リンク集ホーム

黒木のなんでも掲示板 (0024)

記事を書く時刻順スレッド検索過去記事最近の記事

各記事の Id ヘッダー行の # から始まる文字列をクリックすると、その記事自身にジャンプします。その記事自身の URL を知りたい場合に利用して下さい。さらに、括弧の中の reply をクリックするとその記事に返事を書くことができ、 thread をクリックするとその記事を中心としたスレッド形式の目次を見ることができます。

Id: #a19981030120739   (reply, thread)
Date: Fri Oct 30 12:07:39 1998
Reply-To: a0024.html#a19981030063622
Name: 田崎 晴明
Subject: 論文の著作権

ぼくは、科学者はちょっと著作権について甘く考えすぎだということを、ようやく最近認識し始めています。

我々が論文を学術雑誌に投稿すると、ほぼ確実に、その論文の著作権は雑誌を出版している出版社のものになります。 ぼくは、これには何の疑問も感じていなかったのですが、 ぼくの知り合いに、編集者と交渉して、できる範囲で論文の著作権を自分で 確保しようとしている人が何人かいます。 最初はケチなだけかと思いましたが、確かにいくつかの十分な理由があることが わかってきました。

たとえば、誰かが色々な論文を収録した論文選集を編集しようと思ったとき、 論文の著作権が出版社だけにあれば、出版社と形式的な交渉をするだけで、 著者の了解なく論文を載せてしまうことが可能です。 日本物理学会で出している論文選集の場合は著者の了解をとっていますが、 実際、自分の論文が知らない間に論文選集に載って出版されていて、 学生に教えられてはじめて知ったというような話はあります。 名誉な話なんだから、めくじら立てるなと言われるかも知れませんが、 たとえば、「お馬鹿な論文20選」なんていうのに載せられたら、困る。 そこまでいかなくても、論文選集の編者が誤った認識を持っている人で、 他のくだらない論文といっしょに、間違った解説をつけて、自分の論文を載せられたり したら、大変困るでしょう。

さらに、深刻な可能性もあります。 物理や数学の世界では、ネットワーク上の preprint server というのが、 極めて有力な論文発表の場になっています。 そして、この server は preprint (雑誌に発表される以前の論文を preprint と呼ぶ。「ぷれ・ま」といっしょ。)学術雑誌に出版された後の論文も、 server 上にほぼ完璧な形で置かれています。 すると、誰それの何年のこういう論文を読みたいと思ったとき、かなりの確率で、 わざわざ図書館に行って見ないでも、web からひょいと自分のデスクトップに持ってくることができる。 物理のいくつかの分野では、これがかなり現実化してきている。 (これは、素晴らしいことです。お金のない国の大学の図書館には、ほとんど雑誌なんてありません。それでも、e-mail はほとんどの国の人が使えます。preprint server は、最低限の e-mail 設備があれば使えるように設計されています。) 明らかに、これは、雑誌の出版社にとっては、脅威です。 (preprint server が雑誌の代わりをつとめはじめて、印刷雑誌をつぶしにかかるという可能性ももちろん大ですが、そっちは今は論じない。) みんな雑誌は買わなくなるとつぶれちまうぞ、と思った出版社が、ついに、自分たちが著作権を保持する論文の web 上での公開を制限してくる可能性もある。 これは、時代の逆行でしょう。

単行書についても色々な問題があると思いますが、書き続けていると仕事にならないので、 このへんで。


Id: #a19981030084250   (reply, thread)
Date: Fri Oct 30 08:42:50 1998
Reply-To: a0024.html#a19981029081748
Name: くろき げん
Subject: また修正しました

なるほどと思い、色々変えてみました。


Id: #a19981030063622   (reply, thread)
Date: Fri Oct 30 06:36:22 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028213734
Name: くろき げん
Subject: オンライン版と著作権の問題 (ソーカル事件の原稿)

『大学の物理教育』の原稿の経緯を簡単に説明しましょう。(別刷はないです。) 投稿規定によると、著作権の問題をクリアするためには、「編集委員会に申し出て日本物理学会の許可を受ける」必要があります。原稿の投稿も E-mail 経由で大丈夫なのだから、許可も E-mail ですぐに取れると思っていました。実際、軽い気持ちで E-mail で自分のウェブサイトへの転載許可を申し込んだのですが、どうもそれは甘い考え方だったらしく、書面で正式な依頼をしないといけないという返事をもらいました。もっと要領良くアプローチすれば楽になんとかなったらしいので、大チョンボでした。後悔しています。私はそういう仕事に精神的苦痛を感じる性質なので、結局面倒になって、その件は忘却することになってしまいました。

あと、その原稿の内容について、文字数の制限と話題を一貫させるための都合で主要な粗筋しか述べることができず、私自身が面白いと思って読んだ科学畑でも学問畑でもない人達の発言について触れることができなかった点も不満なのです。なぜなら、私にとってはそれらが大変新鮮で面白かっただけではなく、ありがちな「科学者 vs なんとか」というくだらん対立図式の呪縛から自由になるためにも、そういう人達の発言を無視することは好ましくないと考えているからです。

ソーカル氏自身、科学者としての顔だけではなく、レーガンあたりが目の敵にしていたサンディニスタ政権下のニカラグアに数学教師のボランティアで出掛けるという行動的左翼としての顔を持っているわけです。そして、インターネットを探索する過程で、ソーカル氏の強力なサポーターの中にはそういう方面の友人達が含まれていることに、私は気付きました。 (Marxism 関係のメーリングリストまで私は調べた。私のリンク集経由で覗いてみてください。) そして、科学畑でも学問畑でもない友人達はどうもそれだけではないようで(例として Meera Nanda を想定してこう言っている)、ソーカル氏の交際範囲はかなり広い。そのような友人達の支持が、ソーカル氏を精神的に支えている面もあるのだという了解のもとで、ソーカル氏の論説を読むことは大事なことだと思います。私は野次馬の1人として、そういう視点を包含する立場で書かれた論説が日本語で出るか否かは非常に興味深いことだと勝手に思っております。 (こういうことを『大学の物理教育』誌には書けなかった。)

ところで、論争の内容よりも、むしろ、ソーカル氏の人格や科学者としての信用を主に問題にする人達がいるようですが、それって行き過ぎた反応だと思うのは私だけでしょうか? 自分自身が知らない文化圏に属する人物の人格やその文化圏内部での信用について言及するときには慎重にならねばならない、という当然のことが忘れ去られているような気がします。もちろん「私はソーカルのやり方が嫌いだ。なぜなら、…」というのはありです。自分自身の立場で好き嫌いを表明するのは構わないのです。しかし、そうではなくて、「普遍的に」という形容を裏に隠して、「ソーカルの人格的には問題がある」とか、ソーカルの専門分野の世界のことをほとんど何も知らないのに、「ソーカルは科学者としての信用も失ったであろう」のようなことを言ってしまうのはまずいと思うし、実際不毛ですよね。行動的左翼のニューヨーカーの物理学者で交際範囲が広くエネルギッシュでおもろいお兄ちゃんという風にどうして見れないんだ?

