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黒木のなんでも掲示板 (0006)

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Id: #a19980423190458   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 19:04:58 JST 1998
From: 米澤 直記 <yonezawa@padc.mmpc.is.tsukuba.ac.jp>
Subject: Re: SKK礼賛

SKKって東北のイメージが強かったんですが、Webのサイトは京都だ し、あれれって思っていたんです。そういう事情だったんですね。 記憶の半分は正しかったらしい。

以下、宣伝のために、「個人辞書への単語登録」がいかに簡単かを説明します。

わたしがSKKに出逢うまでに使っていたシステムでは、辞書登録は おおよそ以下のような手順を踏んでいました。

  1. 変換したいものが辞書にないことが判明した。
  2. 辞書登録機能を呼び出す。
  3. 辞書に登録したい単語を入力する。
  4. その読みを入力する。
SKKの場合、変換したいものが辞書になかったなら、勝手に辞書登 録モードになります。そこで登録したい単語を入力するだけ。読み は入力しなくてもいいのです!! (どの読みで登録モードになったの かSKKは知っている)

tutorialでは辞書登録を体験させるためにわざと辞書を小さくして いて、「もしかして実用的な辞書に育てていくのにすげー手間がか かるんだろうか」って不安になったものです。(洗脳しようとし た友達も不安がっていました)


Id: #a19980423181547   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 18:15:47 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 百万人の日本人普通の人アンケート

その結果はここ。ぎゃはは! どっかで見たことある名前がたくさんあるよ!


Id: #a19980423163946   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 16:39:46 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: SKK礼賛

米澤さん、そです。ぼくもSKK使いです。なかまなかまだぁー。ちなみに、わたなべさんもSKK使いのはず。

SKKの作者の佐藤雅彦さんや、C 版の skkserv を書いた亀山幸義さんは、以前東北大の通研にいました。こういう事情もあって、SKKの辞書には「Tsuuken」→「通研」「電気通信研究所」のような東北大近辺の人にとって便利な用語が多数含まれているようです。 (^_^;) 実はこの二人、その当時の学内ネットワークを通じての知り合いなんです。佐藤雅彦さんには、 emacs lisp でプログラム書くのは楽しいぞ、と emacs lisp programming を趣味にすることを強くすすめられたのですが、今だに全然マスターしてません。

SKKで気にいっているとことは、米澤さんが述べているように「原稿用紙にペンで書く」のに近い感覚で日本語を入力できることと、個人辞書への単語登録が極めて簡単なことです。使い方を覚えるのも簡単で、打つのが速い人なら、30分もあれば tutorial を終了できます。以前は skkinput が無かったので、 nemacs や mule を離れたときちょっと不便だったのですが、今はそのようなことはないです。


Id: #a19980423161328   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 16:13:28 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 数学の学び方について

名本哲也さん曰く、「本当に1日1ページで読んでいったのでしょうか?」

ええと、実際には色々でしたねえ。全然理解のとっかかりがつかめなくて、なにも先に進めなくなる日もあれば、ある日「こんなに簡単なことだったのか!」と気付き、ぱーっと読めるようになったり、…。実際に勉強して行くと、思わぬことが次々に起こるので、名本さんのように「理屈だけ先行」させてしまっては駄目だと思います。「理屈だけ先行」させていると、ろくでもない考え方を身に付けてしまうだけではないでしょうか? 考えてから走るのも駄目で、走り終わってから考えるのも駄目で、走りながら考えるのです。現実の問題ってのは何でもそうですよね?


Id: #a19980423142607   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 14:26:07 JST 1998
From: 米澤 直記 <yonezawa@padc.mmpc.is.tsukuba.ac.jp>
Subject: SKK礼賛

岸政彦さんの掲示板 、巡回ルートじゃなかったので発見が遅れましたけど、黒木さんって SKK 使いだったのですね。なかまなかまー。
(04月06日(月)06時17分47秒の掲示)

なのに、なぜ「音の強さの知覚」を「音の強さの近く」と間違うか なー(笑)。「強さ」を表示するための操作にひっぱられて無意識に 「近く」とやってしまったでしょうか?
(つぶやきの98/4/11 23:09の掲示)

SKK (Simple Kana Kanji Convertor)がどんなものかは上の「青い字」のところをポチっと押してく れればわかるんですが、簡単にいえば、「コンピュータの学習機能 なんてあてにするとロクなことがなくてイライラするだけだから、 人間さまが漢字とひらがなの境い目を明示してあげましょう」って いうコンセプトのもとに作成された日本語入力システムです。

具体的には、「近く」を出したいときには、「ChikaKu」と打ち、「知覚」の場合は「Chikaku<SP>」(<SP>はスペースキーを押すことを意味する)と打ちます。(Kuとkuの違いに注意)

ATOKやWnnで文ごとに変換するときは、書きたい文をまずひらがなで発想するのだと思います(すくなくともぼくはそうだった)。たとえば、
「このけいじばんで「ちょう」っていうじをみるとなんとなく「しらべ」ってよんでしまう。」
って書いてから変換キーを押して、
「この掲示板で「調」っていう字を見るとなんとなく「しらべ」って読んでしまう。」
にちゃんと変換されているかなってチェックします。つまり目の移動が行っては戻りになってしまうのです。ここに誤りの入る余地があります。

SKKの場合は、そのつど変換していくので、発想としては「漢字」 というか「完成形」を頭に思い浮かべてそれに近づけていく、とい うことになります。目の移動は1回ですみます。この意味で、「原 稿用紙にペンで書く」という行為と近いと言えるでしょう。(原稿 用紙に書くときには、当然どこに送りがなをふるかとか意識しているは ず)

また、「知覚」と「近く」、「漢字」と「感じ」の区別をコンピュー タに伝えることができるので、変換もほとんど一発で希望のものが 出ます(経験上)。だから文章が速く書けます。

SKKは、文系のひとに受けるのではないか、とひそかに思っています。 mule for winでSKKは動くのかな? よく知らないんですけど。

ところで、稲葉さんはご自分のマシンにLinuxを無事入れることが できたのだろうか...。カーネルを常に 最新のもの にしておく、とかしないかぎり、つまり、ただ使うだけのひとの場 合は、いちばん最初にいちばん高いハードルが来てしまうんで、そ こが問題ではあるんですが...。(でも何年か前からくらべれば、メチャ楽になっています)
(お、Linus v3.0出たのか、めでたいめでたい)

(絶対音感ネタでもりあがっているのに、この記事場違い? しかも「調」ネタ、わたなべさんに先越されてるし...)


Id: #a19980423134036   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 13:40:36 JST 1998
From: きくち
Subject: じゅんせい

うう、講義が始まってしまったので、忙しい。 全然頭が働きません

あっしが、「自然律」と書いたのは、「純正律」の ことじゃ。すまんこってす。terminologyに あまり自信があるわけではないが。 YAMAHA DX-7は、マイクロチューニングで 純正律が演奏できるという(当時としては)画期的な ものだったっすね。 電子楽器の利点というのは、こういうところにあった のだな


Id: #a19980423123249   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 12:32:49 JST 1998
From: わたなべ <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 絶対音感 etc.
しばらく御無沙汰していた黒木亭を覗いてみると、「調の個性」
などというタイトルが並んでいるので、一瞬「まだ調さんの論文
の話が続いていたのか」などと思ったのですが、音感の話だった
のですね。

絶対音感の本は読んでいないのですが、なんかの賞の受賞作と
して雑誌に公開されたのを読んだところ、「特定の音に対して
特定の色を連想するんだが、それが子供の頃に通ったヤマハ音
楽教室のカラー音符の色だったという事に気付いた」というよ
うな話があり、なんとなく物悲しい気分になりました。

ところで私は XTC は好きなのですが、Helium Kids 時代 (70
年代中頃かな?) の事はほとんど知りません。

ではまた。


Id: #a19980423123103   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 12:31:03 JST 1998
From: 大' <satodai@dog.intcul.tohoku.ac.jp>
Subject: 昔はあったな。そんなもの。>絶対音感

こなみさん wrote:
> シャープもフラットもない楽譜で音階をひいたらドの
> 音はこの高さのはずだとか言って歌えるとかいうのは、まぎ
> れもなく絶対音感です。

あう,そうか。確かにそうですね。

> もっともある程度の経験者になると、
> 移調楽器でも実音記載の譜面でさかさか吹いたりするもので、
> そうなるとどっちを基底状態においているんだろう?

俺の場合はトランペット (in B) だったんですが,別の調の楽譜で吹くときは in B を基底状態にしてたかな。実音記載のド(C)を「レ」と読み替えて吹くって 感じで。
ただこれはオケとか始めた最初の頃の話で,2ヵ月位でなれちゃって頭の中では 実音で処理するようになりました。
しかし,実音名と指の動きとアンブシュアってのはかなり固く結合してしまっていて,調の違う楽器に持ちかえるとしばらく混乱します。この3つのうち指だけを変えないといけないから。

関係ないけどドボルザークの新世界よりのラッパの楽譜には,「ドーレミレードドー」が3,4回(どっちか忘れた)繰り返し書いてあって,その上に in G とか in C とか in F とかなんとか書いてあるって言うとんでもない部分が存在します。(--#
しかも全体的には in E(Es でなくて)で書いてあるので,in B から遠くて大変。 脳内移調の練習にはおすすめです。:)


Id: #a19980423114233   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 11:42:33 JST 1998
From: helium kids
Subject: ベートーベン

>うむ、わたしゃベートーベンのシンフォニーやピアノソナタだと、
>その調性にかなり思い入れてしまいますね。

「絶対音感」で調性の色彩感について記述した部分でも、偶然か(それとも小波さんは意識して取り上げられたのでしょうか)ベートーベンが取り上げられていました。
「月光」について、「嬰ハ短調の重さと滑らかな肌触りがないとぜんぜん印象が変わる」という感じは私にもあるんですが、この感覚はいったいどのようにして形成されたのか。かなり特殊な環境(たとえばハ長調で退屈な曲をさんざんピアノで練習したとか、子供の頃ベートーベンの3大ソナタのレコード(バックハウスだった)をさんざん聞かされた、とか)で形成された普遍性に乏しい感覚なんじゃないかという気がするわけです。
とはいえ、もちろん他の人がどういう感じ方をするのかはよくわからないので(絶対音感のある人とない人は、互いに他の感覚を理解できないという気がしていて、「絶対音感」を読んでますますその感を強くしたのですが)、ぜひ

>今度月光の第一楽章を別の調で弾いて他人に聞かせて

結果をリポートしてくださいな。

あと、絶対音感も程度問題で、たとえば1オクターブも高くなればいくらなんでも違って聞こえるだろうということはあります。
が、以前NIFTYのMIDIフォーラムのライブラリからゲットしたデータ(コピーもの)をいろいろ聞いたところ、ギターのパートが1オクターブ高いものが少なからず散見された、という経験があります。ギターは実音より1オクターブ高く記譜する(これはちとうろおぼえ)ので、そのまま打ち込んでしまったということなのかもしれませんが、それにしても「聞けばわかるじゃないか」とそのときは思ったのです。でも、ひょっとすると「聞いてもわからない」のかもしれない。ううむ。
Id: #a19980423113829   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 11:38:29 JST 1998
From: helium kids
Subject: 演奏中の調律

>さてグループ内に絶対音感人が混じっていると、演奏中にそいつだ
>け音程がずれて殺したいくらい迷惑です。しかもそのXXは、正しい
>のは自分だと主張したりしやがる!

絶対音感も度が過ぎると、自分の音感に合わないものは「気持ち悪く」「狂った」ものとして感受されるようですね。まあ、「気持ち悪く」「狂った」ものを「正しい」と考えることは困難だろうと推察しますが、この世は自分の音感に合わない音がみちみちているわけですから、気持ち悪い音に取り囲まれた不幸な人生ということにもなりかねない話だと思います。また、そのような絶対音感がそれほど意味を持たないファジーな世界で他人と演奏する場合には、ともすれば協調性を欠いた頑迷固陋の輩になってしまったりするわけで、なんとも不自由なことではあります。

ところで、お箏の演奏中に柱を動かして調律し直すという話で思い出したのが、以前NHK教育テレビの芸術劇場という番組でやっていたインド音楽です。サントゥール、タブラ、タンブールという構成でしたが、タブラもたたいているうちに皮がゆるんで音が下がってくるんですね。それで、皮を張っている柱(?)を演奏中にハンマーで叩いて皮を締め上げるのですが、そのハンマーで叩いている音もリズムの一要素として機能していて、なんだか感動したことを記憶しています。
Id: #a19980423041241   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 04:12:41 JST 1998
From: 街の音楽家 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 調の色合い
  ううむ、わたしゃベートーベンのシンフォニーやピアノソナタだと、その調性にかなり
思い入れてしまいますね。たとえばハンマークラヴィアの第三楽章のアダージョ。こいつ
の冒頭で A - C# - F# ときわめてゆっくりと嬰へ短調の分散和音が形作られていくとき
の、暗闇の中からなにかしら重く光るものが浮き上がってくるかのような感覚は、他の調
性ではまるで違ってしまうような気がする。月光だって嬰ハ短調の重さと滑らかな肌触り
がないとぜんぜん印象が変わるようにも思えるのだが、今度月光の第一楽章を別の調で弾
いて他人に聞かせてみようかな。

Id: #a19980423022250   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 02:22:50 JST 1998
From: 街の音楽家なのだ <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 移動したって絶対音感なのだ
  そりゃある楽器を演奏する前に、この指でこの吹き方なら
この高さの音が出るとか正確に頭に浮かべられるとか、とり
あえずシャープもフラットもない楽譜で音階をひいたらドの
音はこの高さのはずだとか言って歌えるとかいうのは、まぎ
れもなく絶対音感です。移調楽器だからピアノやフルート
(フルートはC管)とは異なるイメージでドの音を捉えてい
るわけなんですけどね。もっともある程度の経験者になると、
移調楽器でも実音記載の譜面でさかさか吹いたりするもので、
そうなるとどっちを基底状態においているんだろう?

