なんでも2HTMLの書き方使用上の注意リンク集ホーム

黒木のなんでも掲示板 (0004)

記事を書く時刻順スレッド検索過去ログ最近の記事

各記事の Id ヘッダー行の # から始まる文字列をクリックすると、その記事自身にジャンプします。その記事自身の URL を知りたい場合に利用して下さい。さらに、括弧の中の reply をクリックするとその記事に返事を書くことができ、 thread をクリックするとその記事を中心としたスレッド形式の目次を見ることができます。

Id: #a19980331223922   (reply, thread)
Date: Tue Mar 31 22:39:22 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 磁化水? 水分子のクラスタが細かくなる?

小波さん紹介二六製作所掲示板を見に行きました。なるほど「二六製作所」なんで、毎月26人に当たる懸賞をやっているのか。

なにやらよく知りませんが、磁化水ってのがいま流行っているんですか? 水分子のクラスタが磁場作用によって細かくなって、それが身体に良い働きをする? しかも、磁化水の製造装置(?)を結構な値段で売って儲けている人達がいる?

どういう状況になっているのかよく知りませんが、この辺の流行ってのはどこから始まったのでしょうか? 近所で磁化水製造装置を買った人がいたら、レポートよろしくお願いします。


Id: #a19980331143103   (reply, thread)
Date: Tue Mar 31 14:31:03 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 磁石会社の掲示板

この会社は各種磁石を製造しているところで、直接買うと
かなり安く、強力な磁石を入手できるのだ。また、毎月
26人が当たる懸賞なんかもあって、私も同僚も昨年12
月にプレゼントをいただいてしまった。
  何時の間にか掲示板なるものができていて、これが結構
面白い。まともな記事と???な記事が絶妙に混ざってい
る。

Id: #a19980331125523   (reply, thread)
Date: Tue Mar 31 12:55:23 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: パラリンピック


言問い亭のパラリンピックに関する記事で、パラリンピックとはもう一
つ (Parallell) のオリンピックであるとした新聞記事に筆者が怒っていた。
麻痺を表す paralysis などの para- を採ったものだというのだ。
 ところが、今月中旬に聞いた NHK のラジオ夕刊では、

 もともとは麻痺とか障害を表す意味でパラリンピックと付けられたの
 だが、最近になって「もうひとつのオリンピック」として対等に扱お
 うという気運が高まって、parallel の para- を冠した名前であると
 いうことにしたのだ。

ということをデスクがしゃべっていた。ううむ。著者に知らせようかと
思ったが、掲示板がないからやめて、ここに書くのだ。読むわけないだ
ろうなあ。
 
Id: #a19980331054108   (reply, thread)
Date: Tue Mar 31 05:41:08 JST 1998
From: 黒木玄@計算機管理者 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: WWW server を別のホストに移動しました

でも、 www.math.tohoku.ac.jp の実体が変化しただけで、外からのアクセスに関しては何も変更がないように見えるはずです。不都合が生じていることに気付いた場合は www-admin@math.tohoku.ac.jp 宛に知らせてあげてください。 (実際に不都合をなんとかするのは僕ですが。)

関係ないけど、 www-admin 宛に WWW とは関係のないメールが届くことが多いんだよなあ。例えば、だれそれ教授の E-mail address を教えてくれとか…。やっぱり、事務の受け口の E-mail address を作って公開すべきなのかなあ…。ううむ…。以前もそういう話が出たけど、結局何もしてないのだ。まあ、新学期が始まったら、同僚の方達に相談することにするかな。


Id: #a19980330185558   (reply, thread)
Date: Mon Mar 30 18:55:58 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: えー、岸さんの件

あ、どもども、ころんぱさん。荒らされた社会文化理論研究会BBSの記録を見ました。ぎゃはは。社文研の方のBBSを荒らされてしまったってのはちょっと迷惑かもしれないけど、かわいいやつよのお、こうやって足跡を残してくれるとは。実際にはすんげえいいやつに違いない。

ええと、自動改行するためには Post TEXT のボタンを押してください。ただし、HTML のタグは全て無効になります。 (でも、"http://..." の形の文字列は自動的にリンクに変換される。) 実際にどうなるかについては、Preview TEXT のボタンを押してみればわかります。


Id: #a19980330112007   (reply, thread)
Date: Mon Mar 30 11:20:07 JST 1998
From: ころんぱ <kerokero@po.twin.ne.jp>
Subject: えー、岸さんの件

うへへ、こんちわ&はじめまして。 詳しくは、美穂様の掲示板でこわれている僕の記事を読めば犯人が分かります。(あ、わかってんのね) ここに記事が保存してあるそうです。 岸さんのところの3/28 19時頃を参照。黒木さんんとこは書きにくいです。なんとなく。それでは。 ころんぱ。

自動で改行しないんですね、ここ。

最近掲示板に書き込みながら(=人に迷惑かけながら)タグの使い方を覚えてます。
ころんぱ。
Id: #a19980330001338   (reply, thread)
Date: Mon Mar 30 00:13:38 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: NHK再放送「世紀の頭脳対決――人間VSコンピューター・チェス」

学会から帰って来ました。将棋世界MLで知った情報です(E-mail のチェックをしていている)。先々月にここでちょっと話題になっていた番組が再放送されるようです。今度の4/1(水)の深夜26時(4/2の午前2時)に、NHK総合で、「世紀の頭脳対決・人間VSコンピューター・チェス戦徹底分析コンピューターはなぜ人間に勝てたかほか」が再放送されます(4/1深夜のTV番組表の宮城県版)。こういう見たい番組が再放送されるってのは非常に良いことだよな。


Id: #a19980329113311   (reply, thread)
Date: Sun Mar 29 11:33:11 JST 1998
From: 山形
Subject: 珪素いきもの類かっぱえびせん科

> つまり、「珪素系生物が地球に存在している」
> と古代の日本人は信じていたのです(笑)

これっていまの国歌だったりするから、いまでも信じてる人はたくさんいるんでしょうねえ。國學院の人とか、これでつっこむと「でも国体は護持されなくてはならない」とかいうわけのわからんモードに入るし。

その昔、MITの同級生と「くりえいしょなりすと諸君は困ったものだねえ」というような話をしていたとき、 そういや日本にも神話はあるのか、とゆー話になって、いざなぎ&いざなみの話をしてやると大受けしたけど(やっぱ、なりてなりてなりあまったり、よもつひらさかでいざなぎクンが「bitches from hell」(醜女)に追いかけられて、食い物で気をそらすあたりが大爆笑)、これもいいネタかも。