ついでに思い出したんで書いておきますが、トーマス・クーン自身をクーン的科学観の元祖として特に強く非難するのは間違っていると思います。(例えば、『世界』に出た藤永論説。誤解を防ぐために急いで付け加えておくと、これが藤永論説への本質的批判であるとみなすのは間違い。) クーン自身の考え方とクーンの著書を独自に解釈してそれを利用している人達の主張をはっきり区別しなければいけません。そのことを了解した上でクーン的科学観を批判しないとまずい。実際、クーンの『本質的緊張1』(みすず書房)の「自伝的序文」を見ると分かることですが、ある種の人達が、時には非公式に「クーン主義者」を自称した上で強調するところ考え方 (S. B. Barnes and R. G. A. Dolby (1970)およびその後特に雑誌 Social Studies of Science にしばしば登場する考え方) をクーン自身はひどく誤っていると考えているのです。クーン自身は「クーン主義者」ではないのだ。厳しいクーン批判論者にはこれだけでは不十分なのかもしれませんし、それも一理ありなのですが、私自身は、むしろ、影響力あるクーンのベストセラー『科学革命の構造』の尻馬に乗り、自分達にとって都合の良い議論を展開している人達を、『本質的緊張』におけるクーンと共に批判すべきだと考えています。

P.S. 私の同僚の友人から届いた E-mail によると、ソーカル氏は 10/9 にプリンストン大学の統計物理学セミナーで「ポッツ模型の分配函数の複素零点の評価」について話したそうで、その講演は「エネルギッシュで、説得力があり、エキサイティングだった」そうです。


Id: #a19981030012147   (reply, thread)
Date: Fri Oct 30 01:21:47 1998
Name: 山形浩生
Subject: あ、食事もしなきゃ。

> あ、食事もしなきゃ。

嬉しいような苦笑するような、わかりすぎて困るような。


Id: #a19981029194119   (reply, thread)
Date: Thu Oct 29 19:41:19 1998
Name: 田崎 晴明
Subject: 普遍性と科学

以前から、反科学的な議論への反論、科学者以外の人たちに科学を伝えること、 あるいは、科学の専門家自身が科学について深く考えることなどに関連して、 「普遍性」という視点が大切だという意見を時々表明してきました。 しかし、ぼくの考えていること(実は、かなり誰でもが考えていること だと思うのですが)をじっくり書く機会がなかなかないままになっていました。 今必死で書いている「熱力学入門」の第1章にぼくの科学観を簡単に述べた部分が ありますので(普通、熱力学の本に科学観は書かないか・・ 本屋さんがびびるかな?)少しまとめ直したものを読めるようにしておきました。 お暇な方は、ちょっと覗いてけちをつけてやってください。字ばっかしですが。 (あ、でも字ばっかしが嫌いな人は黒木掲示板は見ないか。) イントロ部分は、さっきえいやっと書いたものなので、また気に入らなくなって 直す可能性は高いです。 (というわけで、当面はここからだけの限定リンクです。)

宣伝を兼ねて、図々しくも、さわりの部分を引用します。

「普遍的な構造」は、世界にそのままの形で内在していて、人間はそれに 気が付いて「拾ってくれば」よいという性質のものではない。 だからといって、これらの構造は、人間が自分の趣味と都合で勝手に 世界に押しつけたものでもない。 「普遍的な構造」は、徹底的な観察、創意を凝らした実験と、 大胆で緻密な理論的考察の 繰り返しを通じて、長い年月をかけて現実の世界から「抽出」されてくるもの なのである。 私は、「普遍的な構造」は現実の世界に「宿っている」という言い方が好きだ。( 「土の塊に魂が宿る」といった日本語の伝統的な 表現と同じ意味で、「宿る」という 言葉を使っている。 ) 「拾ってきた」のでもなければ、「押しつけた」のでもない。 「宿っていた」ものを、理性の力で見いだしたと思いたいのである。
これは、「科学の理論は、科学者が社会学的に構成したものにすぎない」という 相対主義的な科学批判を意識して書いているわけです。

もう一つ、最後のところ。

人類が経験と理性で織りなした普遍的な構造の網の目が、 かつては理解不能だった世界の中に少しずつ広がっていく。 そして、 人類の認識の進歩につれて、この網の目はより広大に、そして、 より精緻になっていく。 このような科学観は、 世界は一つの究極の理論で理解できるはずだという素朴な科学観などよりも、 少なくとも私には、はるかに魅惑的に感じられる。
実は、「universality class の網の目としての世界」というのは、 大野克嗣さんのセミナーで聞いた表現です。 それを聞いたときは、ずううっと長い間、もやもや感じながら うまく表現できずにいたものが、一言で言われたという霊感にも似た 衝撃を受けました。 (「普遍性への信仰」とか「普遍的な面白さ」といったことは、 それ以前からしきりに言ってはいたのですが。)

というわけで、久々に自分勝手に書きまくってしまったので、再び 「熱力学入門」に戻ります。 あ、食事もしなきゃ。


Id: #a19981029081748   (reply, thread)
Date: Thu Oct 29 08:17:48 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028204531
Name: 小波
Subject: 手前ザクラ

 手前ザクラというのは、サクラをやってくれる他人もいないときに 自分で手を挙げることをいいます。ここで定義された用語ですから文句は言わないように。

 あ、これでかなりすっきりしたっす、黒木さん。読んでいる目の位置とマウスの行く先 の間の距離も短くなって、操作性もこのほうがよいと思います。どうもどうも。

ところで、
 以下の記事を投稿しますか? [Yes] / [No]
のところなんですが、[No] を押すと、編集して放りこんで試した記事を再編集する ことができるわけですが、そうなっているかどうかはやってみないとわからない。 [No] で記事を再度編集できるのか、それとも投稿を止めたいときに [No] なのか、 どちらかが分からないので、とりあえず Fail-safe でもって、押すのは止めてしまう。 (だから、書き直しでもこのボタンはあまり押されていないと思う)
[投稿する] / [編集し直す] /[やめる]
とかいうんだと、迷いなく使えるかな。(投稿するのは CGI のルーチンを走らせることになるけど、 [No] は単なるリンクなんだな。−−[Yes] と [No] は対等でない)


Id: #a19981028213734   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 21:37:34 1998
Name: 牧野
Subject: ソーカル事件

ところで、黒木さんのソーカル事件のページには、 「大 学の理科教育」 1998年第 2 号に掲載された「ソーカル事件」という論文 のことは触れられていませんね。

これはオンライン版とか別刷りとかないのでしょうか?


Id: #a19981028204531   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 20:45:31 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028191249
Name: くろき げん
Subject: こんなんでどうでしょうか?

このページだけデザインを変えてみました。残りは面倒なので、そのままなのだ。うむ、確かに、前よりすっきり見易くなり、紛らわしさが減ったような感じがするけど、どうでしょうか?


Id: #a19981028191249   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 19:12:49 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028171200
Name: 用語指南役
Subject: 続・続・名前

 ううむ、この場合の紛らわしさというのは用語の問題ではなくて、開いたページの 「記事を書く」とか「リンク集」とかいうユーザーの操作パネルとユーザーの掲示の間に、 管理者用の操作パネルが存在することであって、たしかにそれが紛らわしい名前で あることは事実かもしれませんが、問題は場所なんじゃないでしょうかね。
 で、改善案ですが、この管理者用の行を最上位に祭り上げるのがいいのではないでしょうか。 「黒木のなんでも掲示板」の上の、最初の行に格上げして、ついでに管理者用とでも 銘打っておけば、クラッカー諸氏にはともかく、 我々にはそいつは仰ぎ見るだけの存在で、下々の下世話な話しに興じることができると思い ます。
Id: #a19981028171200   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 17:12:00 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028161538
Name: 用語にうるさい鴨浩靖
Subject: 続 名前

あるシステムにおいてユーザーを区別するための記号を user ID と呼ぶこと は、正しいです。それを問題にしているのではありません。言葉はコミュケー ションの道具ですから、正しければ良いというものではありません。紛らわし くないことがもっと重要です。

たとえば、UNIXにおいては、「プロセスやファイルにおいて所有者の識別に用いられる番号」を user ID と呼ぶことは明文化されています。 だから、UNIXに関係した論文では、「user ID」をいきなりその意味で使ってよいのです。 逆に、「ログイン時にユーザを識別するためなどに用いられる文字列」のことを「user ID」と呼ぶと、UNIXのローカルルールに反するので、朱筆を入れられるのです。 「IDの意味から正しいじゃないか」との反論は受け入れられません。

では、まったく新しいシステムの場合はどうかというと、まったく新しいのですから、基本的に何を「user ID」と呼ぼうが勝手です。 ただし、それだけでは、「ユーザを識別するための何か」だろうということしか伝わりません。 「本システムではかくかくしかじかのものを User ID と呼ぶ」と明示的な定義を与えず、いきなり「User ID」と書くと、それが何を意味するものなのか読者に伝わらないので、欠陥ドキュメントです。 「これこれを User ID と呼ぶことは語義から正しい」との言い訳は却下です。

