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黒木のなんでも掲示板 (0008)

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Id: #a19980510020844   (reply, thread)
Date: Sun May 10 02:08:44 JST 1998
From: EV
Subject: 追加
で、たとえば岩井俊二の「Love Letter」って
じつはクローン人間論として読めたりして。

「Love Letter」で思い出したけど、
前にやってた化粧品のCMで、鏡を見ながら
中山美穂が「中山美穂になっていた」って笑うやつ。
やつ。あれ、すげえブラッククローン未来だなあ。

Id: #a19980510015827   (reply, thread)
Date: Sun May 10 01:58:27 JST 1998
From: EV <mag01532@niftyserve.or.jp>
Subject: 周囲の記憶を引き受ける生きにくさ
後藤さんの論は、性行為から出産までの一貫した過程を欠くことがもた
らす熱愛の欠如、に重きをおいていると思います。

でも、それなら養子はどうなんだ、とかレプリカントはどうなんだ、とか
いう話にならないかなあ。

ぼくはもっと単純に、先に生きてる(生きてた)誰かと瓜二つ、ってと
こに、クローン人生の生きにくさを予感しますです。つまり、自分のあ
ずかり知らないところで生きていた同じ顔同じ姿のやつの人生をなぞる
ことを、それとなく強要される生きづらさ。

いや、クローンにはクローンの人生がある、クローンの人生を尊重すれ
ばよい、という意見もあるかもしれない。でも、周囲の人達は、その顔
かたちに、遺伝子提供者の影を見、遺伝子提供者のふるまいを知らず知
らずのうちに期待してしまうんじゃないか。

顔かたちの似た親子間にも同じような葛藤はあるでしょうけれども、ク
ローンの場合はもっと深刻でしょう。だいいち似加減が尋常じゃない。
それに子供のバックアップや代理を目的に作られるとしたら、出生は双
子のように同時ではなく、親子ほどずれていないだろうから、常に遺伝
子提供者が周囲にもたらす記憶に左右され、しかも遺伝子提供者につい
ての周囲の人々の記憶は、子に親の姿を見るときよりも強いに違いな
い。目の前で記憶の中の顔がプリンセスメーカーみたく新たにリアルタ
イムで育っていくの見て、幼児溺愛/虐待に走るやつが出たりしない
か?

ところで、クローン人間の外見がもたらす記憶をめぐって、クローン人
間とその周囲の人間双方が抱える問題を描ききった萩尾望都の「A 
A'」って、この手の議論であんまり見かけないんだけど、なぜ?

Id: #a19980509185344   (reply, thread)
Date: Sat May 9 18:53:44 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 人間の尊厳とクローン人間

science ML における本人による紹介で知ったのですが、帯広畜産大学畜産環境科学科生態系保護学講座助教授の後藤健さん人間の尊厳とクローン人間に関する論説を公開しているようです。そこでは、1998年1月24日の朝日新聞に出た論説を批判する「クローン人間の尊厳」など5つの論説とその経緯が説明されてます。

倫理学に詳しい方もここを覗いていると思うのですが、どこかでコメントしてもらえると助かります。 (もちろん、私が見ていそうなところで! 後藤健さん自身は science ML でコメントを求めているので、 science ML を利用してもらえると嬉しいな。)

朝日新聞の同じ論説に対する批判には、京都大学倫理学教授の加藤尚武による「朝日のクローン論説(1月24日)はどこがダメか」もありますね。似たような主張をしている部分はあっても、そのトーンはかなり異なるので、比べてみると面白いと思います。


Id: #a19980509091314   (reply, thread)
Date: Sat May 9 09:13:14 JST 1998
From: こくぼ あつし
Subject: ダ・ヴィンチ

コミックスと文庫、新書の刊行予定が載っているので、毎号買っているリクルートの ダ・ヴィンチの今月号に、 ハッカー倫理とか称して、 PC Computing Japan系のハッカーというよりは、ただの変な人のコメントが いっぱい載っていたのだ。

で、 URL は紹介してないけど、山根さんのページらしきものが、写ってたり するのだ。


Id: #a19980509065646   (reply, thread)
Date: Sat May 9 06:56:46 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 囲碁VS将棋 98.5.04

また息抜き。ここ。わたしゃ、将棋は小学校で覚えて、麻雀は中学から高校にかけてで、囲碁は高校だったな。で、大学では数学ということになるかな?


Id: #a19980509025500   (reply, thread)
Date: Sat May 9 02:55:00 JST 1998
From: きし <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: 万能のこびと様

なんと、私の掲示板は万能のこびと様 がなおしてくださったのである。
ありがとうございます!ご恩は一生、ええと、なんだっけ?