Id: #a19980423013321   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 01:33:21 JST 1998
From: 佐藤大@国際文化 <satodai@dog.intcul.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 絶対音感

うーむ。「絶対音感」の調が変わるって意味が良く分からないんですけど。。。 経験した楽器によって調が違うって、絶対音感って言うんですか?
それと、絶対音感ってこの音が C だ、これは F だって言うんで、ドレミファとは 関係ないのではないかと。。。
あ。俺の中では a, b, c ってのは絶対音名でドレミファは移動ドの名前だから ってだけかもしれません。(^^;;


Id: #a19980423002914   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 00:29:14 JST 1998
From: 山形
Subject: 絶対音感

 お箏を弾くときは、たくさん弾く弦からどんどん柱がずれてきて音程が狂うので、それにあわせて他の柱を動かして相対音程で演奏中に調律をなおします。もちろん唄もそれにあわせて調子を変えます。すぐに半音・・・・はいかなくても1/4音くらいは狂うので、まあいい加減なもんです。
 さてグループ内に絶対音感人が混じっていると、演奏中にそいつだけ音程がずれて殺したいくらい迷惑です。しかもそのXXは、正しいのは自分だと主張したりしやがる!
Id: #a19980423001253   (reply, thread)
Date: Thu Apr 23 00:12:53 JST 1998
From: helium kids
Subject: 調の個性

「調の色彩感」についていろいろ言われている際、調律(という用語法でいいのだろうか)のことはあまり念頭に置かれていないような気がします。
同じ事ばかり言っているようですが、ある特定の訓練によって音高の記憶が形成され、慣れ親しんだもの(ありふれたもの)とそうでないもの(新鮮なもの)、そしてその間の関係(ありふれた調から半音高くすると明るい感じになるとか)が有象無象の記憶・印象等と結合して「色彩感」が形成されるというのが私のとりあえずの仮説です。
そんなわけで、作曲家が「私はこの曲にこういう色彩感を与えたかったのでこの調を選択した」というのは、なんとなく独り相撲の感が否めません。

調律が変われば、もちろん印象も変わると思います(なんて、私自身はちゃんと比較したことはないんですが)。でも、「絶対音感」に出てくるような、いわば「行きすぎた絶対音感の持ち主」だったら、たとえば純正率は「狂った平均率」にしか聞こえなかったりして。

ちなみに、移調楽器に慣れ親しんでいるとその調で絶対音感が形成されるというのは本当だと思います。
わが家のピアノは長年調律をさぼったため、Bの移調楽器となってしまいました。
そんなわけで、私の音感(かなりあやふやですが)も半音ずれてしまいました。最近はまめに調律をするようにしており、また電子楽器にも慣れ親しんだためか、だいぶ補正されてはきましたが。

Id: #a19980422195458   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 19:54:58 JST 1998
From: 1__
Subject: 音色

 ふっと思ったけど、可聴音域には限界があるので、全音程で音色を揃えるというのは厳密には不可能ですね。例えば可聴音域の上限近くでは、もともとがどんな音でも全部正弦波になるはず(笑)
Id: #a19980422191755   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 19:17:55 JST 1998
From: 1__
Subject: 周波数関係

 「周波数関係」が音程間の周波数比という意味だったら、下の「自然律」と「平均律」は逆じゃないですか?  「周波数関係」が音程ごとの音色という意味だったら、楽器の音をサンプリングして「音色(倍音の関係)」が全音程で同じになるように揃えたら「調の色彩感」はなくなるはずですね。
Id: #a19980422164313   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 16:43:13 JST 1998
From: 菊池誠
Subject: 絶対音感

「絶対音感」は、出てすぐに読んだっす。 調ごとの個性の問題は、平均律だからなのか、自然律 でもありうるのか、わたしにゃわからん。 少なくとも、平均律では調ごとに周波数関係が 違ってくるから、個性は出ますわね。 芸能山城組が、自然律のコーラスに徹底的にこだわって ましたね。
Id: #a19980422163414   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 16:34:14 JST 1998
From: 名本哲也
Subject: Re2: 数学の学び方について
>私の場合は、数学の本を1ページ読むと、10ページくらいのノートと失敗した計算用
>紙の山ができました。

すごいですね。
本当に1日1ページで読んでいったのでしょうか?
でも、私のような素人からすると難しい本だからでしょうね。

私は要約してまとめるタイプなので、基礎学力がつかないのかもしれません。


 あと、学び方の問題も大切ですが、それ以上にポテンシャルを培うことが大切だと思
います。
 どうしても学び方のテクニックには限界があり、その人しか使えなかったり、逆に一
般化しすぎても、個々の問題に応じられないという欠点があると思います。
 それは仕方がないとしても、テクニックである程度までいっても、より高等なレベル
になっていくと、いずれは能力的な限界にぶつかり、そこからはテクニックにはあまり
依存されないように思われます。
(言葉上は、ポテンシャルを培うこともテクニックですが、ここではそういう意味では
 なくて)

 思索力はかなり学び方によると思いますが、記憶力に関してはよく「記憶術」の本が
出まわっているように、潜在的な能力にかかわってくると思います。
 ただ、思索力に関しては、短期記憶の能力がないと複雑な処理をするのに、不利なよ
うに思われます。

 その場合は、集中力と密接に関係があるように思われます。
 私は学歴は低いですが、知人には学歴の高い人が多いのですけど、学部に関係なく彼
らに共通する点は集中力があるということを、経験上感じました。

 記憶力に関しても、単純な記憶(ランダムなものの記憶)は当然人間は苦手とするも
のですが、思索がともなうと、情報の整理及び、そのラベリングという意味において、
かなり記憶の力も変わってくるように思えます。
 そうしますと、「好きこそものの上手なれ」も当然のことだと言えます。

 集中や記憶力に関しては、知識を能力以上に入れすぎて、処理能力が追い付かないと、
落ちてしまうというのが挙げられます。

 記憶術の方法としては、視覚と聴覚を使うというのと、イメージを使うというが一般
的なようです。
 視覚と聴覚に関しては、詳しくは知りませんが大脳の大部分の機能がそれに当てられ
ているらしいですし、イメージに関しては潜在意識と密接な関係があります。
 語呂合せや無理なイメージの置き換えのようなものの場合は、あまり本質的な改善に
はならないように思われます。

 中には記憶心像というものを培うものがあり、見ただけでイメージごと記憶して、思
い出せるという驚異的なものもあります。
 実際、私の友達には試験の際、教科書の内容がイメージとして出てくるというような
得意な能力を持った人がいました。(常に発揮できるかという問題がありますが)
 たまに、子供でやたら記憶力が優れた天才児がいますが、そういう人は記憶心像が優
れているのかもしれません。
 誰にでもそのような能力がつくかはわかりませんが、よく言われている人間は潜在能
力の3%ぐらいしか使っていないという話もありますから、トレーニングの仕方次第で
そのような能力はつくかもしれません。

 私の知り合いで、うつらうつらした状態(つまりより潜在意識に近い状態)で、テキ
ストを見ていて、テストの時はその問題は全部覚えていたというのもありました。(学
校の試験ではありませんが。)
 こういうのも、瞑想やヨガなどによって意図的に深い意識に入って、コントロールす
るということも可能になります。
 あと催眠術も、潜在意識をコントロールするものの典型的なものと言えます。

 さらに不思議なのが、天才児で瞬時に桁の多い計算をするような人もいますが、その
ような例に関しては原理がよくわかりません。しかし、潜在能力に関係していることは
確かだと思われます。
 ある例では、聞いた瞬間に答えがイメージとして出てくるそうです。
 それとは別の例で、瞬時に答えを出せる天才児がいて、将来が期待されていたが、学
校教育を受けはじめて、そのような能力がなくなり、普通の学力に戻ってしまったそう
です。
 このような特殊なケースでは、教育のテクニックが逆に弊害になるようです。
(といっても、教育を受けなければ計算が速いだけですから、単純にはかたづけられな
 い問題ではありますが)


ということで以上がポテンシャルを向上させる話でした。
 ただ私自身、そのような方面の研究及び実践は、いろいろと都合があって追い付いて
いないのが現状です。
 そもそも学問を勉強する時間があまりとれないので、理屈だけ先行してしまっている
ところがありますが・・・。(^^;

Id: #a19980422132900   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 13:29:00 JST 1998
From: 山村隆志 <vyama@janis.or.jp>
Subject: RE:数学の質問

覚えていて下さったんですね。ありがとうございます。 名前の由来は自己紹介 に書いてあります。

勉強会のメンバーですが、昔大学で物理学を専攻していたお米屋さん、 予備校の数学の先生、PC設計者、
プログラマー(私)です。お米屋さんが量子力学をもうちょっと勉強したいといい始め、酒の勢い
で始まったような勉強会です。(^_^;

それでももう1年続いています。私を除けば、変な人達です。(^_^;


Id: #a19980422090127   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 09:01:27 JST 1998
From: 街の音楽家 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 絶対音感糞食らえ

 私はピアノやコーラスの譜面を眺めればふむふむと音楽が「読」めて、初見
で歌える。聴いている音楽のコード進行もわかるから、聴いて覚えている曲な
らさくさくとピアノで伴奏付けて弾ける。でも絶対音感なんかないから、今誰
かが叩いたピアノの音がなんだといわれても困る。ちなみにうちの娘はオリジ
ナルのキーと変えて演奏されるとすぐに文句を言うのである。権威を保ちたい
親父は一計を案じて、猫踏んじゃったをあらゆる調性で弾きまくるというパフ
ォーマンスに出て、しかも長調だけじゃなくて、短調にアラビア風、複調にブ
ルーノートとやりまくったから、娘はげらげら笑って親父の一本勝ち。おかげ
で小学1年の息子の方は、ピアノ歴半年にして習っている曲を勝手に移調して
演奏する技に血道を上げているので、おそらくお姉ちゃんのような絶対音感は
習得できんだろうなあ。

 高校のときにブラスバンドの顧問だった音楽の先生が、「移調楽器をやって
いると、その楽器の調で絶対音感が付くんだよ」と言ってた。もっとも私はピ
ッコロとパーカスと指揮棒しか持たなかったので、ドレミファを歌うと F とか 
B フラットとかで思わず出てくる癖が付いちまうといった楽しみはなかったな。
でもどういうわけか高校大学の頃毎日弾いていたギターは、音叉を使わなくて
も正確にチューニングができるようになってしまった。要するにただの物理的
記憶なんだよね、絶対音感なるものは。

Id: #a19980422085716   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 08:57:16 JST 1998
From: 高川朋和 <tomotaka@pp.iij4u.or.jp>
Subject: 12音

鍵盤楽器で最初に音楽に入るとオクターブが12分割されていること知らずに やっている場合ありますね。
フレットのない弦楽器をいじり始めて調性やオクターブの意味が視覚的に認識できました。

音楽家に聞くとこれからの現代音楽までこなす演奏家には絶対音感が必要不可欠であるとのことです。
世間では相対音感のことを絶対音感と勘違いしていることが多いことにもびっくり

Id: #a19980422021000   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 02:10:00 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: ううう

K.T.さん、こびとさんが直してくれたようです。入力時の改行がそのまま有効になるのは [Post TEXT] の方です(その代わり HTML のタグが全て無効になる)。 [Post HTML] を押すと入力時の改行は無効になります(その代わり HTML のタグが有効になる)。

P.S. この掲示板付属のリンク集から、K.T. さんのところと古川さんのところにリンクをはりました。不都合があれば私宛に連絡を下さい。


Id: #a19980422020245   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 02:02:45 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 調と先天性、数学の質問、補助掲示板

古川さんhelium kids さん宮崎さん山村さん、(ここでは)初めまして。

ふむふむ。売れている『絶対音感』ってのはこれだな。見付けたら買っておくことにしよう! 音感の話題どんどんやって下さい。 (その枝分かれとして、反チョムスキアンな話もオッケーです。) おまけ:「絶対音感」を goo で検索

山村ぁー、おぼえってっぞぉー。ぎゃはは、今だに "V" だ、なっつかしぃー! ところで、なんで「V. 山村」なんでしたっけ? そっちの方は忘れちゃいました。ここはどんな話題でもオッケーの「なんでも掲示板」なので、当然「数学の質問」を掲示しても構いません(でも問題は数式だよな)。ただし、私自身が回答できるとは限らないですが。溝畑先生の本を読んでいる市民グループって、どういうメンバーなの?