黒木のなんでも掲示板システムは黒木さんの独創的な成果なんだから、まったく新しいシステムの典型的な例です。 そこで「掲示板の管理においてユーザを識別するための文字列」を User ID と呼ぶことそのものは、正しい用法ではありますが、どこにもその定義が書いてないので、紛らわしくて、好ましくないのです。


Id: #a19981028161538   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 16:15:38 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028151112
Name: 用語にうるさい鴨浩靖
Subject: 名前

ソフトウェア科学では、「区別するための文字列」のことを「名前」と呼びます。 したがって、「単なる区別するための文字列であって名前ではない」は間違いです。 ソフトウェア科学用語の「名前」であって日常生活用語の「名前」ではないというべきです。
Id: #a19981028151112   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 15:11:12 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028143026
Name: くろき げん
Subject: User-ID, name or number

ええっと、この掲示板において User-ID は異なるユーザーを区別するための文字列以上の意味を持ちません。 (テストしてみたが日本語を使っても大丈夫、内部的には EUC-JP に変換される。 Password はまずいと思う。) 名前でも番号でもありません。単にユーザーを区別するための記号を user ID と呼ぶことは、むしろ正しい用法だと思います。 (変なところは中を見れば、別にたーくさん見付かるはず。中身はかなり汚ないです。誰かもっとまともなのを書いて、公開してくれないかなあ…。)

もちろん、例えば UNIX において、 user's login name のことを user ID と呼び、 user's unique numerical ID for operating system と混同してしまうのは、まずいと思います。 (例えば、異なる複数の user's login names で、同一の user's unique numerical ID を使う場合がある。個人的には、 user's login name を ID と呼ぶことまでは構わないと思いますが、それと user's unique numerical ID を混同してはいけないということは教育上言っておいた方が良いことは確かだと思う。)


Id: #a19981028145336   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 14:53:36 1998
Name: 牧野
Subject: 数値計算の本

黒木さん、

引越し(というより新装開店みたいな)完了おめでとうございます。

これは最近適当にいれた w3-mode.el を使ってるので、ひょっとすると変かもしれません。

しばらく御無沙汰しておりましたが、菊池さんに負けないようにジターリングの数値計算を進めていた、、、というわけではなくて、某社から何年か前に依頼が来た数値計算入門みたいなものを書いておりました。本当は、散逸があって拘束条件がつく剛体の運動まで扱いたかったのですが、そこにいきつくはるか以前にページ数が大幅に超過した、、、

というわけで、出版する前に読んでケチをつけたいという人を募集中です。 物好きな方は私までメイル下さい。


Id: #a19981028143223   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 14:32:23 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028110714
Name: みほ
Subject: Re:User-ID

わたしもついあれこれ試してしまいました。白状しておきます。 あと、初名乗り合戦(?)に参加しなかったのは、以前のが下にくっつくと わかってたからですね。それだとぜんぜん目立たないもん。
Id: #a19981028143026   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 14:30:26 1998
Reply-To: #a19981028113427
Name: 鴨 浩靖
Subject: ID

それとは別に、ユーザ名の意味で User-ID という言葉を使うのは好ましくありません。 ID は、identification name の意味で使われる場合と identification number の意味で使われる場合があって、まぎらわしいからです。 私はうるさいセンセーなので、学生が論文やレポートで「ユーザID」と書いていたら、必ず朱筆を入れて返します。 「『ユーザID名』なのか、『ユーザID番号』なのか、わかるように書け!」と。
Id: #a19981028113427   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 11:34:27 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028104958
Name: 田崎
Subject: あっぱれじゃ

破れたりとはいえ、的確に私の動きを察していらっしゃったとは、さすが小波殿。 あっぱれです。

しかし、クソ とか最後っ屁 とか、黒木掲示板にあるまじきお下品なお言葉ざます。

ぼくも、モードが切り替わってしまって、短いスカな投稿しかしなくなってしまったことであるなあ。 また、モードが替わったら、いっぱい書きます。


Id: #a19981028110714   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 11:07:14 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028104634
Name: くろき げん
Subject: User-ID: Password: [Edit] [Config] [Reset]

ああ、なるほど、エラーのログを見ると確かにそういう記録が残っているな。私が実験のためにやったのを除くと "invalid user-id or wrong password" が1つ2つ3つ…6つありますねえ。(^^;)

User-ID: Password: [Edit] [Config] [Reset] ってのは、各掲示板ごとの管理者用のメニューです。ブラウザ経由で投稿された記事の修正 (Edit) や掲示板の設定の変更 (Config) ができるようになっています。あと、会員制クラブを作った場合のパスワードの入力にも利用できるのだ。本当は一番下の目立たない場所に置くべきだと思ったんですが、どうしたもんでしょうかねえ。一番下にあれば目立たないし目障りじゃない、一番上にあれば途中で画面が壊れても大丈夫、この2つのメリットのどちらを取るかなんですが、一長一短があって難しいのだ。


Id: #a19981028104958   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 10:49:58 1998
Reply-To: a0024.html#a19981028104141
Name: 小波
Subject: 負けた、クソ!

 記事を書いている最中に校長が突然電話をよこして、どうでもいい愚痴に付き合って いる間に、田崎さんが初陣を遂げちまったではないか。まったくもう
Id: #a19981028104634   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 10:46:34 1998
Name: 小波
Subject: やった!(が、ちょっと拍子抜け)

 引っ越し完了宣言の後の初掲示だ。が、もう11時間も経過しているなあ。拍子抜け。 きっとここのライター諸氏は初陣争いなどという幼稚なゲームにはとんと興味がないのであろう。 (稚気を残しているのは田崎さんだな)

ところで

  User-ID: Password: [Edit] [Config] [Reset]

というのが記事の先頭にあるのは、われわれ一般人には迷いのもとですね。 (ついつい、あらぬ ID とパスワードを打ち込みたくなってしまう ^^;;; ) テスト段階で言えばよかったのでしょうが、ここ3週間ほど死にかけるほど忙しかったもんで。


Id: #a19981028104141   (reply, thread)
Date: Wed Oct 28 10:41:41 1998
Name: 田崎 晴明
Subject: 無事お引っ越しおめでとうございます。

お引っ越しが無事すんだようで、おめでとうございます。

新しい畳のにおいがいいですね。 でも、荷物をほどき、ガスやさんと電気屋さんと水道屋さんに電話して、 ご近所にタオルを配って・・・

とりあえず、ご挨拶まで。また、書きます。


Id: #a19981027232242   (reply, thread)
Date: Thu Oct 27 23:22:42 1998
Reply-To: a0024.html#a19981027141614
Name: くろき げん

ついさっき、引っ越しが終了しました。

引っ越し直前のテストの様子も残しておきました。


Id: #a19981027164032   (reply, thread)
Date: Tue Oct 27 16:40:32 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: わー。引っ越しだ。

引っ越しとか聞くと、そわそわして、楽しいですね。

ところで、この前の日曜に幕張でジターリングの初の国内大会があって、 この前この掲示板に書き込まれた田窪さんは、全国で5位かなんかだったそうです。 我々へたっぴにとっては神にも近い存在ですね。 ぼくは、ちょっとずつ練習して、The Slinger (初級)の10の技は一応出来るように なりました。 八木さんはどうですか?