Id: #a19980329065843   (reply, thread)
Date: Sun Mar 29 06:58:43 JST 1998
From: 1__
Subject: 珪素系生物

念のために書いておきます。
砂が固まって砂岩になるようなメカニズムではなく、
小石が成長して大石になるというのが、
「さざれいしのいわおとなりて」の本来の意味です。
つまり、「珪素系生物が地球に存在している」
と古代の日本人は信じていたのです(笑)
Id: #a19980328174531   (reply, thread)
Date: Sat Mar 28 17:45:31 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: かっぱえびせん

20年も前のことだが、フランスの学生食堂で鱈にクリームソースをかけた定食(食券が4フラン)を食っていたら、ソースの中に小海老が入っている。
それを見たインドネシアのブルジョアの倅が、もしかするとオヤジが日本の商社と提携して作っている冷凍小海老かもしれないと喜び、さらに日本の商売上手を褒めて、海老の身は欧米に輸出し、殻は日本に持ち返る...そしてブッタマゲタのは、彼の信ずるところによれば、ソニー製品などのプラスチック製品は、この海老の殻を原料として作られると信じている。

徒然草の著者は、自分が停止することなき記述装置でありながら、「おのが分を知りて及ばざるときは、速やかに『止む』を智と言うべし」なんていっている。
さざれ石帝国ないし桃太郎帝国の自動膨張は、敗戦後の小国主義の時代が瞬時の智の時代であったか?
この帝国の内実はパチンコやかっぱえびせんや、様々の停止しないインペトゥスで動くものたちで、黒木さんが青い字にしておいた調先生の論文には『慣性の原理』とかいう技術屋さんの生態を揶揄したのもありましたね。

で、インペトゥスや『慣性の原理』が御専門の方がやんごとなき方として、下々の議論ですが、『物体の前のほうにある空気が押しのけられて、行き場がなくなって 物体の後ろにまわりこむときの勢いで、その物体を押してしまう』というのは、層流なのかな渦の発生なのかな?層流だと粘性抵抗で速度の1乗に比例し、渦が発生すれば慣性抵抗で速度の2乗に比例する。
さざれ石も、球に近ければストークス近似だが、棒状のときはオーセン近似とかいって計算が難しくなる。

P.S.巌になれっこないことについて
まあ砂になってから砂石にはなれるでしょうが、こまったチャチャだな?座布団がかえってこなくなると、恨まれるのはキシさん?座布団もインペトゥスで押入の中で他の座布団の上に座っちゃってる。
Id: #a19980328163838   (reply, thread)
Date: Sat Mar 28 16:38:38 JST 1998
From: きしまさひこ <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: 止まれよ
さすが黒木さんとこは、みんな教養をお持ちで。
わしとこ、アホだなあ。
 
まぁそれはさておき。
「さざれ石」って、「巌」になるのか。
「巌」が「さざれ石」になるのではないか。

Id: #a19980328134127   (reply, thread)
Date: Sat Mar 28 13:41:27 JST 1998
From: 山形
Subject: やめられない、止まらない、かっぱえびせん


> 山形さんのupしてる音楽が、「止まらない」のは自動推進装置がついて
> いるからなの?それともインペトゥス?

動く物体の前のほうにある空気が押しのけられて、行き場がなくなって 物体の後ろにまわりこむときの勢いで、その物体を押してしまうのです。

・・・・・・とゆーのはアリストテレスでしたっけ?


Id: #a19980327212734   (reply, thread)
Date: Fri Mar 27 21:27:34 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: さざれ石

山形さんのupしてる音楽が、「止まらない」のは自動推進装置がついているからなの?それともインペトゥス?

僕には天皇制封建主義が主矛盾とする講座派のテーゼより、やんごとなきものとなった日本の資本主義そのものを中心テーマに据えた労農派のが、どちらかというとピンと来るけど、藤岡さんとか、天皇制封建主義の擦り切れたレコードが、永久に回転しててほしいオジサンもいるんだな〜、世の中には。

山形さんの職場?は保土ヶ谷で昔は梶原?近いですね。僕は塾は藤沢で家は大磯なんだけど、家の前のバス停の名前が『さざれ石』です。(大磯駅から徒歩3分くらい)

酒匂川が西丹沢から運ぶ石が、小さいものでは金魚鉢の下に敷き詰めると綺麗な小石大に、大磯の海岸に流れつくころにはなって、それの少し大きいのに和歌を書いて観光客に売っているおじいさんがいた。もう40年も昔の話し。

全国一律の砂防ダム工事が進み、さざれ石は流れつかなくなってしまった。海岸そのものもひどく狭くなり、青緑色の石拾いをしながら散歩するような雰囲気じゃなくなってしまった。
Id: #a19980327190327   (reply, thread)
Date: Fri Mar 27 19:03:27 JST 1998
From: 山形
Subject: やんごとなき

すると「やんごとない」ってのは英語でゆーとミュージック・ノン・ストップのクラフトヴェルク とか、No-Limitの2-Unlimitedみたいな感じかしらね。


Id: #a19980327132919   (reply, thread)
Date: Fri Mar 27 13:29:19 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 止む

結局『止む』が問題か?

「雨がやむ」の止むを否定した「自動止むことなし装置」って、資本主義そのもののことじゃないかしら?

「撃ちてし止まむ」は古事記にあるのを、花森安治がリバイバルさせた。
Id: #a19980327010142   (reply, thread)
Date: Fri Mar 27 01:01:42 JST 1998
From: もとはし
Subject: 細れ石は踏み石?

そのでかい「さざれ石」を踏めるかどうかで隠れ右翼を 見つけ出せる、らしい。
天然記念物「さざれ石」
Id: #a19980327003939   (reply, thread)
Date: Fri Mar 27 00:39:39 JST 1998
From: 山形
Subject: 千代に八千代にさざれ石

「千代に八千代に」といえばさざれ石で、これは漢字だと細石だからなんか砂利状のもので、 それが固まって巌になって、コケがはえちゃうまでの時間がいろいろ問題になるはずなんだけれど、 靖国神社の九段側から参道をいくと右手に自動車の半分くらいある「さざれ石」というのがおいて あります(嘲笑)。

ぼくの小学校時代の教師の一人は日教組のくせに隠れ右翼で、君が代の解説とかをこっそりしてて、 そいつがさざれ石の説明をしたときに「でも靖国神社のさざれ石はおっきかった」と指摘したら 激怒しやがって「おまえはどーして先生の話をまじめにきけないのだ」(でも、ホントなんだもーん) と、順番でないのにその日の掃除当番の雑巾洗い係りをやらされました。


Id: #a19980327001643   (reply, thread)
Date: Fri Mar 27 00:16:43 JST 1998
From: もとはしみほ <miho@din.or.jp>
Subject: 止む事なし

手元に小さい古語辞典(角川)しかないんですが、それによると、 「やんごとなし」は「止む事なし」に同じ、で、 原義は「止めるわけにはいかないの意」とあります。

ここからは着地のヘタな もとはしの論理の飛躍。
「止めるわけにはいかない」は「千代に八千代に、 こけのむすまで」と同じ含意、というのはどうでしょうか。
山形さんに座布団返してもらえるかなー。


Id: #a19980326220052   (reply, thread)
Date: Thu Mar 26 22:00:52 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: やんごとなし

桐壷の『いとやんごとなききわ』よりも、ヤムコトナシの転で、『捨てておけない』が原義だとすると、カルトやいんちき科学哲学なぞもやんごとなきことどもか??