うそ。ごめん。ほんまにありがとうございました。
しかし、どーして私んとこのログを保存してたんですか?
ものすごい不思議。ああ、いい人だ!かんどー

Id: #a19980509004915   (reply, thread)
Date: Sat May 9 00:49:15 JST 1998
From: きしまさひこ <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: 左への攻撃
どうも。またまた掲示板攻撃にあった岸@Socio-Log Book です。

『同和はこわい考』も有名な本です。ヒステリックな解放同盟の運動方針を批判した
しごく真っ当な本ですが、10年前に出版されたにもかかわらず
いまだに解放同盟からなにかにつけ攻撃されてます。
著者は確か岐阜大の教授。

Id: #a19980509000348   (reply, thread)
Date: Sat May 9 00:03:48 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 単純である×。

DGCの関係で「単純である×。」にたどり着きました。「ここをクリックして開始」から、 JavaScript を経由しないと読めない note022.htm によると、「池田構造主義生物学によれば,物理学・生物学・社会学・オカルトの間に線引きを行うとすれば,物理学と生物学の間だけであるとされる」のだそうです。これって、どこまでマジなのかな?


Id: #a19980508231530   (reply, thread)
Date: Fri May 8 23:15:30 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 電脳DGC

二六製作所掲示板もいいけど、電脳DGCメッセージボードはいかが? (DGC は Discussion Group on Complexity の略。農林水産省Free Academy Serverにある。)


Id: #a19980508230732   (reply, thread)
Date: Fri May 8 23:07:32 JST 1998
From: 大豆生田 <mame@icsd2.tj.chiba-u.ac.jp>
Subject: 本多勝一

私は本多勝一のものの書き方に (「自分だけは物事を正しく考えられる」という) ある種の選民思想を感じるので、 昔から好印象を持っていない。 (この種の選民思想は疑似科学者にも通じるものがある。)
Id: #a19980508222955   (reply, thread)
Date: Fri May 8 22:29:55 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 左の中のデタラメ

左の中のデタラメを突いて、猛反発を受けた本としては、
『自然食は安全か』 高橋晄正 農文協 
『環境保護運動はどこが間違っているのか?』槌田 敦 JICC  
なんかがあったが。そして、これらの本にも問題点があるが。 
たとえば欧米は環境破壊で中国は人間的なんて宗教家もいるし。そして信者は運動の中でパワーがあるし、悪い人じゃないし、どう接していいかややこしい。
まあ、ちゃんとした理科教育があればな〜、なんて思ったり。 
それと、右と言うか普通の世界で出世するより、左の中で出世するのが楽なのを知っている悪いヤツがいる。昔の藤岡とか。まとも数学でなく受験数学なんてヤクザ業界にいる当方もたいしたこと言えないが、左に売れる本をヒステリックないしオーバーにかいて印税稼ぎしてるペテン師とか。 
背教者はカウツキーだけじゃない。今、背教者の烙印を押された?M夫妻は、中野重治が烙印を押されたとき、どう感じていたのかしら? 
  こんなこと言いつつ、町会議員選挙では共産党に投票したことが一番多いし、反共じゃないよ。
Id: #a19980508201422   (reply, thread)
Date: Fri May 8 20:14:22 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: デタラメをデタラメだと叫ぶことと右と左

ソーカル事件にしても、その前哨戦になった Higher Superstition の件にしても、デタラメなことを言う左派に対する批判ってのは、猛烈な反発を食い易いんですよね。それは、弱者や小数派の味方をしている我々をそのように批判するは保守反動の不当な攻撃である、と見なす人がいるからです。アンドリュー・ロスが宣伝していた「サイエンス・ウォーズ」てのは、まさにそのような誤解に基いた反発だったのです。名声や予算を失った保守的な科学者達が不当な攻撃を仕掛けていると。科学畑にもリベラルも左翼もいるのに、そのような人達までわざわざ敵にまわすという愚かな行為だったわけです。まあ、それはそうとしても、自分が行なう疑似科学批判が、こずるい保守主義者に利用されるのも嫌なわけです。デタラメをデタラメだと叫ぶことも、左と右のあいだに挟まれると不自由なこってすな。


Id: #a19980508195003   (reply, thread)
Date: Fri May 8 19:50:03 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: addmail2.0.11

あ伊藤さん、これは助かりました。さっそく、addmail2.0.11をインストールしてみました。大変具合が良いようです。


Id: #a19980508194719   (reply, thread)
Date: Fri May 8 19:47:19 JST 1998
From: きくち
Subject: 週間金曜日

どうも、ごぶさたしています。

「週間金曜日」にオカルト的あるいは疑似科学的記事・ 発言が多いことについては、僕もだいぶ以前から 気になっていました。投書したろか、と思ったことも たびたび。 そういや、そのうち「金曜日の疑似科学発言リスト」でも 作ってウェブに置こうか、と思ったこともあったのだった。 でも、結局私ってば、思うだけで行動が伴わないのよね。


Id: #a19980508131715   (reply, thread)
Date: Fri May 8 13:17:15 JST 1998
From: あ伊藤 <aito@ei5sun.yz.yamagata-u.ac.jp>
Subject: addmail