ええと、この掲示板は主義として thread 機能を付けていません。複数の話題がごちゃごちゃに掲示される場合もあると思います。混み合ってきてちょっと苦しいかなと思ったら、(まだ誰も使っていない)補助掲示板の方も気軽に使って下さい。(でも、リンクをはっておかないと見逃されちゃいそう。)

自分とこの掲示板を全部読む暇がない…。色々、忙しいです。 4/26 の談話会 (東北大学理学部数理科学記念館 16:00-17:00) でしゃべらないといけないし…。


Id: #a19980422013728   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 01:37:28 JST 1998
From: K.T. <jindong@anet.ne.jp>
Subject: ううう

なぜか改行タグがきかない・・・・
Id: #a19980422013537   (reply, thread)
Date: Wed Apr 22 01:35:37 JST 1998
From: K.T. <jindong@anet.ne.jp>
Subject: バグフィックスしました

最初っからお手数をおかけしてしまいました。
私のページのご連絡いただいたところは直
しましたんでもう大丈夫と思います。

稲葉先生の件は、いちおうリンクのお願いの
メールを出してありますので、ご返事があっ
たら載せようと思っていたのですが・・・
決して忘れたわけではないです。そりゃもう
「御三家」ですので。

Id: #a19980421235147   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 23:51:47 JST 1998
From: 山村隆志 <vyama@janis.or.jp>
Subject: 数学の質問
山村といいます。むか〜し数学教室でお世話になったことがあります。
黒木さんは憶えていないでしょうが。(^_^;

実はある市民グループ(といって私を含めて4人だけ(^_^;)で、数学の勉強会を
1回/2week程度で開催しています。で、4人とも素人なのでつまずいたり、
もっといい証明の仕方があるはずだと思っていても、結局分からないことが
あります。

時々助言を頂けるとうれしいんですが、これってこの掲示板の趣旨にあってい
ますか?

ちなみにテキストは無謀にも、「偏微分方程式論」という溝畑先生の本です。
(^_^;

Id: #a19980421221102   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 22:11:02 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 反チョムスキアン
宮崎さん、はじめまして。
僕は一応チョムスキアンのはじっこにいるのですが
こうではなかった理論化の方向もありかなと考えています。
そこで、Chomskyを外部から見たときの欠点や問題点を
指摘していただけると勉強になると思います。

ありがちな論争を挑む意図ではなく、純粋に興味がありますので
簡単にでも書いていただけないでしょうか。

Id: #a19980421212706   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 21:27:06 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 左翼神社?
上野東照宮の宮司さんは反核運動なんかやったりして、すくなくとも右翼じゃな
いという話しですから、算額を奉納するとしたらこっちにしたらどうです?>時田さん

Id: #a19980421211724   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 21:17:24 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 絶対音感
いつも弾いている曲を半音上げて弾いてみると、ぐっとめりはりの利いた
曲に聞こえてしまうんだな、これが。半音下げるとなんか変な感じにな
るけど。

 とはいえ、絶対音感と音楽性というのは関係ないんだってことは、強調
しておかないとね。視力と美的表現力が関係ないのと同じ。岩城宏之なん
かも「俺は小さい頃から作曲の真似事してたが、絶対音感なんかないよ」
と言ってる。

 旋法のモジュールがありそうだという考えには賛成するけど(だから
短調はかなしい)、音高に関しては後天的な学習によるものと考えるの
が自然。

Id: #a19980421192633   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 19:26:33 JST 1998
From: 宮崎恵彦 <yama3@wave.co.nz>
Subject: Re: 調と先天性

はじめまして、宮崎と申します。

きくちボード、 いなばボード経由で参りました。私は反チョムスキアンなので、ピンカーはまだ読んだことがないのですが、たぶん当然、反ピンカーということになると思います。そういった立場もあって、私は逆に、「長調=楽しい」と「短調=悲しい」というのは、共同体によって後天的に条件づけられたもので、それを実証的に立証する方法はないものかと考えていた矢先でしたので、興味深く読ませていただきました。


Id: #a19980421154429   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 15:44:29 JST 1998
From: helium kids <taba@po.jah.ne.jp>
Subject: 調と先天性

はじめておじゃまします。 最近「絶対音感」という本がベストセラーになっていますが、その中で「調の色彩感」についても記述があります。 今手元に本がないので確認できませんが、私には調の色彩感というのは絶対音感を習得するプロセスと密接に関係しているように思われます。 たとえば、ハ長調が凡庸で退屈な感じがするのは、バイエルやツェルニーをおけいこさせられた日々を思い出すから、とか。
長調については調号が増えてハ長調から遠ざかるほど新鮮でエキゾティックな感じがします。単に耳慣れないということが大きいせいでしょうか。 短調になると話は別で、たとえばハ短調は「ハ長調をいかめしく悲劇的な感じにしたもの」というイメージです。平行調である変ホ長調のイメージとはあまり関連性を感じません。
以上、個人的な感覚でした。
Id: #a19980421130609   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 13:06:09 JST 1998
From: ブタネコ
Subject: 答えのが先だ

ワ!!投稿時間5分のタイムラグで答えのが、質問の前に、
他の方からのupもよろしく。
Id: #a19980421130154   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 13:01:54 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 質問(調と先天性)

子育て体験のないものの素朴な(=オバカな?)質問です。
赤ちゃんは、うまれた直後から喜びと悲しみの表情をもっているんですよね?
短調や長調を聞かせると、そういう表情を見せるの?
悲しみや喜びが行動意欲に影響する?君が代がヘンな曲で日本兵の野獣性がさらにupしないでよかったて議論もあるけど。
ハ短調とホ短調の色の違いはどうなのかな〜、これも先天的なの?
Id: #a19980421125516   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 12:55:16 JST 1998
From: 古川徹生 <furukawa@ces.kyutech.ac.jp>
Subject: 長調と短調

うちの息子たくおは,こなみさんがプレゼントしてくれた自分の曲を持つ果報者なのだ. まだハイハイしていた頃, 届けられた 「たくおの子守り歌」 を聞かせたら,やがてくすんくすんと泣き始めてびっくりした記憶があります. なんせ「すすり泣く」なんて高等な技を持つような年齢じゃなかったんだもの. 短調の曲を聞いて悲しく感じるあたりは先天的なものなのだろうなあと強く思った次第でした.

このあいだは私のパソコンをいじって遊ぼうとするので, たまたまCDドライブに入っていたテレマンのオーボエ協奏曲をかけたら(たくおは初めて聞いたはず) 急に悲しげな顔になり,ダメ押しで桜の花びらの散るスクリーンセーバを表示したらまたしてもしくしく泣き出してしまった. これはおもしろいといろいろ曲を変えていろいろ聞かせてみたのですが,オーボエが一番感受性が高かった. 非常にはっきりした再現性を示してくれます. さすがに2才になるとマラカスやタンバリンなどの楽器が使えるようになるので先天的かどうか断言しにくいのですが, ふだんは「おかあさんといっしょ」の歌を聞いて踊るのがせいぜいで, 他の曲に関してはほとんど未体験だもんなあ.

そうだ,こんどは下の娘(4ヶ月)で実験してみようっと.
Id: #a19980421070859   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 07:08:59 JST 1998
From: 1__
Subject: 大きな嘘

 わたしは幼少の頃、ドレミファソラシドはオクターヴを均等に七等分した配置になってるんだと思い込んでいて、シャープとかフラットとかの記号で調が変わる論理が全然分かりませんでした。何人かいる中でこの話をすると、必ず「え!
 じゃ、本当はどういう並び方になってるの?」という反応をする人がいるので、相当比率の人が同じ誤解をしているんだろうと思います。(ここを読んでいる人の中にも同じ誤解をしている人がいるだろうと思ったので、下で調性と音階の説明をしたわけです)
 しかし、この誤解は当然ですね。五線譜の表記法や「全音」「半音」という用語法は、「七平均律で補助的に十四平均律の音を使うこともある音楽体系」にこそ相応しいものです。一番初歩のところで説明を理解しそこねると、ミスリーディングな擬制的言語自体が罠となって理解を妨げます。学校での音楽教育のことを考えると何か怒りで体が震えるような思いにとらわれます。例えば五線の音程間隔を200セントに統一すれば、五線プラス中間線がちょうどオクターヴを表現することになり、聴覚と視覚の矛盾も少なくなって分かりやすくなるはずです。そういう仮想的表記法を基準とすると、今の表記法は嘘だらけですね。(紙に印刷した情報の時代から電子情報の時代に移行するときが表記法を改善する唯一のチャンスだと思います。例えば色なんていう情報まで使えば、もっと聴覚と視覚をうまく通訳する記譜法がありうるんじゃないでしょうか?)
 他の分野にも似たような「枠組自体の嘘」がたくさんありますね。電流というのはプラスの電荷がプラス極からマイナス極に動くかのように擬制表現されているし、摂氏や華氏では「マイナス温度」なるものが存在することになってしまうし。理科で落ちこぼれる子というのは、こういうところで引っ掛かるんだと思います。ずっと後で真相を知ったとき、怒りで体を震わせるのかもしれません。「何でそんな嘘をわざわざ紛れこませてあるんだよ(`´ )」
 大きな嘘は見抜きにくいものです。言語構造自体に埋め込まれているくらい大きな嘘になると、対象化して考えるための視点を確保することさえ困難です。究極的には日常言語自体を変えるしかないと思いますが、暫定的には「自分にとって当たり前でわざわざ言うほどのことでもないような前提でも、言語化を省略せず、冗長に何度も説明するようにし、他の人にもそういう語法をお願いしていく」というのが、現実的な対処法だろうと思います。
Id: #a19980421044206   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 04:42:06 JST 1998
From: 1__ <1__@winter.try-net.or.jp>
Subject: 音階

 連続の中の微差を四捨五入し、有限個の分節にデジタル化するというのは、認知とか伝達のためには不可避のように思います。そして分節の数を減らそうとする「オッカム原則」みたいなものがそこに伴うのもごく自然なことだという気がします。それはヒトの生理よりもさらに基本的なレベルの問題でしょう。つまり、根本的に異質な生物でも「音楽」というものを持っていたら、それは(分節の個数に違いはあれ)有限個の音階に基づいたものであるはずだと思います。
 色の分節法は言語によって違いますが、一次語彙としての色名の個数が同じならば分節の体系自体はほぼ相似です。二色の体系だったら、赤白etcを含む「明」と黒青etcを含む「暗」が基本的対立であり、三色の体系では「明」が「赤」と「白」に分かれ、四色の体系では「暗」が「青」と「黒」に分かれる――という具合に。コンピュータの色表現ではRGBそれぞれが256段階に区別される「色の立方体」を想定しています。しかし、生理的には段階数はそれぞれ違い(R>G≧B)、それぞれの軸も直交しない(GとBの角度が狭く、明るい方の面が大きくなるような形に歪んでいる)「色の六面体」なのだと思います。そういう「空間」に、最小間隔ができるだけ大きくなるような配置で点を置いていくことを考えれば、上記の色分節体系の普遍性は説明がつくでしょう。
 母音の分節についても同様の考え方が可能です。調音器官の位置なりフォルマントの周波数なりを座標軸とする「空間」を想定し、その「空間」における点の最疎配置として母音が分節されると考えればいいでしょう。三母音の体系はaiuになり、五母音の体系はaiueoになる――という音韻類型の普遍性はそれで説明がつくと思います。
 この論理からすると、五音階の基本は240セントづつ離れた五平均律になるはずですが、周波数比2:3の音程(702セント、五度)は聴覚的に安定なので、それを実現するために、240セントが200セントと300セントに振り分けられて黒鍵音階になるんだと思います。
 音に関しては、高い音が明るい感情、低い音が暗い感情と結びついているという生理的要因もあります。好意を表現するためには幼体的に高い声で鳴き、敵意を表現するためには成体的に低い声で唸る――という点は哺乳類全般に共通する約束です(だからヒトとイヌでも互いに感情を読み取れるし、知らない言語でも感情だけは分かるわけです)。四七抜き音階ドレミソラドの中で、安定していて動かしようのないドソ以外の音を上げて「明るく」すると、ドミファソシドの南島音階になるんだと思います。
 七音階だとさらに制約が厳しくなります。音の最小間隔を最大化しようとする原理、安定している五度及び四度の音程を入れる必要性、できるだけ少ない数の平均律分割に音を収納したいという「オッカム原則」。こういう制約条件を考えると、動かせる自由度のある音程は限られてきます。動かす余地のあるのは三度(とそこからの四度五度)であり、この変数について高い方の長三度を取ると「明るい」長音階になり、低い方の短三度をとると「暗い」短音階になるんだということでしょう。音名で考えるよりも、時計の文字盤を思い浮かべる方が分かりやすいと思います。12時が主音なら、5時と7時の位置が四度と五度です。この三つ組みの形を文字盤にもう一個並べるさいに、基底音から90度ずらす置き方と120度ずらす置き方があるわけです。基底音から三度までの間にちょっと間が開くので、五度から五度とった位置に二度を置いてやれば七音階の出来上がりというわけです。
Id: #a19980421013226   (reply, thread)
Date: Tue Apr 21 01:32:26 JST 1998
From: 古堂明広 <A.Furudo@luvnet.com>
Subject: 自己紹介など