笑点で座布団を確実に没収されるシャレに、「教養なし」を「今日、用なし」にスリかえるのがあるが、「やんごとなき」も桐壷風だとえらい人は「やんことがね〜」だけど、山形さんのように『捨てておけない』ものに、すぐ絶叫する人は、忙しい暇人となる??
Id: #a19980326212108   (reply, thread)
Date: Thu Mar 26 21:21:08 JST 1998
From: 山形
Subject: やんごと

やんごとなきヤツの「やんごと」ってなにごとなんでしょうか。われわれ下々の連中にはあるものなんでしょう?


Id: #a19980326143722   (reply, thread)
Date: Thu Mar 26 14:37:22 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: みんな忙しい暇人なのだ
 先週からメビウスの卵展に時間を取られてさっぱり学校に
来ていないので、久しぶりに研究室に戻ると溜まった仕事や
メイルに押しつぶされそう。
 メビウスの方は、毎日100人ほどの子ども連れの客を相
手に差し出がましくお節介と教育の押し付け。ぼーっとして
回っている客がいると、目の前にアルソミトラ飛行機を飛ば
したりミジンコの入った顕微鏡を押し付けたり風船音響レン
ズで電話ごっこさせたり。
 昨日の午後ふらりと黒木さんが現れて、飛行機や正二十面
体を作ったりと、のんびり遊んでいたが、
 「黒木さん、学会じゃなかったの?」
と聞いたら、明日からと答えて、まもなくそそくさと姿を消
した。
 さっき、正午近くに会場で渡邊さんに、
「ちょっと雑用片づけに学校に行ってきたいんだけど・・」
といったら、「あ、しまった」と、絶句。
「実は今年度中に契約して納入させなければならないもの
があって、そいつを片づけに研究室に戻ろうと思ってはい
たのですが・・・・」
というわけで、何事も先に言い出したやつの勝ちとなって、
現在ここにいる次第。
 それにしても、ダイヤルアップの口がメンテナンスで使え
なくなっていて、在宅勤務もできない。困るなあ。

Id: #a19980326020745   (reply, thread)
Date: Thu Mar 26 02:07:45 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 今日の昼から名古屋で学会なのだ

帰って来るのは3/29です。

はまださんの「神の調べ」のリンクの部分がちょっと変だったようですが、夜中に親切な小人さんがやってきてこっそり直してくれたようです。小人さんによると、「多い日も安心」 (*^^*) のプレビュー機能が便利らしいです。やりかけの計算をこっそり代わりにやってくれるとても親切な小人さんはいないものかしら。


Id: #a19980326015421   (reply, thread)
Date: Thu Mar 26 01:54:21 JST 1998
From: きしまさひこ <irabuti@osk.3web.ne.jp>
Subject: やんごとなきお方

あ、いつもどうも。>はまださん

ところで、「やんごとなきお方への世界一短い手紙」を募集してます。
くわしくは私のコラム&掲示板で。

ところで2、「近代社会システムそのものが洗脳で成り立っている」なんていう
主張は、どうもね。ちょっとね。

KISI's Socio-Log Book


Id: #a19980325130848   (reply, thread)
Date: Wed Mar 25 13:08:48 JST 1998
From: 小久保 温 <kokubo@aomori-u.ac.jp>
Subject: 現代のエスプリ

「現代のエスプリ」 4 月号は「「マインド・コントロール」と心理学」という 特集です。 ま、これも誰かが入ってしまったときに役に立つというわけではありませんが。
カルト問題関係のサイトとか、本の紹介がなかなか充実してます。


Id: #a19980324235418   (reply, thread)
Date: Tue Mar 24 23:54:18 JST 1998
From: はまだ
Subject: 神の調べ
今日も岸氏のページを見てたら
円周率「π」は神の調べという、のがありました。
すこし前に話題になったものがMIDIで聞けます(私はサウンドカードがない(;_;)

もう聞かれましたか?

1000円でテープを売ってなければ、おもろいやつだで終わるんだけど。

Id: #a19980324131814   (reply, thread)
Date: Tue Mar 24 13:18:14 JST 1998
From: 佐藤 大' <satodai@dog.intcul.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: わが青春の(^^)カルト潜入記

佐藤大@国際文化です。

黒木先生 wrote:
>もう10年以上前の話ですが、学生時代の友人に、統一協会の支部みたい
>なところに行くとタダで結構いい飯を食わせてくれることに気付いた奴が
>いて、なんかうまく利用しているようでした。

寮生時代はみんな飯喰いにいってましたね。パチンコで負けたーとかマージャンで 連チャンでハコったーとか言いながら。
仕送り目前の時期(毎月20日くらいとか)になると,俄原理が増えるのだ。
んでまた,「いやぁ,統一原理って面白いぞ」とか思ってもいない事を言って, 中核や解放派の人を怒らせて遊ぶという。:):)

 #良くこたつに入って,茶飲み話してたのだ。>左のビラまきな人

まだ 10 年もたってないけど。:p

 注:俺自身は行ったことないっす。>ただ飯


Id: #a19980324011847   (reply, thread)
Date: Tue Mar 24 01:18:47 JST 1998
From: はまだとらひこ
Subject: 聖書の暗号
統計のジャーナルに載ったとか、偉い数学者も認めているとか言ってますね。
本の後ろに、その論文の翻訳があります。
"Statistical Science", vol.9, no.3 Aug.1994 pp.429-438
(a review journal of the Institute of Mathematical Statistics)

疑問は(どこかのMLみたいだけど)
1.確率がものすごく小さいことを奇跡といって善いのか?
  (そもそも確率が小さいと言っても良いのか?)
2.もっともらしく固有名や文章がでてくるけれども、
  神学者がテキスト解釈でもめているのと同型の問題はないのか?
  (子音だけで単語の切れ目の無いテキストの解釈の問題と同型)