中身のない掲示でごめんなさい。


Id: #a19981027145609   (reply, thread)
Date: Tue Oct 27 14:56:09 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 作業時間までに投稿された記事の行く方

引っ越しの作業時間の 10/27 の 23 時以前にここに書き込まれた記事は、新掲示板の方にも自動的にコピーされます。それまで、安心してここに書き込んで大丈夫です。


Id: #a19981027143505   (reply, thread)
Date: Tue Oct 27 14:35:05 JST 1998
From: 八木 <yagit@kt.rim.or.jp>
Subject: re:引っ越し

 とうとう引っ越しだ。新しい掲示板の一番をゲットするのは難しそうだし、ここに最後っ屁をかましていきます(お下品)。あ、でも、月末までは書けるのか。ここのが新しくなるんならウチの掲示板も新しくしたいんですけど、プロバイダのサーバに入ってるperlのバージョンがヨンなんですよ、カワサキさん(古い)。


Id: #a19981027141614   (reply, thread)
Date: Tue Oct 27 14:16:14 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 引っ越し

重要

テストに協力して下さった方々、どうもありがとうございました。私の手許にない環境から書き込みは貴重なテスト・データになりました。

無茶なことをしない限り、新掲示板システムは安定して動作しているようです。そこで、思い切って、今晩引っ越しを断行することにしました。

引っ越しは今晩行なわれる

今晩 (より正確には1998年10月27日の23時過ぎに)、新掲示板に引っ越します。 引っ越し先は

http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/a.html
http://zakuro.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/a.html

です。どちらも内容は同じです。すでに、テストの様子を見ることができます。(どちらにも一長一短がある。前者の URL の方が一般的で好ましいが、後者の計算機の方が性能がずっと上なのだ。)

引っ越しの作業は、1998年10月27日の23時から24時までに行なわれます。(すでに、自動的に行なえるようにしてある。)

作業終了をもって、この掲示板の正式運用 URL は上記の場所に移動したものとします。それ以後は、新掲示板の方に書き込むようにして下さい。

新掲示板システムとこの掲示板の相違点

移行期間は今月末まで

引っ越しに伴う移行期間は今月末までとします。それまで、こちらの掲示板も書き込み可能としておきます。来月以降は書き込み不可に設定します。

過去ログはそのままここにも残す

この掲示板の過去ログも新掲示板の方にコピーされるのですが、リンクがいきなり大量に切れるのは好ましいことではないので、こちらにも過去ログをそのまま残しておきます。


Id: #a19981025122258   (reply, thread)
Date: Sun Oct 25 12:22:58 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: (in despair) to define mathematics as "what mathematicians do"

もう、ひとつき近く前の話題ですが…。

件の英文を転載(邦訳例が今月のログの始めの方にある):

The new discoveries that mathematicians are making are very varied in type, so varied indeed that it has been proposed (in despair) to define mathematics as "what mathematicians do": for mathematicians today attack many problems not regarded as mathematical in the past, and what they will do in the future there is no saying.

ここで述べられていることは、 "what mathematicians do" の mathematicians の範囲を適切に十分広く取る限りにおいては、1つの見方としては正しいと思うし、例えば300年後に数学がどうなっているかについては何も言えないというのは本当のことだと思います。しかし、我々の現代の立場でも歴史的にも mathematics と呼んで良い仕事は常に論理的な厳密性を重んじるものであったし、論理的な世界の法則性や統一性や意外性や美しさをテーマにしてきたことは間違いないことですし、今後もそうでしょう。

ここにプライベートな手紙に書かれた谷山豊の数学観が引用されています。数学の専門用語が稠密に現われているので、数学屋以外にはまことに読み難い文章かもしれませんが、逆に数学屋にとっては現場に密着した話であると感じられて親近感が湧きます。そこで述べられている「数学的実体なるものが歴史と共に移り変わる」という考え方は上の英文の内容に近いかもしれません。

しかし、それと同時に「数学の統一性、法則性に対する信頼」を強調しています。ただし、おそらくこれはある種の謙虚さから来ていると思うのですが、「無理由の信頼」と「無理由の」という形容が付いている。確かにある見方はでは無理由と言えるかもしれませんが、実際には、谷山豊自身が挙げているような様々な数学的具体例が信頼を支える理由になっているのであり、本当は決して無理由に信頼しているわけではないのです。

これは結構重要な点だと思います。ひとりの真面目な人間がその仕事に人生を賭けようとするとき、その仕事に対する信頼が無理由であることなどありえません。 (まあ、それはそうとしても、実際に自分がやっていること(研究対象)にその信頼がそのまま適用されるかどうか不安な場合もあると思いますが、不安なままでは能力を発揮し切れないので、狂った野蛮人になる必要性は絶対にある。そのような場合なら「無理由な信頼」というのは全く正しいと思う。)

数学的な注意: 有限単純群の分類は1981年に完成しています。谷山豊が予感した通り、簡単な図式で分類されることはなく、その証明は巨大なものになりました。ところで、よく言われることですが、「分類」というタイプの数学的問題はそこに何か例外的なものが含まれている場合に限って面白くなります。有限単純群の分類もモンスターを代表とする26個の散在型単純群の存在が光っています。そして、分類の過程で moonshine 予想が発見されて、その例外的な部分に数学的神秘が存在することが明らかになった。しかも、その予想の解決には物理の string theory の影響が決定的であったのです。このような発展が予想も付かないものであることは言うまでもないことでしょう。こういう意味でなら、未来がどうなるかわからないというのは全く正しいのだ。


Id: #a19981025031943   (reply, thread)
Date: Sun Oct 25 03:19:43 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 新掲示板システムへの引っ越しの予定

おそらく、来月までに、新掲示板に引っ越しする予定です。

引っ越し後にどうなるかですが、現在、

http://zakuro.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/a.html

で試験中です。試験終了後に再度こちらの掲示板の過去ログをコピーし直し、同 URL で再出発することにします。それまでに、バグ出しに協力しても良いと思っている方は、色々試して下さい。よろしくお願いします。

まだ文書は整備されてないですが、新掲示板システムのスクリプトを

http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/pub/CGI_Board/

で公開しています。こちらも、試験に協力して下さる方と、掲示板のマクロを書いて下さる方を募集しています。新掲示板システムに関する質問や要望は

CGI_Board サポート掲示板

に書いて下さい。

引っ越し後の過去ログの扱いですが、ここにそのまま残しておくことにし、新たに記事がこちらに投稿できないようにするに止めます。


Id: #a19981025000335   (reply, thread)
Date: Sun Oct 25 00:03:35 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 状態図 (相図) の欠けたところを補う
まぁ、あまり変な事や横着な事は考えずに、もともとの原子レベルでの統計な
ところでモデル化するというか、統計力学的モデルを使ってエントロピーとエ
ンタルピーの関数を決めるのが素直でしょうかね。

対象が酸化物同士の系とか、欲を言えば酸化物とフッ化物の混ざった系なんか
も扱いたいのです。

単純な合金なんかに比べると、統計力学的モデルもいろいろな問題をはらんで
いて、単純なモデルではどこかに皺寄せがくるし、複雑なモデルではパラメー
タだらけになって、値の決めような無くなってしまったり...

どういうモデルを使ったにしろ、どこかに皺寄せが出て実測に合わない部分は
生じてしまうので、それを避けるために、例えば正則溶液モデルを使うとして、
本来温度依存性も組成依存性も無いはずの相互作用パラメータに温度依存性と
組成依存性を与えるか。しかし、陽イオンも陰イオンも複数種ある場合は正則
溶液モデルではどうしようも無いな...