お返事ありがとうございます。

とつぜん掲示板に乱入した形になったので、ちょっと自己紹介します。

私は1969年生まれです。数学・理科教育のカリキュラム論をやっていますが職業ではありません。大学間でしばしば行われる単位互換制度をより多くの学校間で実現させるために必要な、初等中等教育の指針作成や実現する手段としての数学・理科の指導プランの作成をしているつもりです。

なかなか情報が入手できなくて難儀しています。ただ、最近はLinuxのようなフリーの使いやすいソフトウエアシステムができ、また通信技術の発達で情報の送受信は行いやすくなったので助かっています。

それから、私がここで大学図書館の話を持ち出したのと、某人物の振舞いとはまったく無関係です。偶然に時期が重なっただけです。持ち出した当時、あの話は"なんかで盛り上がっているらしいな。"ってレベルで捉えていてそんな深い事情まで知りませんでした。今でも知りません。この方面についての私の感情は健全な部類に入るはずです(笑)。

さて、図書館の話ですが、私みたいな部外者が使えないならともかく、黒木さんが使えないとなると、場合によっては研究問題MLの話題ですね。

居心地のよい図書館なんて、専門家やその他を集めてなかよくさせる効果もあると思うんだけどな。大義名分もたてやすいし

> Subject: 高校教師がFIP75を読みたいとき
> 高校の教師は、数学部で3次方程式の解き方をゼミした生徒が、院に行ってい
> たら、その人に小遣いをやって、本を借りてきてもらい、中年ボケで自分で読
> めないとこを、その院生に聞けばいい。そういう人間関係を生徒と持てないの
> かな?
コピーとってきてもらうならまだしも(これもマズイ)、"又貸し"になったら、かなり危険な事。ただ、読みたい市民と読ませたい大学関係者がいると、実現は簡単。こんな形のリスクを背負うのとある程度管理して開放しちゃうのと、図書館運営者や利用者にとっては後者の方がいいという気がしてならないです。

黒木さんが触れてらっしゃるのは、盗難時の責任の問題ですが、盗難にあった本がすでに絶版だなんてことがあったら、責任の取りようは誰にもありませんから、慎重な判断が必要でしょうね。

ついでながら大原社会問題研究所 ってすごいとこですね。利用者資格を問わない。ライブラリアンは一流。

ライブラリアンの中には、しばしばとんでもない人がいると聞いた事があるけど、こういう人のことなのか。そういえば、四面体の等積性の問題を発展させた人はライブラリアンだったような気がします。


Id: #a19980420234150   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 23:41:50 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 無題
ちゃんと書けてましたね。
二度読ませですみません。

Id: #a19980420230815   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 23:08:15 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 音楽モジュール続き
さっき書いたんだけどなぜか消えてるんでまた書きます。

まさにその長調と短調の情動への影響の生得性が
言いたかったんですが、怖くて言えませんでした。

検証が滅茶苦茶introspectiveなものにならざるを得ない
し、難しいなと思っていましたので、勇気ある御発言、
敬意を表します。

Id: #a19980420221306   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 22:13:06 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 音楽つづき 音楽モジュール続き
それそれ。それ怖くて言えなかったんですけど、短調と
長調では明らかに情動に違う影響を及ぼしますよね。
これはおそらく民族や文化を越えてると思いますけど、
やっぱり生得的なんじゃないかなあと思います。

Id: #a19980420203156   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 20:31:56 JST 1998
From: 街の音楽家 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 音階モジュールかな?と思うのは

世界各地の民族音楽を聞くと、まず長2度はかならず存在し、その
音程も似たようなものです。それから完全4度に近い音程があって、
これらを組み合わせればペンタトニックができあがりというのが
小泉文夫の「日本伝統音楽の研究」(ちと乱暴な要約)。で、各地
の素朴な旋法のレベルでは圧倒的にペンタトニックが支配している
から、世界のポピュラー音楽の基本はヨナ抜きになっている。

 ドレミファソラシドと8つ並べて、開始の音をずらしてこれが
旋法でございというのは、ギリシャの各地の地名を採ったドリア
だのミクソリディアだのというディアトニックな世界なんだが、
こいつは本能から離れて論理を持ち込んでいる。ま、そこで倍音と
和声の遭遇があって、近代音楽が形成されてきたという次第。ク
ラシック音楽が、どこかインテリの世界につながるという感覚は、
あるいは本能からの逸脱を伴うからかもね。

 ところで長和音と短和音で、後者が物悲しい響きをもつのは
どうやってても後天的に獲得された感覚ではないですね。もち
ろん「短調が物悲しい」なんて書くと、うじゃうじゃと反論さ
れるのは承知の介なんですが。 

Id: #a19980420193044   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 19:30:44 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 音痴
失語症や失文法症のようなものでしょう。
志茂田影樹ですらイントネーションが(関東方言上)
正確なのを見ると部分的なパラミターのセッティングが
間違ってるんじゃないかなあ。


Id: #a19980420172956   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 17:29:56 JST 1998
From: きしまさひこ <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: 音楽モジュール
音痴はどうなる!?

でも、非言語的かつ身体的に楽器を習得した
私にとって、生得的なモジュールの存在は
説得的だなあ。いや、地口じゃなくて

Id: #a19980420134952   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 13:49:52 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: あわてることはないと思います

こういうところで、共同研究の内部事情の話をするのは、ちょっと恥ずかしいのだが…。ええと、メールにも書きましたが、あわてる必要は全然ないと思います。


Id: #a19980420112055   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 11:20:55 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 情報有難うございます。

実は、黒木さんとの共同研究でやりたいと考えていた事の一つが、 primitive な形とは言え 発表された ので。 まだ、我々の研究の息の根が止められた、という訳でもないですが、 ノンビリはしてられない。(彼らの結果の表現論的な導出をしなくてはいけない。) と、私は慌てふためいているのですが、黒木大先生は不動如山。
Id: #a19980420102305   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 10:23:05 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 垂れ込み(Re: 黒木さんへ)

黒木さんは、学内の某掲示板に今朝出現していました。
g.kur      04/20 06:14 春だ! BBMSを宣伝しよう!
と能天気なことをコメントに残してますねえ。
Id: #a19980420085749   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 08:57:49 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 黒木さんへ

私が待ちきれずに爆発する前に、連絡を下さい。
Id: #a19980420063132   (reply, thread)
Date: Mon Apr 20 06:31:32 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 音楽本能君
関係ないかもしれないけど、以前山下洋輔が同じ音階に
感じない方向へ高くなっていく高音の話を書いていました。
それは即座にガニメデ星人宇宙の探検のエンジンに応用され、
ハナモゲラ宇宙への旅が始まるのです。
オクターブって不思議ですよね。

Id: #a19980419215147   (reply, thread)
Date: Sun Apr 19 21:51:47 JST 1998
From: 街の音楽家 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: あったら面白いな、音楽本能

 音楽本能というのは、ピンカーを読んでの、単なる思い付きなのでした
が、黒川すっとこどっこいさんのフォローで既に唱えている人がいること
を知り、がっくり。ま、だれでも思い付きそうなことだわな。

 音楽の世界にはいろいろな迷信がはびこっていて、たとえば純正調信仰
なんかもそのひとつ。物理的な倍音の音程に旋法の起源を求めるという、
ギリシャ数秘術の呪縛はまだ解けていない。

Id: #a19980419202858   (reply, thread)
Date: Sun Apr 19 20:28:58 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 了解です

どーもです。ワタシアホなものでHTMLがよく分かってませんです。横長ですんませんでした。
Id: #a19980419191854   (reply, thread)
Date: Sun Apr 19 19:18:54 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 御陰様で

どもども、黒川さん。この掲示板付属のリンク集から黒川さんの「すっとこどっこい言語学のホームページ」にリンクをはっておきました。

あと、こびとさんからの連絡です。山根さんのゴミの入った投稿は見えないところにしまっちゃったそうです。あと、(株)黒川すっとこどっこいひなのさんの横長掲示も直しておいたと言っております。 [Post TEXT] で掲示を出す場合には適当に改行を入れないと横長になってしまうのだ。 (逆に [Post HTML] で掲示を出す場合は各段落を <p> </p> で囲まないといけない。) 結果がどうなるかを実際に掲示を書き込む前に見たければ、 [Preview HTML] もしくは [Preview TEXT] を使って下さい。

大流行の minibbs でも、みほさんのやり方を真似すれば、minibbs.cgi 本体をいじらずにプレビュー機能を付けることができますね。誰か流行させないかな?


Id: #a19980419180025   (reply, thread)
Date: Sun Apr 19 18:00:25 JST 1998
From: YAMANE Shinji <s-yamane@vacia.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 楕円曲線

山根です。先の投稿にゴミが入ったので再投稿します。

ううむ。音楽モジュールの「音楽」が何を意味するのか不明ですが、普遍音階とか普遍ノイズとか普遍リズムとか普遍ダンスとかが想定されているのでしょうか。

ところで武部さん曰く、
暗号などをやっている方には、 有限体上の代数曲線の方が親しみがあるのでしょうか。」
という点に関してですが、私は暗号理論業界ではなくセキュリティー業界?で、数学的訓練に欠けておりますのではっきりとお答えできません。

東北大学で数学とコンピュータサイエンスに基づいて暗号にとりくんでおられるのは川内の方々です。一度お話されてはどうでしょうか。私事ですが、その方々の研究プロジェクトの上司に当たる人がキーリカバリー提言をしてて、それを私は批判しているところなので、しばらく敬遠しています:-p


Id: #a19980419170257   (reply, thread)
Date: Sun Apr 19 17:02:57 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 音楽本能
面白そうな話題なので書きます。Pinkerが意味表示を借りてきている
Jackendoffは音楽理論にも詳しくて、脳内に音楽モジュールがあると言ってい
ます(言っているようです。その論文読んでないので)。確か音楽理論家と共
著の論文だったと思います。アクセントやイントネーションはそのモジュール
の利用なのかもなあなどと読まずに想像してしまいました。

Id: #a19980419165852   (reply, thread)
Date: Sun Apr 19 16:58:52 JST 1998
From: (株)黒川すっとこどっこいひなの <skgpsg@green.ocn.ne.jp>
Subject: 御陰様で

黒木さん。御陰様で掲示板がまともに稼働するようになりました。毎度どうもありがとうございます。
Id: #a19980419004913   (reply, thread)
Date: Sun Apr 19 00:49:13 JST 1998
From: 山形
Subject: 音階本能&きびだんご

こなみさん、おもしろいお話ですが、なぜこれが脳内に先天的な枠組みがあることを示す(可能性がある)のか、よくわからないんですけど。息子さんが後天的にそういう音階を身につけたとしても十分説明つきませんか。

くろきさん、きびだんごがほしいなら、それ相応の刺激的な悪口を書いてあげれば一発。さあ、ともに鬼ヶ島へ!(でもついたらもっといい鬼を探しにいきましょうね。あの有名な青おにくんとか。田中おにさんは、アメリカが日本の不良債権を買うとバブルが再燃すると思ってたり、そもそもそんなことが政府レベルの協議で決まる話だと思ってたり、ちょっとかんちがいが多いや。榊原ナントカがまぬけだって話には同意するけど)