Id: #a19980323210423   (reply, thread)
Date: Mon Mar 23 21:04:23 JST 1998
From: 大豆生田 <mame@icsd2.tj.chiba-u.ac.jp>
Subject: 聖書の暗号

『聖書の暗号』に対するCSICOPの批判
Id: #a19980323192418   (reply, thread)
Date: Mon Mar 23 19:24:18 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 聖書の暗号 (Re: Bible Code)

マイケル・ドロズニン著『聖書の暗号』(木原武一訳、新潮社)って朝日新聞の書評欄(1998年9月21日)で紹介されていたのですが、残念ながらウェブ上にはのっていないようです。べたほめな書評だったと思う。どこまで本気でほめていたんだろ? その手の本をよく読んでいる人には評判悪かったはず。ここにも書評発見。


Id: #a19980323121622   (reply, thread)
Date: Mon Mar 23 12:16:22 JST 1998
From: 小久保 温 <kokubo@aomori-u.ac.jp>
Subject: Bible Code

土曜日の「世界ふしぎ発見」は、聖書をこんぴーくんで あならいずしちまったぜの、 「聖書の暗号」ネタでした。
あまりに安直なネタだったので、この本は出たときに 書店で見て、買うのやめました。(^_^;;;;;)

なかなか笑えたのが、最後の部分。 メルヴィルの「白鯨」からも、様々な暗殺事件の予言が 引き出せちまうぜという、反論しているおっさんの 話でした。
いや、そういう意味では、ナイスな番組だったなあ。 書店で、 3 月 21 日の「世界ふしぎ発見」で取り上げ ますぜって感じで「聖書の暗号」を売っているけど 大丈夫か?
やっぱこうなると、「メルヴィルの大予言 -- 白鯨に秘められた人類滅亡の予言」とかいう本を 五島 勉せんせには出して欲しいなあ。 イソップ童話に秘められた予言とか出しているんだし。


Id: #a19980323104608   (reply, thread)
Date: Mon Mar 23 10:46:08 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: オチコボレ(廃人? アブナイ人?)

数学科は、オチコボレの発生率の高いところだ。僕自身がそうだったし。

だけど、黒木さんの書いている『大学一年生レベルのことが何も分かってない大学院生』には、佐藤学さんの「世界1月号論文」の『小6なのに表現が小1並の子』のようなブキミさがある。

高校が中学に、学部が高校にと、ボタンをズラシテはめていくとき、黒木案3は現実性なく、黒木案4が最後のはどめだろうけど、これもなかなか難しそう。

森さんは、平均的で凡庸な大学教師を批判?されてるみたいだけど、世の中はそうした人が多数となかばあきらめた上で、それでて、最低限度の学力は確保できるシステムを構想できないかしら?(黒木案1もそれ?)

中学から大学院まで学校にだけいると、社会とズレがひどくなって、博士浪人の人で受験産業からも断わられちゃう人もいる。

中国からソフト産業の援軍に来ている人と、学部時代のバイトで知りあうとか、数学が使われてる現場を、早い機会に見るのも一つの手かも?

昔は、学部でオチコボレてても、社会にでて数学が使われてる現場でだんだん回復したけど、仕事を中国人やハンガリー人にまかせ、院でオチコボレたまま一生肩書きは管理職で中味はオチコボレの日本人が増えるかもね。

そういうのを「ポスト工業資本主義の腐朽化の一形態」なんて論文にする人も現われるだろうけど、ようするに、漁師町の魚屋のオヤジが魚を知っているのに、数学屋が数学を知らないという、魚屋に及ばない人が増えるってことだな〜??

数学に限らず学生人口が減り、私大の経営が悪化すると、若年失業者吸収も兼ねて、全国に大学院幼稚園が花開くし、怪しい学問だと数学と違って『学部のどの辺からダメになってる』かさへわからなくて、さらにすさまじいことに。

それに対して、#はまださん!大学院養老院はホホエマシクありません?
ブタネコは大学院より高校のが好きなので、農業高校養老院でもできないかな〜。

-------------------------------------

贋金づかい

-------------------------------------

ジードの日本語訳のタイトルは、贋金づかいだった。どの登場人物も金ではなく贋金という皮肉にとれば、神は『贋金づかい』なのか『贋金づくり』なのか?

英訳はペンギンで読めるが、counterfeiterだったと思う。その表紙の油絵が面白い。

高校の下校時で、良家の坊や風で、しぐさにカッコウをつけているけどカラッポぽい生徒や、やかましそうな爺さん教師や、時代や場所は違えど...


Id: #a19980322150245   (reply, thread)
Date: Sun Mar 22 15:02:45 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: ciec ML?と「高校生との繋がり」

ciec は黒木さんがリンクしてくれたとこです。

大学生協がバックで、コンピュータというより、教育一般を気にしてる、大学の先生が多くあつまっている。数学では、植野義明、鈴木治郎(ニフティのブークさん)、都立の卜部さん(数学博物館の)などが、MLなどで『数学のユーザーのセンスも大切にしたいけど、実際に教養の数学を数学のしろうとにまかかせたら、ひどいことになってしまった例など』を発言してる。

教育哲学としては佐藤学さんなんかを中心にしている。

さて、高校生との繋がりの作り方なんですが、
もう70才直前の世代だけど、青山の柴岡さんとか、立教の公田さんなんかは、都立高校の数学教師だった。大学で数学を教えられる人が、何人か高校の教育界にも混ざっているというのが理想ですね。

有名なBergerとGostiauxの微分幾何の教科書の、Gostiauxも高校教師だし。

東京だとSEGが頑張っている。

大学を定年でやめたあと、あまりに冴えない大学で教えるより、塾で悠然と中高生の相手をするような、カッコイイ老人はあらわれないかな〜。

大阪大の高校向け講座では、高校の勉強家の先生も受講してた。

小波さんの『魔の山』に対抗して登場人物あてを、『贋金作り』les Faux-Monayeursですると、ジイドとコクトーが30代の知識人で、(ゲイの気なしといえないが)高校生との繋がりを競うといった面もなくはない。

登場人物あてで、東北の数学絡みなのは、『坊ちゃん』の山嵐がTohoku-Math.創刊の林鶴一だとか。


Id: #a19980322024830   (reply, thread)
Date: Sun Mar 22 02:48:30 JST 1998
From: はまだ <hamada@econ.osaka-cu.ac.jp>
Subject: 大学院重点化?
最近誰でも大学院に入れるとあちこちで嘆かれていますが、
数学科のような特殊技能のとこもですか?  
(北陸先端科学技術大学院のマネ(黒木案2)はとてもできないでしょうし)

