リンク集ホーム

黒木のなんでも掲示板 (0014)

記事を書く時刻順スレッド検索過去ログ最近の記事


Id: #a19980718193008   (reply, thread)
Date: Sat Jul 18 19:30:08 JST 1998
From: 牧野
Subject: 排他制御

黒木さん、どうもいろいろありがとうございます。

田崎さん、

私が「イタズラの伝統」と書いたのは、自然科学(特に物理という気もしますが)のなかでという意味です。最近ではちゃんと論文にして査読付きの雑誌に出すところまでやるのは少なくなったのかもしれませんが、ちょっと昔で有名な例だと、"Remarks on the quantum theory of the absolute zero of temperature", G. Beck, H. Bethe, and W. Riezler, Die Naturwissenschaften, 1931, 2, 38-9 という論文があるそうです。これは微細構造定数 alpha の値と絶対零度の値T0 の間に T0= -(2/alpha-1) なる関係があるという主張をもっともらしく述べる完全な冗談論文なのですが、なにを思ったのかエディターはまっとうな論文として載せてしまったということです。


Id: #a19980718012010   (reply, thread)
Date: Sat Jul 18 01:20:10 JST 1998
From: 菊池
Subject: Omnesまたは観測問題

Omnesの本は、輪講してる最中です。面白いんだけど、まわりくどくて、なかなか 進まない。でも、Gell-Mann--Hartleの論文を初めて読んだとき、なに言ってんだか 全然わかんなかったのが、今読み直すとちょっぴりわかるのでうれしい。 少なくとも、Consistent Historyという言葉を聞いても恐くなくなりました(^^)
Id: #a19980717172714   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 17:27:14 JST 1998
From: はりがや
Subject: 研究会明け症候群

>研究会の終った後、どうもどっか壊れたかも。某所では
>「素粒子物理は冶金工学である」なんて筆を滑らすし。。

こういうのって,「けんきゅうかい明け症候群」 とも云うべきものでしょう.とくに何十分も講演し 白熱した質疑応答のあとは,意気も高揚し声も 大きくなりがちです.ひとによっては発想が誇大に なり目つきも変わることもあります.家に帰って 家族に「なんだか雰囲気がふだんとちがう」 とか指摘されないでしょうか?

物理学会から帰ったあとなど「ふだんと違ってやけに早歩き!」 とか,小生は云われます.3,4日も教室を 渡り歩いていれば,短期的ですが,習慣となってしまうらしいですね.


Id: #a19980717162942   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 16:29:42 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 本屋にて(書きまくったので、これでちょっとお休み(のつもり))

田崎です。

夜なべ、缶詰で二科目の試験の丸付けをしたので回りの誰よりも早く採点が終わった。 (その間、膨大な書き込みをしてしまった・・ 機械的な仕事をしているときに限って、つい、こういうものに手が出てしまう。) これでやりたいことができる。 その前に、ちょっと本屋に行って来た。

観測問題を含む量子力学の基礎的な部分について、ぼくなりに考えてわかっている以上のことがどこまでわかっているのか知りたくて Omnes という人の本を前に注文したのだが、なかなか来ないので、代わりと言ってはなんだが、

量子力学の奇妙なところが思ったほど奇妙でないわけ(青土社)
という本を買ってきた。 いかにもトンデモ本的なタイトルだけれど、トンデモ本ではないという書評を読んでいたので。
完全な縦書き物理で、量子力学を知らない人が読むと邪教の教えのように聞こえるのではないかと危惧するが、今見た範囲ではまともな事が書いてあるようだ。 驚くのは、本に付いている帯のコピー。 表紙の
物理学という怪しいドラマ
というのもかなりつらいが、背表紙の
現実は果たして実在するのか
は、どうにかしてくれ。 社会構成主義科学論の本じゃないんだよ。 要するに、売る方はトンデモ本として売ろうとしているということか。
本の帯というのは実に訳のわからないものだ。 買った後では捨てるべきものだという前提で、ただただ売るための文句を書いているとしか思えない。 著者や訳者は、こういう売り方をされることについて、納得しているのかな?

本屋で目に付くのは、理工書のみならず、哲学書のコーナーにも山と詰まれた「複雑系」関連書物。 ここまで来ると疫病だな・・


Id: #a19980717162631   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 16:26:31 JST 1998
From: 早川 <hisao@yuragi.jinkan.kyoto-u.ac.jp>
Subject: None None

日本物理学会の分科というのは作れなくはありません。 最近では化学物理というのが出来ました。分科の下に 細目というのがあってあれは簡単に変えられます。 私が物性基礎論の世話人の時、次の世話人の田口さんやその辺の人と 20分位で相談して細目は決めました。勿論、毎年変わる ことを前提にしてです。ところがあれから5年半もたつのに 何の変更もない。これは世話人の怠慢の賜です。

研究会の終った後、どうもどっか壊れたかも。某所では 「素粒子物理は冶金工学である」なんて筆を滑らすし。。

ところで坂田昌一の短い雑文を書くことになりましたので そのうちに資料とかを整理してホームページに載せよう。 本当はもっと調べたい人がいるのだが。これは30年計画で 実行する。坂田さんは10年計画だったが、いい発表?の機会です。 本当に変な人です。金魚貰ったのが印象に残っているなあ。

日本の科学者・技術者100人というと数学で 小平、高木、広中、藤沢利喜太郎(知らんな)、森。あれ佐藤幹夫がない。 物理は石原(いかんなすけべ親父は。原某の記念館は仙台の近くにあったが)、 江崎、木村栄、久保、坂田、武谷(うーん。100人の中に入ると言うより 物理屋というよりマルキストのイメージ)、田中館、寺田、朝永、中谷、 仁科、林忠四郎、本多、湯川か。数学が少ない。電子・通信部門にも 物理屋もどきがいる。八木や、菊池誠先生も入っています。(外村さんも)。 東北大の前学長まで入っている。自民党の議員になった老人(字が違った)は 入っていません。うーん、やっぱりこういうのを選ぶのは難しい。

会議が終ったら夏休み。


Id: #a19980717161428   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 16:14:28 JST 1998
From: 牧野
Subject: てんとりうらない

あら、良く見たら第二でないほうもうちの院生のところにいくではありませんか。


Id: #a19980717153021   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 15:30:21 JST 1998
From: 田崎 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 分科会

日本物理学会も何となく古くさい分科会の分類を使っています。 最近、物性物理関係の分科会をなんとかしようという動きはあるようですが。 アメリカ物理学会は、時流に応じて柔軟に分科を変えているという話です。
Id: #a19980717143801   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 14:38:01 JST 1998
From: 鴨 浩靖 <wd@ics.nara-wu.ac.jp>
Subject: 日本数学会

日本数学会は、 数学基礎論・数学史分科会を 数理論理学分科会と数学哲学・数学史分科会とに分割してくれないですかね。 「数学基礎論・数学史」なんていうひとまとまりの分野は存在しないのですから。

数理論理学と数学哲学の区別がつかなかった時代の分科会構成を そのままひきずっているのでしょうね。 一世紀は遅れた発想です。

情報科学の基礎理論のひとつとして数理論理学よりの研究もしている者としては、 数理論理学と数学哲学の混同が公的な制度の中に存在しているだけで迷惑なんで、 なんとかしてもらいたいんですけど、どうにかならないもんでしょうか。

ちなみに、私は日本数学会非会員だけど、 日本数学会の大会の発表者に名を連ねたことはあります。 ただし、実関数論の分科会でした。


Id: #a19980717140459   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 14:04:59 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: こうういのは裏に書くのかな?

ここに書いてから第二新点取り占いへのアクセスの多いこと、、、
ついついミサトさんが出てくるまでは、繰り返してしまうのであった・・
他のアニメでもこういうのを作ると面白いな。 セーラさんの「軟弱者!」とかねえ。
Id: #a19980717135425   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 13:54:25 JST 1998
From: 牧野
Subject: Eva/Alpha

ここに書いてから第二新点取り占いへのアクセスの多いこと、、、

菊池さん、ここによると、 egcs は気合いが入ったコードを出すようです。


Id: #a19980717133226   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 13:32:26 JST 1998
From: 鴨 浩靖 <wd@ics.nara-wu.ac.jp>
Subject: gcc on Alpha

Linux/Alphaでgccの吐くコードが遅いというのは、数値計算プログラムの場合、 libmがAlpha用にチューニングされていないことに原因があるといわれています。 libmだけどこかから速いのを持ってきて使えば、 ある程度の改善にはなるはずです。
Id: #a19980717122118   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 12:21:18 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 早川さんへの柔らかいレスポンス

田崎です。
想像力の欠如している(頭の回転の早い)人間というのはどうしようもない。
ぼくも、最初に Alan のやった事を聞いたときは、これは犯罪すれすれの行為と取られ、彼は「知的禁治産者」みたいな扱いを受けてしまうのではないかという恐怖を感じた。 確かに Physics Today などにも Alan のやったことを批判する記事はあったけれど、やや意外なことに、早川さんみたいに人間的にダメじゃという批判はほとんどみなかった。 その後は、Alan は日陰者になることもなく、色々なところに引っぱり出されている。 早川さんにとっては、これは恥を知らぬ厚顔無恥の現れということになるだろうけれど、いくら本人が出たがっても回りが引っぱり出さなくてはこうはならないはず。 文化系の人が主催する会議でも講演を頼まれたりして、「私は科学哲学については素人なのに、このようなところでしゃべる機会をいただき恐縮しております。」などと話している。

はっきり言って、びっくりするほど寛容だ。 以前に牧野さんが

あの手のかなりたちの悪い(と人によってはおもうかもしれない)イタズラっ てのは、それなりに歴史と伝統がありますよね。
と書かれているが、確かに贋作を作る知的ゲームみたいな感覚が彼らにあるのかも知れない。 この辺は、誰かに聞いてみよう。

ところで、新登場の原さんの web page を紹介しておきましょう。 彼は、関西人なので、大阪弁フィルターを通したものの方が真実味がある。


Id: #a19980717091144   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 09:11:44 JST 1998
From: 早川 <hisao@yuragi.jinkan.kyoto-u.ac.jp>
Subject: Sokal is fool.