あるいは、モデルは限られた区間毎に使う事にして、その場その場で用いるモ
デルやパラメータを変えるとか、なんかそういう泥臭い事をするのかなぁ。

Id: #a19981024233905   (reply, thread)
Date: Sat Oct 24 23:39:05 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 状態図と自由エネルギー
もうちょっと説明しておきます。状態図を数式で表現しようとする場合、おお
まかに言って二種類の方法が考えられます。

一つは、液相線 (液体のみが存在する領域と、液体と固体が共存する領域の境
界線) とか固相線 (固体のみが存在する領域と、液体と固体が共存する領域の
境界線) のような相の境界を表す曲線や曲面を、そのままなにがしかの数式 
(組成と温度の関数) で近似するという方法。

この方法の利点は、相境界のデータさえあれば相境界の関数を決められる (当
然ですね) 事と、実在するデータとの整合性をとりやすい (それが合うように
近似するんだから当然) 事です。

もう一つは、各相の自由エネルギーをなにがしかの数式 (組成と温度の関数) 
で近似し、各相の自由エネルギーを比較する (大小を比べたり、複数の自由エ
ネルギー関数に対する共通接平面との接点を求めたり) 事で相の境界を決める
という方式。

この方法では、ある相境界の位置のみがわかっても、その両側にある相の自由
エネルギーの関数は決められず、もっとデータが必要になる事です。その反面、
相境界のデータが無くとも、混合自由エネルギーの実測データがあったり、統
計熱力学的モデル等を使って近似的な自由エネルギーの値を求める事ができれ
ば、計算によって状態図を作る事ができます。

# モデルで計算した状態図じゃなくて、実測に基くのが欲しいというのが、
# 今回の話のそもそもの動機なのですが。

ちなみに、定圧条件下においてある系が平衡状態となる条件というのは、その
系のギブスの自由エネルギーが最小値になる事です。(ちなみに定容条件下で
はヘルムホルツの自由エネルギー最小が平衡状態です。ここではその説明は略)

この、ギブスの自由エネルギーの定義は以下の通り。

      G = H - TS

ここで、

      G: ギブスの自由エネルギー
      H: エンタルピー
      T: 絶対温度
      S: エントロピー

自由エネルギーというのは、なにがしかの状態を基準にした相対値なのですが、
純粋な物質を出発点 (基準) にして、それらの物質を混ぜ合わせた時にどれだ
け自由エネルギーが変化するかを現わしたものは混合自由エネルギーと呼ばれ
ます。同様に混合エンタルピー(混合熱)とか混合エントロピーという用語もあ
ります。

ここで、H と S はいずれも温度と圧力と組成の関数ですが、今考えているよ
うな高温常圧の無機物 (主に酸化物) の状態図を近似的に考えるにあたっては、
温度と圧力の影響は無視して、組成のみの関数としてしまっても、そう無茶な
近似では無いと考えられます。

混合エントロピーや混合エンタルピーの組成依存性をどのような関数で表すか
については、様々なモデルがあります。が、実測データをうまく反映するのは
なかなか難しい面もあります。

Id: #a19981024225357   (reply, thread)
Date: Sat Oct 24 22:53:57 JST 1998
From: 菊池
Subject: 最大エントロピー?

うーん、相図の抜けてるところを最大エントロピー法で作れるのかなあ。 モデルが必要ですよねえ。 最大エントロピー法を使って時系列からスペクトルを作る場合も 自己回帰モデルとかを使うんですよね。 相図だとどうするんだろう。自由エネルギーのランダウ展開を使えばいいのかしら。 対称性から展開形はある程度決まるから、係数を推定する?
Id: #a19981024214911   (reply, thread)
Date: Sat Oct 24 21:49:11 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: エントロピーのエントロピー?
なるほど、「最大エントロピー法」ですか。調べてみます。

ところで、混乱するような事を言いますが、実は私のやろうとしている状態図
の仕事の内容は、「温度と組成の関数であるところのエントロピーとエンタル
ピーのデータが断片的にしか存在しないのだが、なんとかうまいこと適当に妥
当性のある関数を決めて数式化しよう。」という事だとも言えるのです。

最大エントロピー法を使うとなると、もともと統計的な意味を持つ値であるエ
ントロピーのデータに統計的な処理を施して、そのエントロピーを求める、と
いうメタな話になりますね。

Id: #a19981024171637   (reply, thread)
Date: Sat Oct 24 17:16:37 JST 1998
From: 田崎
Subject: 物質量

小波さん、みなさん、ありがとうございました。 書き進む内に、物質量という書き方にも慣れてきました。 科学を学ぶときに「習うより慣れろ」という態度は危険だと日々学生さんに 言っていますが、こういうのは、やはり習うより慣れろかな。 また、新しいノートを書いたら、言葉使いなどをみなさんに直してもらおうと 思っています。 というわけで、仕事に復帰します。
Id: #a19981024120927   (reply, thread)
Date: Sat Oct 24 12:09:27 JST 1998
From: 林 耕太郎 <96041034@gakushuin.ac.jp>
Subject: 単位
モルは、基本単位ではないけれど、国際的に認められた補助単位系に属してい
ると聞いた事があります。今、実際に手元に資料はないのですが「長さ(m)」
「重さ(kg)」、「時間(s)」、「電流(A)」を基本単位として単位
を構成していく。そして、それ以外として補助的な役割として「角度(rad,度)」
「モル」等がある、と言う事らしいです。家に計量研の方から頂いた資料があるの
で、今度それを掲示します。
<br>
話は変わって・・・<br>
先述の方から聞いた話ですが、現在、最も精密に計れる物理量というのは周波数
だそうです。反対に電気関係、温度は未だに精密測定が難しいのだそうです。



Id: #a19981024040508   (reply, thread)
Date: Sat Oct 24 04:05:08 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: ログを切りました

ログがでかくなっていたので切りました。過去ログにはここから行けます。


Id: #a19981023152215970   (reply, thread)
Date: Sat, 24 Oct 1998 00:22:08 +0900 (JST)
From: Kikuo Harigaya <harigaya@etl.go.jp>
Subject: SI単位

そういえば、超有名教授「飯田修一先生」
のイニシャルは、ズバリSIなのである。

Id: #a19981023214122   (reply, thread)
Date: Fri Oct 23 21:41:22 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: モル

現在の SI の規約では、物質量というのは常識的な意味での物質の量のことではなく、ある量の物質を粒子集団として数えたときの量です。物質の質量とは概念的に異なります。 モルさんがおっしゃるように ダースを単位としても悪くはないですが(超インフレになりそうだけど)、一応 SI単位系で認められている単位は mol だけで、それに補助的に m, k などがつくことが あります。

ですから、

気体の物質量は N であり、シリンダー内部の体積は V に固定されているとする。
だけでも、論理的には問題はありません。しかし、「物質量」という用語が十分にこなれていない 現状がありますので、
物質量をはかるには通常 mol が単位として用いられる。
というのを付けておくとかしたほうが誤解を回避できそうです。V についてはその単位に言及しないで 美しく行きたいわけですから、これは気持ちが悪いのですけどね。

 ところで、田崎さんの苦悶(^^;)の一つの種は、数は単位ではないから mol という単位を m や kg と同格に扱うのはまずいということですね? それについては、同格に扱っちゃいなさいというのが SI の精神なんでしょう。 もっとも、あらわに粒子の数という概念を登場させてしまうと、 微視的な見方を排除してとりあえず熱力学として巨視的な構築をやっていくという方針が、 形式的には若干まずくなりますね。(あくまで形式的にであって、本質的には問題ないとも思いますが)


Id: #a19981023183910   (reply, thread)
Date: Fri Oct 23 18:39:10 JST 1998
From: モル
Subject: モル
モルってダースみたいなものですよね。

Id: #a19981023113959   (reply, thread)
Date: Fri Oct 23 11:39:59 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: モル(マグマ大使の奥さんってこういう名前では? でもほとんど出てこなかったよなあ)

小波さん、おほめの言葉ありがとうございます。 私自身は、恒例の自己嫌悪に陥っていて講義ノートの欠点ばかりが目に付いて滅入っています。 ただし、落ち込んでさぼっている暇はないので、ぼくの視点を前面にだした短いバージョンを必死で書いています。

それで、用語法を中心に色々悩みがでてきてしまったので、ここでお知恵を拝借したいと思って書いています。 小波さんへの個人メールを書こうかとも思いましたが、他のみなさんもいいお知恵があるのではと思いこっちに書くことにします。 というわけで、理科・科学畑以外の方は、以下は読み飛ばして下さい。