高校時代の同級生で、パズル好きを数学好きと勘違いして、
数学科出た後、運良く?保険会社で保険の設計をしてるやつがいるけど、
数学の修士を出て統計や調査の仕事でもするのかな?
(経済学部にとってものすごく脅威(笑))

経済学部だと社会人のじいちゃん達が来るのは御愛敬だとしても、
最近の若いもんには驚かされます。
「ボク、頭が悪いので、日本経済史します」(謙虚でなく本気)。
「環境問題したいです」(M2になっても中身(具体的に何を扱うか)が無い)。
入学当初から地方公務員志望だったり。

Id: #a19980321213740   (reply, thread)
Date: Sat Mar 21 21:37:40 JST 1998
From: くろき げん <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: わが青春の(^^)カルト潜入記

もとはしみほさんの「わが青春の(^^)カルト潜入記」 (1, 2) ですが、佳境に入って来ましたね! 「合宿」にも潜入したりしているとしたらちょっと恐いな。もう10年以上前の話ですが、学生時代の友人に、統一協会の支部みたいなところに行くとタダで結構いい飯を食わせてくれることに気付いた奴がいて、なんかうまく利用しているようでした。


Id: #a19980321212145   (reply, thread)
Date: Sat Mar 21 21:21:45 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 日本評論社から出た東北大数学教室の高校生向けの数学講義

ええと、残念に感じている人は多いと思いますが終了しました。高校生を集めることには、色々気を使うことがあって大変だったみたいです。でも、大学のセンセや院生なんかと高校生の繋がりを作ることは結構大事なことなんですよねえ。ところが、そのやり方が大きな負担を伴うものだと長続きしない。なんかうまいやり方はないですかねえ?


Id: #a19980321210518   (reply, thread)
Date: Sat Mar 21 21:05:18 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: せんざいいちぐうのちゃんす?

ええと、森・父さんが言うところの「せんざいいちぐうのちゃんす!」って何の「ちゃんす!」ですか? (もしかして、こういうことは聞いちゃだめ?)


Id: #a19980321205123   (reply, thread)
Date: Sat Mar 21 20:51:23 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: ciec ML?

時田さんの掲示に登場している ciec ML って何ですか? 横国と新潟大の入試の件もよく知らないです。 goo で調べてみると、 Council for Improvement of Education through Computers が見付かるようですが。

(ところで、そこに Netscape Navigator 2.0 on linux でアクセスすると、各ページの最後の方にある最終修正日時を表示するための JavaScript のせいで必ず落ちてしまう。しかも、MIDI が埋め込んであったりする。なんで、こういうウェブサイトが多いのかなあ…。ぶつぶつ…。)


Id: #a19980321202407   (reply, thread)
Date: Sat Mar 21 20:24:07 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 大学院重点化

他は知りませんが、少なくとも数学に関しては、「重点化」以後の大学院が良くなったという話は聞いたことがないですね。なにやら、重点化したところの予算がそれなりに増えたらしいですが、図書室の本代や必要な人件費に消えているだけで、教育環境を維持するために使うのがせいいっぱいのようです。 (予算が増えないと、以前は買っていた本を買うのを止めたりしなければいけなかった。)

博士課程前期への入学者は、私の一つ上の代が5人で私の代が8人でした。現在では40人程度に増えました。 (入学定員は16人から38人に増えた。) しかし、なにやら、文部省の指導で(本当のことはよく知らない)、定員を全部埋めなければいけないらしく、多項式函数が R 上二乗可積分であったり、 1/x を 1 から∞まで積分すると収束したり、 2変数函数 f(x,y) = x - y が微分不可能であったり、行列を見ただけで頭が痛くなったり、…というような数学の大学院生が急増しています。 (もちろん、できるやつはよくできるのですが。) そして、そのような大学一年生レベルのことが何も分かってない大学院生をきちんと教育して社会に送り出しているかというと、そういうわけでもない。 (ここまで本当のことを書いてしまって大丈夫かな?)

さて、我々はどうすれば良いのでしょうか?

  1. そこまで駄目な学生は大学院入学試験のときに確実に不合格になるようにする。
  2. 大学院入学試験は今まで通り易しくするが、入学後は厳しくし、修士が取れずに大学院を退学する人が大量に出ても良いことにする。
  3. 大学教師は学生を教育する義務があるのだから、上で述べたような大学一年生レベルのことを理解してない院生であっても、手間と時間をかけてきちん教育するべきである。
  4. 大学の学部教育が悪いのだから、大学の学部教育をよりしっかりしたものにする。
私は、実際に 3 を行なうのは無理だと思っていて、 2 よりも 1 を適切に実行するべきだと考えていて、さらに、数学科における数学教育に限っても、大学の数学教育にはおおいに問題があると思うので、 4 も行なう必要があると感じています。


Id: #a19980321184603   (reply, thread)
Date: Sat Mar 21 18:46:03 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 通知

森・父さんの文は短くて、核心をついていて、そのあと長いフォローを書きづらいのですが...

まず、ブタネコがupした局長通達ですが、ciec MLでの議論で新潟大教育物理の小林さんがupしたもののフォワードで、新潟大の文部事務官が、物理のような学科の試験はやめて横国をモデルに、センターと一般常識による論述試験をやるように試験の変更をもちかけ、例の(人によっては『づつうぎみ』になる)大学の自治議論があり、小林さんは教育に熱心な人で、かなり長い誠意のある文章をupしたのに、それを読んだこちらも誠意あるジャーナリストが、文部省さへいいことをしようとしてるのに、守旧派の言い分と取ったということや、当の横国の数学教師で一言居士のNさんは、横国の新方式を主体的に決めたもので、意味のあるものといっていることなどもブタネコはupしてます。また事務官なんぞ無視しなさいという鈴木治郎さんの意見もあった。

それに、ブタネコ自身の立場もヤヤコシク、森・父さんの批判する大学教師たちよりさらに安逸な人生を送り、「旺文社の数学正解集」を現在進行形で書いていて、いわば受験制度の受益者の側にいる訳でして...