原さん、今日は。研究会ではお世話になりました。どちらかと言うと 「裸の王様」であることは自明と思っておりますから、Sokalのやった ことは手続きの上で余りにも子供じみていて相手のことを考えていない、 と言った方がいいかもしれません。また手段がまずく、軽蔑されてしかる べきと言うべきでしょう。ですから頭のいいはずのSokalは実はすごく 効率の悪い手段(頭の悪い)を取ってしまったと言えるかもしれません。 そしてSokalはそういう手段を取ったばかりに怒りというよりは侮蔑 の対象でしかなくなる。

私にはポストモダンの知識人がどれほどの影響力をもっているか わかりませんが、そもそも「知識人」というものがどちらかと言えば 軽侮の対象である事を考えると、いっぱしの理論家が泥にまみれる 程の価値があるとは到底思えません。少なくともSokalは自分を 「知識人」と同レベルにおいたという意味でも賢明とは思えない。 彼は他人の誇りばかりか自分というものの誇りも傷つけている。

ハイレベルの学術誌が下らない論文を含んでいるのはよくあることで 物理でも一番目立つ雑誌に一番下らない論文があることは良く知られています。 それでもそのわかりやすい下らなさは研究者の努力の結晶であり、 その下らない論文がきっかけになって研究が進展することもままあります。

また科学業界も参加者の良心を前提に運営されているから、 Sokal affairの物理版、数学版だって可能かもしれない。 田崎さんではないが3000ページの証明など殆んど誰もチェックしないし、 論文に掲載できない。そこにfakeを混ぜてもわからない。 そういうのは何かの間違いで雑誌に掲載されても多分無視されるだろうし、 本当に意味のあると思われるものであれば誰か追試するでしょう。 有名な雑誌に載ったから影響力があるというのは間違いで、そこから どういう波及効果があるかはわからない。

Sokalのやったことはこうしたプロセスの否定でもあります。 早い話が自分は下らない人間で下らないこと(本業)をやっていますという ことを表明しているようなものです。 悪意をもって下らないことをすれば因果応報ということでしょう。 しかしたまらないのは回りの真面目な研究者まで、全ての研究という作業まで 下らないと思われてしまうことです。

想像力の欠如している(頭の回転の早い)人間というのはどうしようもない。


Id: #a19980717013120   (reply, thread)
Date: Fri Jul 17 01:31:20 JST 1998
From: きくち
Subject: すたたぼうえあ

StataboWareを使いはじめた菊池です。 とあるプログラムでは、残念ながらg77はDEC Fortranの半分くらいでした。 まあ、いろんなプログラムを試さないといかんのでしょうが、まだ始めたばかり。
Id: #a19980716204722   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 20:47:22 JST 1998
From: 原 隆 <hara@ap.titech.ac.jp>
Subject: Sokal affair についての個人的感想

初めまして.田崎さん経由でこの掲示板の存在を知りました. それでふらっときてみたら僕の知っている人たちが あの Alan Sokal についていろいろ書いているので, やはり書かないではいられなくなってしまいました. (その前に,日本で Sokal 事件についてこれだけの 情報を集めてくださっている黒木さんに感謝!)

僕は田崎さん同様,Alan とは古くからの友人です. 彼があれをやらかしたとき,当然,複雑な思いをしました. 早川さんのこだわられるように「ちょっとルール違反ではないのか」と言うこと,と同時に, 「あの彼がここまでやるんだから余程の危機意識があったのだろう」と言うこと. その後の展開もヒヤヒヤしながら見ていますが,冷静に議論に参加できないように思えて, わざと逃げ回っています. ただ,早川さんが「人間的に最低」とまで書かれるのにはやはり抵抗を覚えるので,一言だけ.

僕自身,Alan のやり方を全面的に肯定するわけではありません. 早川さんのおっしゃるように,「何となくズルイ」気持ち悪い 感じは否定できない(早川さんはその程度の甘い感じでは無く, Alan を強く否定されているわけだが).また, そんな「倫理的」なことを忘れたとしても, 実際問題として Alan の意図と逆効果に なっている面もある. 知り合いの人類学者は「あんなにコケにされたら冷静になんて 議論できるか」と大変御立腹で, 「いやいや,第一ソーカル事件はともかく,その後の 彼の本とかはマトモだから読んでよ」とか言っても,「彼は我々 社会学者をバカにした,Ridicule と言うのは決して忘れることはできない」 とか言って聞いてくれないのです. (あんな無茶苦茶やってるおやまの大将の肩をもつと 結局彼等の思うつぼ,それより,マトモな言葉でしゃべろうよ, とか思うのですが,そこはやはり「物理学者」対「社会学者」 の対立構図でとらえてしまうようです.まあ,感情的には わからないではない.)

しかし,このような側面はあるにせよ,Alan のやったことに 対する早川さんの例えはあまりあたって無いように思うのです. Alan 一人とポストモダン全体を比べたら現在の社会での認知度 は桁違いであって,Alan が頭の良い子,ポストモダンが...と言う比喩には 無理が有るのではないか?僕にはむしろ,「裸の王様」の例えがあたってる ように見えるんですけど.

最後に,個人的な事ですが,僕がこの問題を避けているわけについて: もちろん,僕が Alan と仲良しと言うこともあります.ただ,それ以外に,僕は 第一ソーカル事件のちょっと後で,(確か Ross だと思うが) 「こんな題名の論文書いてるやつがマトモなはず有るか」と罵倒されたことが あります.(彼は Alan の論文をランダムに2つ選んだつもりだったのだろうが, たまたま私との共著論文だったわけ.)まあ,あの論文は とても僕の代表作とはいえないが,でもこういう攻撃の仕方にはちょっと びっくりした.これはかなり来てるな,と思いました.その後, Jean と Alan の本をフランスのポストモダンの 人たちが「これはアメリカ帝国主義のフランス文化への侵略である」 (引用は記憶に頼ってるんで少し誇張)とか言ってるのを聞いても 「ああ,またね」とか思えなくなってしまったのです.(大体,Jean と Alan の組み合わせのどこがアメリカ帝国主義やねん.一人は ベルギー人,もう一人は左翼のニューヨーカー.) と言うわけで,こんなやり取りを聞いてると,だんだんと Alan の 第一撃に対する違和感が薄れてくるのだった.... (これで早川さんへの解答になってるとは思わないし, 相手がどうでも正しい手続き(due process) が大事なのは わかる.だけど,あのような人たちが相手じゃなあ..とか つい思ってしまうんよ.)僕の感じでは Alan に攻撃された人たちは, マトモに反撃できないことによって馬脚をさらに表した,と 言う気がします.

とりとめがなくなってしまいました.この掲示板は物凄い勢いで増えているようなので, あまり follow する自信がありません.お前の言ってることは けしからん!と言う人は私あてに直接メイルいただけると確実か と思います. 原


Id: #a19980716185203   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 18:52:03 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: Re: 出来の悪い子の比喩
 そうそう。そういう喩で状況を解釈する人はいるのです。ただ、
ソーカルが攻撃したのは、同人誌でしょうもない内輪話をして楽
しんでいるサークルというわけはないわけです。実際にアカデミ
ズムの中で権威と権力を持ち、少なからぬ影響力も持つ−これは
Social Text という雑誌がその世界での「ハイレベル」の学術誌
であるということからも窺えるわけですが−そういう集団に向け
られたものであるわけで、早川さんの喩にある一方的な関係では
ないと思っています。じっさい、たとえば成定薫の相対主義的科
学観などは、まさに科学にとっても、環境問題の解決に対しても
有害としかいいようのないものですが、彼はまさにソーカルが攻
撃した一群の論者を、自分の拠り所にしているわけです。

Id: #a19980716173431   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 17:34:31 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 真空の伝播

黒木:
真空の伝播って僕のノートの p.1.1 の Lemma からすぐに出ますね。 今ノート作成中しばし待て。
了解。 あれは核民主主義の証明だと書いてあったので気がつきませんでした。ただ、 僕の真空の伝播の証明では世界面の上の点の数を増した時の基底の取り方が ポイントだったわけで、そこがどう黒木さんの補題と繋がるのか、気になります。 ちょっと考えてみます。 (意外とその補題を暗に使ってしまっていたりするのかもしれないし、 補題の証明をばらして取り込んでしまっているかもしれない。)

それから、核民主主義に関して:相関関数の積分表示に必要なのは、 「基本的頂点作用素を最高の重みを持つベクトルとし、 そこに場を掛けて積分する事でアフィン対称性の表現を 作用素の空間の上に実現する事ができる。 それが世界面に差し込まれている」という事実ですが、 そこの所を黒木さんの昔の論文には「[Tuchiya-Kanie] と同様に」 としか書いていないし、 もらったノートのコピーから読み取る事ができない。 その辺も作成中のノートに書いて下さい。

# Sokal 事件が話題になっているようなので、 ちょっと「危なそう」にも見える衒学的(?)書き方をしてみました。(^^;; 日本版 Sokal 氏が現われて引用してくれないかな。


Id: #a19980716141342   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 14:13:42 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: Alpha の gcc
Alpha 用の gcc はオプチマイズがイマイチで、DEC FORTRAN の半分くらいの
速度しか出ない、という話がありましたが、

> 又、Alpha Linux ユ−ザ−の方が作った stataboWear と呼ばれている 
> Alpha Linux は gcc 、g77 のオプティマイズがされており、DEC FORTRAN
> の約80〜90%の速度が出ています。

なんて話もあるようです。実際のところどうなんでしょうかね。本当に 
statabo 版だと速いとして、FSF にフィードバックされてるんかしら?

Id: #a19980716141217   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 14:12:17 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 早川さんへの深くないレスポンス

田崎です。

早川さんが Sokal は許しがたいと断じられること事態は一つの見識だと思います。 ぼく自身(ずるいと言われるかもしれないのを承知で)判断を保留しているくらいなので、説得しようとは思いません。

早川さんの比喩は、まあ比喩なわけで、文化的な背景についての仮説に基づいたものと思います。 ここで我々が揚げ足の取り合いをしても不毛なので、一つだけ。 Sokal 自身、Social Text のパロディ論文が出版されたというたった一つの事実が何か強いことを証明するとは思っていないと言明しています。 パロディを暴露した後に彼が書いたものでは、パロディ出版の事実を特に盾にとるわけではなく、正面からの批判を展開しています。 ご興味があれば、Bricmont の書いた Postmodernism and its problems with science(これは黒木さんのサイトにある)、あるいは(最低な奴の書いたものは読む気にもならんというのでなければ) Sokal の書いた What the Social Text Affair Does and Does Not Prove を見て下さい。

(ぼくは、占い一発目で10点を取ったぞ。)


Id: #a19980716140703   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 14:07:03 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: ルイセンコのようなポストモダン
同人的に好きな人間同士でやっているだけならともかく、
社会的な影響力を持つ人間がバカな事を言っていて有害
なので、ソーカルが怒っていたずらを仕掛けたのでは?