こんなところに書くのもなんですが、手っ取り早そうだった ので。

addmail を超ひさびさに 2.0.11 に上げました。たぶん 例の文字化け問題が直っていると思います。

文字化けの原因が興味深い。バグの原因は、文字セットを 指示するエスケープシーケンスが連続したときに、うまく 処理できていなかったことでした。たとえば

ESC $ B ESC ( B
のようなコードがきたら、あたかも何もなかったかの ように処理しなければならなかったのですが、そう なっていなかったのです。最近文字化けが多いと 思い、化けるメールの X-Mailer: を調べたところ
X-Mailer: Internet Mail
極端なものでは、すべての行の先頭に ESC ( J ESC $ B が入っていたものもありました。何だかなあ。

aito


Id: #a19980507142952   (reply, thread)
Date: Thu May 7 14:29:52 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 数学講習会 カウフマン

カウフマンとねっとわーくってことで、お茶大O.G.の一般市民にも開かれた夏の数学講習会の今年の講師の一人は、東北大の浦川先生で、テーマはねっとわーくと微分幾何、もう一つは確率。
カウフマン関連の話題のありそうなとこというと、埼玉大の経済の西山さんとか、有名な 第3文明(草加学会じゃないよ)だけど、後者にいってみたら、ありゃピンカーだ、ここでも。 
http://www.edge.org/3rd_culture/pinker_rose/pinker_rose_p1.html
それと、フランスの使用済核輸送と汚染についてのリベラショーンのスッパ抜きは、
http://www.liberation.fr/quotidien/index.html 
http://www.liberation.fr/quotidien/semaine/980506mera.html
Id: #a19980507120556   (reply, thread)
Date: Thu May 7 12:05:56 JST 1998
From: 彦坂暁 <akirahs@ipc.hiroshima-u.ac.jp>
Subject: 昆虫の誕生など

昆虫のはじまりについては、そのまんま『昆虫の誕生』(石川良輔)というタイトルの本があります。中公新書、1996年10月刊です。昆虫の起源については最初の30ページくらいで解説されていますので、立ち読みでもOKかも。イモムシみたいなのが昆虫に進化していく有名な図(仮説ですが)も載っています。

『形の科学』の発生のところに書いてあった、カウフマンのランダム・ブーリアン・ネットワークの話は分かりやすかった。発生学者が書いた発生の本にはああいう話はあまり出てきません。細胞分化について、遺伝子のon/offパターンに限られた数の定常状態がある、というようなイメージはあるんだけど、それを数学的に表現できないのが数学に弱い生物屋(含む私)の悲しいところです。もっとも生物屋を納得させるためには、こういうモデルを実験で検証しないとだめでしょうけど。


Id: #a19980507053152   (reply, thread)
Date: Thu May 7 05:31:52 JST 1998
From: EV <mag01532@niftyserve.or.jp>
Subject: 安易なハイパーテキストcgi作りました

4,5日前に書いたハイパーテキスト、ノンリニア関連で。
どうもこういう話って、他人事だと唇が寒いんですが、結局、書き手に
とって問題なのは、「書きながらリンクのことを考えるってどういう体
験なのか」「書きながらリンクのことを考えて楽しいか」「ハイパーテ
キストでリンクの発見、なんてかっこいいことは、じっさいのところ起
こるのか」といったあたりかなと思います。

で、最初から全体像が見えてるハイパーテキストを書くのってあんまり
楽しくないんじゃないかと思ったので、
書きながらあまりリンクのことを(つまりハイパーテキストの全体像の
ことを)考えなくていいcgi作りました。テキストを放り込んでおけば勝
手にハイパーテキストが生成されます。どんな具合か興味のある方は、

http://ux01.so-net.ne.jp/~ev-net/hyper/

をどうぞ。

Id: #a19980506185849   (reply, thread)
Date: Wed May 6 18:58:49 JST 1998
From: 古川徹生 <furukawa@ces.kyutech.ac.jp>
Subject: 言葉の先天性
九工大にアクセスできないってうちのことかな.GW中にサーバーが落ちたの
ですが,大学に行かないのでそのままになってました.すみません,今日直しました.

0才児の段階ではようやく単語が出るくらいかなあ.「ママ」「パパ」「ワンワン」
くらいです.うちの息子は1才半くらいでようやく単語らしきものが出始めました.
その後2語文(「バナナ,ちょうだい」とか)に移行すると言われてますが,まだ
息子はその段階までいってません.ただしこっちが言っていることはかなり理解で
きているので,聞いて理解できる段階は発語よりかなり早いようですね.2語文が
出る頃にはどっぷり母国語の洗礼を浴びているので,どこまでが先天的なのか見分
けるのはかなり難しいんじゃないかしらん.