話しは通達からそれますが、6年制の偏差値工場に逃げ込まない限り、公立中学の内申書が一番深刻な問題で、大学入試は旧帝大の問題についていえば、そう問題とは思えない。

公立高校の数学や物理の教育の中味(数犬問題集のパターン演習)や、文字離れ(新聞・文芸・弁論などの部の質的低下)が原因で、大学入試は20年前とは比較にならない程簡単になっている。(問題がというより合格が。)
6年制の偏差値工場にいれば、ペンションを借りきってのスキー旅行とか、競馬競輪とか、大学生のやることを中高時代に全部経験しても、理III以外は楽勝。

それで『せんざいいちぐう のちゃんす! なのに。』は、中高生のためにある言葉かも。
『本を読み、ものを考えて』いても、最終ゴールはマアマアの所に行ける時代なのだ。
それなのに、小学校から浪人まで、小波さんのいた時代の予備校とは随分変わった予備校に、ベターと通い続けるとか、マアマアの履歴を得るための貨幣および時間のコストは非常に高くなっている。

こうした全体の状況を、大学教師は直接中高生や、親に伝えるべきだろう。

東北大の数学だと日評から上木された高校生向けの数学講義なんかあるけど、あれはまだ新しいのが続いているのかしら?
早稲田のは文部省の予算で、3年で一段落しちゃった、

それと、先進国の公教育を
ヨーロッパ型:アランがサルトルの高校での教師。
アメリカ型:高校は全体としては壊滅。大学院が売り。

の二つに分けると、文部省は疑似ヨーロッパ型の日本が、アメリカ型に自然崩壊していくのを加速してるような気がする。しかも大学院についてはどうなっているのかな?

あるいは、アメリカ型の高校を時代の必然として、時代の変化を『せんざいいちぐう のちゃんす! なのに。』と捉え、もっと大胆な発想をということ?そうなると『脱学校』とかもっと根本的なことを考えないといけないだろう。
Id: #a19980321143314   (reply, thread)
Date: Sat Mar 21 14:33:14 JST 1998
From: 森・父
Subject: この通知に関連して

研究すること、も、教育すること、も、忘れた、大学教員が、自分の、やりたい、(と自分では、思おうと しているが、実は、そうでもない、なかば惰性の)研究のような、そうでもないような、 活動らしきことに、自分としては、手を使うのも、面倒なものだから、自分の手足の、 代用として、教育のためと、はづかしげもなく、称して、学生をつかってきた。そのためには、 わざわざ教えずとも、1階の、微分方程式くらい、解けて、静電場中の、荷電粒子の、 運動の、方程式くらい、解けて、ATPの、構造式くらい、書けて、荷物はこび、くらい、できて、 掃除も、できて、あいさつも、できる学生が、望ましい。できれば、半田付けも、うまくて、 ワープロもうてると、いいけど。手をかけて、おしえる、ひつようが、あんまり、 ないから。だから、高校で、ぜんぶ、勉強してこい。本なんか、よむな。ものを、考えるな。 ばかで、よいのだ。それなのに、文部省は、なにを、いうのだ。われわれは、困るぞ!

と、よめてしまう、文章を、あちこちで、よまされて、私は、づつうぎみ。せんざいいちぐう のちゃんす! なのに。
Id: #a19980320181635   (reply, thread)
Date: Fri Mar 20 18:16:35 JST 1998
From: もとはしみほ <miho@din.or.jp>
Subject: わが青春の(^^)カルト潜入記

念願のビデオを観たのは、3回目に行ったときでした。 4畳ほどの続き部屋があって、小さなモニターを置いただけの机と椅子が 簡単な間仕切りをはさんで4セットばかり並んでいます。 すでに2人が座ってヘッドホンをつけてビデオを観ています。
疑問に感じたことなどを書き留めておこうと、ノートと鉛筆をもちこんだのですが、 昨年の引越しにまぎれて なくしてしまったようです。
1本めは、NHKスペシャル「アインシュタイン ロマン」をそのまま 録画したものでした(放映された番組を観ていないので、もしかしたら 削除部分などあったかもしれません)。 なぜこれが「洗脳」に役立つのだろう、といぶかしく思いながら観ましたが、 おしまいのところで、世界の最先端 科学者たちが、 現在の科学では解けない謎があることや、あまりに精緻な世界の有り様に 対して、「神が作ったとしか思えない」というようなコメントをしているのが、 協会にとって利用価値があるとみなされたようです。

そうしたNHKというお墨付きの“科学的”番組を見せられたあとで、 2本めは、がらりと変わって、予備校の先生ふうの男性が黒板を背にして 教壇に立ち、こちらに話しかけます。まるで通信教育を受けているような感じです。
「みなさん、人間はいったい何のために生きていると思いますか?」
「人生の目的はいったい何でしょうか?」
(記憶だけに頼って書いているので、セリフはこの通りではありません。以下同じ)
「そうです。幸福になるためですね」(べつに誰かが答えたわけではありません。 ぜんぶこの人が一方的にしゃべるだけです)
私はこの時点で、あまりの短絡に笑ってしまい、まともに聴く気持ちを そがれてしまったのですが、ノートに思いっきり、 「このば〜か、私の生きてる目的まであんたに決められてたまるか!」と なぐり書きすることで気持ちを鎮め、最後までつきあう覚悟を決めました。

その人は黒板に大きく、「幸福」と書いてこちらに向きなおり、
「では、どうすれば幸福になれるのでしょうか」
「自分のやりたいことができれば幸福でしょうか」
といって、今度は「善」と「悪」の2文字を少し離して書きます。
「たとえ自分のしたいことであっても、悪をなして人間は幸福でしょうか」
「その人は、あとから自責の念にかられて、後悔するのではないでしょうか」
「そうです、幸福になるためには、善をなさねばならないのです」

そうやって、黒板の「悪」の文字には大きくX印をつけ、 「幸福」の文字から「善」の文字へ 矢印が引っぱります。
なんというわかりやすさ、なんという単純さ。ここで私は こらえきれず 声をたてて笑ってしまいました。洗脳のからくりを知りたいという下心が なければ、ばかばかしさのあまり、席を立っていたことでしょう。
ここには、何が「善」であり、何が「悪」かという問いもなされなければ、 そもそも善悪がほんとうに二分できるようなものなのか疑問視されることすらなく、 いかにも論理に矛盾がないような装いをしながら すべてが断定的に語られます。

最後までその調子で、「科学」と「宗教」どちらか一方では人間は幸福に なれないことを解き、両者を統一した、つまり「統一原理」が必要である、 という結論になったところで入門ビデオは終わります。
いったいなぜ、こんな幼稚な入門ビデオに信頼を置き、次のビデオを 観たり合宿に行く気になり、深みにはまってゆく人がいるのか、 私には かえって謎が深まったのでした。(もう1回続くはず)


Id: #a19980320151541   (reply, thread)
Date: Fri Mar 20 15:15:41 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 科学

岩波の科学の4月号。

稲葉さんちは思想の3月号で、ここのリンク長屋の一軒一軒のおしゃべりが、江戸全体になると、岩波はトヨタより大きくなるかも??