Id: #a19980418113006   (reply, thread)
Date: Sat Apr 18 11:30:06 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 音楽本能に反する音楽
 ピンカーは、言語というのは後天的に獲得される以前に、
すでに先天的に脳のなかに組み込まれていると言っているの
だが、ひょっとしたら旋律を構成する音階の組織、つまり旋
法もあらかじめ脳内になんらかの枠組みがあって、たまたま
生まれてから接触した文化との関わりで、その文化集団に固
有の旋法が意識に構成されるのかも知れない。
 今、書斎のピアノで6歳の息子が遊んでいる脇でこいつを
書いている。彼が今おもちゃにしているのは君が代である。
幼稚園の卒園式で歌ったか聞いたかして、印象づけられたら
しい。しかし、彼が弾く君が代は、実は「正調」ではない。
2連目の「レシラソ」と下るところを、我が息子は「レドラ
ソ」とやっているのである。「お父さん、君が代って、ファ
とシを使ってないんだねえ」と、大発見して喜んでいるとこ
ろを見ると、毫も疑っていないらしい。「今度はミの音をフ
ラットにして弾いてみようっと!」とかいろいろ実験してい
るらしい。最近作曲に凝っているのである。記譜は親馬鹿の
父親の役目。
 息子の「間違い」は、実は間違いではない。本当のところ
は君が代が間違っているのである。君が代を構成する音の枠
組みの中では、シの音は日本固有の音階からはまったく外れ
たものだから、息子の脳がそれを受け付けないのは当然なの
である。言ってみれば「さくらさくら」の中にソの音を混ぜ
るとえらく違和感を感じるのとおなじことである。その昔に
隣の超大国から戴いてきた笛の穴の位置をそのままにして、
妙な風に旋法の混交した音楽になってしまったのであろう。
(教科書では律旋法という民族旋法が存在することになって
いるのだが、それは小泉文夫の音楽理論も知らぬ阿呆が固執
しているインチキ理論である。この旋法は他に例が無いのだ)
 こういう欠陥音楽を聞いてなんとも感じない音痴どもが、
皇統だの民族の正しい歴史だのと騒ぐあたり、どうにもしま
らない愚劣な話である。しょせん不自然な音楽は上からの押
し付けで耳に流し込むしかないわけだ。

Id: #a19980417210731   (reply, thread)
Date: Fri Apr 17 21:07:31 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: Re: 数学者で政治家

古い所では、Napoleon の頃に Laplace, Lagrange, Fourier 等がいます。 フランスは伝統があるのか、時代が下って挙国一致内閣の総理大臣になった Painleve とか、やはり政府の高官だった Emil Borel 等もいます。

ロシアですと、 ソ連時代ですが anti-semitism で評判の悪かった Pontryagin 等。 政治家ではないですが、 政治的発言の多い作家ソルジェニーツィンも、 ロストフ大学の力学数学部の出身です。

ルーマニアのチャウシェスク大統領の一族は数学者、物理学者が多く、 彼ら自身の才能は知りませんが、 御蔭でその系統の研究所は結構潤沢に資源を割り当てられて豊かだった、 と聞きました。本当に才能のある人達は、 外国へ招待された機会にどんどん亡命しましたが。

有名な数理物理学者の Cecotti は、 今はイタリアのどっかの市長になったとか。

ゴルゴを今コンビニで立ち読みして来ました。 ううむ、…、…、何も言えん。

(^_^;;

## 線形代数の教科書を書いた I. Satake 先生は 「佐竹」ではなく「佐武 一郎」先生です。


Id: #a19980417194704   (reply, thread)
Date: Fri Apr 17 19:47:04 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 数学者で政治家?

どんな人がいるかな?社民党の秋葉さん(佐竹氏の線形代数の米訳なんかもしてる)はおよそ政治家らしくないな〜。
アペリだっけ、統一社会党というミニ政党の委員長をやってたのは??カーン大の数学の人で。記憶不確か。
フジモリ大統領と藤沢利喜太郎?はストラスブール大の数学。藤沢はクリストッフェルがいた時代。社会の後進性にイライラしてるのが数学出らしいけど、最底辺を切り捨ててないかな〜。ポルポトは仏文学だっけ、数学でなくてよかった?

すぐれた数学教師で、出自から社会のことが深くわかってるけど、あまり発言しない人も。本部均さんは堺利彦の妹の子。山川菊栄均夫妻の娘さんが茅ヶ崎で中学の数学教師をしてた。兄か弟が東大の動物学の教授。まだ生きておられるのかしら?兄弟で『構造主義生物学』を読んだら、どんな感想を話しあうのかな〜??
Id: #a19980417151733   (reply, thread)
Date: Fri Apr 17 15:17:33 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: Re: 楕円曲線

暗号などをやっている方には、 有限体上の代数曲線の方が親しみがあるのでしょうか。 私は、なにせ元々が微分方程式論をやっていたので、三次曲線で種数が…、 と整数論の人に言われても、全然『曲線』らしいイメージが湧きません。 まして「楕円暗号の原理」と言われた日にゃ…。(;_;) すみません。

と言う訳(?)で、複素数体上の楕円曲線の方が 「トーラス」という幾何学的イメージもつかまえ易いし、 本質的には一変数複素関数論 (数学科だと学部二年か三年でやる) だけ使えばいろいろ遊べますから、 私に取ってはこちらの方が手近だ、という印象があるのですが…。


Id: #a19980417014302   (reply, thread)
Date: Fri Apr 17 01:43:02 JST 1998
From: YAMANE Shinji <s-yamane@vacia.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 同じ楕円曲線とは言っても

確かに、同じ楕円曲線といっても 違いますね。楕円暗号の原理は素人にもイメージしやすいと思うのですが、複素数体となると手がとどきませんです。

いやあ、「数学屋として暗号規制に反対する」という応援が心強かったので、ゴルゴ13にでてくるような(もちろん、あれはとんでもない設定のフィクションです)闘う数学者=暗号学者のイメージを勝手にふくらませてしまいました:-p


Id: #a19980416093318   (reply, thread)
Date: Thu Apr 16 09:33:18 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 同じ楕円曲線とは言っても

現われ方がだいぶ違います。 暗号理論は良く知らないのですが、確か有限体上の楕円曲線 (代数曲線として現われる) の有理点を使って符号を作る、 という話で楕円曲線が使われていると思いますが、 黒木氏 (と私) の論文は複素数体上の楕円曲線 (トーラスとして現われる) の上の複素関数論を使う話ですので。

もっとも黒木君は整数論にも強いから、 ここに何か non-trivial な関係を見ている?かもしれません。 どでしょ → 黒木先生。


Id: #a19980416033617   (reply, thread)
Date: Thu Apr 16 03:36:17 JST 1998
From: YAMANE Shinji <s-yamane@vacia.is.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: キーリカバリ、キーエスクロウ、第三者信託方式による暗号..

山根@情報科学(片平)です。どうも、ごぶさたしてます。
ご指摘のリンクを直しました。数学界の(しかも楕円曲線の)方に応援していただけるのは心強いです。

P.S.
今週の『ビッグコミック』の「ゴルゴ13」にもむちゃくちゃ政治的な数学者がでてきますね(^^)。


Id: #a19980415232124   (reply, thread)
Date: Wed Apr 15 23:21:24 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 理科教育における形式主義

 理科教育MLで、例によって計算の手順の統一を図ろうとして
いる高校の物理教師が頑張っている。どうしてこうも「正しい解
法」にこだわるのかなあ。子供が直感的に思い付く解法を否定し
て、「正しい解き方はこうだ」と言うのは、実はきわめて慎重な
配慮の下に進めないと、子供をつぶすことになるのだ。私の見る
ところ、いったん相手の言い分をきちんと聞いてから見きわめて
評価した上で、よりましな方向へと導くだけの力量をもつ高校の
教師は1割もいない。結局のところ形式主義は、教条主義を支え
ることに直結するのが落ちなんだよな。
小人さんがリンクのタグを付けといてくれるん だって、ここ!
Id: #a19980415210214   (reply, thread)
Date: Wed Apr 15 21:02:14 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: コンピュータの授業

私は「数値計算法 」とはじめてコンピュータ使う学生向けの入門教育と両方、、、、
Id: #a19980415200419   (reply, thread)
Date: Wed Apr 15 20:04:19 JST 1998
From: きくち
Subject: コンピュータの授業

あたしも今日から、”数値計算法”という講義が 始まってしまいました。レポート問題とか作んなくちゃ いけないし、結構大変。 えーっと、 シラバスとかレポート問題とか資料とか
Id: #a19980415191953   (reply, thread)
Date: Wed Apr 15 19:19:53 JST 1998
From: 小久保 温 <kokubo@aomori-u.ac.jp>
Subject: ああ、もう授業がはじまっちゃう・・・

おお、コンピュータはじめて使いましたか。
実は、わたしは、あさってはじめてコンピュータ使う学生向けのコンピュータ演習の 授業がありますが、なかなか初心に戻って、授業をすすめるのは難しいものです。
って、そんなことを言っている場合じゃなくて・・・、 そのテキストを出版するはずが、まだ原稿が完成していなくて、 最近おとなしく原稿を書いていたりしたという・・・
ああ・・・

しかし、理科大の理工学部と言えば、霊波の光の本部がよく見えるので有名。 なかなかすごい立地条件だよね。


Id: #a19980415161628   (reply, thread)
Date: Wed Apr 15 16:16:28 JST 1998
From: 荒 健一 <j6198008@ed.noda.sut.ac.jp. >
Subject: 今日も書きます.

まさか返事がもらえるとは思いませんでした. 嬉しいです.僕は昨日 初めてパソコンを使ったので,まだ "ウェイブページ"がなんであるのかわかりません.あとで調べてみます.  名前は健一です.よろしくお願いします.
Id: #a19980414211326   (reply, thread)
Date: Tue Apr 14 21:13:26 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 急性アルコール中毒

アラアラさん今日は。アリャリャのブタネコです。
昔、理科大の応用数学に増山元三郎という立派な先生がいて、みすず書房から品切れ中ですが『コンピュータの部品になりたくない学生諸君へ』というエッセーを出しています。そのpp.77~79『飲んで飲まれない飲み方』は指数関数や微分方程式の入門にもなる3ページ。
ほんものの日本酒を知ることが、偽ものをイッキ飲みする空しさから遠ざかることかも?
http://kanda-izumiya.com
は『解析入門』の杉浦さんなんかが行き着けの酒屋です。
それと、荒さんが受講した講義が日本評論社から上木されたのを御存じ?少し大学の数学をやったあと読みなおすと、受けとり方が違ってるのに気づくのでは。
Id: #a19980414201014   (reply, thread)
Date: Tue Apr 14 20:10:14 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: キーリカバリ、キーエスクロウ、第三者信託方式による暗号のリスク

The Risks of Key Recovery, Key Escrow, and Trusted Third-Party Encryption山形浩生氏による邦訳山根氏クリプトアナーキスト(暗号自由主義者)のページから読めるようになっているようです。

せっかく、誰でも自分のプライバシーを守るために安価に暗号を利用できる時代になったのに、それを規制しようという動きがあるようです。数学屋は、そういう人達の勢力拡大に利用されないように、十分に注意を払うべきだと思います。どういう人達に協力していけないかについては、山根氏のウェブサイトを読めばわかります。

山根さんへ:日記における邦訳へのリンクが間違っています。


Id: #a19980414194227   (reply, thread)
Date: Tue Apr 14 19:42:27 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 数学の学び方について

うちの数学教室の大学院では研究者になるのは年に数人かな? 大学によって人数は大幅に異なります。

数学科の学部の授業は基本的にすでに答が分かっていることを学ぶことになります。授業ではよく整理されて抽象化された話を学び、具体例の計算などは演習の時間に行なうことになる。でも、結局のところ、一人できちんと勉強している人以外は基本的なことが身に付かないようです。おそらく、これは数学に限らず、どの分野でも同じだと思います。

私の場合は、数学の本を1ページ読むと、10ページくらいのノートと失敗した計算用紙の山ができました。今はズルの仕方を色々覚えたのでずっと効率が良いです。あ、そうでもないかな…。あんまり変わってないかもしれませんね。ううむ…。いずれにせよ、学部時代のどこかでその手の苦労をしないと、基本的なこと(例えば証明をきちんと書く能力など)が身に付かないように思えます。


Id: #a19980414191854   (reply, thread)
Date: Tue Apr 14 19:18:54 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: おひさしぶりです

ええと、荒けんいちさんですね。ううう、昔の資料が出て込ない。申しわけないのですが「けんいち」を漢字でどう書くのか教えてください。あと、ウェブページを作っているなら、こちらからリンクをはるので教えてください。いやあ、びっくりしたなあ。勉強と遊びの両方がんばってください。大学の新入生ってことは、まずは友人を作ることを優先した方が良いかな? ただし、急性アルコール中毒と破壊的カルトの勧誘だけには注意してください。


Id: #a19980414163626   (reply, thread)
Date: Tue Apr 14 16:36:26 JST 1998
From: 名本哲也
Subject: 数学の学び方について
>ええと、この掲示板付属のリンク集から勝手にリンクをはったのですが、これで良か
>ったですか? 確認してもらえると助かります。

わざわざリンクをはってくれて、ありがとうございます。
ただ、なぜかライトヴァージョンの方になっていますね。別に構いませんが。

>数学の勉強の仕方ですが、私も正直言えばよくわからんです。

 これは意外な発言でした。確かに、これが理想というのはなかなか難しいですね。
 やはり、この方法が一番だという固定的な方法はなく、人ごとに違うというのもある
と思います。
 そうすると人ごとに能力は違いますから、「良い本」というのも変わってくるとは思
いますし、教える側の個々に応じる必要性があると思います。ただ、家庭教師でないと
それは無理かもしれませんが。
 あと、「数学科の皆さんへ」とありますから、人ごとといっても、一定以上の水準は
必要になりますね。

>でも、数学に限らず、知的規範のようなものは大事にしなければいけないと思うので
>す。

 その方法論や本の選び方などでの共通部分を抜き出した原則が大切になってきますね。

>そして、その規範というのは、「数学の本を読むときには前から順番にきちんと
>論理を追いかけなければいけない」というような頭の堅いやり方ではありません。

 私は学生時代、そのような観念があったから、失敗しました。(^^;

>大事なことはもっと別のところにあるということを学部3年生に知っておいて欲しい
>と思って、「ヒント」を書いたのです。 (しかし、この文書は今見ると不満だらけな
>のだ。毎週演習などで会う学生に読ませるのではなく、独立した文書としてはちょっ
>とね。特に具体的な例に乏しいことは問題だよな。)

 ヒントとしては、あれはあれでかなり完成された形になっていると私は感じました。
 ネット上の文章はどんどん書き換え可能ですから、具体例を入れるのでしたら、
少しづつでもヴァージョンアップという形で加えていったらいいのではないでしょう
か?