ところで、今は「モル数」という用語は廃止される方向です。「物質量」とするのが いいと思います。モルという のは、分子集団を数える単位の一つに過ぎませんから、 「モル数」では、質量を「グラム数」というのと同じになるわけ。
というご指摘には、なるほどと思って、「モル数」を廃止するつもりで考えていました。 それで、物質量ということばを使ってかきはじめたのですが、つい
気体の物質量は N であり、シリンダー内部の体積は V に固定されているとする。 物質量をはかるときは、質量を用いてもよいが、モル数を用いる方が見通しがよい。
と言う風に「モル数」をつかってしまう。 いかんいかん、モルは単位だと思って、
気体の物質量は N であり、シリンダー内部の体積は V に固定されているとする。 物質量 N の単位は、グラムやキログラムでも構わないが、モルを用いる方が見通しがよい。
と書くかなと思って、はたと止まった。 これは、嘘である。モルは、グラム、キログラムと対等に並ぶべき単位ではない。 なぜか?(説明不要と思うけれど、黒木掲示板に書く以上、説明します。)

「長さを x メートルとする。」、「長さを x [m] とする。」といった書き方をぼくはしない。 現代の物理では、物理量は、単位を含んだ次元付きの量であると考えるのがもっとも自然だから。

「長さを x とする。」と書くのが正しい流儀。 数値を代入する段階になって、好きな単位を選べばよい。 つまり、「具体的に x = 10 cm の場合」とか、「x = 123.8 km ならば」などとやる。 x = 10 cm = 0.1 m なんていう式ももちろん OK。 たとえば x = 5 cm で、y = 0.1 m でも、単位が違うとか言うことは言わないで、 x + y という量を考えて良い。同じ「長さの次元」を持った量だから。

物質量の場合は困る! 分子が一種類しかなければ、グラムを使うか、モルを使うかは、単位の違い。 でも、分子が異なるとこの換算は異なってくる。 二つの物質量の和 N + N' を考えようにも、これらがグラムで表される量なら、全質量がでるし、モルで表されるなら、全モル数がでる。 こういうインチキは、容認できない。

「物質量の単位はモル」とだけ宣言するのもいいかもしれないが、単に「物質量」という言葉を聞けば、物質の総質量でなんで悪いという気がしてしまう。 まあ、定義して用いればよいのかもしれないが、マクロなことばで物質量はどう定義すればいいのだろう?? 分子を語らないという立場で臨んでいる以上、分子数をアボガドロ数で割ったなんて言いたくない。 全質量を質量数で規格化したもの? 何かしっくりこない・・・

結局、はじめの

気体の物質量は N であり、シリンダー内部の体積は V に固定されているとする。 物質量をはかるときは、質量を用いてもよいが、モル数を用いる方が見通しがよい。
がいいのかな?
Id: #a19981023023639   (reply, thread)
Date: Fri Oct 23 02:36:39 JST 1998
From: あ伊藤 <aito@bu.edu>
Subject: 断面から全体へ

私の関係している音声認識関係でも,似たようなことをやっている人たちが います.ある文について,単語と単語の断片的な情報(2単語の共起確率とか) から,文全体の出現確率を推定するのに使っているのだ.代表的な推定方法 は最大エントロピー法というやつなので,「最大エントロピー」とか ``maximum entropy''で検索すると,いろいろ出てくるのではないかと思います.
Id: #a19981022154029456   (reply, thread)
Date: Fri, 23 Oct 1998 00:40:44 +0900 (JST)
From: Kikuo Harigaya <harigaya@etl.go.jp>
Subject: 「ごーや」の話題の続き (^^;;)

すぐ下、わたなべさんの投稿にて、黒木さんのBBSから
「はりがやの掲示板」へのリンクを張ってもらったのは、
はじめてです。実に嬉しく思います。

沖縄の学会から「帰国」後、「ごーや」の話題など、鹿児
島県出身者を交えながら、とあるチャットページに話題を
振って続けた記録 log なども置いておきました。

うーん、もうすでに、「なんでも掲示板」ですわね。

http://www.etl.go.jp/~harigaya/BBS/spool/log.html

Id: #a19981022154114   (reply, thread)
Date: Thu Oct 22 15:41:14 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 実測に基いた多元系状態図の計算機処理プロジェクト

はりがやさんのところ 経由で見た まりねこさんのところ 経由で見た 小谷岳生さんのところ で "Stereology(断面構造解析. 断面の観察から3次元構造を推定する学問.) " というのに目が止まった。なるほど、CT のような医学関係とか、地学関係だ とかでは、いかにもこういう技術や理論は必要そうですね。

点や平面のデータの寄せ集めから多元系の状態図を作るってのも、(熱力的な 条件が云々ってのがもちろん加わりますが) まさにこういう話なのだ。誰かこ ういう分野の研究者と繋がりが作れないかな。


Id: #a19981021210923   (reply, thread)
Date: Wed Oct 21 21:09:23 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 田崎さんの熱力本届きました!

 期待にたがわずいい本です。まったりとしてそれでいてコクがある、ちがうちがう、 ていねいに書かれていてそれでいてすっきりとして見通しがいい。この見通しのよさというのは、 田崎さんの狙いなんだろうなあ。まだ拾い読みしかしてないけど、6章から8章にかけての エントロピー導入までの流れは圧巻です。Carno の定理の取り扱いを読んでいて、 学生の頃に苦労してエントロピーの熱力学的意味を理解したことを思い出しました。 (その時は、「化学科で熱力分かっているのは俺だけだぜ」とにんまりしたもんです。) とにかく、素晴らしいプレゼントをありがとうございました。

ところで、今は「モル数」という用語は廃止される方向です。「物質量」とするのが いいと思います。モルというのは、分子集団を数える単位の一つに過ぎませんから、 「モル数」では、質量を「グラム数」というのと同じになるわけ。


Id: #a19981021165403   (reply, thread)
Date: Wed Oct 21 16:54:03 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: Post TEXT
ちなみに、手動で投稿しても、Post TEXT で投稿すれば
URL に <A HREF="ほげほげ">ほげげ</A> のタグをつけて
くれます。

Id: #a19981020205137   (reply, thread)
Date: Tue, 20 Oct 1998 20:51:37 +0900
From: YAMANE Shinji <s-yamane@vacia.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Fashionable Nonsense

山根@東北大片平キャンパスです。山形さん、速攻でコメントくれてありがとう。
メールで投稿すると、自動的にURL部分にタグをつけてくれるんですね。
知らなかった。

ところで、Amazon.comによれば「知的ペテン」のアメリカ出版が決まったようです。

   Fashionable Nonsense : Postmodern Intellectuals' Abuse of Science
   by Alan D. Sokal, Jean Bricmont

ただし、発売は December 1998 の予定です。

追記: 『現代思想』の次号予告を立ち読みしたら、
村上陽一郎と野家啓一の対談が予告されてました。
一応ソーカルの名前もあります。

以上、参考までに。


Id: #a19981020182247   (reply, thread)
Date: Tue Oct 20 18:22:47 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 多元系状態図
状態図というものがあります。なにがしかの合金について、どういう温度と組
成の範囲ではどういう結晶構造の単相だとか、二種類の結晶構造が共存すると
か、液体とある結晶構造の共存状態だとか、そういう地図のようなものです。

正確な状態図があれば溶解熱だとか活量だとか、諸々の熱力的なデータも得ら
れるし(逆に言えば諸々の熱力データがあれば状態図を作れる)、合金やらセラ
ミクスやら作る時に、どのように成分調整してどのような熱処理をすればどう
いう物ができるかもわかる、という事で工業的にも非常に重要なものです。

温度、圧力、組成ってのがこの図の軸になるわけですが、我々を含め、多くの
材料屋が欲しいのは主に常圧下のデータ (圧力は 1 気圧で一定) なので次元
は一つ減って、成分が二種類 (二元系) なら二次元、三種類 (三元系) なら3
次元、四種類 (四元系) なら四次元の図になります。

CaOとMgOのような組み合わせでは、厳密には Ca と Mg と O の三元系ですが、
酸素の量は決まってしまうので、擬似的に二元系と考える事もできて、そうい
うのは擬二元系と呼ばれます。

世の中には二元系もしくは擬二元系の状態図ってのは膨大にあって、図で表現
するのもそれを利用するのも簡単ですが、二元系、四元系となるにつれて断片
的な情報しか得られていなかったり、図で表現するのも利用するのも難しくなっ
てきます。

四元系を例にとると、いくつかの温度について、4つの成分を頂点とする組成
を表す4面体のどの部分がどういう相という図面が作られたりしますが、実は
4面体の断面の平面いくつかの図しか無かったりします。

それから、やはり組成を示す4面体の中に液相面温度や固相線温度の等高面が
描かれたりもしますが、これもいくつかの平面について等高線が得られている
だけだったり。

こういう断片的なデータを、コンピュータを使ってうまく補間して関数化し、
様々な観点で自由自在いんデータを切り出せると便利だろうな、というのは誰
しも考えるのですが、実際のところ、そういうデータベースや処理ソフトで、
あまり良いのが無いというのが現実です。

一つの方向性として、統計熱力学的モデル等を使って、簡単なパラメータをデー
タベース化し、各成分の化学ポテンシャルを計算して状態図を得る、という方
法もありますが、こういういわゆる計算状態図ってのは、必ずしも実測データ
を良く反映しない面もあります。(局部的な近似にこの手のモデルから出てく
る式を使って、その場しのぎでパラメータを可変にする、なんていう手もあり
ますが)

まばらな (しかも誤差を含む) 実測データを利用して、次元の高い曲面 (面じゃ
ないか) を、必要以上に曲がりくねったり、熱力学的な矛盾が生じないように、
機械的に決めるってのは意外と面倒臭そうです。

という事で、「実測に基づく状態図のオンライン化に関する研究をやるつもり
があるなら、全面的にバックアップするぞ」などという話があるのですが、私
一人の手には余りそうなので、ここの読者で数学屋、物理屋、化学屋、材料屋、
計算機屋等々で、こういう仕事に興味のある方で、共同研究者 (開発に近い面
も多いですが) になっても良いという人はいないでしょうか?あるいは知人に
そういう方はいらっしゃいませんか?

Id: #a19981019211604   (reply, thread)
Date: Mon Oct 19 21:16:04 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: まだ作りかけの次世代掲示板ではこんなこともできる

minibbs もどき!

その設定マクロはこれ。ちなみにデフォルト(に近い)設定はここで見られる。テスト用なので、どちらの掲示板にも自由に投稿して構いません。(でも、記録に残らない可能性があるので注意!) UNIX 系 OS 上の perl 5.004 以上で動きます。ソースはここにある。(作りかけのやつで遊んでくれる人を募集中。勝手に持って行って、自由に要望を出して下さい。そして、私は、その要望を無視したり、取り入れたりします。)

最近、ここの話題について行ってないですが、もうちょっとしたら復帰する予定です。


Id: #a19981019125840   (reply, thread)
Date: Mon Oct 19 12:58:40 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp (Takashi TOKITA)>
Subject: Web上の数学ミニ辞典

あるMLでラプラシアンの議論に巻き込まれ、砂田さんの『基本群とラプラシアン』とか浦川さんの『ラプラス作用素とネットワーク』とか東北の数学の宣伝もちょっとしといたけど、なんといってもMLでは数学記号が苦しいですね。

gooで苦しまぎれの検索をしたら、
http://www.astro.virginia.edu/~eww6n/math/Laplacian.html  
に出会いました。

そこは、数学ミニ辞典で『lのトップに』を押したら随分あって、Lagrange Multiplierにいってみたら、Kuhn-Tucker Theoremにリンクしてあり、そこがまたFarkas's Lemmaにと。絵のある項目も多く。検索機能も充実している。
文書のソースをみてHTMLでの記号の書き方辞典にも使えるし、メールでのやりとりで相手が共通の数学書をもってないとき、ここの何行目の式と言える。

難点は人気サイトらしく結構混んでるみたい。
Id: #a19981019105056   (reply, thread)
Date: Mon Oct 19 10:50:56 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 熱力学講義ノート

宣伝させていただいた熱力学の講義ノートに多くの方に興味を示していただいて、とても喜んでいます。 郵便処理能力が低いので、徐々に送っていきますので、少しお待ち下さい。 先週末までに mail を下さったみなさんには、今週中くらいには発送するつもりでおります。

ところで、このノートをぼくは「講義ノート」と呼んではいますが、完全に本の体裁で書き進めています。 既存のいかなる本よりも論理的にごまかしなく書くことを目標の一つに(最大の目標ではありません。)設定したために、書くうちに肥大し、かつ部分的には難しくなりました。 初学者が読みこなすのは、かなり大変だろうと言われていますので、請求された方は、その点は覚悟しておいて下さい。 (普通の教科書に比べると、数式中心の部分も多いですが、同時に、背後の思想などについての日本語による説明もやたら多い。 そういう部分だけ読んでいただいても、少しは面白いかも知れませんね。 普通の教科書に多い「ことばを延々とつらねて論理的な内容を説明した(つもりになる)」書き方は、ほとんど廃したつもりです。)

ぼくは、今実際に熱力学の講義を担当していますが、正直な話、ぼくの「講義ノート」に忠実な講義は不可能なことがわかりました。 というわけで、実際の講義では、「講義ノート」とは別の、わずかな論理性を犠牲にしているけれど(専門家向けの注:純物質なら T, V, N で平衡状態が完全に指定されるとしている。これは、三相共存の三重点では正しくない。この程度の論理の甘さは、全ての熱力学の教科書に見られる。その点を除けば、ほぼ完全に論理的なので、結果として、既存のどんな教科書よりも論理的である。)、よりスマートで直感的な熱力学の構成を採用することにしました。 これは、熱力学の第二法則を第一法則よりも先に導入するという画期的な方法で、Carnot の定理を介してエントロピーがかなり自然に無理なく出てくる点は、本格版「講義ノート」と同じです。 当然ながら、講義により忠実な「講義ノート」(仮称「熱力学入門」、コードネーム ThermoDynamicsLite)もすごい勢いで作成中です。 今回、「講義ノート」を請求して下さった方たちには、この普及版の「講義ノート」の方もお送りするつもりです。 完成して大量に印刷するのは来年度になる可能性は高いですが。


というわけで、小波さん、熱力学を担当されるのは、ぼくの簡易版熱力学をご覧になって判断されてからでも遅くはないと思います。
Id: #a19981019094323   (reply, thread)
Date: Mon Oct 19 09:43:23 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: Re: 熱力学講義ノート

わたしの熱力学講義ノート(前半 version 2.4)が印刷されてきました。 この機会に宣伝のためのページも作りましたので、興味のある方はご覧下さい。 それで、ノートに興味を持たれた方は、(この掲示板に書くのではなく)私に e-mail でご請求いただければ、部数が足りる限りお送りします。 以前興 味を示された小波さんには、勝手に送らせていただきます。
わぁー、それはめちゃくちゃうれしゅうございます!送り先は、〒981-1239 名取市 宮城高専 小波秀雄で届きます。楽しみで眠れなくなりそうなのであります。専攻科の熱力学の講義に使わせてもらうかな? (担当してないけど来年度むりやり取っちゃうかなあ…(^^;)

全然関係ないけど、「送らせていただきます。」が「送らさせていただきます。」でなくて安心。最近、「〜らさせていただく」という汚い表現の氾濫には 年寄りの言語岡っ引きの血が騒いで仕方がないのであります。


Id: #a19981019080307   (reply, thread)
Date: Mon Oct 19 08:03:07 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 次期掲示板の作りかけ

ここでテスト中です。しばらく、遊んでみて、それなりに安定していることがわかったら、来月あたりに入れ換える予定です。


Id: #a19981018234242   (reply, thread)
Date: Sun Oct 18 23:42:42 JST 1998
From: 山形
Subject: Best of AIRにSocial Text関連内容?

確証はないけれど、たぶん載っていない公算が強いっす。Best of AIRは雑誌に載った論文のベスト版だし、授賞式は、Social Text関係者が授賞式にあらわれでもしない限り、それに関するものはなにもないはずです。IgNobel賞は、AIRへの掲載有無とはまったく関係ないですし。
Id: #a19981018221637   (reply, thread)
Date: Sun, 18 Oct 1998 22:16:37 +0900
From: YAMANE Shinji <s-yamane@vacia.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Ig-Nobel Prize

山根@東北大片平です。ご無沙汰してます。

 Andrew Rossのコンピュータ科学者観を批判したいと夏の頃から考えているの
だけど、なかなかはかどりません。

ところで不真面目な関連質問なんですが、Ig-Nobel Prize について質問します。

 Social Text 編集部が1996年のIgノーベル文学賞を受賞しているんですが、
(URL: http://walk.pci.on.ca/~dgilbert/ignobel/96/)
今月出版された
The Best of Annals of Improbable Research とか、
すでに販売されている Igノーベル賞受賞式ビデオ
(URL: http://www.improb.com/bookstore/video.html)
に Social Text ネタは入っているか、どなたかご存知ありませんか。

先週ボストンに行ったんだけど、その時は Best of AIR...  が出てたのに気が
つきませんでした。立ち読みしておけば土産話になったのになあ。

備考: Ig-Nobel賞を知らない人は山形さんの解説を読もう!
URL: http://www.post1.com/home/hiyori13/krugman/ig.html

-- 
YAMANE Shinji
 Graduate School of Informaion Science at Katahira, Tohoku Univ.
URL: http://www.vacia.is.tohoku.ac.jp/~s-yamane/
"ハッカーは、クラッカーじゃない。"と主張する会

Id: #a19981018211622   (reply, thread)
Date: Sun Oct 18 21:16:22 JST 1998
From: 左巻健男
Subject: 記憶になし
うーん、いろんなところでいろんなことを言っていますので、もしかしたら、と
思うのですが、記憶にありません。
板倉聖宣さんなら「仮説実験授業以外の授業なら科学的思考を育てるものになっ
ていない」って言いそうですが。(『理科離れの真相』朝日新聞社 を読んでの、
あくまでもぼくの感じ)

みなさんに:ソーカル事件は「政治的事件」と言うことをくり返す人がいるので
すがどういう意味で言っているんでしょうね?

Id: #a19981016201848   (reply, thread)
Date: Fri Oct 16 20:18:48 JST 1998
From: 大豆生田
Subject: 左巻健男さん

左巻さんの『新理科教育法』持っています。 これに関連して、左巻さんは「科学的思考を押し付けるから、非科学的思考 (オカルト等) が流行するのだ」と言われたことありません?

話はちょっと変わって、 科学基礎論 (科学史・科学哲学・科学社会学) でも、 新科学哲学指向の人は「啓蒙」ということを嫌うらしい。


Id: #a19981016105221584   (reply, thread)
Date: Fri, 16 Oct 1998 19:52:50 +0900 (JST)
From: Kikuo Harigaya <e9118@etl.go.jp>
Subject: Re: イカの部屋

すぐしたの「研究グループとしては。。。」の
話題は電総研のことです。理研の話題として
読めてしまうかもしれませんです。

松本元さんがひとり有名ですが、研究グループ
として数名で共同プロジェクトになっていたこと
など、あまり明記されることも少ないのかも
しれません。専門外のかたへの解説記事などは
元さんひとりのお名前で出ていることが多いですし。

Id: #a19981016163121   (reply, thread)
Date: Fri Oct 16 16:31:21 JST 1998
From: harigaya
Subject: イカの部屋
そうですね.松本元さんは現在は理研に所属です.

研究グループとしてはイカを飼っている部屋はあ
りますが,グループの運営は元さんじゃないです。
後輩の研究者がやっていると思う.

Id: #a19981016123910   (reply, thread)
Date: Fri Oct 16 12:39:10 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 熱力学講義ノート

わたしの熱力学講義ノート(前半 version 2.4)が印刷されてきました。 この機会に宣伝のためのページも作りましたので、興味のある方はご覧下さい。 それで、ノートに興味を持たれた方は、(この掲示板に書くのではなく)私に e-mail でご請求いただければ、部数が足りる限りお送りします。 以前興味を示された小波さんには、勝手に送らせていただきます。 (どの程度の反響があるかわからないので、もし部数が足りなくなったら、お許し下さい。) あと、ぼくの講義を聴かれているみなさんは、部屋まで取りに来て下さいね。

ところで、電総研でイカを飼って実験されていた松本元さんは、 理研に移られました。 今は、イカの実験はされていないと思います。


Id: #a19981016120330   (reply, thread)
Date: Fri Oct 16 12:03:30 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: いかリング
電総研のヤリイカというと、昔、雑誌だったか新聞だったか忘れましたが、
長期飼育に成功したという記事を読んだ覚えがあります。

最初は、アンモニア濃度がちょっと増えるとすぐに死んでしまうので濾過
に苦労して、それがなんとか解決してある程度生きるようになったものの、
今度は水槽の壁に激突して先っぽに穴があいて死んでしまう、そこでドー
ナツ型の水槽でグルグル泳がせる事にした。餌としては金魚を与えている。
金魚は安価で大量に手に入るし、海水中でもしばらく生きて泳いでくれる
ので、生き餌を好むイカに与えるには丁度良い。ちなみに、金魚を喰って
いるとイカの体色が赤っぽくなってくる。

というような話でしたね。確か。

Id: #a19981015124117675   (reply, thread)
Date: Thu, 15 Oct 1998 21:41:04 +0900 (JST)
From: Kikuo Harigaya <harigaya@etl.go.jp>
Subject: 「イカくさい研究室」

みほさんのところが「イカくさい掲示板」と化して
ますが、「イカくさい研究室」といったら、電総研
の地下1階にある、とある部屋ですね。ちょっと古
い本ですが、

新潮文庫「新井素子のサイエンス・オデッセイ」
ISBN4-10-142601-5 の第2章に、訪問記があります。

「透明動物をさがせ! ヤリイカの飼育からバイオ
コンピュータの研究がはじまった。。。」

ううん、イカを人工飼育して、実験につかうのは、
背を通る太い軸索神経だけなのです。神経を取っ
た後は刺身にして食べたり、焼きイカにしたりと、
にんげんさまの食料になってしまっているという
ハナシである。。。

http://www.etl.go.jp/~harigaya/BBS/spool/log.html

Id: #a19981015052901   (reply, thread)
Date: Thu Oct 15 05:29:01 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 掲示板 The Next Generation 計画発動中

ええっと、最近黙っている黒木ですが、掲示板のスクリプトを別のに取り返ることを計画しています。一応、この掲示板は安定して動作しているのですが、その管理者の立場として、面倒なのがログの整理です。これを始めた当初はひとつきに一回整理すれば十分だろうと思っていたのですが、ひとつきに3回も整理しなければいけない状況になってしまいました。盛況なのはなによりで、私もずいぶん楽しく感じています。

今月中には新しい掲示板を公開したいと考えています。デザインは今の雰囲気を保って地味なままにする予定ですが、ファイルが100KBを越すと自動的に次のファイルに進むようにするつもりです。その他、色々なことを考えているのですが、どこまで実現できるかわかりません。

実際に自分で使うつもりはないのですが、遊びで作ったやつが、ここで公開されています。 Perl5 で書かれた CGI_Board class module のテスト用に書いた BBS です。(それでもすでにほとんど実用の域に達していると思う。) 次世代の掲示板に採用しようと考えている機能の一部が実装されています。(実際に見てみればわかる。) 遊んでみてバグをあぶり出してくれると助かります。

ちなみに、この掲示板スクリプトは初めて Perl script でした。今、書いているのは初めての Perl5 script なのだ。


1つ前の記録:黒木のなんでも掲示板 (0023)


管理者: 黒木 玄   <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/index-j.html
CGI_Board 0.41