『20世紀の初頭物理学の研究』といえば、ジュニア新書で20世紀の発見を1年づつまとめたのがありましたね。

素晴しい本とは思わなかったけど、まあ結構良くできた本で、ああやって並べると、世界史の授業は随分理科離れしてるのがわかる。

ところで、あまりつまらないことをupすると、黒木亭だけが閑散としてしまうのだが、岸さんちのオモシロサイト紹介に対抗ってわけでもないけど、

't Hooftのwebサイト

http://www.fys.ruu.nl/~thooft/

それと、いまciec MLで議論してることに、下の資料みたいのがあって、文部省は大学入試の学問離れを画策してるみたい。



文高大第178号
平成9年5月6日

各国公私立大学長
各国立短期大学部学長 殿
大学入試センター所長

文部省高等教育局長 雨宮 忠

平成10年度大学入学者選抜実施要項について(通知)

このたぴ、標記の要項について、別紙のとおり定めましたので通知します。大学入 学者選抜方法の改善については、かねてから御努力を願ってきたところであります が、下記の事項に留意の上、より一層の工夫・改善を進めるよう引き続き格別の御 配慮をお願いします。



1 各大学・学部は、当該大学・学部の目的、特色、専門分野等の特性に応じ、入 学者選抜の内容や在り方等の研究を更に進め、評価尺度の多元化・複数化を含め、 一層の工夫・改善に努めることが望ましいこと。

中略

15 国立大学の入学者選抜においては、特に次の諸点にっいて留意すること。

(1)2段階選抜に係る実施倍率の大幅な緩和ないしその取り止めを図るため、試 験実施から採点、合格者決定等の入試日程や業務内容等の適切な見直し、再検討を 図るとともに、全学的な連携協力を図りつつ円滑適正な処理についてより一層の努 力を行うこと。

(2)各大学が実施する学力検査(以下「個別学力検査」という。)については、 本要項の第10の1の(3)に記載のとおり、出題する教科・科目数の削減に引き 続き努力すること。この場合、個別学力検査を行わないか、あるいは行ったとして も当該大学・学部の目的、特色、専門分野等の特性に応じ必要な限りとし、小諭文 、面接、実技検査、外国語におけるリスニングテスト等を適切に組み合わせて実施 することが望ましいこと。なお。入学者選抜に当たっては、大学入試センター試験 のほか、口頭試問、面接、小論文、実技、外国語におけるリスニングテスト等の多 様な選抜方法や調査書、自己推薦書等の資料を中心として、出題方法の工夫による 限定した学力検査などを当該大学・学部の特色、専門分野等の特性に応じて適宜活 用し、総合的に合否を判定する方法の導入に努めることが望ましいこと。

(3)各大学・学部の個別学力検査等については、前期日程・後期日程の定員比率 の適正化について積極的な努力を行うこと。

(4)上記12による惰報提供の積極的促進について一層の改善を行うとともに、 特に出願期間中においては志願者数、2段階選抜の状況及び過去の入試データ等の 情報を、入学手続締切り後には追加合格の状況及び第2次募集の状況等の情報を適 宣提供するよう配慮すること。

中略

1 学カ検査 等

(1)学力検査は、大学入試センター試験及ぴ各大学が実施する学力検査(以下「 個別学力検査」という。)に分け、大学入試センター試験は、各大学が大学入試セ ンターと協力して共同で実施し、個別学力検査は、各大学が必要に応じて実施する ものとする。

(2)大学入試センター試験は、主として、入学志願者の高等学校の段階における 基礎的な学習の達成の程度を判定することを目的とするものとし、各大学は、大学 入試センター試験の出題教科・科目について、次の諸点に留意して、当該大学・学 部に入学を志顕する者に対し解答させる教科・科目を決定し、発表するものとする。

 ア 各大学が、入学志願者に解答させる科目を定めるに当たっては、大学・学部 の目的、特色、専門分野等の特性に応じ、特定の科目を指定する必要がある場合、 又は特定の科目の中から選択解答させる必要がある場合を除き、例えば、地理歴史 、理科においては、Aを付した科目及ぴBを付した科目の両科目の中から選択解答 させるなど、できるだけ多くの科目の中から選択解答させることが望ましい。

  イ 大学入試センター試験の出題科目の「現代社会」及ぴ「総合理科」については 、学習指導要領の趣旨を踏まえ、選択解答できる者を高等学校の特定の学科等の卒 業者に限るとの制限を設けることのないよう配慮することが望ましい。

(3)個別学力検査等は、主として、入学志願者が、当該大学・学部の目的、特色 、専門分野等の特性にふさわしい能力・適性等を有するか否かを判定することを目 的とするものとし、その実施に当たっては、次の諸点に配慮するものとする。

 ア 個別学力検査を実施する場合においても、出題する教科・科目数については 、当該大学・学部の目的、特色、專門分野等の特性に応じ、必要な限りとし、第4 の2に掲げる小論文、面接及ぴ実技検査等を適切に組み合わせて実施することが望 ましい。なお、この場合、出題教科・科目数は入学志願者の負担を軽減する方向で 適切な見直しを不断に行うよう配慮すること。

 イ 個別学力検査の実施に当たっては、高等学校の職業教育を主とする学科及ぴ 総合学科の卒業者のため、職業に関する基礎的・基本的科目を出題し、選択解答で きるよう配慮することが望ましい。

 ウ 個別学力検査の出題形式については、利用する大学入試センター試験の教科 ・科目との関連を配慮し、記述式及ぴ論述式により、入学志願者の自ら学ぷ意欲や 思考力、判断力、表現力等を適切に評価できるようにすることが望ましい。なお、 複数の教科を総合して学力を判断する総合的な間題の出題など、より一層の工夫に 努めることが望ましい。

(4)個別学力検査を実施する大学における学力検査の成績の判定においては、大 学入試センター試験の成績が、この試験の目的に即して、適切に評価されるよう配 慮するものとする。

(5)各大学が推薦入学に大学入試センター試験を利用する場合の学力検査の免除 については、第1の3の(1)にかかわらず、個別学力検査についてのみ免除する ことができるものとする。


Id: #a19980320145344   (reply, thread)
Date: Fri Mar 20 14:53:44 JST 1998
From: 菊池
Subject: 4月号

THATTA・・・・ぢゃなくて、岩波の「科学」
Id: #a19980320135737   (reply, thread)
Date: Fri Mar 20 13:57:37 JST 1998
From: 山形
Subject: 4月号

> 来週発売になる4月号を読むと

なんの4月号?