Id: #a19980506125415   (reply, thread)
Date: Wed May 6 12:54:15 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 武田暁とピンカー

東北で素粒子をやってた武田暁さんが『形の科学』を昨年上梓した。
p.133の著者の独白で「ピンカー氏の最近の著書『言語を生み出す本能』はなかなか面白い本であり、難解であるが私には共鳴できる多くの内容を含んでいる。」 

目次は
 1序---形の科学  2物質の形の形成  3生物の形の形成  4視角による形の認識  5言語機能と脳    6社会システムの形成

3章は構造主義生物学とつながるだろう。 4章では、ネコいじめの視角実験で後天的に頭脳が非対称に発育し、ならば言語はさらに?と考えてしまう。これは黒木さんの稲葉ボードに書かれた特殊な失語症と関係するかも??。そのあたりに登場する田中啓治さんの最近の研究計画は、http://www.etl.go.jp/~4841/ 。
5章はニューロネット的なものを有望と感じさせるが、n女王問題に勝利したあと、ニューロの人達はどんなことをしてるのかな〜?インターネットの分散環境の整備で忙しいのかしら?大豆生田さんとか翼さんとか、計算科学の先端の人の目にはその辺はどう映っているのかしら? 
ついでにチョムスキーについて武田さんは、「日本の言語学者には熱烈なチョムスキー信者も多く見られるが、大多数の日本の英文学者はチョムスキー学派の研究には全く無関心のように見える。私はチョムスキーのパワーと学説の大筋の自称崇拝者であるけれども、具体的な点になると納得できない面も多々あり、もう少し脳の機能や構造のダーウィン的進化の側面を考慮して言語学を再構成すべきものと思っている。」進化については、ドーキンスのファンらしい。熱狂的ファンになることの戒めも書いてある。「人物の好き嫌いと学説の当否とは本来関係ないことかも知れないが、われわれの脳には扁桃体と呼ばれる小器官があり、好き嫌いの判断を直ちにして、嫌いであれば大脳の活動を押さえる役をしている。 

P.S.正高本感想アンケート解答1号をミホさんからミホボードに頂く。
Id: #a19980506115121   (reply, thread)
Date: Wed May 6 11:51:21 JST 1998
From: 古堂明広 <A.Furudo@luvnet.com>
Subject: 中指優先主義(?)(re:Select…)

ついでながら、私は、他人にWindows 95(c)の使い方を教えるとき、Select-and-operateを常に意識させる様に教えていますが、これってポピュラーなことなのでしょうか。

それから、「スタート」のクリックによるアプリケーションの起動を教えるより先に、アプリケーションのアイコンの上での「開く」の実行とか、「新規作成」を利用して原稿用紙を用意しておいてからそれを「開く」という形式を先に教えているなんていうケースはどの程度あるんでしょうか。

(B-TRONWAY(c)?)


Id: #a19980506114449   (reply, thread)
Date: Wed May 6 11:44:49 JST 1998
From: 古堂明広 <A.Furudo@luvnet.com>
Subject: Select-and-operate(re:文法の…)

自然言語の話も悪くないのですが、機械言語の話も少し。

コンピュータのGUIのデザインのセオリーで、Select-and-operateってのがありますよね。操作の対象とする「もの」を、ポインティングデバイスで選んでおいて、その後「もの」をどうするかを指示するという方法論。

きっとこのような操作も、システム内部では、リニアな文字列からなるコマンドに直せる形で、いわば言語として解釈され実行されているのだと思っています。

この方法論の出所や、またシステムへの実装のための手法などご存知の方、お教え願えないでしょうか。


Id: #a19980506114307   (reply, thread)
Date: Wed May 6 11:43:07 JST 1998
From: 古堂明広 <A.Furudo@luvnet.com>
Subject: 実感のない「考え方」(re:昆虫の…)

いわば構成主義の根っこにあるのであろうが、それって、本当に子供

の持ち出す疑問に向き合って悩んだことがあってのことなんだろうか?

あるいはホントに科学を体系的に勉強して、ひとつの問題が膨大な関

連する諸科学の積み上げの上にしか解き明かせないことを実感してい

るんだろうか?

同感です。「レベルの高い科学的経験をもっている」と、胸をはれない私が言うのもナンですが。

釈迦に説法かもしれませんが、理科や数学の教育論の中では「数学(科学)的な考え方」という用語があります。ある数学教育学者が、数学的な考え方のリストをつくって公表しています。

別に「考え方」がダメとは思ってませんが、ロクスッポ科学的思考の経験もない人間に「考え方」を(内包的にせよ外延的にせよ)示して、「さあ、これを子供たちに教えなさい」というのは、あまりにも危険が大きいでしょう。


Id: #a19980505154229   (reply, thread)
Date: Tue May 5 15:42:29 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 文法のはじまり

