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黒木のなんでも掲示板 (0060)

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Id: #a20000513125646  (reply, thread)
Date: Sat May 13 12:56:46 2000
Name: くろき げん
Subject: 仙台に来た人のためのバス時刻表

これで全部だ!!東北大学への直通バス(川内・青葉山地区)

東北大学理学部数学教室に遊びに来たい人は、仙台駅前9番のりばから理学部経由のバスに乗って理学部自然史標本館前で降りるか、工学部経由のバスに乗って応用物理学科前で降りて少し歩けば良いでしょう。他にも仙台駅前から「ループル仙台」という名の観光バスに乗って理学部自然史標本館前で降りるという手も使えます。


Id: #a20000512171513  (reply, thread)
Date: Fri May 12 17:15:13 2000
Name: 大豆生田
Subject: 訂正

「東京大学」じゃなくて「東京大学出版会」だ。
Id: #a20000512170933  (reply, thread)
Date: Fri May 12 17:09:33 2000
Name: 大豆生田
Subject: 『サイエンス・ウォーズ』

東京大学の新刊案内 を見ていてたら、6月に『サイエンス・ウォーズ』(金森修著)という本が でるらしい。
Id: #a20000511102627  (reply, thread)
Date: Thu May 11 10:26:27 2000
Name: 里柑
Subject: 申し訳ありませんでした

犬さんではなく、大'さんです。ひらに。
Id: #a20000511075859  (reply, thread)
Date: Thu May 11 07:58:59 2000
Name: 里柑
Subject: Shuffle Pack Cafe

黒木さんこちらでははじめまして。
レトロウイルスを研究している、コンピュタースキルの貧しい者です。みなさまよろしく御願いいたします。

話の流れを妨げる質問で恐縮なのですが、犬さんがマウスを壊すとおっしゃっている Shuffle Pack Cafeというゲームは、魔女とかを相手に丸い円盤を打ち合うやつでしょうか。10年くらい前に当時の研究室にあったMacにそうのうようなものがあったのですが、今はどこで手に入るか教えていただけませんか?
無性にやりたい。
Id: #a20000509190317  (reply, thread)
Date: Tue May 09 19:03:17 2000
Name: たかた
Subject: けつろん

田崎さん、伊勢田さん、大'さん、ありがとうございます。
でも、狩野さんのMeadowの線で行く事にします。必要なのは当面、メーラとブラウザとテキストエディタだけなので。狩野さん、説明不足ですみませんでした。

#でも、田崎さんの "Sorry I cannot read …" ってのも捨て難いかも。いや、ひとりだけ、Word文書をメールに添付してくる奴がいるんだな、これが。でも、偉い人なので、こわくてSorryなんていえねぇ。(涙)

Id: #a20000509183605  (reply, thread)
Date: Tue May 09 18:36:05 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509182900
Name: 大'
Subject: GomTalk

が使えるのって、7.0.3 以前でしたね。失礼。

あえてこれから GomTalk してみたい人(いるのか?)は、ここを見ると良いかも。


Id: #a20000509182900  (reply, thread)
Date: Tue May 09 18:29:00 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509172116
Name: 大'
Subject: マウスが良く壊れるのだ、このゲーム。> Shuffle Pack Cafe

MacOS 9 では Japanese|Korean|Chinese|... Language Kit が OS に統合されてるのです。なので、?LK の機能は元々使える(はずな)のだ。でもフォントが入ってるかどうかは謎。?LK が 8.6 とかでどうだったかは忘れました。(^^;;

System 7.0.4 (?) + GomTalk の時代は、俺が Mac を触りはじめる直前に去ってしまった。でも System Switcher は KT 6.0.7 と KT7.1.2 の切り替えで使ってたなぁ。この記憶とセットで Shuffle Pack Cafe を思い出すのはなぜだろう。(^^;; 英語のメニューと言えば、7.5.3 のキメラ(KT 7.5 + 英語版 7.5.3 update で、システムリソースいじって日本語化)はしばらく使ってた。Chicago フォントのメニューバー(今の OS は Charcoal になったらしい)はカッコ良いのだ。うん。

たざきさんは大' の点がまだ全角に化けてるな。これはたざきさんの行いを疑うのが正しい推論なのではないかと。Mac の話をしてる時は良い人なんだけどな。(おい)


Id: #a20000509172116  (reply, thread)
Date: Tue May 09 17:21:16 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509170402
Name: たざき
Subject: System 7

が英語版でしか出ていなかった短くない期間に、 これを無理矢理日本語化してしまう GomTalk というのが出回っていましたね。 なかなか安定して動作する優れ者だった。

Mac の画面デザインはどう考えても英語の方がかっこいいので、 ぼくは長い間、英語システムをメインで使い、 日本語はどうしても書類や試験問題を印刷しなくてはならないときだけ使っていた。 (もちろん、Canon の System Switcher を使う。みんな知ってるよね?!) 日本人から日本語でメールが来ても、冷酷に、"Sorry I can't read japanese mails. Please write to me in English or in Roma-ji". とか返事していたのも遠い昔ではないのだ。

たかたさん、説明不足ですみません。 ともかく、現象だけをいうと、前のバージョンでは悩まなかったことを今のバージョンでやると(相手の行いや心がけに相関して) 文字化けが起きるということです。 (ちなみに、きくちさんも行ないを正されたようで、 今、試してみたら化けませんでした。)

大’さん、

Mac 仲間に明石さんという人はいない。(いいって)
あ、今度はペースとしたら化けた! 今日の午後は何か不浄なことをしただろう。おてんとうさまはごまかせても、 ネスケはごまかせねえぜ。(これって便利。)
「明石」「マッキントッシュ」で検索をかけて反論しようかと思ったが、 あらゆる意味で無駄なのでやめた。
Id: #a20000509170402  (reply, thread)
Date: Tue May 09 17:04:02 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509131324
Name: 伊勢田
Subject: Macで日本語

OS9に対応してるかどうか知りませんが、Macでは Japanese Language Kit というのがあります(ありました?) これをインストールすると、英語Macが日本語化されます。 (正確にいうと、英語モードと日本語モードで切り替えができる ようになる。) インストーラーを使ってフォント等までまとめて削除することもできます。 わたしはこいつをOS7.5で使ってました。ただ、最後全部 disinstallしたときに、ファインダーに文字化けが残ったんじゃ なかったっけか。借り物に使う時には、そういうバグがきちんと とられているか確認してから使った方がいいと思います。
Id: #a20000509131324  (reply, thread)
Date: Tue May 09 13:13:24 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509120539
Name: たかた
Subject: はあ、なるほど。

なるほど、Mac持ってないもんですから、田崎さんの発言を読んで、クリップボードとNetscapeの間の受け渡しの際、文字コードセットのフィールドをNetscapeのtextareaの表示をつかさどるコンポーネントががきちんと受け取れなくて、表示コードと実際のコードが違ってしまうというバグを想像したのですが。しかし、大'さんのおっしゃるようなバグであれば、日本語だけでなくて、あちこちの言語で同種の問題が出ていて、すぐに対応しそうな気がしますが(Genevaってのは、たしかメジャーな英文字フォントですよね)。しかし、不自然なバグだなぁ。
あ、それと、僕が借りるPCは、相手が会社から貸してもらってるものだったりしますのでFreeBSDってのはちょっとマズイですが、MacOS9については、確認してみます。
Id: #a20000509124744  (reply, thread)
Date: Tue May 09 12:47:44 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509114940
Name: 狩野宏樹
Subject: 日本語 on demand

何が必要なのか(特定アプリで日本語が使えればいいのか、既に
アプリは決まってて、そいつに日本語を扱わせたいのか)分からない
んですが、前者でよければ、Meadow + SKK って組み合わせじゃ
だめですか?
(こう書いて分かる人にしかお勧めできませんけど)

Id: #a20000509120539  (reply, thread)
Date: Tue May 09 12:05:39 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509114940
Name: 大'
Subject: Mac 仲間に明石さんという人はいない。(いいって)