Id: #a19980320125915   (reply, thread)
Date: Fri Mar 20 12:59:15 JST 1998
From: 林衛 <hayashi@iwanami.co.jp>
Subject: 考古学の魅力
小波さん,時田さん,みなさん
こうやってネット上でお話ししていただくと,
機会があればぜひお会いしたいと思うようになりますね.

20世紀の初頭物理学の研究によって,さまざまな
自然現象がどんどんご発見され,それはひとびとを
たいへん驚かせました.最近でも,高温超伝導など
それは続いています.
また,物理学は文字通り,物の理を極める研究分野であり
宇宙を支配する普遍的な法則を明らかにするという魅力を
もっています.

考古学の世界でも,宮城県で北京原人が生きていたころの
旧石器や遺跡がみつかったり,エチオピアで250万年前の
最古の石器がみつかったりと,重要な発見が続々と
報告されています.
しかも日本のような地学的に活動的な場所では,
平野部やそのの周辺などの身近なところから埋もれていた
貴重な記録が発見されるわけですので,
これまたそうとう魅力的であるのだと思います.

そして,われわれ人類とは何であるのかを
実際の証拠に基づいて議論できる科学的
実証的な研究が今たいへん盛んになってきています.
このあたりに多くの人を魅了する物があるのだと思います.
来週発売になる4月号を読むと,
その魅力の源泉をひしひしとお感じいただけるのでは
ないかと思います.

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます.

Id: #a19980319115815   (reply, thread)
Date: Thu Mar 19 11:58:15 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: "end of science"

ついに118号を数える

This Week's Finds in Mathematical Physics (Week118)
http://math.ucr.edu/home/baez/week118.html



Like many people of a certain age, as a youth my interest in mathematics and physics was fed by the Scientific American, especially Martin Gardner's wonderful column. Since then the magazine seems to have gone downhill. For me, the last straw was a silly article on the "death of proof" in mathematics, written by someone wholly unfamiliar with the subject. The author of that article later wrote a book proclaiming the "end of science", and went on to manage a successful chain of funeral homes.

Recently, however, I was pleased to find a terse rebuttal of this fin-de-siecle pessimism in an article appearing in - none other than Scientific American!

1) Michael J. Duff, The theory formerly known as strings, Scientific American 278 (February 1998), 64-69.

とある。正確に読むと"end of science"の著者は藁でロバなのは雑誌なのか??

昨日upした東大の問題ですが、数セミのエレガントより難しいかも?
中学のクイズみたいな部分は、表紙の科学やライフゲームみたいな感覚だけど、BnとWnはどんな構造を?

安田亨の着想だと、位数が2と3の生成元をもつ群で、BとWの系列ごとに不変量を対応させられる。
しかし、試験中そんなこと思いつかかな〜??
Id: #a19980319020758   (reply, thread)
Date: Thu Mar 19 02:07:58 JST 1998
From: 木口まこと
Subject: THATTA

黒木さんは、なぜ、僕より早くTHATTAの最新号を発見するのだろう。
僕は、この伝言板ではじめて知りました(^^)
Id: #a19980319005213   (reply, thread)
Date: Thu Mar 19 00:52:13 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: THATTA ONLINE Vol. 02 の表紙の科学

THATTA ONLINE の最新号 Vol. 02 の「表紙の科学」(木口まこと)で「ラングトンのλ」が解説されているのだが、そこの JAVA による実演が結構面白い(Netscape Navigator 2.0 でも大丈夫)。ついつい、ぼーっと眺めてしまう。


Id: #a19980318140252   (reply, thread)
Date: Wed Mar 18 14:02:52 JST 1998
From: 小久保 温 <kokubo@aomori-u.ac.jp>
Subject: 「信じるこころ」の科学

最近出た西田 公昭『「信じるこころ」の科学 -- マインド・コントロールとビリーフ・システムの 社会心理学』(ライブラリ セレクション社会心理学 18 サイエンス社 1998 年)という本、 まだペラペラとページをめくってみただけですが、 なかなかよさそうです。

と言っても、はまっちゃった人がいてどうしよう とかいうときに、参考になるというわけではありません。

この本の理論付けの部分は、同じ著者の『マインド・ コントロールとは何か』(紀伊国屋書店)と かなりだぶるのですが、いくつかの団体(おそらくは オウムとか統一協会など)の脱会信者を対象の、 様々なアンケート調査の結果が載っているのです。 結構、貴重なデータです。


Id: #a19980318135649   (reply, thread)
Date: Wed Mar 18 13:56:49 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 東大の後期の数学の3番

東洋哲学研究会からのヒツコイ勧誘とか、古き悪しき青春の思ひでのついでに、入試問題を考えてくれません?

http://www.kawai-juku.ac.jp/nyushi98/tokyo-index.html

の東大の後期の数学の3番です。まあクイズなんですが、河合の解答の(2)でBnとWnは共通部分なしを、ちゃんとやるとどうなるのかしら??
Id: #a19980318132012   (reply, thread)
Date: Wed Mar 18 13:20:12 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 原理のマンガは絵が下手だねえ

原理の プロパガンダマンガを見ていたら、
大島氏「祝福を説明するには
    まず我々の統一原理から話さないとね。
    君たちは、神様が実在すると思うかね──
    統一原理では、神様が実在するお方で、
    宇宙の創造種であると説くんだ」
うむうむ、あの文鮮明のエロ親父のタネを神の種として信者 の女房たちに注入してやるのが理想なんだが、 そうもいかんので結婚相手を聖別してやるという主旨の指名制合同 結婚式にふさわしい誤植だ。 ちなみにこのへんの教義は「原理講論」の初めのころのバージョンにはちゃんと 書いてあったが、途中で消されているはずだな。 韓国が神の国として日本を従属させるという記述も同じ運命をたどったらしい。
Id: #a19980318122834   (reply, thread)
Date: Wed Mar 18 12:28:34 JST 1998
From: 大豆生田 <mame@icsd2.tj.chiba-u.ac.jp>
Subject: 高専からの編入生

私の経験から言えば、 高専からの編入生は両極端に分かれますね。 とても優秀かドロップアウトか。
Id: #a19980318111418   (reply, thread)
Date: Wed Mar 18 11:14:18 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: ほめ殺しならまだしも
 私が人生をまじめに考える大学1年生のころ、寮の隣室
の同級生と、その先輩に呼び出されて、とある日蓮宗系の
有名な教団の折伏(しゃくