージとして、読んでいて楽しかった思い出があります(告白2)。
この人は「と」の世界およびまともな世界ではどういう位置付けなのでしょうか。

この授業と前後して、大学講堂で開かれた同趣旨の国際シンポジウムも見に行きました。
「新体道」とやらの怪しげなデモには大笑い。数メートル離れた距離から術者が「ハッ!」と気合を入れると、受ける人は「ワッ!」と叫んでぶっ倒れるのです。これが「気」の力です、とかなんとか言って。
そして「気」の力で十人くらいを縦一列に磁石のようにつなげ、先頭の人が走るとコントロールされたみんなも否応なくつられてヘロヘロと舞台じゅう走り回る(イメージ伝わるだろうか)異様な光景を前に、これ物理学となんの関係があるんだろう…と自問してました。
しかし会場は世界中からきた参加者で大盛況でした。とにかく、「西欧の学が東洋思想にやっと出会った」というようなことが繰り返し語られてました。

…さてその2、3年後、ふと街角で見かけた三島由起夫「憂国忌」の貼り紙。主宰者の筆頭にはなつかしい竹本先生の名が。
これらのことってなんかつながってるのかしら。みなさん。オチになってるかな(汗)
Id: #b19981110014428  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 01:44:28 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981109220430
Name: くろき げん
Subject: Re: ニューサイエンスとパラダイム

東北大の物理学科に入学したのはニューサイエンスに人生を賭けるためであるという学生とか、物理学科の4年生になっても「相対性理論は間違っているや右回り反重力の早坂先生って偉いよな」とマジに言う奴を見たことがあるので、学生がああいうレポートを書いても驚きませんな。(大豆生田氏は私より色々知っているので、もっと驚かないと思う。)

問題はなぜああいうレポートが書かれてしまうかなんだよなあ。学生個人を責めても何の解決にもならない。どういう授業のレポートなんだろう。もしも、授業でああいうことを教えているとしたら、ちょっとひどいと思うな。それとも、授業とは関係無しに、学生が「自主的に」ああいうレポートを書いたのかしら。どちらの可能性も十分に考えられますね。

出発点においては一理も二理もある考え方が、末端に伝わる過程で滅茶苦茶になるという伝言ゲーム現象というのがあらゆる分野でよく見られることだと思います。科学畑には常にある一定の割合でそれを修正しようと努力する人達がいて、それは結構社会的に大事な役割を果たしていると思うのですが、それ以外の分野ではどうなんでしょうかね?

科学は社会的には信頼性が高い知識でなければいけないという要請があるので、それが、伝言ゲーム状態の修正活動を助けている面があると思います。しかし、そうじゃない分野ではそのような助けはないし、信頼性が重要視されなければ、とにかく広く宣伝した方が勝ちということもあって、むしろ悪しき伝言ゲーム状態が維持される向きに力が働いているように思えます。

本当は間違ったことを言っているとわかっているが、それを看過することによって、自分の分野の宣伝の助けになると感じたとき、その誘惑に負けずに、間違いを地道に修正しようとすることは、専門家の専門家としての倫理であると私は信じているのですが、この倫理はどこまで真面目に実行されているのでしょうかね?


Id: #b19981110002335  (reply, thread)
Date: Thu Nov 10 00:23:35 1998
Name: 小波秀雄
Subject: 要素還元主義のどこが悪いねん?

 近代科学は要素還元主義だから、ものごとを総体として、また直感的に把握できないなんていう大馬鹿ものが よくいるんだ。だけど、化学と化学物理で物質の世界を要素に還元しながら丁寧に勉強してきた俺にしてみれば、この世界の物質的 基礎というのは、いかなる自然愛好家よりも(俺も自然愛好家で、息子といつも沼や森を歩いているん だがね)瞬時にその大きな姿を理解できる。むしろ自分が自然科学をやってきた最大の恵みは、 深くこの自然の構造を掴むことができたということであると思う。それは物理の専門家でも同様の 感覚をもっているんじゃないかな?

 ようするに要素還元主義を批判するのは、かんちがいなのだ。批判されるべきは、因果の連鎖を 見ずに単純化しようという馬鹿な思考方法。蚊が発生して病気を媒介するから、蚊の根絶のために やぶを切り払って殺虫剤を撒くといった手法。これは沖縄を占領した連中が実際に やりまくったことだ。いかにもアメリカ的な、そういう行動を単細胞主義と呼んでいる。


Id: #b19981109220430  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 22:04:30 1998
Name: 大豆生田
Subject: ニューサイエンスとパラダイム

慶応大湘南藤沢キャンパスの学生の総合政策学でのレポートのようです。

現代科学におけるニューサイエンスとパラダイムシフト


Id: #b19981109214247  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 21:42:47 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981109213320
Name: 米澤 直記
Subject: 訂正

commnet -> comment
Id: #b19981109213320  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 21:33:20 1998
Name: 米澤 直記
Subject: 最近ソーカル化しているみほママは...

なんて、いかにもブタネコさんが言いそうなフレーズを思いついてしまった。

ブタネコ化したついでに、クルーグマン本について校正モード(山形さんはすでに把握しているかもしれないけど):

あと、「ハロウィーン文書I」でcommnet15へのリンクがおかしいです。具体的には#が抜けています。ファイルを「commnet15」で検索すればすぐに見つかります。(これは原文がそもそも間違っているから)
この文書については、あまり見つけるつもりはなかったのですが、たまたま見つけたものを黙っとくのもアレなんで。「下流サプライヤの共有化」のとこ「IBM は Apach と」(これは原文の間違いではない)。あと、「:-).」→「:-)。」か。だんだん自分がみじめになってきた;-)。

(こういうことをメイルにせずに、掲示板に書くというのはやっぱりエゴなんだろうな)


Id: #b19981109201952  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 20:19:52 1998
Name: 狩野宏樹
Subject: 第三・第四水準公開レビュー

私もちょっと関わったので、宣伝させてください。

JISの日本語文字集合を5000文字ほど増やして規格化しようという計画が 進められており、 規格原案の公開レビュー が始まりました。関心をお持ちの方は 誰でも意見を述べることができます。

私が見たところでは、数学用記号の追加案なんかいまいち、という 感があります。専門家の方々のご意見を頂いて、出来るだけ質の良い 物になれば、私のような素人も含め、規格を使うすべての人の利益になる ので、ぜひご参加ください。

ここをお読みの方には、黒木さんのX11フォント補完計画で拙作の漢字フォント Kappa20を知り、使っている方もいらっしゃると思うので、予告しておきます。 Kappa 20dot fontは必ず第三・第四水準に 対応いたします。首を長くしてお待ちください。


Id: #b19981109141502  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 14:15:02 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981109014337
Name: はまだとらひこ
Subject: 白黒印刷注意(Re:ハロウィーン文書)
家で白黒で印刷したら緑の部分が空白(涙)。Netscapeで「文字を黒」にしたら成功したが、
なんか良い対策は無いものか(日本語のは明朝体とゴシック体しかないし)。
でもオリジナルがMicrosoft Woerd97が吐いたHTMLを修正したものというのはパロディーか?

Id: #b19981109105134  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 10:51:34 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981109050119
Name: みほ
Subject: Re:クローズアップ現代

森山さん、すばやいコメントありがとうございます。

> 番組についてですか? それとも扱っていた素材そのものについて?

いえ、「森山さんがお書きになりたかったこと」について、です。 以前この話題を「どこですればいいかな」と投稿されてたので、 興味がわいたのです。 (で、それはもううかがえたわけですよね?)


Id: #b19981109050119  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 05:01:19 1998
Name: 森山和道
Subject: クローズアップ現代のはなしですね。

>みほさん

どうも(^_^)。

>あれからどこかにお書きになりました?

彦坂@広島大さんの掲示板には何か書いたかも。
でもほとんど書いてないと思います。
#URLは黒木リンクでよろしく(^_^;)。

「どんな感想を」って、
番組についてですか? それとも扱っていた素材そのものについて?

取りあえず番組そのものについてだと、

1)普通「あの程度」の提案だと、番組企画は通らない。
 (これについては異論あると思うんですけど、説明が面倒なので略。
  要するに、あくまでTV的に見た場合、「素材」としては若干弱い、ということです)
2)だから提案を通したPDだか記者だかは、よく頑張ったと思う。
  その点だけでも評価に値する。
  (もっとも、ひょっとしたら単に「枠」があったとか、そういうことかもしれないんですけど)
3)でも構成はなんだかイマイチ(あ、こういう表現使うと野尻さんに怒られそう(^_^;))。
4)その筋のMLでも叩かれていたらしいけど、つっこみが甘い。
  まあ、ここは「クローズアップ現代」という枠の問題でもあるから、
  今後に期待、かなあ。2度目があればだけど。
5)演出が妙にワイドショーチックだった。でもこれはおそらく仕方ないのかも。
  ひょっとすると、今のストーカーブームにのって提案を無理矢理通したのかもしれないから。

って感じです。

素材そのものについては、
いや、僕が改めて付け足して言えることは、あんまりないんじゃないかと。
っていうか、一言で言えるようなことじゃないですよね。
#じゃあ一言以上書け、っていうのはご勘弁を(^_^;)。

あの番組で扱っていた内容だけでも、
いろいろと言いたいことがあるにはあるんですけど…。

すいません、外しているかも。
Id: #b19981109014337  (reply, thread)
Date: Mon Nov 09 01:43:37 1998
In-Reply-To: a0026.html#a19981108204517
Name: くろき げん
Subject: Re: ハロウィーン文書

埋もれてしまいそうなので、表からこちらにお引っ越し。山形訳のハロウィーン文書

良い製品と良いサービスを売って儲けることに企業の価値があると思うんだけど、マイクロソフトはそれとは全く違うところで勝負しているからなあ。まあ、企業として汚ない戦略を取らざるを得ないということはあるかもしれないけど、それと同時に良い製品と良いサービスを売りに出してくれないことには大変困るのだ。マイクロソフトのせいで、全世界で末端のコンピューター管理者およびユーザーの労力がどれだけ無駄に費されていることか。ほとんど公害だよなあ。


Id: #b19981108231236  (reply, thread)
Date: Sun Nov 08 23:12:36 1998
URL: watanabe@tohoku.ac.jp
Name: わたなべ
Subject: アカハラ?
婚姻色で腹部に赤い筋が出ているウグイの事をアカハラと呼びますね。

Id: #b19981108135922  (reply, thread)
Date: Sun Nov 08 13:59:22 1998
Name: ブタネコ
Subject: 普通の高校生はかわいいな

昨日の朝、母親の納骨で鶴見の本山に。古いお堂で老師が経を読み、凛々しい修行僧の数名がこれに唱和し、儀式は宗教的畏怖感を持って始まったとおもいきや??
本山系列のK大付属高の大群が、見学で堂内の廊下を、パタリロ歩きで通りすぎ始めた。さすが仏教系の高校で、1/3くらいは小停止して手を合わせていく。これだけ沢山のかわいい高校生に合掌されると、ブタネコの母親のような悪女も成仏せざるを得ないだろうな。
中にはポリ袋をゴソガサやる馬鹿がいて、同級生からひっぱだかれると、施主のブタネコの方を見て、スンマセンと首をすくめる。すばやく『イェィ』とVサインを送り返してやったが、高校生の目には当方はどう映ったのか??
教室移動のさい校長室を覗きこむと、馬鹿が正座させらてて、それがなぜか中年ってふうに見えたのかな〜。
Id: #b19981108102027  (reply, thread)
Date: Sun Nov 08 10:20:27 1998
Name: もとはしみほ
Subject: アカハラ

あの、森山さんが以前ちらっと、キャンパス・セクハラを特集した 番組について触れてらっしゃいましたが、 あれからどこかにお書きになりました? わたしは見逃したのですが、森山さんがどんな感想を 持たれたのかということには興味があるもので。
Id: #b19981107224716  (reply, thread)
Date: Sat Nov 07 22:47:16 1998
In-Reply-To: b0004.html#b19981107012524
Name: 鴨 浩靖
Subject: Re: 吉永良正

同じブルーバックスから先に出た『数学・まだこんなことがわからない』と比べると、『ゲーデル・不完全性定理』は、同じ著者が書いたとは思えない雑な内容です。内容は雑だけど、素人を騙すに十分な文章力だけはあるんで、かえって始末に負えません。人間、慢心してはいかんなあという反面教師にはなります。
Id: #b19981107012524  (reply, thread)
Date: Sat Nov 07 01:25:24 1998
Name: 森山和道

あ、鴨さんだ。どうも(^_^)。
僕は最近はグータラしながらP3を見に行ったりして、結構幸せです。
#ダメ人間かも。いやマジで。教育関連は全く仕事してないし。

>森山さんの書評で、『「複雑系」とは何か』(吉永良正)を
>けなしていたのがあったでしょ。

むう、「けなしていた」としか覚えてないです。
いま読み直すと、どう読めるんだろう。
また違う読み方かもしれませんけど。

吉永良正氏については、その後いろいろ聞きましたし、
本もいくらか見かけました。
昔は講談社の人だったんでしたっけ?
でもあれ以外読んでないので、何とも言えないですねー。
Id: #b19981106233325  (reply, thread)
Date: Fri Nov 06 23:33:25 1998
In-Reply-To: #b19981106010819
Name: 鴨 浩靖
Subject: 吉永良正

森山さん、ごぶさたしています。

古い話ですみませんが、森山さんの書評で、『「複雑系」とは何か』(吉永良正)をけなしていたのがあったでしょ。「僕は、何が言いたいのか今一つ分かったようで分からない書き方から判断して、かなり若い研究者か、逆にお年を召した人が著者か、と思ってたんだけど。」とのことですけど、吉永良正って人は、昔はそこそこ良い仕事をする科学ジャーナリストだったんですよ。それが、売れるようになってから、仕事が荒れちゃって、ちゃんと取材したり専門家のチェックを受けたりせずに自分の頭の中だけで文章をでっちあげるようになっちゃったみたいなんです。今はもうダメです。

私の見たところ、ターニングポイントは『ゲーデル・不完全性定理』(講談社ブルーバックス)です。これは、肝心の不完全性の定義が間違っているお粗末な代物なんだけど、けっこう売れたみたいで、それで、間違った自信をつけちゃったんでしょうね。


Id: #b19981106010819  (reply, thread)
Date: Fri Nov 06 01:08:19 1998
Name: 森山和道
Subject: 日本評論社の数学の本

ずっと聞こうと思っていたんですが、
最近、日本評論社から数学の本がいっぱい出ていますよね。
僕は『これからの幾何学』ってやつしか読んでないんですが、
黒木さんからご覧になって、
なんか面白い本&良い本はありますか?
Id: #b19981105040349  (reply, thread)
Date: Thu Nov 05 04:03:49 1998
Name: 伊勢田哲治

おじゃましてます。掲示板三つもあるんですね。

黒木さん、どうも リンクしていただいてありがとうございます。ちなみに別のサーバーで 日記も やってます(英文ですが)。

最近この掲示板の存在に気づいて、まだ過去の掲示などあまり見ていませんが、 いろいろおもしろそうな話題がでていて、そのうち暇をみつけてじっくり 見てみようと思っています。

それでは。

伊勢田哲治


Id: #b19981103124356  (reply, thread)
Date: Thu Nov 03 12:43:56 1998
Reply-To: b0004.html#b19981031105332
Name: くろき げん
Subject: 選挙の話

八木さん、私のような浮世離れした数学屋にとっては、選挙に関する話をしてもらえると非常に助かります。特に、八木さんの場合は本当に様々な選挙の事情に詳しいので驚きです。遠慮せずに、蘊蓄を披露して下さい。 (私自身が八木さんに対して興味深い反応をできないのは申し訳ないですが。)


Id: #b19981103123129  (reply, thread)
Date: Thu Nov 03 12:31:29 1998
Reply-To: b0004.html#b19981102173253
Name: くろき げん
Subject: 光のページェント

クララ、おひさしぶりです。体の調子は良いが、精神的にはそれほどでもないです。

仙台の住民以外に解説。光のページェントは12月に街路樹を電球で飾るという企画のことです。リンク先の画像データではちょっと雰囲気がつかみ難いかな? 仙台はあまり雪が降らないのえすが、雪が、ドサではなく、ふわふわ降っているときに、飲みに出るととても奇麗です。定禅寺通りのペペゴンザレスから何度眺めたことか。(最近ペペゴンには行ってないな。)


Id: #b19981102173253  (reply, thread)
Date: Mon Nov 02 17:32:53 1998
Name: クララ
Subject: おひさしぶりです。
黒木さん、おひさしぶりです。
今日は元気ですかと書きにきました。
仙台はもうすっかり冬ですね。
わたしもニューセーターを今日は着ています。

お体に気を付けて。

PS
光のページェントは、見に行きますか?

Id: #b19981031113303  (reply, thread)
Date: Sat Oct 31 11:33:03 1998
Name: あ伊藤
Subject: tgif_expr

脈絡がありませんが,tgif用に数式の整形をする ツールを書いてみました.
  tgif_expr.rb 'sum {i=1} N frac {x_i+y_i} {z_i^2}' > zzz.obj
てな感じで使えるのだ.ruby スクリプトです.

まだ積分記号が出なかったりして不完全なのですが(tgifには積分記号の フォントがない.誰か作ってくれないかな)遊んでみてもらうと 嬉しいなあ.


Id: #b19981031105332  (reply, thread)
Date: Sat Oct 31 10:53:32 1998
Name: 八木
Subject: このデザイン、イイっす

 おはようございます。うちの部が部内旅行に行ってしまって大変静かなので、電話の音に煩わされることもなく、今日は黙々とプログラマをやろうと、土曜日なのに会社に来ております。

 ページ外のリンクが一番上にあって、この掲示板に関することはタイトルの下にある今のデザインはイイですね。でも、黒木・アラビアンナイト・玄さんはいつ寝てるのかちょっと不思議。千夜一夜この掲示板の面倒を見続けているのでしょうか。


 会社でなにをプログラムってるかというと、来年の統一地方選にむけての選挙速報のための細かいツールを作ったりしてるんですが、その関係で、気が早い、来年の選挙について。「なんでも2」にはかなり似つかわしくない話題か。

 まず、統一地方選なんですが、東京と大阪は青島とノックの出馬は決まりです。で、大阪のノックは確実だけど、青島はかなり危ない。しかし、対立候補が各党とも、まだ出そろわないってのが現状です。強烈な候補が出てくれば青島はひとたまりもないでしょう。一部では石原慎太郎なんて声もあるようです。ゾンビみたいな話。

 次に総選挙。最速で次の特別国会冒頭解散2月選挙。しかし、これは確率としては0.1%くらい。で、可能性が高いのは小渕総裁の任期満了にともなう'99年9月選挙。うわっ、小渕って内閣支持率10%台で任期満了しちゃうんだ。しちゃうんですね、不思議ですね。私は一選挙民として非常に馬鹿にされている気がします。でも、これが一桁とかになってどうしようもなくなったらどうするんですか。そりゃ、首相退陣だよ、でも、選挙はないな、ってことらしいっす。うーみゅ、やっぱり、これって間違ってるよな。


Id: #b19981031102719  (reply, thread)
Date: Sat Oct 31 10:27:19 1998
Name: 田崎 晴明
Subject: ありがとうございます。

おお、一夜にして全て実現されている。 黒木・アラビアンナイト・玄と呼ぼう! (いまいちか。)
Id: #b19981030165247  (reply, thread)
Date: Fri Oct 30 16:52:47 1998
Name: たざき
Subject: 普通の一覧とスレッド

前にスレッドを絶賛したくらいで、これは便利と思っているのですが、 よく見ると、過去記事の普通の一覧はなくなっているのですね。 その時期にどういうい投稿があったかを時間順(ないしは逆順)でざああっと 見ることができる今まで通りの一覧もあってもいいのではないでしょうか? 今は、古い方の記事は、スレッドがそのまま普通の一覧になっていますが、 今後はそうではない。 あと、なんか心配なのですが、スレッド表示をすると、論理的に絡み合っている範囲を 全部表示してくるのですか? いまいちわかっていませんが、表が 0025 に切り替わった後のスレッドには 0024 の記事もいっぱいでてきますよね。 その調子で、絡みが続く限り、スレッドが続くとすると、今後どうなるのだろう? また、 たとえば、ぼくみたいな馬鹿が、最初の頃の記事に reply しまくったりすると、 どうなるのかも、心配です。スレッドが馬鹿でかくなったりしないでしょうか?

理解不足から杞憂なら一笑に付して下さい。


Id: #b19981030020827  (reply, thread)
Date: Fri Oct 30 02:08:27 1998
Name: 山形
Subject: 区切り線

ぼくもヘッダと本文の間のラインはいらないと思います。本文を見るときに、つい次の記事を読んでるような錯覚に陥るのです。
Id: #b19981029194536  (reply, thread)
Date: Thu Oct 29 19:45:36 1998
Name: おせっかいの小波
Subject: ヘッダと本文の区切り

 新しいバージョンではラインが入っているけど、無いほうがすっきりして読みやすい ように思います。他の人はどうでしょう?
Id: #b19981029152128  (reply, thread)
Date: Thu Oct 29 15:21:28 1998
Name: 八木
Subject: うう

 小波さんにreplyしたつもりが、9分差で同じ内容を投稿してしまった。


Id: #b19981029151822  (reply, thread)
Date: Thu Oct 29 15:18:22 1998
Reply-To: b0004.html#b19981029135358
Name: 八木
Subject: そうそう

「リンク」消えてますよね。各掲示板のファイル名がa、b、cなので手で打ち込むのもさほど煩わしくはないけど、これがないと行ったり来たりがやりにくいです。それと、日本語トップページの「なんでも2」のリンク先が「なんでも1」になってます。


Id: #b19981029150906  (reply, thread)
Date: Thu Oct 29 15:09:06 1998
Name: 小波
Subject: その上

 Home にある掲示板2のリンクを叩くと、本家の方に行ってしまう。2のほうは隠し掲示板になってしまってるのだな。
Id: #b19981029135358  (reply, thread)
Date: Thu Oct 29 13:53:58 1998
Name: 小波
Subject: 消えてますぜ

 記事を書く、 時刻順、 スレッド、 検索、 過去記事、 ホーム

の中に、リンクがない!


Id: #b19981028010929  (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 01:09:29 1998
Reply-To: b0003.html#b19981027142040
Name: くろき げん
Subject: こちらに引っ越しました

今後もよろしく!


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管理者: 黒木 玄  <kuroki@math.tohoku.ac.jp>  (Web Site)
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