 私の経験上は(といってもたいした学力はないですけど)、
1.現代数学を俯瞰できるような一般向け書で、数学全体のどこ位置付けを学んでいる
 かがわかる。
2.次数を下げたような初心者向けの本だと、理解がしやすい。
3.一般化された本によって、厳密な論理的理解を得る。

という順番が学びやすいです。
 本当は全部満たす本が理想のような気がしますが、実際は本ごとに特徴がわかれてい
いると思います。
 ただ、人によってはいきなり3から学んだ方がわかりやすいという人もいるでしょう
し、研究者を目指す場合はいきなり3でスラスラ読めないといけないかもしれませんが。
 私は以前数学を学んでいた時、論理を一個一個追っていて、何をやっているのかよく
わからなくなって、後で見直してみると流れがわかったというのがありましたから、本
や問題ごとにおいても最初の段階で俯瞰するというのは必要ではないかと思います。

 それと、教える教えられるという視点に限定して見ると見落としがちですが、教える
ということは教えられること以上に学ぶことになるのではないでしょうか?
 つまり、すでに理解していることでも、「理解できるということ、説明できる」とい
うこととでは理解の深さが違うと思うのです。
 それは教える側の立場になくとも、学んだことを復習するだけでなく、自分でマニュ
アル化するとかして、他の人にもわかるように作ろうとすると、意外と難しく、自分の
理解の浅さという盲点が見えてくると思います。
 実際、始めて著作を出した人の前書きには「意外と大変だった」とか、初心者向けの
哲学書なんかには「本をまとめるにあたって、新たな問題が見出された」という内容が
よく見受けられます。

 あと、どんな学問でもそうですが、その学問の面白さを知らないと単なる苦学になっ
てしまいますので、1のような本も必要だとは思います。
 やはり、好きこそ物の上手なれで、テクニックだけでなく、心の問題(やる気)も
重要になると思います。
(私の学生時代はそれが欠けていた・・・。(苦笑))

 あと、帰納法の話がありましたが、数学科の人って、どれくらい研究者になるのでし
ょう?
 確かに、数学の研究は帰納法であり、数学の計算は演繹法だと思いますけど、大学の
段階ではすでに解かれているを学ぶのではないのでしょうか?
 解かれている問題を自力で解くという意味でしたら、話はわかります。

 そうなると、演繹的に理解できる力があっても、研究者になるのなら帰納的な方法に
優れていないと、大きな成果は挙げられないことになりますね。
 テストでいい点を取るのと、研究者として大成するのとでは必ずしも一致しないので
はないでしょうか?
 つまり、時間がかかろうとも自力で解ける人より、自力で解けないが解法を覚えてい
る人の法がテストの点がいいことになりますね。
(それとも時間無制限のテストもある? 論文がそういうことになるのかな?)

Id: #a19980414133205   (reply, thread)
Date: Tue Apr 14 13:32:05 JST 1998
From: 荒  荒 <j6198008@ed.noda.sut.ac.jp>
Subject: おひさしぶりです

二年前の夏の高校性の数学セミナーに参加した荒です.僕は東京理科大に入学しました.黒木さんの掲示板を見つけたのでメールを送ります.   
Id: #a19980413232128   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 23:21:28 JST 1998
From: 山形 <hiyori13@mailhost.net>
Subject: Krugman Asia
> Asia: What Went Wrongなんか、朝日よりフランクに
> いいたいことをいってるのが読める。

日本語でこれの姉妹編が読みたい方はご一報を。(数日前にあげた)


Id: #a19980413155859   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 15:58:59 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp >
Subject: 高校教師がFIP75を読みたいとき

大学の図書館がもっと市民に開放されるといいんですがね。このことを30年も昔に、ベトナム戦争の写真家の岡村さんは書いてたな。
それで藤沢なんかでは市民図書館で、電子的にSFCの本が検索できて借りれるけど、コンピュータ屋さんはいても、数学や物理を勉強してる『知識人』がいない大学だから本がない。文系の本もあまりなく、結局アマゾンから買ってしまう。
高校の教師は、数学部で3次方程式の解き方をゼミした生徒が、院に行っていたら、その人に小遣いをやって、本を借りてきてもらい、中年ボケで自分で読めないとこを、その院生に聞けばいい。そういう人間関係を生徒と持てないのかな?
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陣地戦
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大豆生田さんが、「日本の思想」が高校時代文系の必読文献だったとupしていて、加藤さんが一橋の二年生に、#音読から読み取りの基本を指導(#演劇教育だが究めて有効な教育であろう。)してるって、upしてるけど、これこそ田中さんがいう陣地戦で、読み取りの困難の前から敵前逃亡する兵隊を捕まえる下士官を、ほんとうは高校の教師がしなきゃいけないのになあ〜。課題として提出すれば、「僕ちゃん知識人、アリバイ作り成功!!」って思ってる高校の教師が多すぎる。読んだことと、自分の日常(所沢高校だったらうちの校長はなんでこうアホなの?)とがどう絡まっているかをヒツコク生徒に聴いて、嫌われるくらいの授業をしないと。
まあ、ブタネコも人のことは言えない。黒木さんのヒントを読ませたら、しつこくて嫌われる前に、あっさり肩すかしでバッタリ。
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本以外のメディア
----------------------
例えば双曲幾何のNot Knotなんて素晴しいヴィデオ、数学科の図書室なんかにもなかったり。本以外のメディアへの対応が遅れている。

翻訳ソフトなんか、米日では使いものにならなくても、デンマーク語とドイツ語なら便利なはずだけど。そして、環境ホルモンで、デンマークのホームページをドイツ語で読んで、日本政府の対応と比較するようなことを、ポストモダン小僧でない大学人や、一般市民がしようとしたとき、デンマーク語の翻訳ソフトを使えるラボってどこにあるのかしら??
SFCも期待できないし、松下整形塾もだめだし、山形さんのとこの研究所なんか、地方公共団体のレポート作成代行を、SFCか整形塾かに丸投げして、剰余を『一般市民』に還元しません。
P.S. まあ全体としては便利になったもので、稲葉さんがPaul Krugmanのホームページを紹介してて、Asia: What Went Wrongなんか、朝日よりフランクにいいたいことをいってるのが読める。
Id: #a19980413102733   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 10:27:33 JST 1998
From: 大豆生田 <mame@icsd2.tj.chiba-u.ac.jp>
Subject: 『東京人』

仙台で『東京人』を扱っている書店は、 金港堂ブックセンター・金港堂・ブックスみやぎ、 の3店だそうです。
Id: #a19980413082558   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 08:25:58 JST 1998
From: 稲葉振一郎
Subject: 続・山形様

どっかで田中氏は「『情況』や『現代思想』がなくなっても惜しいとはおもわんが、『現代と思想』や『窓』がなくなったのは惜しかった」と書いてるんだけど、私に『ナウシカ』論や『エヴァンゲリオン』論を書かせてくれてるのがまさにかつてこれらの雑誌を手がけた方であることは知ってるのかな?
Id: #a19980413082226   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 08:22:26 JST 1998
From: 稲葉振一郎
Subject: 山形様
>なんか加藤/Tanaka/稲葉ラインで、裏でなんか進行してない? 

してないしてない。というか、少なくとも俺は関係ない。
加藤氏とTanaka氏の間ではともかくね。加藤氏もとにかく、全く見ず知らずの
Tanaka氏にいきなりふっかけられた喧嘩を、それこそ「知識人の義務」として
応対しているだけだし、『葦牙(あしかび)』への紹介もまさに親切心のなせ
る技以外の何ものでもないよ。
俺は基本的にTanaka氏のことは無視するつもりだったんだ。webにアクセスし
てないのに悪口雑言垂れられた米谷君がかわいそうな気はしたけど、代理反論
もしなかった。でも今回の加藤氏への絡みは一般社会の礼儀に照らしてちょっ
とひどいと思ったのと、すでにギャグの域に達しておもしろおかしいと思った
ので、コメントしてみた。そしたらまあ、ここまで面白くなるとは。氏は最近
自分の伝言板をつけたけど、そこでも墓穴を掘りまくってるよね。すごい。あ
んなことしてたら、丸山データベースも見てもらえなくなるよ。本末転倒。
もはや氏には時田さんのようなマイルドなコメントさえとどかんだろうな。何
だろあの知識人コンプレックス。知識人はそこまでいいことも悪いこともして
ないよ。と言うかさ、そこまで能書き垂れる自分はすでに「知識人」なんだっ
てこと、わかってないのか?

>妙に最近貴殿の筆致もトゲがあるし、あやしー、と思うのは深読みしすぎ?

そうすか? ごめんなさい。やはりバカの相手はいかんな。

>(単に育児疲れだったりして)。

多分ね。 

Id: #a19980413015959   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 01:59:59 JST 1998
From: はじめまして小田川といいます
Subject: Re:またかわった。

>だれも丸山真男については文句言ってないのに。 田中さんがそうであるかどうかは定かではありませんけど、長い間に自分 が丸山真男本人になったような気になってしまう人って結構いるんですよ。 なんだか寂しい話ですけど,お弟子さんのなかには「丸山先生って結局誰 にも理解してもらえなかったんですよね」(つまりそのお弟子さんだけは 理解していた)なんてことを臆面もなく言ってのける方々がいるという話 を聞いたことがあります。丸山先生はもっとオープンな精神の持ち主のよ うに感じるんですけどね、まあ全集読破した訳ではありませんけど。
Id: #a19980413010843   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 01:08:43 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 色々な分野の専門家が互いに会話できて友人になれるシステム

古堂さんの質問に私なりに回答したいと思います。ヒト、カネ、モノ、バショ、ジカンなど、なにが必要なんでしょうかね? そもそも、どういう方法があるかもよくわからない。

それなりに成功した例というのを私は一つだけ知っています。 (最近、ちょっと凋落傾向なのですが。) それは、東北大学内の学内電子掲示板(TAINS BBMS と呼ばれている)です。学内掲示板というからには、大学当局(?)が正式に提供しているものかというと、そうではありません。なぜ、そのようなものが存在可能になったのかについて、私もよく知りません。現在では、一つのサークルとして運営されているということになっています。 (ちょっと、この辺の説明の歯切れが悪くて申しわけないのですが。) その電子掲示板は本名と所属さえ登録すれば誰でも自由に使えるもので、学内および学外の様々な人が利用しています。学問や政治の話から趣味の話まで、様々なおしゃべりがそこでは行なわれてきました。こういうサロンは非常に貴重な存在であると私は思っています。ゆるやかな形で学外にも開かれていることも大事な点であると思います。 (しかし、完全にオープンにするのはあまり賢いやり方ではない。)

しかし、電子掲示板のようなメディアに特有の問題があります。コンピューターを使いこなせる技量が必要だし、コンピューター・ネットワークへの接続口も必要です。少なくともうちの大学においては、学科内のネットワークは自前で管理しなければいけません。そうなると、場合によっては、ネットワーク管理の技術も必要になります。近所にそういうことができる人(例えば私のような人)がいることの多い理系では、その人が構築した環境をそのまま利用できることがが多いので、電子掲示板へのアクセスも容易なのですが、文系の方はかなり大変だったようです。 (ここ数年でかなり改善されてきているようですが。)

あと、さらに、「大学のネットワークを利用して、おしゃべりに時間をさくのはよろしくない」という頭の堅い人の相手をどうするか、という問題もあります。私が思うに、専門が全く異なる人と会話できるようになるためには、まず趣味やお遊びの話も含めてあらゆる話題が許される環境が必要です。無駄なおしゃべりは意志疎通を気軽にできるようになるためには絶対に必要なのです。さらに、研究至上主義に対抗するためには、直接研究という形で成果が出なくても、大学においてやった方が良い価値ある試みは確かに存在するという当たり前のことも確認しておく必要があると思います。

電子掲示板を皆が使えるようにするためには、その環境を整えるヒトとそのヒトが使えるジカンとカネとモノが必要です。さらに、興味深いおしゃべりが展開されるためには、そういうことが好きなヒトとそのヒトがそのために使えるジカンが必要です。特に、ヒトとジカンが足りなくなることが多いようです。

他にも何か面白そうな試みがあれば聞いてみたいですね。


Id: #a19980413000709   (reply, thread)
Date: Mon Apr 13 00:07:09 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 大学の内部では仲が良いか?