そもそもの はじめは 紺の かすりかな   

で、昆虫、きのこのはじまりの他、文法のはじまりも、引き続きいろいろ教えて下さい。
かたびらとかいう、きのこのボコボコはえてくる狂言で、最後に特大がはえそうになって、これがはえたらそれはたいへん??なんていうシュールな感覚を人工無能に教育できる日はいつでしょう。
とりあえず、正高信男著『0歳時がことばを獲得するとき』って売れ筋の 中公新書について、特に子育て体験のある方の感想をききたいな〜?(どこかで見たような。九工大はつながんないし?)
正高さんは京大のおさる研の助教授で、林さんの http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaKo9704.html s には 
 さらに,民俗的な風習ととらえられがちな子育て文化には,実は人類の繁殖戦略ともみるべき適応的な意味があることがわ かってきた(正高信男氏,p. 305). 
なんてある。『もてへん男現代風俗 '95』では井上 章一 とくんだり。
まあ、文法がどの程度先天的かを知るのに、0才児やおさるさんの観察はたしかに手近な。
それから、チョムスキーの2次革命は1次革命で、先天説と矛盾する部分の克服が、革命の主動機ってのはほんとなの? 1次革命だけを使った、よく書けた本、中島文雄の英語2冊日本語1冊の構文についての岩波新書なんかは、2次革命支持者から見ると、時代遅れで品切れのままのがいいのかしら??
Id: #a19980505133028   (reply, thread)
Date: Tue May 5 13:30:28 JST 1998
From: ころ
Subject: 一辺出したついでに
昆虫の始まりってなんですか?
とても興味あります。

Id: #a19980505132755   (reply, thread)
Date: Tue May 5 13:27:55 JST 1998
From: 東沢(ころ) <kerokero@po.twin.ne.jp>
Subject: 昆虫と真菌(ここはROMじゃなかったのかよ)
真菌(きのこ)の講義を去年受けたんですけど、
確かに難しいですね。やつらに進化論は通用しない 笑

Id: #a19980505112732   (reply, thread)
Date: Tue May 5 11:27:32 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 昆虫の始まり

 連休は在宅勤務でラジオを聞きながらデータいじり。番組はNHKの
「こども科学電話相談」。夏休みの最初と最後の1週間にも放送する、
楽しみな企画である。
 ここで子供の質問というのがどういうものであるかを知ると、世の
構成主義なんてものがバラバラにぶっ飛んでしまうと思うのだがどう
かなあ。さあ、今飛び込んできた質問は

  昆虫の始まりはなんですか!?

小学4年の男の子らしい。この種の質問は実に多い。低学年になれば
なるほど回答に窮する難問になるのだ。回答者の矢島さんはていねい
に昆虫の進化の話をしたのだが、何か説明されたという程度で分かっ
た気分になって満足させられるのがいいところだな。
 子供の「素朴な疑問を育て」て、「自由に考えさせ」ていけば理科
教育は実が上がるという、「脱押し付け教育」的教育観というのが
いわば構成主義の根っこにあるのであろうが、それって、本当に子供
の持ち出す疑問に向き合って悩んだことがあってのことなんだろうか?
あるいはホントに科学を体系的に勉強して、ひとつの問題が膨大な関
連する諸科学の積み上げの上にしか解き明かせないことを実感してい
るんだろうか?

Id: #a19980504210506   (reply, thread)
Date: Mon May 4 21:05:06 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 明石順三

ぶたねこさんのおっしゃる通り、
ものみの塔の活動(灯台社といったらしい)で反戦の立場をつらぬいた人というのは、
明石順三氏です。この本の著者は稲垣真美。同じ著者によって仏教徒の反戦活動を描いた
「仏陀を背負いて街頭へ」があり、これは新興仏教青年会だかの妹尾義郎の活動の記録。
私にはこっちの方が興味深かった。

Id: #a19980504171715   (reply, thread)
Date: Mon May 4 17:17:15 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 以前のと違い

昨晩、急に読めなくなって、ちょっと心配していたのですが、結局、一字一句何も変化してないようです。

それにしても、『週刊金曜日』がここまでオカルト化していたとはびっくりだよなあ。マイノリティーの意見に“疑似科学”というレッテルを貼ることによって、その全てを潰してしまおうとする嫌な保守論客に揚げ足を取られないように注意しなければ駄目だよなあ。長期にわたって、それをきちんとできないようだと、有能な人が自然に離れて行く。

後藤さんのところは読めるところが多く、論争的でなかなか面白いのだ。


Id: #a19980504144541   (reply, thread)
Date: Mon May 4 14:45:41 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 立命館大学国際平和ミュージアム

小波さんのおっしゃってる、戦争に協力しなかったキリスト者は、明石 順三?
立命館大学国際平和ミュージアム
http://www.ritsumei.ac.jp/kic/a06/index.html
に、資料のある人は提供されたら。
保土ヶ谷のイギリス人墓地の墓守りをしてる佐波内さんのお父さんは聖公会系で朝鮮に布教した人だけど、神の前で人間は平等と、あたり前のことをした人みたい。 
ところで、ミッション系の学校の教育って、キリストなの?パリサイ人なの、神なきブタネコの悲惨にはよ〜わからん。
Id: #a19980504112510   (reply, thread)
Date: Mon May 4 11:25:10 JST 1998
From: もとはしみほ <miho.din.or.jp>
Subject: ↓ひとつ下の書き直し