いや、textarea や input type="text" の中にペーストしたモノだけが文字化けするという、表示フォントの問題なのです。ペーストされた文字列の文字コードを考えないで Geneva で表示しちゃってるんじゃないかと想像。で、きくちさんのが化けて俺のが化けなかったのは、純粋に俺の日頃の行いの問題なのです。(おい)

ときに、"Japanese On Demand" なアプリって良く分かりませんが、MacOS 9 では各国語 version は統合されたので英語版でもそのまま日本語使えるんじゃないだろうか?(想像) フォントを後から入れたとしても system folder:font の下にフォント名と同じ名前のスーツケースが置かれるだけなので、それを消せば元に戻ります。Win の場合には、HDD をきっちり format して FreeBSD でも install しとけばおっけー。:)


Id: #a20000509114940  (reply, thread)
Date: Tue May 09 11:49:40 2000
Name: たかたひであき
Subject: ふぉんとのはなし

大’さんのを cut & paste しても化けなかったのは、同じ Mac 仲間の明石か。 で、その下にきくちさんの「孫がどうした」というのを cut & paste すると、 やはり化けるではないか。異邦人だなこやつ。
たざきさま、文字が化けるかどうかが、表示コードセット(表示フォントじゃなくて文字コードっすよね?>大'さん)を間違えちまうという話なら、使ってるOSやマシンとは無関係と思います。単なる偶然なのでは?
ところで、フォントで思い出したんですが、日本語以外のWinやMacに日本語フォント(とできれば日本語入力も)を入れて、あとから、ごみを残さずアンインストールするのは可能なんでしょうか?そういう "Japanese On Demand" みたいなアプリってないでしょうか?
いや、近々異国に行くのですが、モバイルとか持って行けないもので。あちらでマシンを借りて、日本語をちょいちょいといれてってことができたらうれしいなと。
Id: #a20000509095845  (reply, thread)
Date: Tue May 09 09:58:45 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509092910
Name: たざき
Subject: thanks

文字化けって実は textarea の表示フォントの問題だけで、構わず preview したら直りませんか?
早速やってみたのだ。 大’さんのを cut & paste しても化けなかったのは、同じ Mac 仲間の明石か。 で、その下にきくちさんの「孫がどうした」というのを cut & paste すると、 やはり化けるではないか。異邦人だなこやつ。

しかし、ご託宣どうりに preview すると、両方とも、ちゃんと見える!
魔術だ。これぞ技術の進歩。

しかし、そればかりではなーい! ブラウザの「戻る」ボタンで、書き込みのページに戻ってみると、 なんと、textarea の中でも、大’さんのも、きくちさんのもちゃんと見ているではないか!!これぞ技術の奇跡。 人類皆同胞!

いやあ、バージョンアップって、本当に素晴らしいものですねえ。


Id: #a20000509092910  (reply, thread)
Date: Tue May 09 09:29:10 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000509075420
Name: 大'
Subject: 本題は無視

文字化けって実は textarea の表示フォントの問題だけで、構わず preview したら直りませんか? 進歩したのは暗号化の技術なのだ。(違)


Id: #a20000509075420  (reply, thread)
Date: Tue May 09 07:54:20 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000508122420
Name: たざき
Subject: 古典系

きくちさん、 (引用しようと思ったのだけれど、Netscape の新しいバージョンにしてから、 文字コードの扱いが進歩したらしく、 掲示板から cut & paste すると文字化けしてしまう。 技術の進歩というのはありがたい。)

それは、そうです。 ただ、素粒子みたいなものでも、運動量が大きいときには古典力学に従う(らしく見える)というのは、また別の深い事実ですね。

いずれにせよ、マクロ極限というか、(きくち流に)古典曲限というか、 量子力学で記述されるマクロな対象がなんでわれわれに見えるような振る舞いをするか、というところについてはもっと具体的で力強い物理を展開する必要があると思っています。 いわゆる解釈問題にしても、 decoherence だ、consistent history だ、多世界だとか言っても (範疇の違うものを並記しているな。ラフですみません。)、 「入れ物」だけを小手先でいじっている感は免れ得ない。 マクロ系についての生き生きとした強力な知見が得られれば、 これらの議論にも魂が入り、はるかに豊かな展開を示すものと信じています。


Id: #a20000508220430  (reply, thread)
Date: Mon May 08 22:04:30 2000
Name: はりがや
Subject: シュレディンガー音頭
以下の連絡を拝受しました.

***

一時閉鎖していた、シュレディンガー音頭のページを復活させました。

http://schrodinger.hauN.org/

です。

Id: #a20000508122420  (reply, thread)
Date: Mon May 08 12:24:20 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000502134032
Name: きくちまこと
Subject: 不在のわけその他
ども、ゴールデンウィークは孫の顔を見たいばあちゃんのために、ネットワーク
から切り離された生活をしておりました(ある意味、平和)。
そうこうしているうちに物理教育MLはすごいことに。今からついていくのは大変。

我々が認識している「古典系」というのは結局「マクロ系」なのではないかと
思うのですが。いずれにせよ、h -> 0と N -> 無限 とは全く違う極限ですね。
などと書いても、元記事はとっくにずっと下のほうなのだった

Id: #a20000507143719  (reply, thread)
Date: Sun May 07 14:37:19 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000505180204
Name: 新山 祐介
Subject: Re: 留学について

(謝ってもしょうがないんですが) かさねがさねごめんなさい。 伊勢田さんのおっしゃりたいことはわかります。ぼくも最初「こんな ことを投稿していいんだろうか」という後めたさがあったんです。 なんか、浮いているし。けれどもメールをいただいて、あらためて 自分がバカっぽいことに気づき、おろおろしました (今さらどうしようもないんですけどね)。でもいろいろな方に アドバイスをいただけて感謝しています。研究者になるのも留学するのも まだ諦めるつもりはありませんので、やるだけやってみます。 これからもときおり現れるかもしれませんが、どうぞよろしく お願いします。
Id: #a20000506152014  (reply, thread)
Date: Sat May 06 15:20:14 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000505180204
Name: 田崎
Subject: 留学のこと

新山さん、はじめまして。

私は大学の教員ですが、大学院への留学については自分でしたこともないし、 人を世話したこともないので、何も具体的なアドバイスはできません。 実際、(既にみなさんが指摘されているように)分野や大学によって事情は大きく異なるはずですから、 希望分野の人で、アメリカの事情に通じている人をみつけけて話を聞くのベストだと思います。 また、むこうの希望の教員を捜す際も、単に、web page のような形式的な情報(悪い言い方をすれば「看板」)だけでなく、同じ分野の信頼できる人に相談して(ないしは、ご自分で論文などを見て)、相手の研究の activity などを知るのが重要ではないか、と感じます。手紙をもらうにしても、きちんと自分の研究を知った上でのコンタクトの方が気持ちがいいでしょうから。


Id: #a20000505180204  (reply, thread)
Date: Fri May 05 18:02:04 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000505152044
Name: 伊勢田
Subject: Re: 留学について(いや、まあその)

その、新山さんにメールした「ある方」です。

新山さん、いや、「この掲示板はあまりプライベート な話をするところではない、とたしなめられました」 と言われるとちょっとニュアンスが違うんですけど。 (掲示板の性格を決める権限はわたしにはない。) 基本的には新山さんしか読まない返事を掲示板に投稿 するのは気が引けるのでメールにしたというだけのことです。 ただ、掲示板をみてていきなり人のGREのスコアなんか 見せられてしまうというのは、ちょっと、街角で「ほーら ごらん」という露出狂のおじさんにであっちゃったよ うな感じがしないでもない。具体的なアドバイスをもらうのに 必要と思ったというのは分かるけれど、そういうのは やっぱりメールでやりとりした方がよいことなわけで。

伊藤さんのアドバイスは、私から見てもかなり的確だと 思います。(わたしも人文系なので、あなたの専門分野 にもあてはまるかどうかまではなんとも。) まあがんばってください。