私が知る範囲ではあんまり仲が良くないと思います。ちなみに、私も東北大学の付属図書館を利用できない状態です。なにやら、職員であることを示す身分証明証を発行してもらわなければいけないのだそうです。ちなみに、うちの数学科の図書も他学科の人が借りるには、結構な手間がかかるようです。大学の内部に限っても、風通しが良くないというのが現状だと思います。

私が知る限りにおいては(詳しいことは知らないのであまり信用しないように)、大学の図書館が閉鎖的にされている理由は、「本が盗難されたときその責任を誰が取るのか?」という問題が解決されてないからです。だから、図書館を開放的にしたいという意見が通らないのです。例えば、何の保障もなしに、図書館の職員にその責任をかぶせたとすれば、図書館の職員は開放化に反対することでしょう。大学の図書館は開放的にするためには、本がある程度盗難されることを前提に図書館が運営され、実際に少々盗難されてもその責任を図書館の職員個人が負わなくてもよく、無くなった本を買うための予算が確保されている、ということが必要だと思います。


Id: #a19980412232925   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 23:29:25 JST 1998
From: 陰謀史観大好きな山形
Subject: またかわった。

「ここ」、また変わってる。「死せる丸山真男、生けるポストモダン小僧を走らす」とかなんとか。これって気が利いてるつもりなんだろうか。だれも丸山真男については文句言ってないのに。しかもこのTanakaとやらの文面・・・・・ねえ稲葉大人、なんか加藤/Tanaka/稲葉ラインで、裏でなんか進行してない? 妙に最近貴殿の筆致もトゲがあるし、あやしー、と思うのは深読みしすぎ?(単に育児疲れだったりして)。
Id: #a19980412181128   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 18:11:28 JST 1998
From: 古堂明広 <A.Furudo@luvnet.com>
Subject: カウンターから30m奥の本(Re:VALDES 再かな

> 文理融合のようなことを考えるよりは、色々な分野の専門家が互いに会話
> できて、友人になれるシステムを作ることの方が大事なんじゃあないかなあ?
たとえば、そういったシステムをつくるためにはどういったリソースが必要な のでしょうか。実現の方法によっても、いろいろと変わってくるのでしょうが、 ヒト、カネ、モノ、バショ、ジカンなど、何が必要なのでしょうか。今の総合 大学ってそういうものを十分提供していないのでしょうか。

私など、精通どころか通にも程遠い半可通(半可通が聞いたら怒るか?)ある いは心は2足のわらじ組の見本のようなものですが、それでも才能と環境がそ ろってはじめて、何か一つの分野にでも精通できることは理解できます。そし て、それを成し遂げた人材たる専門家同士が互いに会話できて、友人になれる システムを作ることは、大事だと思います。一半可通として、それなりの税金 使っても良いと判断できます。しかしながら・・・

通信技術の発達のおかげで、 時田さんからの宿題のPanofsky が北大図書館にあるのが分かったのはよいものの、 実際図書館に行くとカウンターのオネーサンからは、職場のエライ人か 北大の先生の署名をこのフォームに書いてもらって持ってこいと言われてしま い、おまけに各学科・学部図書室の蔵書、つまり理学部やそれぞれの学科の図 書室などの蔵書は、それぞれの管理下にあるから、私が閲覧できるかどうかは 何とも言えないとのこと。おかげで もう一つの宿題 のほうは、閲覧できるかどうか今のところわからず。

これからいろいろあたってみようと思っていますが、人によっては、こんな目 に会ったら「大学という場所はずいぶんと内部では仲がよいのだろうな」と か「私のような半可通は、こういう時図書館で本を閲覧したりせずに、自腹で 本を買って、せめて学術書の出版流通に寄与しなければならないのかな」とか 判断してしまいそうです。(←実際、流通がらみの判断は正しいのかな)

# 私もずいぶん心の狭い人間だな。
「本を貸し出せとはいわない。閲覧場所や使えるトイレに制限を設けて、入退 館時に何らかのチェックをしたっていい。そのためのコストをかけてもいいか ら住所不定でない人間の閲覧くらい保証して欲しい」と判断する人がいてもお かしくないでしょう。私なんかは、人一倍税金使って勉強させてもらったから 「あんな組織に税金使うのは解せない」と言われたら悲しいです。

# こんな発言したら、かえって図書館が利用がしずらくなっちゃうかなあ。
この掲示板での皆さんのご発言を読んでいると、学部生や入院者の 様子へのご心配をなさっているようですが、私にしてみればこれからも勉強し いく学生なのだからそう問題は深刻ではないと思えます。

小中高の教師の学力が低かったら本当に深刻な問題でしょう。ですが、これは 半可通の私が心配することではないはずだと思っています。 地元の学校の先生なら、国立大の図書は閲覧可能と聞いていますが、これは 本当ですか? 本当なら結構なことだと思っています。


Id: #a19980412160925   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 16:09:25 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 田中さんの手紙

[田中さんの手紙]
学者たちは自分を知識人としてよく自覚して、権力の横暴から体を張って市民 社会を守ろうと努力し、市民に対して熱っぽく自らの政治的理念を主張する姿勢を見 せていたのではなかったでしょうか。彼の政治的立場がどのようであれ、大学教授た ちは、知識人らしく、自らの振る舞いに責任と自負を持っていた筈です。市民の先頭 に立つ指導者としての自覚を持っていた筈です。われわれはそれを当然のこととして 理解していました。私は、それは昔も今も同じであると思うし、同じでなければなら ないと思っています。ウォルフレンもそう言っています。
[ブタネコの雑感]
学者に限らず、大人は皆、職業倫理を持ち、子供に説教できる大人であることが望ましい。また、望ましい状態と現状がずれていても、ヒステリーを起こしても何も解決しない。

大学の教員といっても、日本に10万人もいる。そのすべてに知識人になれといっても。大学以外にも出版とか地方自治体の企画部署とか知識人がいることが望ましい場所は多く、それは『資本主義的蓄積の一般法則が無知と退廃と粗暴の蓄積』である限り、木に縁って魚を求めるようなもの。
すでに1930年代にジイドは、神父の質の低下を問題にし、ブルデューもリセの教員の質を、ジイドと同じ観点で論じている。
もちろん『市民社会を守ろうと努力する』知識人が多いほど、安全な社会になる。オーストリアが脱原発化できたのは、地域の医者とギムナジウムの物理の教師の優秀さが大きい。
製薬メーカーの手先の医者や、紙屑問題集で思考力破壊の教師が多数派で、知識人は医師会や職員室で孤立気味の日本は原発震災の恐怖という無知の代価を払っている。

[田中さんの手紙]
どのように大学が大衆化したとしても、大学は大学であり、大学教授は大学教授で す。市民社会が稼ぎ出した総生産の剰余である貴重な文教予算を糧として、人にはで きない専門研究に打ち込んで、その成果を市民社会に還元するべき立場の人間です。 知識人である彼には市民社会から大きな期待と役割が与えられているのであり、その 期待に真摯に応えて市民社会を守り発展させる責務を彼は負っている筈です。そこら の公務員労働者一般と同一視されてよい筈がありません。もしも彼が、あくまで自分 はそこらの一公務員に過ぎないのだと言い逃れるのであれば、研究費も研究室も留学 費用も全部国庫に返納して、事務職員たちが大学事務の作業をしている大部屋に、机 一個を持って移動するべきでしょう。一体何のために多額の研究費と広い研究室を社 会から与えられているのか、もっとよく考えてもらわなくてはなりません。小知識人 論など笑止な話です。
[ブタネコの雑感]
5億tの石油換算エネルギーから500兆円のGNPと、50兆円のゼニコンの自然破壊予算が毎年生まれる日本経済の止まらない運動の中で、大学の教師が手にする剰余はずいぶん小さなものですよ。
まあ藤岡の給料分だけは税金を払いたくないブタネコですが。

[田中さんの手紙]
そして現在の日本には、あまりに深刻な社会的問題が山積しています。国家と国民経 済の壊滅的危機と言える状況です。空前の金融破綻があり、未曾有の経済的破局があ り、リストラ首切りと貸し渋りがあり、過去最大規模の労働者失業と中小企業倒産が あり、国富の源泉であった製造業の崩壊があります。二○年前、第二次石油危機の時 も深刻な経済危機はありましたが、これほど絶望的ではなかったと思います。この四 ○年来での最大の日本経済の危機、戦後最大の危機なのではないでしょうか。 ところが知識人である日本の大学教授たちは、この絶望的な危機的状況に際して、何 の問題解決を提示するでもなく、何の危機感を抱くこともなく、象牙の塔の中に閉じ こもって、近代知の脱構築だの、カルチュラルスタディ−ズだの、アニメ評論だの、 テレビゲ−ム評論だのと、来る日も来る日も飽くことなく無益なお喋りを繰り広げて いるではありませんか。
[ブタネコの雑感]
まじめな大学人が、理想のマクロ政策を示し、ノーパンでない大蔵官僚がそれを実行しても、世界全体が、資本も労働も生産も過剰なとき、この危機は解消しないだろう。
小学校にもいけない南の子を何とかするような地球大のケインズ政策を、市民主導で始めればいい。例えば上智大の村井さんのエコロジー海老を、田中さんの生協でも購入するとか。
危機のうち、日本固有の部分はまさに教育の危機であり、マルクス経済学の馬場宏二などは『教育危機の経済学』御茶ノ水書房などで、以前から田中さんと同じ認識を示している。
ともかく、有効なことをいろいろたのしく自分がやればいいので、『無益なお喋りを繰り広げて いる、知識人で『ナイ』大学教授たち』など、あまりカリカリする対称ではないのでは??

まあ、森・父さんの紹介する山口さんの文あたりが相場感覚なんだろうな〜。あの舞台は、高村薫『リヴィエラを撃て』の場面ですね。山口さんの『喰うものと喰われるものの数学』筑摩を、最近のB-Z反応の話しなんかもいれて高校生にアニメにして見せるには、#菊地さんどんなソフトがいいの??
Id: #a19980412140728   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 14:07:28 JST 1998
From: 米澤 直記 <yonezawa@padc.mmpc.is.tsukuba.ac.jp>
Subject: 今度はmiyadji

miyadji.htm (Sunday, 12-Apr-98 09:24:26)
Id: #a19980412135626   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 13:56:26 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp >
Subject: rouge et noir

稲葉さんの『ここ』をおすと、今度は地が黒に変わって、

HAPPY TO SEE SO FANNY KEEPIG.

BALCK TREE IS NOT INCLUDED IN FOOLISH BOYS.

DO NOT MISUNDERSTAND 

って、米語?が並んでます。
2行目はFOOLISH BOYSの集合の要素から、黒木さんが脱落したということ。残念でしたBALCK TREEさん。ああ前置詞はinよりamongのが自然じゃないかしら??
DO NOT MISUNDERSTANDも他動詞のMISUNDERSTANDの後に目的語なしは気になる。それと人を誤解するのがmisunderastandで真意を取り違えるのはmisinterpret。だから軽くDon't get me wrong.と言えばいいのに、うちの塾の秀才高校生みたいな固い英語。
さて1行目は何?追っかけ歓迎ってこと。そんな意味keepingにないぜ??
黒木亭に集う人の奇妙な「習慣」を愛でているの??
keepingは「餌」の意味で、稲葉先生の教へ??をイイ餌??をどうもといってるの?
Finding is keeping.(めっけたものはおらがもの)はブタネコの『ヒント』利用でしたが??

そういえば、どこぞやの教祖も法廷で変な英語をぶつぶつ言うとか。
Id: #a19980412074818   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 07:48:18 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: VALDES 再かな?

もとはしみほさんはVALDESのウェブページを紹介していますが、VALDESは以前にもちょっとだけ話題になっています(1, 2, 3)。「橋爪大三郎は海江田四郎説」はなかなかヒットでした。

しかし、ああやって、文理融合の大学院を作ってうまく行くんですかねえ? 精通した分野を一つも持たず、総合的な判断力も大したことがない学生を大量生産してしまう可能性が高いと思う。あと、文理融合を“理論的”に考える前に、 VALDES を企画した人達がどのような成算があると考えていたのか、その企画が通ってしまったのはなぜか、などなどについて考えることも大事だと思う。

文理融合のようなことを考えるよりは、色々な分野の専門家が互いに会話できて、友人になれるシステムを作ることの方が大事なんじゃあないかなあ?

P.S. 今度は miyadgi.htm (11 April 1998 23:35)ですか! miyaji.htm → miyachi.htm → miyadgi.htm で次はどうするつもりなんでしょうかね? 残念なことに「真っ赤な怒りの背景に点滅する FOOLISH BOYS MUST GO」は消えちゃいましたね。


Id: #a19980412001116   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 00:11:16 JST 1998
From: 稲葉振一郎
Subject: re:ぶはははっはは

何かストーカーの気分。いかんな。
Id: #a19980412001020   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 00:10:20 JST 1998
From: 稲葉振一郎
Subject: ぶはははっはは

今度はここに移動しました。宮地夫妻への手紙。ご苦労様なことで。
Id: #a19980412000405   (reply, thread)
Date: Sun Apr 12 00:04:05 JST 1998
From: 稲葉振一郎
Subject: re:科学的方法と人文・社会科学
>小林:泥仕合をさける方法はあるのか。
>橋爪:議論をしないことである。 

ぶははははは。

Id: #a19980411225404   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 22:54:04 JST 1998
From: もとはしみほ <miho@din.or.jp>
Subject: 科学的方法と人文・社会科学

よく知られたページかもしれませんが、たまたま見つけたので紹介。 http://www.valdes.titech.ac.jp/~nkoba/katetu/katetu-index.html
文系学問と科学的方法、文理融合の可能性などのレポートです。

本日のひとこと。 理論について

小林:泥仕合をさける方法はあるのか。
橋爪:議論をしないことである。


Id: #a19980411224724   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 22:47:24 JST 1998
From: 森・父
Subject: 21年前の山口昌哉

斯ういふづつうやくを発掘。こころしづかによめ。
Id: #a19980411223953   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 22:39:53 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 何を読ませたか

私立のブランド女子校出で、ちょっとのところで浪人した人は、1学期は十分な読書時間があるので、いろいろ薦めています。

Hannah Arendtでは"Between Past and Future"(ペンギン)のThe Crisis in Educationは20ページくらいですが、みすずの訳と合わせ読みするように言っています。

先に『ヒント』を読んで貰ったと書いたのは、黒木さんの『ヒント』で、黒木さんの名本さんへの返信のところの『ヒント』を押してくだされば、まさかカレー屋さんにリンクなんてことはないでしょう。
読んで欲しいのは植野義明さんの『わくわく学ぶ数B興味編』z会などの4冊ですが、これはちゃんとした数学者が書いた、桃尻語訳並に偏差値の上がる本なのですが、論理的に読まない(逆の吟味を軽視する)とかイメージをじっくり形成しないで、計算ができればパッパッ進むとか(時速6キロの読書?)、お嬢さん読みを牽制するのに、「おお、これを使っちゃえ」と黒木さんの原稿を読ませちゃったわけ。
加藤さんの公明の読書案内では西川さんの世界経済と尾藤さんの江戸時代はそのうち読むのでは。江戸時代では今は『熱学外論』で、エントロピー学会的な江戸時代イメージを。

それにしても、Tanakaさんはなんで、あのスナックにリンクしたのかな〜?あのスナックのマスターを教師にFoolish Boysは勉強してこいというの?10年前なら、進研ゼミの数学に亀井さんという津和野の殿様の末裔で、それなりに文化性のある編集をしてる人がいて、ホイホイとどんな店か偵察に行ってくれたかも知れないが、今は旭川のはずれの小さな村で、北海道極楽寺の住職をしてる。

山形さん、自分は税金泥棒より下のコンサルと反省している山形さんは、Foolish Boysに入らないだろうから、ヘネシーなんかよりもっとうまい酒飲もうよ。藤沢で同じ料金でアルマニャックのずっといいのを出す店があるよ。それと理科MLで宝塚旅行の計画があるが、たしかとなりの池田の呉春は旨い酒だった。
おっと、何を飲ませたかじゃなくて、何を読ませたかの返信でした?
Id: #a19980411220214   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 22:02:14 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 時速6キロ
 先日は新入生のオリエンテーション合宿という行事で、宮城県
北部の国立少年の家(君が代と日の丸で日課が始まる教化施設)
に随行。君が代の非音楽性についてのはなしは別途やるとして、
行く途中に立ち寄った昔の鉱山の坑道を利用した施設での出来事。
 50分ばかりの空き時間を利用して組まれたスケジュールではあ
ったが、15年前に廃業になった亜鉛鉱山の坑道が、観光資源にと
いう町の意向で化粧直しされて公開されているところを一周。さ
てバスからぞろぞろと繰り出して中に入った我が学生諸君、壁面
に書かれた説明も、巨大な切羽も、むき出しの鉱物の輝きも、ど
っかのイベント屋あたりが仕掛けたにちがいないくだらぬ展示物
も、まったく無視して、ひたすら時速6キロの速度で通過していく
だけ。冷たい地下水に手を突っ込んだり、蛍光で光る鉱物の仕掛
けに自分の服までが発光することなど、もちろん気が付きもせず
ぞろぞろと進軍する、案の定中学までに鍛えられたらしい軍隊型
行動に、オヤジ教師はついに頭に来て、

 止まれ!おまえ達は何を見て歩いてるんだ、この大馬鹿モノ共
 が!見慣れないものがあったら立ち止まって見てみろ。何も見
 ないでぼけっと時速6キロで人生を歩いてしまうつもりか?お
 前たちは大馬鹿だ、まったく!

と、怒鳴りつけた。鍛えたバリトンが坑道にガンガン響いて効果
満点。100人ばかりが思わず立ち止まって硬直してしまった。こ
ういうどやしつけ方もいわば軍隊式で、あまり好きではないのだ
が、その後は一転して、あたりを見てはキャーキャー笑ったり騒
いだりする集団に変貌してくれたので、とりあえずは安心。こい
つらの頭と心をほぐして、生き生きした好奇心のかたまりにして
やる作業は、いつものこととはいえ、なかなかこれからしんどい
仕事ではある。

Id: #a19980411211345   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 21:13:45 JST 1998
From: 稲葉振一郎
Subject: 時田さま

すみません、その受験生さんに何を読ませたんですか? ひょっとして……?
Id: #a19980411170828   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 17:08:28 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: ヒント 読みました 読ませました

黒木さんがぼやいている、具体的な例に乏しいことを、個人的なここ数日の体験で振り返ってみると、いまGTM166の微分幾何をツンドクしてるんですが、付録Bにある螺旋を球がすべらずねじれずころがる絵が楽しく、Mathematicaの静止図を高校のMathematicaを使っている教師のMLにupしたら、彦根の高橋さんから、

Get["Graphics`Shapes`"]
を呼び出して、
Clear[t] 
hel={Cos[t],-Sin[t],2-t/Pi};
u=D[hel,t];
v=ReplacePart[hel,0,3];
w=Cross[u,v]//Simplify//N;
k=N[Sqrt[1+Pi^2]/Pi];
r=.9;
sp=Graphics3D[Sphere[r]];
fsp=RotateShape[RotateShape[sp,0,N[Pi/2],N[Pi/2]],0,-N[ArcTan[1/Pi]],0];
rasen=Graphics3D[ Helix[2,2,2,30]];
kyu=TranslateShape[RotateShape[fsp,0,-k/r t,t],N[hel+r w/k]];
Do[Show[{rasen,kyu},Boxed->False,PlotRange->{{-2,2},{-2,2},{-2,4}}],{t,0,4Pi ,N[Pi/4]}]

(Ver.3でないとCross[]はない。交代積を自分で書く。)
なんて動画をすぐupしてくれて、このアニメを見てると、一つの具体例にこだわって接続のような抽象的なことに具体的なイメージをもたそうという著者の意図が、さらに生きているように思います。いつでもソフトに頼るのも問題ですが、ソフトに強い人はそれで具体例を作るとか、ネットの上でガヤガヤやって、難しい本の難書を突破していくというのもあるのでは?

さて、文系の受験生に読んでもらいました。以外な?反応?? まず、共通一次の現代文の意味では読めてるみたい。そして『あたりまえのことしか書いていない。』『こんなことなら、やってるよ!』って言うんですね。
彼女にとって、数学書はGTMじゃなくて、植野さんのZ会のワクワク数学なんかなんだけど、読めてないのに読めてると錯覚してたり、それが少し直るかと思って読んでもらったのにな〜?

加藤哲郎さんの『公明』の読書ガイドは編集部のリクエストは10部だったのに、もっと沢山読もうで、黒木さんのは1日1ページで、その辺が文系と理系の差?? -----------------------------
教条主義の過ち -----------------------------
東海道線の大磯駅は、駅舎や駅前ののどかな雰囲気が稀少価値なのに、これをどこにもある橋上駅にしろなんていう町会議員がいる。
『ヒント』のレベルで知的規範の訓練がなされた人が増えるとよいのだが。
Id: #a19980411150013   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 15:00:13 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: ありゃりゃ

時田さんが何を言っているか、さっぱりわからないので確認してみたら…。おわわ! 「論争」=「FOOLISH BOYS MUST GO」になっているではないか! (ちなみに、いなばさんによるリンク「論争」の方がオリジナルなのだ。私はそれを真似してリンクをはっただけ。) 「FOOLISH BOYS」と複数になっているところを見ると、少なくとも、いなばさんと私の二人は FOOLISH だってことにされてしまったのかな? で、「MUST GO」の先が「チャージ3000円で、…、ヘネシー・ボトル18000円−など、…」な場所になっているのだ。 (^_^;)

ええと、「FOOLISH BOYS MUST GO」は、10 April 1998 22:18 に書かれたファイルのようですね。議論を追ってみたい方のために参考までに述べておくと、「論争」という名でリンクされていたページのタイトルは「宮地幸子・健一様へのお返事」であり、ファイル名は miyaji.htm から miyachi.htm に変更されています。

いかんな。こうやって、また野次馬を引き寄せてしまふ。


Id: #a19980411142528   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 14:25:28 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: はじめまして

名本さん、はじめまして。この掲示板の機能を褒めてくれてどうもありがとう。プレビュー機能があると、初めて掲示を書くときに安心ですよね。圧倒的なシェアを誇る minibbs にもプレビュー機能が付いてくれると便利だと思うのだが。ええと、この掲示板付属のリンク集から勝手にリンクをはったのですが、これで良かったですか? 確認してもらえると助かります。

数学の勉強の仕方ですが、私も正直言えばよくわからんです。でも、数学に限らず、知的規範のようなものは大事にしなければいけないと思うのです。そして、その規範というのは、「数学の本を読むときには前から順番にきちんと論理を追いかけなければいけない」というような頭の堅いやり方ではありません。大事なことはもっと別のところにあるということを学部3年生に知っておいて欲しいと思って、「ヒント」を書いたのです。 (しかし、この文書は今見ると不満だらけなのだ。毎週演習などで会う学生に読ませるのではなく、独立した文書としてはちょっとね。特に具体的な例に乏しいことは問題だよな。)


Id: #a19980411125622   (reply, thread)
Date: Sat Apr 11 12:56:22 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: ありゃりゃ

ぶたねこ以外にも黒木亭の雰囲気を悪くするのが増えて?主人は稲葉さんちに?

その黒木さんの文で『論争』をクリックすると、なんで
http://www.ff.iij4u.or.jp/~ocean/

ヘネシーみたいなひどい酒が18000円。これと宮地夫妻の思想とどういう関係があるの??

石田 雄さんは、三里塚や北富士の現地に行ったり、タンザニアでは松下の工場長とつきあったり、丸山さんより、社会の中に入り込む入り込み度が深かった?
世田谷区が区民アカデミーを開き、元向坂学校か日経QCか知らないけど、『お勉強おじいさん』が集まってきて、現状に憤っている。雄さんは、『勉強するだけ、憤っているだけではだめで、小さなことでも何かをしなければ』と言う。

Id: #a1998041   (reply, thread)
Date: Sat Apr 13 16:55:22 JST 1998
From: この掲示板の管理者
Subject: これ以前の掲示

1998年4月の記録A (インデックス時間と逆順)

さらにこれより前


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この掲示板の管理者: 黒木 玄  <kuroki@math.tohoku.ac.jp>