今朝、げんちゃんの批判と読み比べてみようと リンクをたどってみたら、 Not Found になってたので、鋭意更新中なのかな、たのしみ、と思って、 いままた行ったらちゃんと更新されてた。わたし自身は 以前のと違いがわからないので、ちょとざんねん。
Id: #a19980504111100   (reply, thread)
Date: Mon May 4 11:11:00 JST 1998
From: もとはしみほ <miho.din.or.jp>
Subject: Re: 後藤文彦さんのホームページの反証可能性

今朝、げんちゃんの批判と読み比べてみようと リンクをたどってみたら、 Not Found になってたので、鋭意更新中なのかな、たのしみ、と思ってがわからないので、ちょとざんねん。
Id: #a19980504003754   (reply, thread)
Date: Mon May 4 00:37:54 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: delegated を用いた charset="Shift_JIS" 対策

今年の1月の終わり頃にちょっと話題になった「META タグで charset="Shift_JIS" を指定すると文字化けするブラウザーの問題」を delegated を用いて解決する方法を書いておきました。 delegated を使うと、クライアントとサーバーの間に任意のフィルターを入れることができるので、それを利用しました。


Id: #a19980503220641   (reply, thread)
Date: Sun May 3 22:06:41 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 掲示板付属のリンク集に登録

後藤文彦の頁」をこの掲示板付属のリンク集に登録しました。このリンク集は結構頻繁に更新しています。新規に登録したリンクを見付けたければ、点滅している NEW をチェックして下さい。


Id: #a19980503185659   (reply, thread)
Date: Sun May 3 18:56:59 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 建築の後藤文彦さんのホームページ

以前学内電子掲示板でちょっとだけ議論になったときに、後藤さん反証可能性の教義にとらわれ過ぎているという印象を持ち、実際そのように述べたと思うのですが、その辺の考え方に注目して読むと面白いかもしれませんね。

誠実に討論するためには自分自身の主張の反証可能性に注意を払うことは確かに大事だと思います。しかし、それを絶対に守らなければいけないルールとみなしてしまうと非常にまずいことになると思う。例えば、「2)反証できないような仮説は一切、取り上げない。」なんてのは全く馬鹿げた考え方だと思います。こんなものは「科学の態度」でもなんでもないですね。

そのようなルールを守らなければいけないとすれば、私は数学の研究ができなくなる。数学の研究においては、しばしば「○○と××は似ている」というような仮説が決定的な役目を果たすのですが、「似ている」なんて曖昧な言い方をしている限り、厳密な意味で反証可能ではありません。そういう仮説を一切取り上げないなんてことになると、数学の研究活動は間違いなく破壊的なダメージを受けてしまうことになる。もちろん、単に「似ている」と騒いでいても誰も相手にしてくれないので、きちんと命題の形で予想を提出する努力は当然必要になります。でも、その命題自身が反証されたからと言って、もとの「似ている」という仮説が棄却されるとは限らない。なぜなら、命題の形で提出した予想を修正した方が良い場合もあるからです。このようなことは、むしろ数学以外の研究分野において顕著だと思う。

以上では、「反証可能性」のテーマについて私の意見を述べてみましたが、他にも「疑似科学批判の政治的利用」というテーマについて考えてみるのも良いかもしれませんね。


Id: #a19980503174528   (reply, thread)
Date: Sun May 3 17:45:28 JST 1998
From: 小波 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 後藤さんの掲示板

みほさんのつぶやき掲示板の記事に、なんと建築の後藤文彦さ
んのページへのリンクが。彼らしいこだわりが満ちていて、な
かなかのもんですなあ、さすが。黒木さんのリンク集にも入れてお
いてもらえると便利だけどなあ。

Id: #a19980503143606   (reply, thread)
Date: Sun May 3 14:36:06 JST 1998
From: EV
Subject: 見てきました
九段坂通信。確かに網のようにリンクが
張ってありますが、いや、ぜんぜんちゃいますよ。
この九段坂通信の方は、
はっきりとした陰謀観に貫かれていて、すらすら読める。
逆に言うと、ぼくは陰謀観ではなく、
陰謀観の骨みたいなものが書きたいのです。

Perlなどcgiの日本語処理で特にめんどうなのは日本語
コードの処理で、これはMacで確認するのは難しいんで、
ぼくはオンライン上で四苦八苦してます。
それとも工夫するとできるのかな。
どなたかご存知の方おられるでしょうか。

Id: #a19980503134744   (reply, thread)
Date: Sun May 3 13:47:44 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 磁石にくっつかない金属
磁石にくっつかない金属に力が働くと言えば、スクラップを選別
する器械では、交流磁場をうまく使って、磁石にくっつく金属は
吸い寄せられ、磁石にくっつかない金属は誘導電流で生じた磁力
で反発され、非金属には何も力が働かないってなふうに、一発で
3 種類に選別していたりします。

話はそれますが、車のスクラップにはモーターが沢山入っていて、
シュレッダーやらクラッシャーやらでズタズタに切り刻んでも、
鉄芯とコイルの銅線を分離できず、さらに鉄を製錬する時点で銅
を除去するのは難しいので、スクラップからリサイクルされた鉄
はシビアな特性が要求される用途には使えない、なんて事が問題
になっていたりします。