Id: #a20000505153641  (reply, thread)
Date: Fri May 05 15:36:41 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000505152044
URL: euske@cl.cs.titech.ac.jp
Name: 新山 祐介
Subject: Re: 留学について
すみません。かぶってしまった。伊藤さん、ありがとうございます。
たしかに情報収集をもっと積極的にやっておくべきだったと後悔して
います。ぼくも日米教育委員会や大学の web page などはあちこち
調べましたが、もっとずっと積極的にやらねばならないのですね。
うちの研究室の先生も「個人的に連絡とれてないと、やっぱり入れては
くれないんじゃないか」と言っておられましたし、今度こそがんばります。

Id: #a20000505152044  (reply, thread)
Date: Fri May 05 15:20:44 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000504221854
URL: euske@cl.cs.titech.ac.jp
Name: 新山 祐介
Subject: Re: 留学について (おわび)
ある方からメールをいただき、この掲示板はあまり
プライベートな話をするところではない、とたしなめられました。
とにかく何かのアドバイスがほしかったので、この掲示板の「なんでも」
という言葉に甘えてしまったようです。ごめんなさい。
結局のところ、あちこちの大学に出願して試行錯誤するしかないようなので
これからまたがんばります。ご迷惑をおかけしました。

Id: #a20000505151514  (reply, thread)
Date: Fri May 05 15:15:14 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000504221854
Name: 伊藤憲二
Subject: Re: 留学について

私は現在アメリカの大学の博士課程に留学しています。ただし、 私の分野は人文系なので、状況が違う点もあることに留意してください (新山さんの場合、学科としてはコンピュータ・サイエンスになるので すか?)。

まず、テストの点数ですが、アメリカの大学院の場合、Toeflの点数は 600点以上、GREは合計で2100以上必要だと聞いたことがあります。もち ろん、こういったテストの点数ですべてがきまるわけではありませんが。 また、日本人の場合、Toeflの点数が実力以上に高いことが多いので、 差し引いて勘定するということをAO(とはうちの大学ではいいませんが) で働いていた友人から聞きました。それから、テストのためだけでもなく、留学 中のことを考えれば、英語の勉強はやれるだけのことをやっておいた方が いいと思います(いくら勉強しておいても十分ということはまず、ない)。

つぎに資金の点ですが、文科系の場合、最初の一年か二年ぐらいの分は自分 でどこかからとらないと難しいと思うのですが、理工系の場合はどうなのか わかりません。自分で、あるいは外部の奨学金で学費を全額負担するつもり なのか、一部、あるいは全部、大学にたよるかによって、状況はだいぶちが っています。どんなに優秀な学生が応募しても予算がなくなれば学科はそこ で受入を打ち切ってしまいますから。

それから、ある大学に応募されたと書かれていますが、ひょっとして一校だ けに応募されたのですか?私はたしか五、六校に応募して、一つおちました。 入ってみて、他の大学院生には20とか30とか応募している人もいました。 あらかじめ受入側と話がついているのなら一校だけ応募するのもいいかもしれ ませんが。ただ、複数校に合格した場合には、それを利用して条件交渉するこ とができます(私は知らなかったのでやらなかったことを後悔しています)。

何よりも向う側の研究室および研究者をよく調べておくことが大切だと思います。 誰がどの大学でどのような研究をしているかを調べておき、自分の研究にもっ ともあっていると思われる大学を複数選び、願書を提出する前に、行きたい学 部および一緒に研究をしたい研究者に連絡をつけて、具体的な研究内容、および 学部の環境、資金援助の状況、その他の問い合わせをしておくべきでしょう。 アメリカの大学生は実際にあちこちの大学をたずねて、教授および大学院生を 会ったりした上で、入る大学院を決めています(合格が決まってからする人も いるし、願書を出す前にする人もいる)。私のいる学科では、たとえば大学院生 がそういう人(prospective studentという)とランチミーティングをする 場合、学科が会合の費用(すなわち昼食代)を負担してくれます。 日本からアメリカの大学を見に行くのは 難しいかもしれませんが、電子メールで連絡をつけるぐらいのことは簡単に できますね。有名な研究者にいきなり電子メールを書いても返事が来ない可能性 は多分にありますが、大学院の入学志望者がそれについて教授に問い合わせる のは決して無作法なことでありません。

情報源に関してですが、日米教育委員会 の図書室は利用価値があると思います。それから上のサイトも含めてネット上で 選られる情報はかなりあります。各大学のサイトおよび、大学院の分野ごとの ランキングなど(たとえばこれとか)。それから大学院生向けの電子メールリストなどを通して問い合わせをする のもいいかも知れません。ただ、人文系ではH-Gradというのがありますが、理工系で同じような ものがあるかどうかは知りません。

それから、電子メールの返事がこなかったことですが、そういう事は別に珍しく ないので悲観する必要はないと思います。大学、あるいは学科あてに聞いても、 読むのが事務の人だったら、彼らからすれば返事のしようがないでしょう。 行きたいプログラムの教授 のうち自分の研究に近い人と個人的に電子メールをやりとりして信頼関係を 作った上で、アドバイスを受けるのがよいのでないでしょうか。エッセイに関して ですが、もちろん具体的に書くに限ります。とくに、研究の内容がその大学・学部 でなされていることと一致していることを示す必要があります。なによりも将来 の指導教授があなたの研究計画に興味を持つかどうかが、受入れられるか どうかの鍵となります。業績やテストの点数はあなたの提案する研究ができる能力を証明する という役割を果たすものだと思います。また、理工系では 大学院生というのはいわば「安い労働力」であって、教授が率いる研究プロジェク トの下請けのような事をやることが多いので(だから大学あるいは指導教授の グラントから お金をもらえる わけです)、そういう意味での適正も審査されます。 複数の大学に応募する場合には、それぞれの大学での、つきたい研究者の 研究内容に あわせてエッセイを書くのが理想的です(もっとも20も30も受けた人がそう いうことをやっていたとは思いませんが)。

以上、あくまで私の経験からのみ書きましたので、ご自分で十分調査された上で 参考にしてください。


Id: #a20000504221854  (reply, thread)
Date: Thu May 04 22:18:54 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000504183033
Name: 新山 祐介
Subject: Re: 留学について
お返事ありがとうございます。
ぼくも落ちた理由は知りたくて、向こうの大学にぜひその理由を
教えてくれ、改善するから、というメールを書いたんですが、
まったく音沙汰なしです。それまでにもこの手のメールは返事がこないか、
くるとしてもえらく待たされたうえあちこちタライ回しにされる
ということが多かったんですが、これはぼくの訊き方がなってないため
か、あるいは大学がダメなのか…。宮崎さんのおっしゃるとおり、
ダメな理由がわからないとどうにも対策の立てようがないので
困っています。こういう大学が多いのか、たまたまぼくに運がなかった
だけなのか、はたまた相手する価値もないほどダメな奴だと思われたとか?

また、博士課程の入学審査ではエッセーで具体的なテーマがどれくらい
固まっているかも重視される、と聞きました。これも、どの程度具体的に
書けばいいのか悩みました (ぼくの場合は専門がすこしずれるので)。
こういったことがどうにもあやふやなので、実際の関係者の方から
アドバイスをいただければと思ったのです。点数だけの問題なら単に
勉強すればすむことですが、もっと致命的に足りない部分があるような
気がして。留学関係の本なども読んでみましたが、たいして参考には
なりませんでした。宮崎さんが出願のさいに「これだけは気をつけた」
というようなことはありますか?

Id: #a20000504183033  (reply, thread)
Date: Thu May 04 18:30:33 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000503182213
Name: 宮崎恵彦
Subject: Re: 留学について

宮崎@ワイカト大学大学院博士課程です。新山さん、はじめまして。

ここニュージーランドでは、GREなどという嫌らしいものが存在せず、私の場合、IELTS(英連邦におけるTOEFLのようなもの)のスコアが6.0でも大学院に入れてもらえたので、あまりお役に立てそうもありませんが、新山さんが今回ダメだったことについて、向こうの先生のコメントはどのようなものなのでしょうか?そのへんに解決の糸口があるような気がします。


Id: #a20000503182213  (reply, thread)
Date: Wed May 03 18:22:13 2000
URL: http://tanaka-www.cs.titech.ac.jp/%7Eeuske/
Name: 新山 祐介
Subject: 留学について
はじめまして。新山と申します。「杉田玄白」にチューリングの論文を
投稿したものです。べつに山形さんに宣伝してもらったから
ノコノコ出てきたわけではないのですが、ここで聞けば何かアドバイスが
もらえるかもしれないので投稿します。

ぼくは修士課程で自然言語処理の研究をしていたのですが、以前から
認知科学に興味があって、米国で Ph.D. をとりたいと思っていました。
それで去年の暮れにある大学院に出願し、このあいだ結果が来たんですが
見事に落ちました。いまは技術補佐員という立場で研究室に置いて
もらっています。それで半年か1年後にまたチャレンジするつもりですが
どこがどうダメだったのか理由がわからないので、いまひとつ
これからどこを伸ばせばよいのか、自信がありません。

TOEFL は 597、GRE は Verbal, Quantitive, Analytical が
それぞれ 330, 800, 660、Computer Science は上位 24% でした。出願には
推薦状、エッセー(留学生に添削してもらった)、海外発表した論文を一本
そえました。エッセーでは、自分は自然言語の意味に関してとくに
興味があり、その理論的な考察をしたい、というようなことを書きました。

語学力がまだぜんぜん足りないというのは自分でも認識しています。
けれども原因はそれだけではないような気がします。向こうの先生と
コンタクトが足りなかったとか、あるいは専門分野の勉強が足りなかったとか
いろいろ思い当たるのですが、この掲示板を見ておられる方には
留学経験のある方、あるいは留学生を採る立場にある方もおられると
思いますので、なにかアドバイスをいただければ幸いです。
身のまわりには海外で Ph.D をとった人がいないので、あまり
相談できる人がいません。こういった情報源についても、なにか
ありましたら教えてください。

Id: #a20000502201028  (reply, thread)
Date: Tue May 02 20:10:28 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000502165057
Name: まきの
Subject: ども、すみません。

が、このためだけに ML に入るのもというか、熱いメッセージが一日何通も来たんでは仕事にならないというか、、、

というわけで、以下、 ML にまっとうに投稿するような真面目なというか科学 的な話でもない ので、やっぱりこっちに。個人的には佐々さんのこだわりにとっても共感する けど、その先にはそれこそボルツマン的な不幸が待っているような気がしてちょっ と深入りするのは怖いような。というわけで私はとってもひよったこと(これの「P91」から始まる引用部分ですね) を本に書いてしまったのでした。


Id: #a20000502165057  (reply, thread)
Date: Tue May 02 16:50:57 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000502145057
Name: たざき
Subject: ここに分岐すると、ML の読者にも、ここの読者にも、不便なので、これっきり

そうです。 初期条件として、系の一部だけに閉じこめられたような状態を取るところが味噌です。 普通のシュレディンガー方程式なら、固有状態は系全体に広がっているから、 そのような局在状態がそのまま固有状態ということはありません。

いずれにせよ、あれは easy game ですけど。


Id: #a20000502145057  (reply, thread)
Date: Tue May 02 14:50:57 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000502134032
Name: まきの
Subject: 物理教育メーリングリスト

を覗くと、確かに盛り上がってますね。私にはとてもついてけない、、、

ところで、田崎さんの量子力学な例というのは、量子力学だから広がるというよりはデルタ関数を初期条件にもってくるから広がるのでは?頭から固有モードとかを初期条件に持ってくれば広がらないとか、そういうことはないんでしょうか?量子力学も観測問題もよくわかってないので、考え違いかもしれませんが。


Id: #a20000502134032  (reply, thread)
Date: Tue May 02 13:40:32 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000428210004
Name: たざき
Subject: 古典極限というより

きくちさん、

それは、古典極限というより、むしろ、マクロな極限みたいなことですね。 量子力学の観測問題や操作問題を考える際には避けて通れない。 この掲示板で盛り上げるには重すぎますね。 がんばりましょう。

ところで、物理教育メーリングリストは、4月以降、熱力学、統計力学、時間の矢などについての議論を中心に、流量が増えて盛り上がっています、と宣伝。


Id: #a20000502033518  (reply, thread)
Date: Tue May 02 03:35:18 2000
Name: 山形
Subject: せんでん

なんかプロジェクト杉田玄白の協賛テキストに大物が 立て続けにきたので宣伝。

チューリング『計算する機械と知性』
チューリング・テストの考えを述べた有名なエッセイ。計算機関係者の基礎教養!

コーン『研究によれば報酬は動機づけにはならない』
GNU/FSFの一つの理論的根拠でもあるアルフレッド・コーン! 「ニンジン目当てに 仕事しても、いい仕事はできない!」

GW をもてあましているみなさまへ。


Id: #a20000428210004  (reply, thread)
Date: Fri Apr 28 21:00:04 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000428141351
Name: きくちまこと
Subject: 古典極限
ボーズ凝縮は粒子数無限大でも古典的とはとても言えませんね。でも、だからこそ
"巨視的量子現象"とか言われるわけで(^^)。
系をマクロにしていったときに密度行列の非対角成分が殆んど0と見做せるように
なれば古典的、とかそういうことでしょうか。しかし、そのための条件は・・

"物理教育ML"のほう、届いてますね。

Id: #a20000428141351  (reply, thread)
Date: Fri Apr 28 14:13:51 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000428140006
Name: たざき
Subject: 古典極限?

きくちさん、

また深げなことをさりげなく言い放っている。 どういう条件で N →無限大 にするのが古典極限なのだろう? ボーズ凝縮している系の熱力学極限もやっぱりボーズ凝縮系で、 これはあんまし古典っぽくない。

ところで、大学の物理教育 ML で、今朝きくちさんに返事を書いたのだけれど、 全然とどかない。


Id: #a20000428140559  (reply, thread)
Date: Fri Apr 28 14:05:59 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000427212146
Name: みずたに
Subject: Re:死活の定義
十年以上囲碁はさわっていない素人なんですけど、ミステリーは好きなの
で紹介しますね。

竹本健治さんのゲーム殺人事件シリーズに『囲碁殺人事件』(角川文庫)
というのがあります。この作品中で、どのくらい数学的に意味があるのか
わかりませんが、記号論理学を使って囲碁を公理系として表すという試み
が出てきます。盤面の点と隣接、連結、ダメ集合などを定義して、完活の
定理などを導いております。作者によると、活き死には、
「完活」相手がどういう手を打ってきても活き、
「次活」一手しか手を抜けない形(劫がわりに殺される可能性あり)
など、ある種のアルゴリズムを導入して分類する必要があるそうです。

ミステリーの内容はちょっとどうかと思いますが、珍瓏とか囲碁を使った暗
号、日本と中国の地の違い、微妙なルール(隅のマガリ四目、取らず三目、
長生など)、奇数路盤(一〜七)での最適解、ディラックの逸話など蘊蓄は
楽しめると思います。

この作品で登場する中学生の智久君は、その後成長して棋士になり昨年出版
された『入神』(南雲堂)ではタイトル戦を戦います。こちらは漫画なんで
すけど、読みに没頭する智久君の頭の中のシュールな風景を漫画で表現した
かったのだと思います。ライバルの桃井君のモデルは、将棋の故村山聖九段
です。解説が丁寧なので素人でも結構楽しめました。


Id: #a20000428140006  (reply, thread)
Date: Fri Apr 28 14:00:06 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000428104338
Name: きくちまこと
Subject: 古典極限

その本は面白そうなのだ。探してみるのだ。でも数学が苦手だから、読めないか もなのだ。 ところで、h -> 0 を"古典極限"と呼ぶことが多いですが、物理的な古典極限は 粒子数 N -> 無限大 だと思う。
Id: #a20000428121416  (reply, thread)
Date: Fri Apr 28 12:14:16 2000
Name: たかた
Subject: この法案

について、詳しい話ご存知の方いませんか?
Id: #a20000428104338  (reply, thread)
Date: Fri Apr 28 10:43:38 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000427140518
Name: くろき げん
Subject: M. Audin 著、『コマの幾何学――可積分系講義』、高崎金久訳、共立出版

実はある事情でこの訳本を2冊持っているのだ。可積分系関係者なら訳者の名前を見ただけですぐに買っちゃうよなあ。

これは良い本です。この本を読めば、可積分系になっているようなコマの方程式の構造を順番に系統的に調べて行くことによって、 Lax 対による可積分系の記述と曲線の代数幾何の関係を学ぶことができます。

可積分系の教科書は書くのは大変なことです。現代の可積分系の理論はたくさんの具体例とそれらを調べるために様々な数学を応用するためのテクニックの集積で成り立っています。可積分系は完成された数学ではないので、十分に納得できるような統一的な一般論は存在しません。だから、現在進みつつある理解のされ方を要領良く解説しなければいけません。そして、将来時代遅れになってしまわないような内容にしなければいけない。

そのような困難な仕事を M. Audin は可積分なコマという具体例を通じて可積分系に関する数学の考え方を解説するというやり方で見事に成し遂げています。 Kowalevski のコマに関する数学的に詳しい解説は非常にありがたい。

ただし、読みこなすためには色々な数学 (解析力学、 Lie 群と Lie 環の理論、トポロジー、楕円函数論、複素曲線の代数幾何、などなどについて基礎的なこと) についてちょっとずつ基本的なことを知っておかなければいけません。だから、読者の対象は数学科の授業でやってないことを理解しているようなよくできる 4 年生以上だと思います。

現代では「可積分系」と言っても、昔と違って古典力学の意味での可積分系 (古典可積分系) を指すとは限りません。例えば、量子可積分系やその“q 類似”である差分量子可積分系 (ある種の差分化であり可解格子模型と関係している) などがあります。それらは、

                 古典極限                  連続極限
  古典可積分系 ←←←←←← 量子可積分系 ←←←←←← 差分量子可積分系 (q 類似)
                  h → 0                    q → 1

というような極限で結ばれていると考えられるので、可解格子模型と関係している差分量子可積分系がこの図式では可積分系の親玉になっているということになります。

M. Audin の本は古典可積分系の教科書なのでそこに書いてある可積分なコマの話を量子可積分系やその“q 類似”に拡張するというような研究の方向はあり得ると思います。個人的には特に量子可積分系の理論と数論における Langlands 流の保型形式の理論の類似に興味があります。コマについては何かわかっていることがあるんですかね?

可積分系は数論との類似も含めてしまえば相当に広がりのある分野なので、特殊で普遍性に欠けた数学ではなく、相当に普遍的なアイデアを含んだ分野だと私は考えています。


Id: #a20000427212205  (reply, thread)
Date: Thu Apr 27 21:22:05 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000426202325
Name: YAMANE Shinji
Subject: 対局ソフト

For Your Information.
来月末に葉山で開かれる情報処理学会フロンティア領域の研究発表会で、 コンピュータ囲碁大会が開かれます。試合後は上位者による座談会も。
URL: http://www.cs.inf.shizuoka.ac.jp/~iida/CGRI/gi3.html
対戦者の参加申し込みもまだ受けつけています。 大会は入場無料なので、興味ある方は見に行くだけでも面白いかも。
Id: #a20000427212146  (reply, thread)
Date: Thu Apr 27 21:21:46 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000427200433
Name: たかたひであき
Subject: 死活の定義、アルゴリズム

顕正居士さん、ええと、僕の言いたかったのは、プレーヤーの死石がコンピュータの追跡を逃れて、活石になる事が可能ということでなくて(これは、ただ単に、その石を殺す最適のアルゴリズムを持っていないというだけだし、一定以上の棋力の持ち主でも、盤上のほかの場所でもっと緊急を要する戦いが起きたら、死石が生き返るのを分かっていながら見逃す事はある。もっとも、この場合は、正しくは死石とは言えないかもしれないけれども)、まれにコンピュータの死石が、生き返ろうと無駄なあがきをする事があるということです。「死石逃げるべからず」なんてのは、当然のことですから、時々、死活の形の認識(読み)が不十分なのでは?と思ったわけです。
で、「彩」と一緒に死石と活石の(その石自体が二眼あるかどうかでなく、たとえば、シチョウをしかけられた石は死石とか、直四は活石とかいうようなもう少し広い意味での死活)数学的定義を考えていたのですが、考えれば考えるほど分からなくなってきました。活石の定義を、「相手のどのような手に対しても、その石に二眼作らせる良く知られた既知の手が存在する」死石は、「こちらのどのような手に対しても、その石を殺すようにする良く知られた既知の手が存在する」とかしてしまうと、ルールから導出できる普遍的な定義が存在しなくなってしまう。しかし、前の定義で「良く知られた既知の」を省くと、すべての石が打たれた瞬間に死活が定まってしまう(これは、ゲーム理論とやらで出てくるような「最善」の手を僕らが知ってるなら正しいのだけれど、僕らが普段、囲碁をする時に認識している「死活」とは明らかに違う。)
で、「死活」がきちんとわからないと、「地」を数える事もままならぬわけで、このへんは、なんらかの数学的な定義がないものかなと。
ところで、顕正居士さんって、何宗なんですか?ペンネームからすると、日蓮宗っぽい気がするけど。
Id: #a20000427200433  (reply, thread)
Date: Thu Apr 27 20:04:33 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000427004210
URL: kensho@buddhist.forum.ne.jp
Name: 顕正居士
Subject: 死活のアルゴリズム
>ときどき、明らかに死んでる石が逃げたりしませんか?
これは自分の死石が逃げられる意味ですよね。だから13級なんでしょう。
>石の活き死にを判定するアルゴリズムって、どういう風にしたら良いんだろう。
活かす、殺すための着手のもとの2眼あるかないかの判断のことと思いますが、
隅の難しいのがすらすらわかったら一定の棋力と思います。わたしはちゃんと
わかりません。だからアルゴリズムの作り方も謎です。でも隅が難しそうだが
ルールであり、自体は万人が直感的に理解できるから、完全なアルゴリズムが
あり得る気もします。判断に時間がかかって対局プログラムとして実用か否か
別として。囲碁対局プログラムの理論的の本やサイトを発見したら教えて下さい。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3374/

Id: #a20000427140518  (reply, thread)
Date: Thu Apr 27 14:05:18 2000
In-Reply-To: a0046.html#a19990721153523
Name: ブタネコ
Subject: Spinning Tops

M. Audin, Spinning Tops の高崎さんによる訳が共立から。
Id: #a20000427004210  (reply, thread)
Date: Thu Apr 27 00:42:10 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000426202325
Name: たかた
Subject:

フリーでこういうソフトがあったか。おもしろいな。でも、こいつ、ときどき、明らかに死んでる石が逃げたりしませんか?
終局の判断を人間に任せてしまったのは、賢いかも。
囲碁ってのが、かなり難しいゲームだという事が改めてよく分かりました。
石の活き死にを判定するアルゴリズムって、どういう風にしたら良いんだろう。
Id: #a20000426202325  (reply, thread)
Date: Wed Apr 26 20:23:25 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000423171652
URL: kensho@buddhist.forum.ne.jp
Name: 顕正居士
Subject: 無料の対局ソフト
囲碁のルールは直ぐに覚えられます。しかし厳密に適用するには一定の棋力が
必要です。石の死活が難解なので。囲碁は将棋、チェスと異なり、かたちとか
筋と云う形象による判断の必要があります。読み切れない複雑さに由来するの
でしょう。覚えたい方は、「初期布石」の本を一冊読んで対局ソフトと対戦を
するとよいと思います。ところで無料の対局ソフトがVectorにあります。

対局囲碁プログラム「彩」
http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se059856.html

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3374/

Id: #a20000425191050  (reply, thread)
Date: Tue Apr 25 19:10:50 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000424224846
Name: たかた
Subject: 囲碁

なんか、すごく力強い言葉で、こりゃ俺も、ちとやってみようかと思います(やらない可能性大だけど)。

うむむ。一介の囲碁ファンとしては、ぜひやって欲しいです。そして、囲碁ファンになっていただきたいです。
周りに教えてくれる人を探して、囲碁の本(黒木さんのお勧めの「あなたも夢中! レディース囲碁」は良い本だと思います。梅沢由香里さん、とっても美人だし(笑))を読んだ上で、教えてくれるようにせがんでみるのが良いと思います。でも、教師は選ぶ事です(笑)。
僕が、「ルールは、箱の裏でも説明できるけど、それを理解する時には、きちんと教わらないと」普通の人はだめじゃないだろうかといったのは、囲碁ってのは、ルールは基本的にはきわめて単純なのですが、最低限、ルールから始まって、「地」とか「石の活き死に」をきちんと認識(ええと、「運動方程式」を知っている事と、高校レベルの力学の問題を解ける事の関係に相当すると考えても良いだろうか?ちょいと違うか?)できないと、実際のゲームを正しいルールに従ってやっていく事ができないのです。普通の人は、そこに独力で達するのはかなりむずかしいと思います。黒木さんが、Eduardo Lopez Herrerさんを、「特別な人」と形容したのは、そういう意味であろうと思います。
黒木さんが紹介してくれた、「ポン抜きゲーム」とか「純碁」は、そういうギャップを埋めるためには、すごくいいかもしれません。個人的には、「純碁」を教えられる人(とか、本、テレビ番組、ビデオ教材など)というのは、あんまりないような気がするので、普通の(日本ルールの)囲碁をよく分からないままにでも、とにかくやってみて、それから、「純碁」を勉強したら、「囲碁」への理解がさらに深まるという、「純碁」の利用法が現実的ではないかと思います。

ああ、あと、家元、pは(ということは、片づけの間隔や机の大きさも)、それぞれの本の使用頻度を測定して、Excelかなにかで数値実験しないと、解析的には計算できないと思いますが。
Id: #a20000425015005  (reply, thread)
Date: Tue Apr 25 01:50:05 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000424153643
Name: ほめられるとすぐ調子に乗る馬鹿家元
Subject: 調子に乗って最適なキャッシュサイズも考えてみる

部屋の中のもの全体の数をn,机の上に積みあがっているものの数をmとすると、机の上のものを検索するコストは(m+1)/2で表され、机の上に目的のものがなかった場合の検索コストはm+log2(n-m)+1となるので、キャッシュヒット率をpとすると、平均検索コストk(m)はk(m)=p(m+1)/2+(1-p){m+log2(n-m)+1} と書ける。
ここでpはmの関数であり m=n ⇒ p=1 と m=0 ⇒ p=0 が成り立つ。

最適なキャッシュサイズは元に戻すコストを考慮すると、k(m)をk(m+1)-k(m)>log2(n-m)+1が成り立つ最小のk(m)とするmである。
うーむ、あとはpを式にできればいいんだけど…。
Id: #a20000424224846  (reply, thread)
Date: Mon Apr 24 22:48:46 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000423171652
Name: やぎ
Subject: re: 計算と決断

なんか、後出しみたいですが、Eduardo Lopez Herrero は、

ある日、新聞に載っていたアルゼンチン囲碁協会の知らせを見て、そこを訪れる決心をした…。そこに行ったとき強すぎる人がいた。わたしは充分にハンディをもらったが、完全に打ちのめされた。盤上には生きてる石はほとんどなかった。その驚きがわたしが長年にわたって碁に関係しているきっかけなのです。

とも言ってるので黒木さんの

>特別な人じゃない限り、独力でそのレベルに達することは不可能だと思う。
> Eduardo Lopez Herrer さんは特別な才能の持ち主なのだと思います。

というのは、まあ、別に特別な才能の持ち主じゃなさそうです。

たかたさんの

>ルール自体はものすごく単純だから、ゲームの蓋についてくる「遊び方」だけ
>でルールを覚えられるというのは、ありえなくは無いと思います。

なんか、すごく力強い言葉で、こりゃ俺も、ちとやってみようかと思います(やらない可能性大だけど)。オセロとか将棋とか全然だからなあ。


Id: #a20000424153643  (reply, thread)
Date: Mon Apr 24 15:36:43 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000424145716
Name: 山形
Subject: なるほどなるほど。

適正なキャッシュ量(机の広さ)! これがきちんと理論化されれば、オフィス空間の設計にとっては革命的なインパクトを持つことになります。 同時に、キャッシュクリアの適正な間隔についても理論化されれば、フリーアドレス制などの近年はやりの 「新しい」オフィス方式(実はただの床面積節約)に対して壊滅的な打撃を与えることができるでありませう。 フリーアドレス制というのはつまり、キャッシュを一日ごとにクリアするわけだから。これはすごい。わくわく。


Id: #a20000424145716  (reply, thread)
Date: Mon Apr 24 14:57:16 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000424020810
Name: たかた
Subject: 最適な散らかし方(拝啓、家元様)

家元の解説、まだきちんとフォローしてないんですけど、「机の散らかし」がキャッシュみたいなものだとすると、予測は困難ながら、最適なキャッシュの大きさってのがあるはずで、その人の仕事に合った「最適な散らかし方(机の上の、散らかす書類の山の数や散らかす書類の山の大きさなど)」っつーのがあるような気がします。
とすると、これをきちんと予測して最適以上に散らからないようにリフォーム(あるいは模様替え)する方法ってのはないものかしら?
本ごとの使用頻度を測定してから、収納場所の大きさや場所をデザインすれば良いのかな?季節物の服を奥に収納できるようにクローゼットを設計したり、よく着る服を入れるところを取り出しやすいところにするように。

Id: #a20000424143128  (reply, thread)
Date: Mon Apr 24 14:31:28 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000423171652
Name: たかたひであき
Subject: 純碁と碁の歴史

黒木さんの示してくれた純碁のリンクとかリンクとかリンクを見て、目から鱗が落ちました。うぉ!シンプルだしクリアだし。でも、終盤で無駄な手数(というか、二眼残して地を埋めるだけの分かりきった手)を費やさなくてはならないというのが面倒だけど。
で、ここで、王銘えん九段が予想している、囲碁のルールの変遷の歴史に興味が出てきました。昔の囲碁のルールなどについて調べた本などはどなたかご存知ありませんか?
マンガ「ヒカルの碁」では、平安貴族が平然と今のルールで囲碁をやってるけど、平安の囲碁は、どんなものだったのかしら?
なにせ、わたくし、「切賃」というルールも初耳だったもので。。

Id: #a20000424121148  (reply, thread)
Date: Mon Apr 24 12:11:48 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000424020810
Name: 山形
Subject: そうか、やはりオレは正しかったのだ!

家元、おみごとです。

ざっと読んだだけで、まだよく考えていませんが、やはり現状を肯定してくれる理論というのは 常にありがたいものです。そうですよねー。しかたないですよねー。合理性があって散らかる んですよねー。これまで、片づけてある場合と片づけていない場合の検索時間の差について は研究を読んだことがありますが、片づけて整理するためのコストまで含めたのは、不勉強 ながらはじめて見ました。うーん、いいなあ。


Id: #a20000424020810  (reply, thread)
Date: Mon Apr 24 02:08:10 2000
In-Reply-To: a0059.html#a20000413162342
Name: 馬鹿家元
Subject: 部屋が散らかるわけと、それが超整理法を使用しても変わらないのは何故か考えてみたら、やたらと長い投稿になってしまいました。

始めまして。馬鹿家元を名乗っている一介の電算屋です。

部屋にあるものの数をnとしたときに、単純なリニアサーチで検索する場合、特定のものを手にとるためには比較操作を最悪n回、平均で(n+1)/2回行わなければならないことになります。

ところがものが特定のキーで整列されていてバイナリサーチが可能であればk回 (2k-1 ≦ n ⇔ k ≦ 1+log2n)の比較操作でものを手にとることができます。

しかし、ものを整列するための比較回数は、普通に人間が実施できそうなアルゴリズムを使用した場合はn2に比例していまい、クイックソート・ヒープソート等を使用してもnlog2nに比例することになります。
したがって整列を実施するために支払わなければならないコストはリニアサーチを一回実施する際のコストよりも高くなります。
そのためバイナリサーチの恩恵にあずかろうと思ったら手にとったものは必ず整列済みを維持するように戻さなければなりません。
そのための位置を決定するコストは、取り出し位置をキャッシュしておかない場合はバイナリサーチそのものなのでlog2nに比例します。

さて、超整理法とはLIFOアーキテクチャの実生活への実装です。
その効果は、最終検索日時をキーとした整列をコスト無しで実現することです。
ただし残念ながら最終検索日時をキーとして整列されている場合、バイナリサーチがリニアサーチより有効になるのは最終検索日時が古いものということになります。
最終検索日時が古い場合、検索キーとしての最終検索日時が信頼性と有用性を発揮できるということはあまり一般的ではないでしょう。
そのため、超整理法を導入した場合、検索はほとんどリニアサーチで行うことになります。超整理法は整列に支払うコストを減らす効果はあっても、検索に支払うコストが低減するという、整列のもつ効果をそのままでは手に入れられません。
超整理法で検索コストが削減されるためには、最近検索したものほどまた検索される可能性が高いという仮定を導入する必要があります。
この仮定のもとではLIFOとリニアサーチの組み合わせにはそれなりの有効性があるでしょう。

ここでもういちど考えてみましょう。最近検索したものほどまた検索される可能性が高いという仮定の導入したのならば、なにも超整理法を使用しなくとも、検索したものは机の上にキャッシュしていくことによって、検索される可能性の高い小集団Mを用意すれば同じことではないでしょうか。
集団のサイズが小さくなれば未整列でも頭の中にハッシュテーブルを収めてしまうことで検索コストをさらに減らせる上に、整列する場合のコストも激減します。
こうしてキャッシュアーキテクチャを採用することで検索コストを減らす(?)ことができます。

ただし、キャッシュは頻繁に更新されるので、バイナリサーチによる検索コスト削減が効果を発揮するほどサイズを大きくすると、頻度の点で整列コストがかさむので集団を小さくしたことによる整列コストの低減効果は無くなってしまい、超整理法同様リニアサーチで検索することになるでしょう。
そして、いったんキャッシュされてしまったものを一つ元に戻すコストはキャッシュにヒットしなかったものを一つ検索する場合と同程度になります。
机の上のもつキャッシュ容量は可変なのでキャッシュを元に戻すコストをいつ支払うかの判断は大変難しいでしょう。結局、キャッシュ内をリニアサーチすることが、全体をバイナリサーチするよりも効率が劣り始めるようになって、始めて差し迫った必要として支払われるとすると、机の上はやっぱり散らかってしまうのです。
もちろんX次の多段キャッシュシステムを導入すれば見事に部屋全体を散らかすことができます。
Id: #a20000423225404  (reply, thread)
Date: Sun Apr 23 22:54:04 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000423171641
URL: ymatsuka@v006.vaio.ne.jp
Name: 松家洋介
Subject: お返事ありがとうございます。
 黒木さん、お返事ありがとうございます。
 僕はもともと保守的な人間ではないので、
いつも「まだ若いんだし、何かしてやろう」
という野心に満ちています。
 しかし、その意気込みも、方向性を間違え
るとトンデモない方向へ自分を導いてしまう
のだ、ということをこの掲示板によって痛い
ほど学ばさせられたのです。
 皆さんには当たり前のことだとは思いますが
一般にプロの研究者と認知されている方でも
上述したような過ちを犯すものなのだ、だか
ら「何か新しいこと、面白いこと」をすると
いうのは並み大抵のことではないのだという
認識を持てたことは、若い野心的な自分に
とって大きな大きな収穫なのです。
 そして何事にも常に懐疑的であること、
このことが実は「新しいこと」への遠いけれ
ども唯一の道であると教えられた気がします。
 というわけで、僕が10年後何か「新しく
面白いこと」をしているという自信は全く
ありません。しかし、自分なりに精一杯努力
した結果として何か「新しいこと」や「面白
いこと」がいつのまにかできていた、という
状況はあるかもしれません。そしてその結果
として僕より若い世代に僕らが良い影響を
与えるということはあるかもしれません。
 とにかく今は「今何ができて、何ができな
いのか」ということを明確にして背伸びせず
できうることを100%できるようになろう、
その上で、「できないこと」というものを
考えてみるようにしよう、と思っています。
 長くなりました。これからもすばらしい
掲示板であり続けてください。では。

Id: #a20000423171652  (reply, thread)
Date: Sun Apr 23 17:16:52 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000423085206
Name: くろき げん
Subject: 囲碁について

「蓋についていた説明書で遊び方を覚えました」の大事なポイントはおそらく「私は」ではなく「私たちは」であったことだと思います。囲碁の場合は複数人でとにかく遊んでみているうちに納得できることは多いと思う。 (「囲碁」は「碁盤上に地を囲うゲーム」よりも「碁盤を皆で囲んでわいわい楽しむゲーム」であるという考え方もあるようです。)

おそらく最初は完全に正しいルールで遊んでなかったと思いますが、囲碁の場合は大体のところでルールを納得してさえいればたとえ理解が曖昧であってもゲームの本質が失われないという特徴があると思います。 (つまり、囲碁のルールには「ユニバーサリティ」があるのだ。)

でも、上級者以上の人がイメージしているような囲碁を打てるようになるためには、かなりたくさんのことを覚えなければいけないので、特別な人じゃない限り、独力でそのレベルに達することは不可能だと思う。 Eduardo Lopez Herrer さんは特別な才能の持ち主なのだと思います。

「読み」は囲碁でも(日本)将棋でもチェスでも大事なのは当然なのですが、それ以外にチェスでは「計算」、囲碁では「その時の状況を読む芸術的なまでの判断力」が大事だと Sr. Eduardo が言っているのは非常に納得できる話です。 (チェスはあまり知らないのですが。僕が GNU chess とやると大体ボロボロにされて白熱した終盤にならない。(;_;) 誰かにならわないとチェスは強くなれそうもないな。)

チェスの白熱した終盤はポーンを進めて早くクィーンを作った方が勝ちというような形になることが多く、勝てそうにないと感じた側は引き分けに持ち込むことを考えることになり、そのためにはいかにも「計算」という感じの思考が必要になります。チェスのそのような終盤は日本の将棋の激しい終盤とは全く趣きが異なると思う。あとチェスは将棋に比べてずっとたくさんの定跡が整備されているようです。

囲碁でも「読み」と「計算」が当然重要なのですが、「その時の状況を読む芸術的なまでの判断力」が大きな役割を果たすことは他のゲームにはない大きな特徴だと思います。

僕は高校に入ったときに友人と高校の物理の先生に囲碁を教えてもらいました。最初のうちはわけがわからず苦労したのですが、気付かないうちに自分が打つ石と相手が打つ石の一つ一つに感情・感覚が宿っているように感じるようになってました。自分の弱そうな石に敵の石が迫って来ているように感じるとか、繋がっていると思っていた石が切られるとイタタタタと感じられるようになったとか、大きな模様ができると嬉しいがそれを荒らされると悲しいとか、……。敵に王様を取れば勝ちという将棋系のゲームに比べて、囲碁は抽象的なゲームなので、何も知らない普通の人がはまるためにはそういう感情・感覚の世界が存在することを発見しなければいけないと思う。


何も知らない人が囲碁を覚えるための方法として、現在では「ポン抜きゲーム」→「純碁」→「囲碁」というような段階を踏んだやり方があるようです:

他にも良いウェブサイト・良い入門書があれば教えて下さい。


Id: #a20000423171641  (reply, thread)
Date: Sun Apr 23 17:16:41 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000423025951
Name: くろき げん
Subject: 応援どうもありがとうございます

松家洋介さん、応援どうもありがとうございます。

でも、10年後には松家さん自身がそのとき20歳になっている方々に刺激を与えるようになっていて欲しいと思います。世代のギャップというのは確かにあるし、歳を取るにつれて無茶なことをおおっぴらに言い難くなって行くものなので、次々に新しい若い人達が出て来て面白いことをしてくれないと世の中どんどんつまらなくなって行くと思います。

10年後についてですが、近視眼的な利益とコストのみを考慮するような大学管理体制が厳しくなると (例えば国立大学の独立行政法人化などによってそうなる可能性がある)、こういう試みを大学人が大学の設備を利用してやることは不可能になって行くと思うので、そうならないような方向に今後の政治が進んで行くことを祈りたいですね。


Id: #a20000423110936  (reply, thread)
Date: Sun Apr 23 11:09:36 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000423085206
Name: たかた
Subject: 囲碁は

ルール自体はものすごく単純だから、ゲームの蓋についてくる「遊び方」だけでルールを覚えられるというのは、ありえなくは無いと思います。ただ、僕は、初めて祖父から囲碁を教えられた頃は、ゲームが終わったかどうかもよく分からなかったくらいなので、普通の人は、囲碁のできる人に何度か相手をしてもらって、初めてルールを理解できるのではないかと思います(こういうものは、言葉でルールを教えられても、「例」で教えられないとよく分からんのだ)。もっとも、囲碁の代表になるような人は、僕のような人間の尺度で考えてはいけないのかもしれないですけど。結論としては、
「箱の裏でルールをすべて説明するのは、可能だけれども、それをきちんと理解して、ゲームをできるようになるには、既にできる人に教えてもらわないと。。」
ということです。

以下は、こういう議論ができるほど、僕はチェスも囲碁も強くないので、割り引いて読んでください。

囲碁とチェスを比較して一番始めに思うのは、チェスのほうが先が「読みやすい」ことです。僕は、チェスはうまくないですが、それでも、単純に読める手数で考えると、将棋より先まで正確に論理的に読めます(特に終盤)。もちろん、相手もそうなので、将棋や囲碁より、正確な読みが要求される気がします。将棋に比較して「持ち駒」のルールが無い事が主要な原因でしょうが、もっとも、「大駒」が多いので、日本の将棋に慣れた目では、恐くて慎重になってしまうのでこういった印象ができてしまうのかもしれないです。囲碁では、将棋やチェスと比較して、正確に先を読むより、「かたち」に頼る割合が多いような印象があります。別の言い方をすると、いくつかの好手と思われる手を比較して、実際に打つ手を決める時、チェスのほうが、各手(および、それに続く作戦)の「効果」を正確に見積もって比較することが、要求されやすいと感じます。そういう作業は、印象としては、「計算」に近いです。
あとは、チェスは、「戦争」の比喩が良く使われるってことかなぁ。


Id: #a20000423085206  (reply, thread)
Date: Sun Apr 23 08:52:06 2000
Name: 八木 猛
Subject: 計算と決断

3月のNHKラジオ スペイン語講座で囲碁世界選手権、元アルゼンチン代表の Eduardo Lopez Herrero という人(世界選手権で来日して、日本が気に入って今は日本に住んでいる)のインタビューがあって、おもしろかったのが

ある日、叔母が碁を私たち(私と従兄弟)にプレゼントしてくれました。私たちは碁を知らなかったのですが、蓋についていた説明書で遊び方を覚えました。
碁にはまた、私もやるほかのゲーム、チェスなどにはない何かがあります。チェスで一番大切なものは、計算、そして、一手一手の読みです。それとは反対に、碁は美的と言ってもいいほどの、その時の状況を読む芸術的なまでの判断力が重要です。

と言う部分。

まず、アルゼンチンでも碁は子供のプレゼントに程度には簡単に手にはいるのか、というのが不思議で、黒木さんのリンク集から日本棋院( URL 変わってます)−世界の囲碁協会連絡先と進むと一番最初にあるのがアルゼンチンでふむふむ(ただのアルファベット順だけど)。世界57ヶ国に協会があるわけか。

次が「蓋についていた説明書で遊び方を覚えました」って、外国では囲碁セットを買うと蓋(の裏?)にルールの説明書がついてる?日本で麻雀の牌を買うと役の一覧表がついてるみたいなもの?私は囲碁も将棋もできませんが、囲碁ってのはそれで覚えられるほど簡単なもの?

Sr. Eduardo のチェスと囲碁の違いを述べている箇所については、囲碁と将棋を遊ばれる黒木さんなんかどういう風に感じてるのだろうと、尋ねてみたいと思った次第です。


Id: #a20000423025951  (reply, thread)
Date: Sun Apr 23 02:59:51 2000
URL: ymatsuka@v006.vaio.ne.jp
Name: 松家洋介
Subject: 10年後を楽しみにしています。
 皆さん、はじめまして。
 僕は現在二十歳の大学生です。
 世の中のいろいろなことに興味を持っており、
本を乱読している毎日です。
 この掲示板とは半年ほど前に初めて出会ったの
ですが、以来相当な刺激を毎日与えてもらって
います。たぶんこの掲示板によって僕という人間
がかなり変化した(している)と思います。それ
くらい強烈な掲示板です(僕にとって)。
 僕自身はまだここで挨拶以上の発言をする実力
を備えていないので、「観客」に徹しますが、僕
のように次世代の人間にとってのとてつもない
学習の場になっているだろうこの掲示板の益々の
ご繁栄を願ってやみません。
 それにしてもハイレベルな掲示板ですね。
(単に専門性が高いという意味だけではなく。)
 将来このような場所で「まともな」議論が
できることを夢見て日々勉学に励んでいます。
 (永久に来ないかも知れませんが)もしここに
参加できる時が来たならば、その時はどうぞ
よろしくお願いします。
 「ああ、10年前に書き込んだ君か」なーんて
ことがあるといいなあーと思っています。
 ということであと10年は続けて下さいませ。

Id: #a20000418112851  (reply, thread)
Date: Tue Apr 18 11:28:51 2000
In-Reply-To: a0059.html#a20000417160944
Name: 黒猫の母
Subject: ヨーグルトは好きなんだろうか?
ツヴエタン・トドロフさんはブルガリア人らしいです。

こんなに早くレスがついてびっくり。
やはり難しい分野の方だったんですか・・・。

FACING THE EXTREME自体は
まるで米国の運転免許教則本のように平易かつ明快です。
倫理の本がこんなにわかりやすくていいのか!?と衝撃を受けました。

そういえば倫理社会なんてものもありましたねぇ。

Id: #a20000417190135  (reply, thread)
Date: Mon Apr 17 19:01:35 2000
Name: ブタネコ

田崎さんのもう一冊(知の欺瞞でしたっけ)を読んだ人は、『ブルガリア』とか『記号』にギョエギョエかもしれないけど、トドロフは古典的な学識のある人で、バフチーン論が素晴らしい。(桑野隆の著作と共通する面も)
Paul Benichouというラシーヌなんかの時代を理解するときによく引用される人のものを最近纏めたりしてるみたい。

Id: #a20000417173840  (reply, thread)
Date: Mon Apr 17 17:38:40 2000
In-Reply-To: a0060.html#a20000417173746
Name: いなば
Subject: トドロフさんは

でもおフランス人ではなかったような気が。
Id: #a20000417173746  (reply, thread)
Date: Mon Apr 17 17:37:46 2000
In-Reply-To: a0059.html#a20000417160944
Name: いなば
Subject: ツヴェタン・トドロフとゆーひとは

たしかにおフランスの構造主義というか記号学的な手法からする文化史の研究者でいろんな仕事をしてて特にアメリカ大陸侵略関連の仕事なんか有名ですが実際に読んでわかりやすいのならたとえおフランスでもこーぞー主義でもだつこうちくでもなんでびびる必要がありましょうか。

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