Id: #a19980716133028   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 13:30:28 JST 1998
From: 早川 <hisao@yuragi.jinkan.kyoto-u.ac.jp>
Subject: Sokal affair
私のイメージではSokal事件とはこんな比喩に置き換えられます。
(間違っているかもしれませんが、前の掲示はこのイメージに基づいています)。

クラスに頭がいいいたずら好きの子Aと、頭はそんなによくないけれど
自分の趣味(例えば詩作)があって、そのことには自負を持っている子Bがいました。
頭のいい子Aはもうひとりの子Bのやっていることを眺めて、「こいつ
やっぱり阿呆なのじゃないの」と思い、ちょっとした悪戯をしてみました。
その悪戯とはBに匿名の手紙を送って、そこで自作の詩を
送りました。Bはその斬新な詩を大層気に入って、別の友人Cに
「隠れた天才がいる」と漏らしました。ところが詩そのものは全くの漫画の
セリフの抜き書きだったのです。翌日、Cから事情を聞いたAはクラスの皆の
前でBに向かって「おまえは詩がわかると自負しているようだけど、漫画の
抜き書きを傑作と思うようじゃ、阿呆だな」とからかいました。もちろん
Bの誇りはずたずたです。まあ小学生だったら泣くでしょうね。頭がいいからって
何をしてもいいのですか?

ポストモダンの知識人の言っていることは下らないとしても詐欺まがいの
ことまでして告発をする必要があるとは思えません。そもそも自然科学にも
全くどうしようもない病的科学が長年に渡って学会を支配し、
ルチェンコ事件の様な深刻な社会的影響を与えた事件もあります。
およそ無害な同人的な営みをそこまで愚弄する権利はSokalにあるとは
思えません。仮に告発をするにしても詐欺行為によって手に入れた証拠を
たてに論を張るなど正気の沙汰とは思えません。堂々と論ずるべきだったのです。
人間的には最低ですね。


Id: #a19980716132702   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 13:27:02 JST 1998
From: 牧野
Subject: 第二新点取り占い

とかいうものがうちの院生のところにあります。

それはともかく、 Sokal のもともとの文章は「お遊び」という面が大きいのではないかと思うんですが、、、あの手のかなりたちの悪い(と人によってはおもうかもしれない)イタズラってのは、それなりに歴史と伝統がありますよね。

そういうのに真面目に怒っちゃった連中のほうに、なんか問題があるような気もします。


Id: #a19980716095936   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 09:59:36 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: てんとり うらない

てんとり うらない

例: 遊んでばかりで困ります。1点

真空の伝播って僕のノートの p.1.1 の Lemma からすぐに出ますね。今ノート作成中しばし待て。


Id: #a19980716092913   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 09:29:13 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 最低なのは

 虚偽の言葉をまとって自分の無能を隠し、難解に見せかける ことで他人にありがたいものと思わせ、のうのうと自己保身を 図りながら、合理的な物事の解決を無意味なものといいくるめ る輩ほど、人間的に最低なものはありません。私は Sokal の 肩を持ちます。
Id: #a19980716090152   (reply, thread)
Date: Thu Jul 16 09:01:52 JST 1998
From: 早川 <hisao@yuragi.jinkan.kyoto-u.ac.jp>
Subject: Sokal affair
結果はどうあれSokalのやったことは人間のとった行為としては最低だと思います。
思い上がりも甚だしい。単なる自己顕示欲の発露にしか見えません。

Id: #a19980715211211   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 21:12:11 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 訂正

しつこく田崎です。

さっきの投稿で

たとえば殺人といった極端な場合を除けば
と書いたけれど、
殺人、暴力や不当な誹謗中傷などのように明らかな場合を除けば
とした方がいいですね。 訂正します。 (やっぱ、掲示板というのは難しい。)

さあ、力学の試験の採点だ。


Id: #a19980715171440   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 17:14:40 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: Sokal 騒動

またしても 田崎です。

さっきはいっぱい書いたが、複雑系にしろ、出版社の倫理にしろ、書き足りないことは多い。 一つだけ、Sokal 騒動をぼく自身がどう判断するか書いていないのは、極めてよくないと感じたので、書き足します。


Alan Sokal は素晴らしい数理物理学者で、ぼくは心から尊敬している。 すさまじい秀才なのだが、方向付けは常に過激で人の予想しなかった方向に常に向かう。 たとえば、Princeton で学位をとった彼は構成的場の理論と厳密統計力学という数理物理の中心的な分野の次代のエースとみなされていたのだが、彼なりの物理観から王道には進まず計算機のアルゴリズム関係の仕事を精力的に進めていった。

とことんやるタイプでもある。 レターのアナウンスは出ている仕事をまとめようとすると、止まらなくなる。 この際というので、関連する事柄は全て調べあげ、既存の結果に不備があれば全て導き直し、証明し直す。 関連する結果も出来る限り系統的に導いておこうというので、次々と結果が増える。 結局、何年もたった後に100ページをはるかに越える論文ができてくる。 (これをぼくは Sokal 氏病と名付けている。 実は、ぼく自身 Sokal 氏病の初期の症状が現れている。 (94 年に発表した結果の本論文は 96 年にようやく出て、100ページを越えている。95 年に発表した結果の本論文はまだできていない。) Alan にそう言ったら、治療法はみつかっていないと言われた。)

人間的にはとても楽しい愛すべき人である。 自分が見つけたことであろうと人に教わったことだろうと、新しい定理だろうとアルゴリズムだろうと、新しい面白いものがあると楽しくてたまらないという感じでわくわくと話す。 子供っぽい天才科学者というイメージそのものいい奴である。


というわけだから、Sokal 騒動の第一報に接した時には、「うひゃあ、あいつ何やったんだ」という印象だった。

色々情報を集めてみても、どうも判断がつかない。 Alan のパロディ論文も読んだ。 こういう英語はさすがに読みにくいけれど、確かにめちゃめちゃで、面白い。 これを真面目な雑誌が載せてしまったというのは、確かに「笑える」。 しかしこの「笑い」はやや低俗な「笑い」かもしれない。 真面目に考えて、果たして Alan のやったことに「悪戯」以上の意味があるのだろうか? 確かに、レフェリーが機能しないのは恥ずべきことかもしれないが、著者の側に悪戯ないしは実験の意図が明確にあったというのは、尋常ではない。 こういうことは、学問の世界の根本ルールからして許されないのでは? しかし、また Alan の根本的な意図は、科学系、文化系という枠を越えた(左翼の)知のレベル全体を憂うという誠実なものだったはずだし・・・

と、当然誰もが考えるようなことを一連考えた末に、ぼくは Alan のとった手段については、最終的な判断を下さないことにした。 Alan の騒動によって、色々なことが顕在化して、(少なくともアメリカでは)みんながきちんと物事を考え始めるきっかけになったのだから、その点では彼のやった事には大いに意味がある。 やり方が正しかったか、許されるかといった点については、判断しないという態度である。 たとえば殺人といった極端な場合を除けば、何が許されて何が許されないのかといった判断は背景となる文化に大いに依存するものだと思う。 現代の自然科学という文化を、Alan とぼくは共有している。 しかし、この騒動の背景にはマンハッタンのインテリ左翼の文化という我々にはもっとも理解しがたいものが脈々と流れていると感じる。 ウッディ・アレンやサリンジャーに接したくらいでは、それがわかろう訳はない。

という理屈で、ぼくは、Sokal 騒動への直接の判断はしない。 ただし、それがきっかけで科学というもの、あるいは科学と社会との関わりを見つめ直そうと言う動きがあることは、歓迎する。 それは、マンハッタンの左翼の文化を越えて、現代の自然科学という文化を共有する全ての人々に波及すべきものだから。


Alan は未だに一連の騒動の余波で忙しいようだ。 ぼくは、数理物理学者としての Alan Sokal のファンとして、彼に早く科学の世界に戻ってきてもらいたいと願っている。 (ここに書いても、彼には読めないけど、直接そう言っている。)
Id: #a19980715153455   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 15:34:55 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 講談社、現代思想、黒木さん

田崎です。

アトム・アンパンマンなどのネタをふっておいて、 もっと書こうと思っていたのだけれど、 研究会に行って (これを読まれている参加者、世話人のみなさま、ありがとうございました) 疲れて帰ってきて雑用をしている内にタイミングを逸した感がある。 書こうと思っていた

私は幼稚園入園前からテレビのアトムの本放送を見て育ち、 今や伝説となったカッパコミックスのアトム全巻を揃え、 全て暗記しても繰り返し親に読ませ、 字が読めるようになってからは本当にぼろぼろになるまで読み続け、 小学生の頃にはアトムになった夢を見てその中で 「ぼくは何故人間ではなくてロボットとして生まれてきたのだろう」 と真剣に人生(ロボ生)を悩んだ (そういう意味でもレイチェルちゃんに感情移入してしまう; イメージ壊れるのがいやで Braid Runner は見てない、見ない) こと、あるいは、 お茶の水博士という人格的にも優れ全ての分野の知識に精通した機械・電子・原子力工学系の科学+技術者と、 どうも生命工学とコンピュータ科学に二股をかけているように見える人間的には問題抱えまくりの赤木リツコ(Eva の女の子ではミサトが好きだが) を見比べるだに世の科学者イメージにも幅があると思える (もちろん二つのアニメの科学者像を比較してそれで時代がどう変わったとかいう短絡話はしたくない) という話、 あるいは、なぜアンパンマンはお腹の空いた人にわざわざ自分の顔を強引に食べさせ、 それが原因で力が出なくなってピンチになるのだろう、 はじめからリュックかなにかに予備のパンを入れて運べばいいのにねえといった感想
などなどは掘り下げず、他のことを書こう。

講談社
反ダーウィニズムの本は背表紙しか見ていないが、色々な人の話を聞くだにかなりのもののようだなあ。

ブルーバックスも、今に始まった事ではないのだろうが、まともなものと白黒のつかないものが混在している。 これでは、一般の人は惑わされると思う。 私の友人の香取眞理(まりちゃんじゃなくて、まこと)さんの「複雑系を解く確率モデル」は、まともな統計物理と確率モデルの解説書。 もちろんプロとしては不満はあるが、よく書けている。 ただし、一つ決して気に入らない事は、タイトルに「複雑系」を持ってきたこと。 この本で扱われている系は「複雑系」でないという言い方もできるが、それ以上に、そもそも「複雑系の科学」なんていうものは存在しないのだから、あたかもそれを認知するようなタイトルの付け方はよろしくない。 言い換えれば、「複雑系研究」をもてはやし甘やかしてはいけないということ。 これは、ほとんど科学者の倫理として守るべき事の一つだとさえ感じている。

話はそれてしまったが、やはりこの出版社とはお付き合いしない方がいいのだろうな。 以前、コンタクトをとられてきたブルーバックスの担当の方はとても真摯な印象を与えたのだけれど、出版社全体としての「知的誠実さ」を疑われるという状況では、いたしかたない。