Id: #a19980503015251   (reply, thread)
Date: Sun May 3 01:52:51 JST 1998
From: きし <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: どうも。

どうもありがとうございます。
やっぱりPCを拾ってくるしかないのか!?
ウェブ上でどんな動きをするのか、ブラウザで
直接試したかったんだけど。

ちなみに、九段坂通信
Id: #a19980503010300   (reply, thread)
Date: Sun May 3 01:03:00 JST 1998
From: EV <mag01532@niftyserve.or.jp>
Subject: 迷宮と科学と再帰
こんにちわ。
こちらに書き込んだら来訪者が増えてびっくら。
黒木さん、うーんそうですね。あのcgiはずっとあの調子なので、再帰し
たり、調子が激変したりする工夫がいるかもしれません。なにかいい知
恵ないでしょうか。岸さん、九段坂通信ってじつは知らないんです。

MacでPerlの動作確認ということですが、とりあえず、テキスト処理など
の基本的な動作はMacPerlで確認できると思います。引数わたしとかディ
レクトリ設定とかのバグ出しは、Mac上ではわかりにくいことがあるの
で、もしどこかUNIX上でローカルテストできる環境をお持ちなら、併用
されるといいかもしれません。

科学のふろくっていうと、ブラインシュリンプの卵がついてたことがあ
りました。大学に入ったあと、実習で臨海実験所に行ったとき、顕微鏡
見ながら「あー、科学のふろくについてた卵思い出すなあ」と言った
ら、その先生が「ぼくが大学院のときにその付録手伝った」といって、
当時の科学を本棚から出してきたのでえらい驚きました。科学のふろく
で10年殺しに会おうとは。


Id: #a19980503002422   (reply, thread)
Date: Sun May 3 00:24:22 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: 創造科学

って、単に Creation Science の翻訳では?例えば こんなのにも、似たようなことが書いてありますね。あ、それから、ドーキンスの本なんかには、明らかにこの手の主張に対する反論みたいなのが良く出てきません?
Id: #a19980502231848   (reply, thread)
Date: Sat May 2 23:18:48 JST 1998
From: きしまさひこ <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: ぱーる
何度もすみません。
perl で書いた自作CGI スクリプトを、ローカルのマックで動作確認したいんですが。
MacPerl があればいいんですかね?あとWeb共有と。
いまから勉強を始めるのですが。いちいちプロバイダに送るのも
面倒だし、怖いです。
ド素人なので何もわかりません。よろしくお願いします。

Id: #a19980502212530   (reply, thread)
Date: Sat May 2 21:25:30 JST 1998
From: きし <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: リンクの迷宮と創造科学

どうも。 EVさんのリンクの迷宮、面白いです。でもちょっと「九段坂通信」みたいです。

ところで、私の掲示板
「創造科学」のサイトへリンクを貼ってますが、これって
どのような思想的バックグラウンドがあるのでしょうか。
どなたかご存じの方は教えてくださいませんか。


Id: #a19980502185407   (reply, thread)
Date: Sat May 2 18:54:07 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 科学のふろく

なつかしいのだ。特に風力計。風が吹くと、プロペラのシャフトに接続された磁石も回転するのですが、そのそばにある磁石にくっつかない金属の円板(アルミ製だったと思う)が力を受け、風力に応じた角度で回転して風力を示す、という結構こった仕組だったのだ。磁石にくっつかない金属の円板がなぜ力を受けるのか、すごく不思議だった。そのとき感じた感覚を一生忘れないってことは結構大事なことだと思う。


Id: #a19980502183933   (reply, thread)
Date: Sat May 2 18:39:33 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: リニアとノンリニア

ぎゃはは! EVさんリンクの迷宮、面白いです。こういう遊び、ぼくも好きです。でも、何度も繰り返してゆくと、単調な感じがしてくるんですよね。迷宮なら、ときどき意外な事件が起こる方が面白い。何か面白いアイデアはないですかね?

思わぬところで nonlinear なんて聞くと、最初はびっくりして、「なんじゃこれは?」と思ってしまうのですが、色々見ていくうちに慣れてきて、なんとも思わなくなりますねえ。でも、そうやって慣れた後でも、不快に感じられるものは残るわけでして、例えば、4/30に紹介した T. R. Young の "nonlinear fractal chaos postmodern philosphy of science" てのはそうですね。


Id: #a19980502111716   (reply, thread)
Date: Sat May 2 11:17:16 JST 1998
From: もとはしみほ <miho@din.or.jp>
Subject: 科学のふろく

連休らしい話題を。「科学のふろく」オフィシャルページでなごんでます。
まず年表をたどってみると、1965年、最も初期のプラスチックを利用したじしゃく実験セットや 68年の月球儀 など、いまでも欲しくなっちゃう。 カメラ、ラジオ、顕微鏡など定番ふろくの変遷もなかなか。
6年生の最新号の特集がおどろき。明和電気のアストロ教材に、村上たかしまで。DNA相性診断やってみたいよぉ。 光のかけら ってなあに?
Id: #a19980502102216   (reply, thread)
Date: Sat May 2 10:22:16 JST 1998
From: 街の音楽家 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 晩秋のソナタ

 ベートーベンの月光ソナタの一楽章を移調して弾く話しが
ありましたので、いろいろ試してみました。もっとも聞き手
はおらず自分で弾いて試すので、先入観の塊みたいになっと
くするのは、血液型性格判断で「あ、あたってるぅ!」と叫
ぶ女子中学生と大して違わない。
 それはそれとして、やはりホ短調は甘く、ト短調はもっと
軽めに切なく聞こえる。ただし、いずれも上に移調したとき
の話し。全体として音域が上がることでの効果はかなりある
ように思いますね。調の特質に関する議論では、この音域設
定がもつ効果ももっと重要視されるべきと、昔から思っては
います。
 さて、実にいいのが、イ短調。こいつはいい。長三度下げ
て演奏するのですが、しょっぱなから苔むした煉瓦や板壁の
路地に差し込む晩秋の十六夜の風情。原調のあの、透明で滑
らかで、さりとて重みを感じさせるトーンが一変して、人の
内面の回想がしみ入るようにつぶやかれていく。ベートーベ
ン後期のソナタの世界が垣間みえるよう。弾いていて思わず
若い日の甘い感傷や苦い後悔が脳裏によみがえるような気が
してきた。

Id: #a19980501230749   (reply, thread)
Date: Fri May 1 23:07:49 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp >
Subject: ブラウアー

永井均『ウィトゲンシュタイン入門』ちくま新書20の088ページに、ウィーンにもどって小学校の先生や庭師の手伝いなどしてたヴィトゲンシュタインが、友人に無理無理ブラウアーの直観主義数学の講演会につれていかれ、それがケンブリッジに戻るきっかけとある。
この直観主義のブラウアーは『ブラウアーの不動点定理』のブラウアーなのだ。最近では経済の均衡解もこの不動点定理から得られているらしいが、中学生に大道芸風に説明するなら、http://wwwos2.cs.unb.ca/profs/pochec/papers/abstrac1.htm なども
永井さんの本は面白い本で、以下のは文句をつけようというのではない。人文の先生の講義を学部の数学科の学生がビールの飲める学食で補うのが大学じゃないか程度の気分。
直観主義を短く説明するなら排中律の乱用のいましめを言ったほうがよかったのでは。068ぺージでは、論理記号への深入りをさけて、それは著者の選択なんだけど、さけたかわりに紹介する論理の本に数学サイドの人が書いた入門書なんかをあげることはできないのかな、さてじゃあそういう本に何があるかな??069ぺージの「・・・・」こそ大問題なのだが??開集合の公理で、合併は有限で、共通は無限個を認めることと関係するかな??選択公理とは??
ヴィトゲンシュタインのファンが、砂田さんのバナッハ・タルスキーのパラドックス(岩波科学ライブラリー)なんかも読むと、数学も拡がるんだけど。
Id: #a19980501175254   (reply, thread)
Date: Fri May 1 17:52:54 JST 1998
From: EV <mag01532@niftyserve.or.jp>
Subject: ハイパーテキストとノンリニア


こんにちわ。つぶやきから飛んできました。

リニア、ノンリニアっていう言い方は、ハイパーテキスト分野ではかな
り緩い使われ方をするのが一般的だと思うんですが、こういう事態っ
て、数学プロパーの方から見るとなんだかなあ、って感じがするんで
しょうか。つまり、たとえば生物畑の人間から見て「遺伝子がよみがえ
る!」なんてCMを見たときにぎょっとする感じに近いのかな。

リニアってことばには一般的な意味もあるので、緩い使い方じたいに別に
罪はないと思うんですが、それがしばしば数学や物理のイメージを借りて
くるあたりに、ソーカルに揶揄されてしまう「ポストモダン」さがある
のかしらん。

ノンリニア編集ってのをぼくが始めて聞いたのは、WWW上でストーリース
ペースを作ってたデヴィッド・ブレアが映画「WAX」を撮ったやり方としてでし
た。でも、彼の映画のおもしろさ(あるいは退屈さ)はむしろ、全編ナ
ラティブにすることで、さまざまな引用をひじょうに「リニア」につな
いだ点にあったと思います(と、あえて緩い使い方)。

ところで、
こういうのがノンリニアなら、ぼくも昔作ったこれを
ノンリニアって言っちゃおうっと。ってわけで、ノンリニアでフレキシブルで
遺伝子がよみがえるハイパーテキストです。


Id: #a19980501003737   (reply, thread)
Date: Fri May 1 00:37:37 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: これ以前の掲示

1998年4月の記録C (インデックス時間と逆順)

その終わりあたりの様子(上に行く程最近)。線形論理と非線形論理の話題のフォローどなたかよろしく。書評バトルねたも結構面白そうだと思う。

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この掲示板の管理者: 黒木 玄  <kuroki@math.tohoku.ac.jp>