現代思想7月号
黒木さんがおっしゃるように、金森氏の「サイエンス・ウォーズ」はよく書けている。 今回は、Gross と Levitt の Higher Superstition の紹介と、それへの反論が主たるテーマだった。 こちらは、Gross-Levitt を未だに読んでいないので、何とも言いがたい。 しかし、金森氏の記事を読んだ範囲では、Gross-Levitt にはかなり行き過ぎのところがあるという印象を感じた。 (もちろん、その後に続く Sokal 騒動に関しては、行き過ぎという以上に、卑怯なやり口だと言う批判も大いにあり得ると思っている。)

科学者にも色々な人がいるので、これら一連の動きを「サイエンス・ウォーズ」と捉えて、「科学者側」にすべからく賛成するというのは愚かな態度だ。 それよりも、このような状況を知った上で、「科学というのはいったい何か、科学は何故素晴らしいのか」といったことをきちんと考え直して、人々に伝えるという態度を持つのが大切だと思う。 (と言うわけで、そういう方向のものも書きたいなあと思う今日この頃ですが、なかなか時間はない。)

黒木さん
確かに、ネットワークの世界に遍在していらっしゃいますね。 何人かいらっしゃって、並列処理でもしているのだろうか。

Id: #a19980715105206   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 10:52:06 JST 1998
From: 小波秀雄
Subject: Re: なかまつ

 ほお、それはそれはすごいメンツの催しですなあ。日本を、いや世界を代表する発明をなしとげた お二人が出席なさるとは。ためいきつく小久保先生のお気持ちがよく分かりませんねえ。私もその場に 居合わせて耳福にあずかりたいもんだ。
Id: #a19980715104952   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 10:49:52 JST 1998
From: はりがや
Subject: 大貫 義郎 先生

ううん,悠長な,あたしめが 昨夜参照した「同窓会名簿」って, 15年か前の発行であります。 大貫義郎先生のいまの ご所属は名古屋女子大学文学部 ですね。自己訂正でありました。
Id: #a19980715101046   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 10:10:46 JST 1998
From: はり〜ちゃん
Subject: 来週は仙台

>はり〜ちゃん@来週は仙台出張よ! (^_^)
>呑むんだったら木曜日午後6時頃仙台駅前待ち合わせかなぁ.

.. んなこと書いたけど, 研究会にてたらふく 呑んだ次の日,某所にて セミナーでしょ。そんな 悠長なことはやって おれないことですばい。 ちゃんとじゅんびしなきゃ
>自分


Id: #a19980715100046   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 10:00:46 JST 1998
From: こくぼ某
Subject: なかまつ

どーも、そのなかまつよしろうは、今度、 8月下旬に 十和田湖畔で開催される学生交流の場で、 21世紀をどのように創造していくかを提言する みたいです。

ぼくとしては、同催しに同じく招かれている にしざわじゅんいちと一悶着起こらないかどうかが 興味のポイントです。

はあぁ(*_*;;)。


Id: #a19980715033149   (reply, thread)
Date: Wed Jul 15 03:31:49 JST 1998
From: 浜田寅彦 <hamada@mx.biwa.or.jp>
Subject: 『複雑系の進化的シナリオ』
まだ、現物を見てないんだけど、
金子邦彦/池上高志『複雑系の進化的シナリオ   - 生命の発展様式 -』朝倉書店  5,200円
が、ようやく出たらしいと聞きました。こんど都会に出るときが楽しみです。

星野力『進化論は計算しないとわからない』共立出版 2300円
のほうは、読みたいんだけど(笑)、なぜか買う気にはなれませんでした。

Id: #a19980714202644   (reply, thread)
Date: Tue Jul 14 20:26:44 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: Re: 閑散としてますな

彼があれ 位で参るものですか! (本当は、それより前にメールで、 もっときつい事をいっぱい言っているのですが (^^;;)

宣伝と更新記録を見るといろいろ『研究』中のようですし、 良く覗いている所にある某掲示板を見れば、 他人の掲示板の世話まで見ているのが分かります。 そちらで忙しいだけでしょう。


Id: #a19980714200821   (reply, thread)
Date: Tue Jul 14 20:08:21 JST 1998
From: はり〜ちゃん@来週は仙台出張よ! (^_^) 呑むんだったら木曜日午後6時頃仙台駅前待ち合わせかなぁ... <harigaya@etl.go.jp>
Subject: 続・栃木出身の話題

思わずですが,栃木高校「同窓会名簿」を見ましたら, 第46回(昭和20年3月卒業)205名のご芳名中 に大貫先生の名前を見つけました.現職は名古屋大学 理学部教授(理学博士)とあります.ご本人に,違い ありません.
Id: #a19980714181822   (reply, thread)
Date: Tue Jul 14 18:18:22 JST 1998
From: ドクター中松研究家
Subject: 続・栃木出身の話題

栃木市史の本を読んでいたら、 大貫義郎先生が栃木市出身と書いてあった。 出身高校等は不明。
Id: #a19980714180107   (reply, thread)
Date: Tue Jul 14 18:01:07 JST 1998
From: はりがや
Subject: 渡辺とーる

「渡辺とーる」と言えば, 「栃木高校同窓会」掲示板:

http://www2h.meshnet.or.jp/~yoccho/th/minibbs.cgi

へ登場!昔やっていた (みんなも知っている)行為を「... などはやってません」って かくあたりは本人じゃ ないと出来ません!


Id: #a19980714164523   (reply, thread)
Date: Tue Jul 14 16:45:23 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 偉大なるドクター

ドクター中松というと、某しゃちょーと高校で三年間同級だった? 大豆生田さんによるドクター中松研究のページが名高いですね。


Id: #a19980714150906   (reply, thread)
Date: Tue Jul 14 15:09:06 JST 1998
From: まず閑人より始めよ <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 偉大なドクター

 講義の帰りに図書館の開架閲覧室の雑誌を眺めていた。
WIRED なる派手な装丁のマガジンを手にとって開いたら、
かの有名なドクター中松氏がだれかと対談している記事。
(Wired 1998,8月号「世紀末異色対談 III 」
 ちょっと抜粋しよう。いずれも中松氏の談。

 アメリカの15ぐらいの都市には「Dr.ナカマツ・
 デイ」があるんだけど……

 僕が工学博士、法学博士、医学博士の学位を持ってい
 るからDr.と呼ばれるわけで……

 灯油ポンプですね、あれは僕が中学2年のときの発明
 ですけど、…宇宙エネルギーの「ドクター中松エンジ
 ン」も地球環境、地球に対する愛でやるわけですから…

 僕は3059件の発明をしていて……

ついでに紹介文も抜粋しておこう。

 1928年生まれ。5歳から発明を始め、1942年
無燃料暖房装置で初めて特許を取得。東大発明協会会長、
国際著名人名誉殿堂副総裁など歴任。現在、東大で創造
学の講義を行っている。

こういう偉大な人が特別客員教授で来臨される某○森大
学というのは、実はこれでなかなか隅におけないのでは
なかろうか。


タイトルに付けられた肩書きは、「国際創造学者」である。 中学生で発明した灯油ポンプの時には特許を取らなかった せいで、戦後他の人の発明になるあのポンプが一世を風靡 したらしい。

Id: #a19980714124021   (reply, thread)
Date: Tue Jul 14 12:40:21 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 閑散としてますな
 パワーを誇る黒木掲示板、このところ静かですねえ。ううむ、
大将が共同研究者の牽制球に刺されてしまったのだろうか。

Id: #a19980712221301   (reply, thread)
Date: Sun Jul 12 22:13:01 JST 1998
From: 佐藤 大' <inu@dog.intcul.tohoku.ac.jp>
Subject: Urgent Help Wanted なんだって。

けいじわん謎の掲示が出たのだ。 どうやらおフランスのやふーからのお客さんざます。 いつの間に花の都パリで有名になっちゃったんだろう?

貧乏学生の掲示板よりも黒木掲示板の方が良いよって紹介してあげようかな。こっちの方が遊んでもらえそうだし。:)


Id: #a19980711040519   (reply, thread)
Date: Sat, 11 Jul 1998 04:05:19 +0900
From: YAMANE Shinji <s-yamane@vacia.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 現代思想とは懐かしい

山根@片平です。お久しぶりです。

『パリティ』の記事読みました。
 『パリティ』はPhysics Todayと提携しているのに、何故ソーカル事件に触発
されたPhysics Todayの記事を紹介することなく科学社会学の人の総括?記事を
載せたのか謎です。編集長の大槻教授には疑似科学批判の路線で頑張ってほし
いのですが、なぜかいつも検証のしかたがズレているんだよなあ。

 『現代思想』1998年7月号特別掲載の金森修「サイエンス・ウォーズ」も読み
ました。ソーカル事件については次号続編を待つとして、Rossが「コンピュー
タハッキング」まで評論していたことをこの記事で知りました。
さっそくRossのStrange Wheatherを注文したところですが、Rossが本当に自分
の評論を「ゲリラ的なもの、文化プログラムを書き換えることができる斬新な
知識の可能的体現」としてハッカーの仕事になぞらえているとしたら、コンピュー
タ科学者も彼を半可通の勘違い野郎とみなすでしょうね。

 時に、旅行先で以下のソーカル関連文献を見かけて入手しました。興味がお
ありでしたら今度青葉山キャンパスに行った時にでもお貸ししますよ>黒木さん。
 The Languages of Criticism and the Science of Man
	(イポリットとデリダのアインシュタイン問答を収録)
 Social Text 46/47
	Science Wars特集号
 LinguaFranca May/June1998
	映画 "Good Will Hunting" に協力した数学者の話など。

P.S.
 1990年ごろのテキスト生成ものというと、EVさんのハイパーカードスタック
の他に、MBAコンサルタント風の英語生成とか、哲学論文の英語アブストラク
ト生成スタックとかを覚えています(これはポストモダンというよりはオーソ
ドックスな哲学語彙だったような)。


Id: #a19980710163724   (reply, thread)
Date: Fri Jul 10 16:37:24 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: やってらんないよ!

 えっと、黒木さん。池田某氏のさよならダーウィニズムにはおいらの 方からさよならだよ。こんなとんでも本買っただけでも後悔だね。もそっと は実のあること書いてあるのかと期待したが、中身はゼロ。マイナスですら ない。書評でも思ったけど、ばかばかしくて屁ひっておしまい。こんな出鱈 目で大嘘付きの人物が国立大学の教育学部の教授だとよ!すさまじいもんだねえ。 こんくらい悪口書いて本人がねじ込んできたら、反論しても いいよ
Id: #a19980710115649   (reply, thread)
Date: Fri Jul 10 11:56:49 JST 1998
From: はりがや
Subject: 再び地元出身有名人の話題

映画俳優の「渡辺徹」って, 自分でネットサーフィン している様子で, 古河ネットBBS! 登場して来ました。

自作ほーむぺーじ ちゃんとあります!

「古河市出身の映画俳優」 ということで,古河市役所 ほーむぺーじのトップからも りんくがあったりしますよ!


Id: #a19980710032423   (reply, thread)
Date: Fri Jul 10 03:24:23 JST 1998
From: EV
Subject: 難解電鉄

そうか、「風流」はサイコドクターあばれ旅の風野さん作でしたか。
ええソフトでした。さんざ遊びました。
80年代末から90年ごろはテキストもんの名作ソフトが
いっぱい出たなあ。大阪弁フィルタ OSAKA.EXEもこの頃だったし、
Joke文作成ソフトというのもすごかったでした。そして忘れちゃいけない低レ研。

で、ぼくもそのはじっこでこんな小判鮫ファイル、作ってました、と、相乗り回顧。
中身はここ。語彙が古いのはニューアカブームの名残りです。

Id: #a19980709190936   (reply, thread)
Date: Thu Jul 9 19:09:36 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 池田本

 黒木さんがうるさく言うものだから、池田清彦の「さよならダーウィニズム」を今日買
ってきた。一見してひどそうな本だったので、裏表紙の購入日と氏名をいつも書き込んで
るわきに、

 あまり読みたい本でもないが、黒木玄氏に感想を求められているので購入した

と言い訳を書いておいた。
 しかしまあ、これはひどい本だ!よくある疑似科学本とどう違うのだろうか?あたし
ゃ呆れてしまったよ。この人はダーウィニズムなんて何も分かってないんじゃないの?第一
章の「ダーウィニズムの限界」で著者が反例として挙げている事例のうち、一つを除いてま
ったく論じるに足りないお粗末なものなのだ。文章としてのつじつまさえ合っていないころ
もあるしねえ。( p.24 の二つのパラグラフ)。文章のつじつまは合っていても、全然出鱈
目のところばかりだ。いやはや、これって徳間書店じゃないかと思ったら、講談社。ブルー
バックスもとんでもないものがあることだし、こいつも同種の疑似科学本だわな。

 
Id: #a19980709180210   (reply, thread)
Date: Thu Jul 9 18:02:10 JST 1998
From: 牧野淳一郎@別に論文リストに違和感を感じたわけではないのだが
Subject: Re: Linux parallel supercomputer?

下で書いたLinux Journal 日本版には、東海大学の清水さんの Alpha 用 gcc でいかに性能を出すかって記事もありましたね。前に吐くアセンブラを比べた時には、 gcc はループアンローリングくらいはしてもアンロールした後のレジスタ割付けの最適化はしないとか、命令のスケジューリングはほとんどしないとかいうことがわかったので、 DEC のコンパイラがいいというよりは gcc があんまり頑張ってないというだけのように思います。もちろん、 register renaming や out-of-order execution をすればコンパイラが無能でも速度はある程度改善されるのですが、そういうのは邪道というか本質的に後ろ向きの努力ですよね。

Michael Warren はどうせ Barnes-Hut treecode で馬鹿みたいに粒子数が多い 計算をするだけなんで、通信なんかたいして速くなくていいはずです。 新情報のPC クラスタなんかだと、 Myrinet を使って、しかもドライバを書き直したとかでなかなか驚くような速度がでてます。


Id: #a19980709164632   (reply, thread)
Date: Thu Jul 9 16:46:32 JST 1998
From: 津田和俊 <tsuda@dma.aoba.sendai.jp>
Subject: Re: Linux parallel supercomputer?

津田です。

process間通信でEtherを使っているようでは全然速度が 出ないとかいうarchitecture上の問題もありますが、一 番の問題点は、gcc on LinuxとDEC Fortran on digital unixの速度を比べてみると、前者は後者に対して半分程 度の速度しか出ないことではないかと思っています。

DEC Alphaが速いという評判は、ひょっとしてcompilerの 出来がよいことも影響しているんじゃないかな、とこの gcc on Linuxが遅いという話を聞いた時に思いました。

結論としてはわたしも、あんまりいい設計ではないと 思いますねえ。

あと関係ありませんが、あくまで個人的な見解ですが、 最近のscan攻撃で、LinuxはNT以上にsecurity上大きな 問題を抱えているのではないかと思うようになりました。


Id: #a19980709162001   (reply, thread)
Date: Thu Jul 9 16:20:01 JST 1998
From: はりがや
Subject: プロジェクト研究って,やっぱ大変なのよね。

「牧野淳一郎@はりがやさんの 論文リストくらいでちゃんと仕事してること になるなら気楽なもんだ」 とありましたが,やっぱ, 違和感がありますでしょうか?

いやー,牧野さんが 関わっている研究プロジェクト みたいのとは,ふんいき 全く違うのかもしれません。 光物性研究のスタンダードな 問題なんですが。。。 個人プレー的要素が 殆どだったりして。。。 うーん,「学振未来開拓学術研究」 とかいう大型計画に 携わっていると何かと 大変ですよね。


Id: #a19980709143638   (reply, thread)
Date: Thu Jul 9 14:36:38 JST 1998
From: 牧野淳一郎@はりがやさんの論文リストくらいでちゃんと仕事してることになるなら気楽なもんだ
Subject: Linux parallel supercomputer?

Los Alamos の Alpha cluster の話は、 Michael Warren 本人が Linux Journal に書いてましたね。今出ている日本語版に翻訳がでてます。

実は、コストパフォーマンスを計算すると、 15万ドルで実効 10 Gflops ってのはそんなに良くないです。 ASCI Option White だともうちょっとよくなるみたいだし。価格帯が1億以下のところでは PC cluster は確かにお買い得なのですが。

新情報なんかでも、結局データフロー計算機を作るってのではなくて、 PC クラスタの類が成果としては出てきてますね。


Id: #a19980708211836   (reply, thread)
Date: Wed Jul 8 21:18:36 JST 1998
From: くろきげん@あそんでばっかり? (;_;) <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: いろいろ

巡回コースで見付けた面白い話


Id: #a19980708152015   (reply, thread)
Date: Wed Jul 8 15:20:15 JST 1998
From: はり〜ちゃん
Subject: 「遊んでばっかいないで...」

|From: 武部 尚志

|黒木君を「遊んでばっかりいないで少しは論文を書け」と怒鳴りつけた手前、
|この掲示板には書き込むまいと誓っていたのですが、 手塚治虫マニアの私はど
|うしても誘惑に勝てなかった。(^^;;

いやー,あたしもけっこうなお遊びじんなのは, ホームページや fj 投稿などから明らかかも しれないんですが...

「遊んでばっかいないで...」とデフォルトで おこられると,場合によっては電子メールにて 論文リストとか, プレプリや別刷りの実物 (^_^) とか,送られてしまうかもしれません. でもそんなことやるのは,*あくまで* 専門が近い実験家や理論家の場合であって, 「おみゃーたまにはこっち来てセミナーせいっ!」って いう返事があることもなきにしもあらず...です.ハイ.


Id: #a19980707183323   (reply, thread)
Date: Tue Jul 7 18:33:23 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: Re: アトム

1. アトムの命名者.
単行本ではアトムを天馬博士から買い取ったサーカスの団長だったと思います。 (「アトム大使」ではどうなっていたかな?) しかし、日本テレビ (カラー) 版のアニメではサーカスの女の子、キャシー、 が「アトミックパワー」のアトム、と名付けていたと記憶しています。 アトムの誕生については、朝日ソノラマ版の単行本を基にしても、 第一巻の冒頭、アトム大使の巻、アトム今昔物語中のエピソード、等があり、 アニメも 60 年代のもの (以下、旧アニメと略) と 80 年代 (以下、新アニメと略) のものがあり、 それぞれ微妙に設定等が違います。

2. ウランの製作者.
これは朝日ソノラマ版での解説漫画 (単行本発行に際して手塚治虫が書き加えた解説) の中で手塚治虫自身が 「ウランがどうやって生まれたか憶えていない」 と語っていろいろな説を挙げている位ですから、 特定は難しいのでは? したがって?朝日ソノラマ版には誕生のエピソードは入っていません。 新アニメの中では、 お茶の水博士がアトムへのお年玉として徹夜で大晦日に徹夜して作っていました。

3. アトムの兄弟.
これはウランとコバルトがごく普通の定義の下でそれぞれ妹、 弟 (マンガ)/兄 (旧アニメ; 新アニメには登場せず) でした。 但し、アトムを分解して調べて複製されたロボット (ロボット宇宙艇の巻) を含める事もできなくはないですね。 新アニメでは、アトムの設計図をもとに作られたロボットが二人出て来ます。 一人はアトラスで、これは確かに「兄弟」を意識した設定になっていますが、 もう一人、最終回で出て来たニョーカはどちらかというと「恋人」 として出て来ているから、ちょっと別かな (設計図もちょっと違うし)。

黒木君を「遊んでばっかりいないで少しは論文を書け」と怒鳴りつけた手前、 この掲示板には書き込むまいと誓っていたのですが、 手塚治虫マニアの私はどうしても誘惑に勝てなかった。(^^;;


Id: #a19980707164927   (reply, thread)
Date: Tue Jul 7 16:49:27 JST 1998
From: きくち
Subject: 兄弟

コバルトは兄だったり弟だったりしたような記憶がある
Id: #a19980707135600   (reply, thread)
Date: Tue Jul 7 13:56:00 JST 1998
From: 鴨 浩靖 <wd@ics.nara-wu.ac.jp>
Subject: アトム

以下の問題にきちんと答えられる人は、かなり教養があると言ってよいでしょう。 ちなみに、私は一応の解答はできますが、不完全です。

  1. アトムの製作者は天馬博士ですが、 命名者は誰?
  2. ウランの製作者は?
  3. アトムの兄弟をすべてあげよ。

いや、お茶の水博士の名前が出てこないことだって、 五十歩百歩だといいたいわけです。


Id: #a19980707020840   (reply, thread)
Date: Tue Jul 7 02:08:40 JST 1998
From: 池田 岳 <ike@xmath.ous.ac.jp>
Subject: はーひふーへほー
ニコチン中毒のタバコさん、傑作です。僕は
絵つきで笑いました。うちは今、アンパンマン
時代の真っ最中なもので。

ちなみにアメリカ版アトムのアストロボーイ
のなかでお茶の水博士の名前はドクター・エレファント
だって。「日本人の質問」より。

あ、いつも読んでますけど書くのははじめての池田
です。みなさんよろしく。


Id: #a19980706231117   (reply, thread)
Date: Mon Jul 6 23:11:17 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: アンパンマン
 鉄腕アトムのパロディとしてのアンパンマンというのを、私も
数年前から考えていましたが、どっかで一笑に付されてしまった
ことあり。
 1960年代のアトムと1970年代のアンパンマンは、性格
付けも人の配置も物語の構図もよく似ていて、見比べるとなかな
か興味深いものがあります。電子頭脳と原子力で動き、天才科学
者を親として、超近代都市に住むアトムと、森の奥の一軒家のパ
ン焼き釜で作られ、心易しいジャムおじさんと森の動物たちと住
むアンパンマンのくっきりとした対比は、あまりにも絵に描いた
ようなところがありすぎるほど。このテーマは誰か暇な大学院生
とか助教授とか(^^; 拾ってふくらませてくれないかなあ。(わ
しゃようやらん)

Id: #a19980706225145   (reply, thread)
Date: Mon Jul 6 22:51:45 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Intellectual Impostures の書評

Impostures Intellectuelles の英語版 Intellectual Impostures の書評がもう出て来ているようです。例によって、私のところにメールが送られて来ました。 "Noel Malcolm welcomes an expose of the nonsense which passes for profundity in academe" を見える場所に一時的に置いておきます。


Id: #a19980706182611   (reply, thread)
Date: Mon Jul 6 18:26:11 JST 1998
From: たざき <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: お茶の水博士

お茶の水博士+アトムは色々なところに姿を変えて現れますが、 やや低級になりますが (ここ何年かに子育てした人には)身近なところでは、 アンパンマンとジャムおじさんもそうですね。

子供が一生懸命見ていたころ、 シャブ中のシャブおじさん、ニコチン中毒のタバコさん、 そして、その名のとおりシンナー中毒のアンパンマン などのネタを考えていたのも、遠い日の思い出であります。


Id: #a19980706151520   (reply, thread)
Date: Mon Jul 6 15:15:20 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 霞目飛行場

私、毎週そこ飛び まくっています。


Id: #a19980706142551   (reply, thread)
Date: Mon Jul 6 14:25:51 JST 1998
From: きくち
Subject: Game of Name

”バオー来訪者”の霞の目博士っていうのも、お茶ノ水 博士へのオマージュですわね。霞の目飛行場っていうのが 仙台近郊にある
Id: #a19980706133700   (reply, thread)
Date: Mon Jul 6 13:37:00 JST 1998
From: 鴨 浩靖 <wd@ics.nara-wu.ac.jp>
Subject: アトムの級友

鉄腕アトムでも、 アトムの級友の名前に山手線や中央線の駅名を使うことが行われています。 ななこSOSはそれを本歌どりしたと見るべきでしょう。
Id: #a19980706025827   (reply, thread)
Date: Mon Jul 6 02:58:27 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 論文自動生成プログラム

以前、難解バカボンがどこかで話題になりました。それは、こんな文章を生成してくれます。

最近、(英語版ですが)もっとすごいやつを見付けました。これ。自動的に論文を生成してくれます! これの日本語版って誰か作らないかな? プログラムに関する情報はここ

数学版というのも欲しいなあ。文法的に正しいだけではなく、論理的・数学的にも正しく、論文としての体裁も整っているのだが、実は完全にナンセンスな数学論文を自動生成してくれるプログラム。


Id: #a19980705104837   (reply, thread)
Date: Sun Jul 5 10:48:37 JST 1998
From: 菊池
Subject: そーかいそーかるかい

くそ忙しくて連日帰宅が12時近くだったうえに、昨日は寿事(なんていう日本語 あるのか?)があって、相変わらず研究会の準備ができないおいらです。 今日もでかける用事があるのら

それはさておき、Sokal affairはたとえば「複雑系とはなにか」(吉永著、講談社 現代新書)なんかでもとりあげられています。あ、”まともに活字になった”とは 言えない(?)

そういや、わしらが先日投稿した論文は、純粋に計算物理の(しかも高分子の) 論文なのだけど、Sokalが書いたレビューを引用してあるのだった (すげく役に立った)。 Sokalちゅう人は田崎氏のような数理物理の人にはもちろん、おいらのような 計算物理の人にも深く関わる仕事をしていて、ほんとに多才ざますね。


Id: #a19980705075051   (reply, thread)
Date: Sun Jul 5 07:50:51 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: アルツハイマー病の危険因子としてのアルミニウム

理科教育MLでSubjectの議論が再燃しているようですが、林さんのこれこれに、なんとなく私との議論の影響がある程度見られる感じがして、勝手に嬉しく思っています。

でも、私が林さんの立場なら、「12個の疫学データ」の内容を実際に説明することによって説得しようと試みると思います。たとえ状況証拠しか無くても、懐疑的な人であっても危険は避けるべきであると感じざるをえなくなる場合はあります。

説得にはレトリックが大事なのですが、自らがよって立つ根拠と都合の悪い点の両方を冷静に説明してみせるというレトリックは特にフェアであると私は考えます。そうでないやり方を使うと、最も力強い味方になってくれそうな人に対して信用を無くし、結果として、以前より悪い状況を作り出すことに貢献してしまう可能性があると思う。

私が読んだのは岩波『科学』1997年9月号の黒田陽一郎氏の記事だけなのですが、飲み水から摂取されるアルミ元素の量は全体のほんの一部に過ぎないのに、11例の疫学的調査中で10例に相関が見られたのは、やはり不思議だよな。(黒田氏自身も「不思議である」と666頁の脚注**で述べている。)


Id: #a19980705073115   (reply, thread)
Date: Sun Jul 5 07:31:15 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 現代思想とは懐かしい

ええと、田崎さんやその他大勢の人達には誤解の恐れはないとは思いますが、「金森氏の解説は面白い」と述べたものの、そこに書かれていることに必ずしも賛成であるわけではないです。

Higher Superstitionに対する批判に関して、金森氏が特に強く影響を受けていると思われる Brian Martin による書評はウェブ上でも読めます。

あと、金森氏が34頁の上段に書いている Norton Wise の件ですが、 Liz McMillen が The Chronicle of Higher Education に書いた The Science Wars Flare at the Institute for Advanced StudySci-Tech-Studies ML における Bruno Latour の見解の紹介およびそれに対する反応がウェブ上で読めます。


Id: #a19980705001938   (reply, thread)
Date: Sun Jul 5 00:19:38 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: ドラちゃん

田崎です。

ぼくの学生時代の友人で太宰や梶井基次郎などの破滅系(?)文学に心酔していた男が、これらの文学者の現代におけるもっとも忠実な継承者こそ藤子不二雄であり、それはドラえもんにもっともよく現れていると主張していたのを思い出します。

「よくある誤解」と言えば、先日ゼミのときに4年生に「アトムを作った科学者は誰か」と聞いてみました。 当然、「お茶の水博士」というよくある間違いを期待したわけですが、知識の崩壊は予想よりも早く、彼は「ええと、たしか水道橋か飯田橋か・・」などと(まじで)答えていた。 (ななこ SOS が混じったかな?)


Id: #a19980704234439   (reply, thread)
Date: Sat Jul 4 23:44:39 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: ドラえもんの最終回伝説

軽い話題を少々。

きしさんちで知ったのですが、最近、ドラえもんの最終回に関する新たな伝説が流行っているらしく、例えば、サッカーの中田英寿のところにも「ドラエモンの最終回」というタイトルのメールがよく流れて来ていたようです。

実はその正体はここ。とある学生の方が書き上げた創作の最終回を、創作であることが明らかであったにもかかわらず、誰かが chain mail 化し、そのため、作者の意志を越えて急激に広まってしまったというのが真相のようです。

その他のドラえもんにまつわる様々な誤解については、藤子不二雄atRANDOMにある「ドラえもんよくある誤解集」が詳しいようです。

以上の話とは関係ないのですが、 UNIX 系の OS では裏で走り続けて様々なサービスを実現しているプログラムは "daemon" と呼ばれているのですが、ときどき「ドラえもん」 (draemon?) に見えてしまうのはボクだけかな? (^_^;)


Id: #a19980704234150   (reply, thread)
Date: Sat Jul 4 23:41:50 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 現代思想とは懐かしい

田崎です。

研究会の準備に追われて深夜に大学にいるのだけれど、つい書いてしまう。

ぼくも現代思想を買いに行こう。 こんな雑誌を買うのはさすがに学生の頃以来だな。 あの頃はエピステーメーというこれまた衒学主義の権化みたいな雑誌があって、 けっこう笑いのネタとして楽しく読んでいた。

アメリカにいる日本出身の人に Sokal 騒動について日本でまともに活字になったものが でたのは、パリティの記事がはじめてだったと思うと言ったら、大変驚いていた。 なにせ、むこうでは New York Times にまで載ったわけだし、ぼくのところに届くアメリカ物理学会の月刊誌 Physics Today にもしょっちゅう Sokal 騒動についての議論が載っていた。 日本でも、ようやくぼつぼつというところですか。


Id: #a19980704230542   (reply, thread)
Date: Sat Jul 4 23:05:42 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 現代思想1998年7月号に特別掲載の金森修「サイエンス・ウォーズ」

彦坂さん"ただいま読書中"(近況一言報告)1998年7月で知ったのですが、所謂「サイエンス・ウォーズ」について、金森修氏が『現代思想』1998年7月号に論説を書かれています。

金森修、特別掲載「サイエンス・ウォーズ」、『現代思想』、 1998年7月号、 Vol. 26-8、 16-42頁。

主に、生物学者の Paul R. Gross と数学者の Norman Levitt が書いた極めて論争的な書物 "Higher Superstition: The Academic Left and Its Quarrels with Science" (『高等迷信:アカデミック左翼およびそれと科学の口論』)の内容およびその反響が解説されています。そして、この記事は「(続)」となっていて、次回に所謂「ソーカル事件」が解説される予定になっています。

『パリティ』1998年7月号の4-7頁に掲載された平川秀幸・村上陽一郎両氏による「ソーカル事件――科学社会学の一面」を見ても、おそらくは4頁という短いスペースのせいで、所謂「サイエンス・ウォーズ」や所謂「ソーカル事件」の名のもとで具体的にどのような議論が行なわれたかを知ることはできません。「科学社会学の一面」の解説としてもかなり不十分な感じがしました。 (ちなみに、「サイエンス・ウォーズ」も「ソーカル事件」も科学者から批判されていた人達が反撃のために作り出した言葉であるようです。)

一方、金森氏の解説は十分なスペースを割いて、しかも、 Higher Superstition まで戻って議論を展開しています。まだ、ざっと眺めた程度なので、ここでは印象を述べるだけで済ませますが、こちらはかなり面白そうです。


Id: #a19980703233603   (reply, thread)
Date: Fri Jul 3 23:36:03 JST 1998
From: きしまさひこ <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: 文脈から外れたらごめんなさい
構築主義的な認知科学批判というと、J. Lave やE. Wenger らの「状況学習理論」を思い出します。
修士論文と、『ソシオロジ』41(2), 1996 の私の論文でも扱いました。
ヴィゴツキーやルリア、それから M. Cole の「文化心理学」に影響を受け、
「徒弟制」に関する人類学的な研究から生まれた理論ちゅーか概念です。
「学習」を「社会的参加」として捉え、「正統的周辺参加」から始まって、所与の集団における
技能と価値体系、役割モデルなんかを体得していく過程で集団の十全な参与者になっていく、
ってな話でした。

Id: #a19980703012042   (reply, thread)
Date: Fri Jul 3 01:20:42 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: リンク先の間違いをこびとさんが直してくれたみたい

ここの「この記事」のリンク先も含めて、こびとさんが直してくれたみたいです。


Id: #a19980702230123   (reply, thread)
Date: Thu Jul 2 23:01:23 JST 1998
From: 石田 翼 <tbs-i@cpsy.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 認知心理学についてのぼやき

 この記事のSubjectのリンクが間違ってますね.すいません.
Id: #a19980702225450   (reply, thread)
Date: Thu Jul 2 22:54:50 JST 1998
From: 石田 翼 <tbs-i@cpsy.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 認知心理学についてのぼやき

宮崎恵彦 <yama3@wave.co.nz> wrote
アフォーダンス理論やヴィゴツキーに接近して、 それらを「認知科学」としてくくってしまうのは、 何か非常に美しくないものを感じます。
 私自身「認知心理学」と呼ばれる分野に一貫したバックボーン的な思想と言うのはあまり感じられません. それが宮崎さんの言う「美しくない」と同じかどうかわかりませんが.

 昔サイエンス社が出していた「サイコロジー」という雑誌で, 東洋が「私の経験の中での認知心理学」と題した昔話を書いています.
 それによると,戦後彼が出会った「認知」と言う言葉は, まずはゲシュタルト心理学者のレヴィンの言う「認知的構造」で触れたのが最初だと. そのつもりでしばらく勉強していたら, 今度は他の意味で「認知」という言葉を使っている人に出会うようになった.

ひとつはスニッグらのいうそれで, 現象学的心理学の色彩が濃い. 個人に世界ないし環境がどのように見えているかを 個人の内側に立つような視座で理解しようとするものである.
 でもってもうひとつが
1965年の夏のスタンフォード大学のセミナーで, 聴講したライトマンの講義を通じて私に紹介された.
もので,
「認知」というテーマに引かれて出ることにしたのに, 内容は一般的問題解決ソフトウェアと, 思考過程のコンピュータシミュレーションの話ばかり
と言うことで今言われている「認知」に一番近いものかと思われます.

 で何が言いたいかというと, (少なくとも)日本では「認知」という術語を使う立場も色々なものが混在していることです.
 ここから先は妄想ですが,こういった「認知」という言葉を用いたそれぞれの提唱者の思わくを無視してしまうような状況が生じ, 結果として認知心理学はそういった複数の対立しうるような立場を合わせ呑むようになってしまったのではないかと考えています. よく言えば学際的,悪く言えば一貫性のない学問になってしまっているんじゃあないかと.

東 洋,(1982) 私の経験の中での認知心理学.サイコロジー,24,p.3.


Id: #a19980702223603   (reply, thread)
Date: Thu Jul 2 22:36:03 JST 1998
From: 鴨 浩靖 <wd@ics.nara-wu.ac.jp>
Subject: アルゴリズム

「アルゴリズム」とか「計算可能性」に定義があることすら知らないのは、 認知心理学者だけではありません。 数学者にもいます。

昨年、 同僚が 計算可能性理論を解析学に応用する研究の発表を 解析学系の研究集会で行なったところ、 セッションのあとで、 「計算可能性という曖昧な概念にもとづく研究は良くない」 というコメントをしてきた人がいました。 唖然としましたね。 Churchの提唱は半世紀以上前のことですよ。 同僚が困っていたので、 私が引き取って、 「いいえ。半世紀以上前から研究が続けられています」と言ったら、 あっさり引き下がってくれて、ほっとしました。

この手の人は、 「計算の手続きをアルゴリズムという」だと思っているんだろうな。


Id: #a19980702172739   (reply, thread)
Date: Thu Jul 2 17:27:39 JST 1998
From: ますますのご活躍のくろきげん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: この掲示板と掲示板2の違い、認知科学と教育

早川さん曰く、「知合いが集結していますなあ。」 世の中狭いと言うかなんというか…。掲示板付属リンク集の掲示者リストから、早川さんのウェブページにリンクをはっておきました。

ここの違いですが、リンク集に書いてある通り、2の方はここの補助に使うことを目的に作成しました。例えば、ここで「まじめ」な話が進行しているときに、おちゃらけた話をしたい人がいて、ここに書き難いと感じるのなら、2の方に書けば良い。

宮崎さん、ああなるほど。そういう方向を調べれば、宮崎さんの認知科学批判がもっとよく理解できるのかな? 数学教育学や理科教育学における構成主義はヴィゴツキーの影響も強く受けているはずで、別の一方では、同時に社会的構築主義(以前は社会的構成主義と言っていた)にも影響を受けている。本当はその辺で齟齬が生じるべきであるということなのかな? 今はちょっとそういう方向の話を自分では調べる暇が全くないのですが、どなたかその辺に関係することを教えてくれるとすれば大歓迎です。


Id: #a19980702162735   (reply, thread)
Date: Thu Jul 2 16:27:35 JST 1998
From: 宮崎恵彦 <yama3@wave.co.nz>
Subject: Re: 認知心理学についてのぼやき

以前、きくちボード、 いなばボードで少し自己紹介したのですが、私は現在、NZのワイカト大大学院で、行動分析学の立場からの社会的構築主義へのアプローチといったことを勉強しています。そういった立場からは、最近の、「何でも認知科学」といった風潮は、どうも納得できないものがあります。人間の認知プロセスを、コンピュータのアナロジー(こびとさんのアナロジー)で考えるという、古典的な認知心理学の行き詰まりから、アフォーダンス理論やヴィゴツキーに接近して、それらを「認知科学」としてくくってしまうのは、何か非常に美しくないものを感じます。きくちボードで以前少し論じたように、それらの理論は、従来の認知心理学にきわめて否定的な考え方を含んでいるからです。まあ、それらの理論とは異なり、PDPモデルなどは、認知心理学の納得できる流れではありますが。

確かに、「認知科学」とか「バイオホラー」とレッテルを付ければ本が売れて、「行動主義心理学」とか「SF」と付けると売れない、という営業的(笑)な状況もあるわけですが。

現在、Derek Edwardsの "Discourse and Cognition"を読んでいます。社会的構築主義的立場の人なのですが(心理学分野では社会的構築主義者を自称しているのがK.J.Gergenくらいなので)、認知心理学に対する鋭い批判は、なかなかのものです。


Id: #a19980702094319   (reply, thread)
Date: Thu Jul 2 09:43:19 JST 1998
From: 早川尚男 <hisao@yuragi.jinkan.kyoto-u.ac.jp>
Subject: None
知合いが集結していますなあ。黒木さんもますますのご活躍の
ようで何より。掲示版2と1はどう違うのですか。

Id: #a19980701232847   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 23:28:47 JST 1998
From: 石田 翼 <tbs-i@cpsy.is.tohoku.ac.jp>
Subject: 認知心理学についてのぼやき(re: 独断と偏見による「教育と認知科学・序論」

 石田です.ここに書くのは久方ぶり.

 ここのひとは認知心理学の中でも評判の高い人ですが,私個人はこのひと(と言うか認知心理学を名乗る人(って私も表向き名乗ってますが(笑))はあまり評価してません.
 認知心理学は人間の認知機能をアルゴリズムとしてとらえるとかいう触れ込みなんですが,そういうことを口走る認知心理学者のほとんどがアルゴリズムとかチューリングマシンについて知りません.彼らの言う「アルゴリズム」とは単なるフローチャート.そのフローチャートの一つ一つの箱の中の処理というのは,結局ここで言うようなこびとさんと変わらない.単に説明不能な部分を適当に封じ込めただけ.ほとんど何も説明しておらず,プログラムとして実装可能ですらないのに「アルゴリズム」とか言ってしまっている,私の感覚ではどちらかという「レトリック」に近いものをそう呼んでしまっているのです(そういう意味では認知心理学には「語彙」を求めるという姿勢は正しいかもしれない).
 最近はニューラルネット的アプローチとかが多くなっていますが.

 でもって認知科学というのはさらに認知心理学とか認知工学とかいうサブカテゴリに分かれるわけです.それらの共通点は研究対象が人間の認知的活動である,と言うこと.でもそういう分野の人達との交流でわかったことは,対象が同じでも目的が違うとなかなか実りある交流はできないということ.やはり研究の目的によって,「ここまでは前提・仮定としておいといておっけー」という範囲(いわゆるパラダイム?的な部分)が違ってくるわけで,場合によってはその範囲がお互い全然重ならなかったりするのです.「そんな重箱の隅つついてどうするの?」「そっちこそこんな基本的なとこ押さえずに研究進めていいの?」みたいな(もちろんこういった齟齬自体が学際的分野の醍醐味なんですけどね).
 そういう中で暮らしていると,とてもそんな「教育」やら何やらに有用な知見を提供できるほどの成果は上げているようには思えないんですよね.


Id: #a19980701194146   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 19:41:46 JST 1998
From: きくち
Subject: 公式webページ

忙しいよ。

んとね、阪大のWebも計算センターが勝手に作ってた頃 と違って、広報委員会とかが”公式ページ”を作る となると、小回りは利かないし、変な制約はあるしで、 どんどん役に立たないものになってるみたい。 生協へリンクできないらしいぞ。


Id: #a19980701175341   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 17:53:41 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 1998年度中部夏の学校のお知らせ

 本年も下記の要領で中部夏の学校を企画しました。今回の講義は、高エネルギー 加速器研究機構 の川合 光 氏に「弦理論の非摂動的定式化 」というタイトルで お話ししていただくことになりました。基礎的なところからゆっくりと講義してい ただく予定です。また例年どうり講義のほかに参加者の研究交流、懇親会を計画し ております。ふるってご参加下さい。


      テーマ:『弦理論の非摂動的定式化』
       講師:川合 光 氏 (高エネルギー加速器研究機構)
       日時:8月27日(木)〜8月30日(日)  3泊4日
          (27日 現地集合  午後 2:00 、開始予定)
       場所:東海大学山中湖セミナーハウス 
 (〒 401-05 山梨県南都留群山中湖村山中323-1、TEL 0555-62-4100)
      参加費:一人1泊2食 5500円(4人部屋)
          または6500円(1人部屋、部屋数はごくわずか)
          昼食は(700円+税)×2(28日、29日)
27日         午後:開校式 講義   夜:研究交流 、懇親会
28日 午前:講義   午後:講義       夜:研究交流 、懇親会
29日 午前:講義   午後:レクレーション  夜:講義
30日 午前:講義  閉校式 お昼解散
   参加希望の方は同封いたしました下記様式に必要事項を記入の上、下記宛 E-mailまたは郵送でご返送下さい。またホームページ
http://sfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/physics/index.html から最新情報が得られます。 申し込み締め切り:7月31日
  1998年度中部夏の学校参加申し込み用紙
所属:                   身分:
氏名:                   性別: 
          連絡先Tel: 
連絡先Fax: 
e-mail: 
宿泊日: [  ] 日の夜 から [  ] 日の朝、 [  ] 泊 [  ] 日
研究交流でトークを希望される方へ 講演題目: 希望講演時間:
以上引用 以下ブタネコ注 修士1年(茶大、静岡、信州ほか)の特訓がねらいだけど、中原幹夫さんとか1線の数理物理の人が同窓会的雰囲気で集まる。
東海大の施設はさすがお金のある大学はウラヤマシイという感じ。
Id: #a19980701154314   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 15:43:14 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: にゃるほろ

田崎です。

針谷さんの管理されている物理学会のリンクのページはかなり頻繁に利用させてもらっています。

確かに、学会誌の投稿くらいならすぐできると思います。 ただ、うちの物理学科みたいに学科のメンバー(というか私)が作っているような場合には、身動きが取りやすいでしょうが、大きいところはなかなかコラムや投書程度では動きにくい気がしますね。 別に強制力のあるものじゃなくても、「委員会のおすすめ」みたいなチェック項目があったりすると、心ある人がそれを web 担当の人に見せて、「うちもこうしたらどうでしょう?」とか言いやすいのではないかと。

そういえば、書き忘れていましたが、Bricmont-Sokal の本の英語版が出たそうです。 フランス語版は Jean Bricmont が主に書き、英語版は Alan Sokal が主に書いたそうです。 だから、英語版は翻訳ではなく、オリジナルです。 内容的にも、訂正などがちゃんと行われていて新しいので、英語版がもっとも完全なオリジナルだと思ってくれと Jean Bricmont が言っていました。 (どうせ、ぼくはフランス語は読めないのですが。)


Id: #a19980701134242   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 13:42:42 JST 1998
From: はり〜ちゃん
Subject: 学会Web

「何やら図体が重くて合議など やりずらい,他委員会にたいして上申書を 回す時もある」って書きましたが, 1年,2年といったタイムスケールで 眺めれば,www.jps.or.jpって 亀のようではありますが, だんだんと整備されて来ている ことは,強調してしかるべし! です...

何はともあれ,ご意見,叱咤激励は 歓迎致します。


Id: #a19980701133119   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 13:31:19 JST 1998
From: はり〜ちゃん
Subject: 学会Web

田崎さん:

|針谷さんは物理学会の web 推進なんとか委員とかをされているのですよね。

そうれす。菊池さんもその委員会 にいらっしゃいます。(などと書くと 議論が広がりそうではある...)

|何とか委員会みたいなところで、web への情報掲載のガイドラインみたいなのを作って、基本的な情報は必ずテキストとして載せる(他の browser や障害者への配慮)とかいうことを呼びかけるなんてのはどうですか?

ええと,色々案をありがとう 御座います。リンク集担当と いうことで,リンク集その物の 作成指針もどきはあるのですが, 我々はおのおののページに 関するレフェリー権みたいのは もてる訳ないですし,まー, どんな情報を載せていくかなどは 各サイトの関係者の試行錯誤 と情報伝聞の繰り返しで 整備されていくでしょう。 そのなんとか委員会っつうのは, やっぱ学会組織の1部なので, 何やら図体が重くて合議など やりずらい,他委員会にたいして上申書を 回す時もあるっていう事情もあります。 かわりに個人の立場で,「固体物理」「学会誌」といった 所へコラム記事を書いて 啓蒙するっていうのも ひとつの手段ではありますが。

私だって,大学,研究所の 住所とか調べたくなって アクセスすること頻繁に あるのですが,ない場合が 結構あって,「物理学会名簿」 っていうのが結局頼りに なるって言う場面は, 良くあります。


Id: #a19980701133100   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 13:31:00 JST 1998
From: はり〜ちゃん
Subject: 学会Web

田崎さん:

|針谷さんは物理学会の web 推進なんとか委員とかをされているのですよね。

そうれす。菊池さんもその委員会 にいらっしゃいます。(などと書くと 議論が広がりそうではある...)

|何とか委員会みたいなところで、web への情報掲載のガイドラインみたいなのを作って、基本的な情報は必ずテキストとして載せる(他の browser や障害者への配慮)とかいうことを呼びかけるなんてのはどうですか?

ええと,色々案をありがとう 御座います。リンク集担当と いうことで,リンク集その物の 作成指針もどきはあるのですが, 我々はおのおののページに 関するレフェリー権みたいのは もてる訳ないですし,まー, どんな情報を載せていくかなどは 各サイトの関係者の試行錯誤 と情報伝聞の繰り返しで 整備されていくでしょう。 そのなんとか委員会っつうのは, やっぱ学会組織の1部なので, 何やら図体が重くて合議など やりずらい,他委員会にたいして上申書を 回す時もあるっていう事情もあります。 かわりに個人の立場で,「固体物理」「学会誌」といった 所へコラム記事を書いて 啓蒙するっていうのも ひとつの手段ではありますが。

私だって,大学,研究所の 住所とか調べたくなって アクセスすること頻繁に あるのですが,ない場合が 結構あって,「物理学会名簿」 っていうのが結局頼りに なるって言う場面は, 良くあります。


Id: #a19980701122838   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 12:28:38 JST 1998
From: 田崎 晴明 <hal.tasaki@gakushuin.ac.jp>
Subject: 確かにありません

田崎です。

田口さんお久しぶり。 私も珍しく用事が蓄積しているのですが、つい書き込んでしまう。

針谷さんご推奨の本は、確かにおまへん。
ぼくは偏屈なので、気にいらないものは気に入らないと言ってしまう。 表紙のアップの jpeg を見ると、これまた気に入らない。

「ネットワークの利用なしに研究を行う」という選択は、事実上「研究の最前線の情報から隔絶されるのを承知で研究を行う」という選択と同値になりつつあるのです。
自分が最前線にいればいいとかいう理屈はともかく、いかにもマスコミ受けしそうな negative なトーンがやだな。 ぼく自身新しい道具を使うのは好きだけど、新しい道具は研究者により多くの選択肢と大きな自由とを与えてくれるものだと思う。 新しい道具が自分の研究を助けてくれるときには楽しく使えばいいので、「使わないと取り残される」みたいな感覚を全面に出すのはいかがなものか。 (前の黒木さんの書き込みにリンクすればいいのだが、ちと面倒だ。)
関連したまじめな話に飛びますが、針谷さんは物理学会の web 推進なんとか委員とかをされているのですよね。(ボランティア、ありがとうございます。)

ぼくは割と web を使うのですが、大学、研究所の web page の中に役に立たないものが多くて、いらだっています。 ぼくは、情報管理能力が低いので、人に郵便を送ろう、電話をかけようというときに、住所や電話番号がすぐにわかるということはまずない。 でもコンピューターは論文の山の中に埋もれたりしないので、web で相手の大学を見つけて、さあ住所はどこだ・・と見る訳です。 しかし、3回に1回くらいは、なああんの情報もないのがありますね。 阪大なんて、やたら長い時間かけてでっかい写真を表示するのだけれど、住所はどこをどう捜してもとうとう見つからなかった。 web に情報を垂れ流すのは危険とはいえ、大阪大学の住所が秘密ということはあるまいて。

確かに web は従来の方法では伝えられなかった様々な情報を伝えるすごいメディアなのだろうが(ちなみに、私の netscape は java というのに出会うとクラッシュする)、それでも、利用価値の高い情報は、7桁郵便番号、住所、電話番号、e-mail などの旧弊なコミュニケーションを支援するものだとぼくは思っている。 もちろん、完全に外に公開されるので、個人の e-mail address、ダイアルインの場合の電話番号、部屋番号などの細かい情報を載せるかどうかについては(最終的には本人の意向による)細かい判断が必要だろうけど。

たとえば、何とか委員会みたいなところで、web への情報掲載のガイドラインみたいなのを作って、基本的な情報は必ずテキストとして載せる(他の browser や障害者への配慮)とかいうことを呼びかけるなんてのはどうですか?

あと、「国税でまかなわれている大学などのコンピュータ上にふざけきった web pages があるのはいかがなものか」という「倫理」の問題もあると思うけど、それを絡めると、話が収束しなくなるので、上の「役立つページ」の話とは切り放そう。


Id: #a19980701115253   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 11:52:53 JST 1998
From: はり〜ちゃん
Subject: 物理屋の...

これが,Webcat検索結果ですわね。
Id: #a19980701104926   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 10:49:26 JST 1998
From: はり〜ちゃん
Subject: 物理屋の...

田崎さん,「物理屋のための...」 って言う題目,ぎょっとする そうで...

とすると,連載の前半部分が単行書 になった, こんな本など,田崎研究室ないの 本棚には置いてないだろうな。

webcat.nacsis.ac.jpなどで検索すると, 全国津々浦々の大学図書館にも 蔵書となって入っているようです...


Id: #a19980701103650   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 10:36:50 JST 1998
From: 田口 <tag@granular.com>
Subject: Hello!

おお、今書くと先頭ですね。ということで書いてみました。 講義が終って夏休みになったらここにも書き込めるかなあ? 今は忙しい。 My home page
Id: #a19980701091429   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 09:14:29 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: これ以前の掲示

いかんな、もう7月だ。

1998年6月の記録C (インデックス時間と逆順)

1998年6月の記録Cの終わり間際の様子 (時間と逆順)


Id: #a19980701080822   (reply, thread)
Date: Wed Jul 1 08:08:22 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 山開きとか鮎の解禁とか

 やっほー、一番乗りだ!
などと、とりあえず書いておこう。宮城県の鮎の解禁は7月1日だ ったっけ?え、蛍の解禁日?!それって街の真ん中の公園で夜に養殖蛍 を放すやつのことかな?いいねえ、一晩だけの自然回復。
馬鹿記事ですいませんね>黒木さん

1つ前の記録:黒木のなんでも掲示板 (0013)


この掲示板の管理者: 黒木 玄  <kuroki@math.tohoku.ac.jp>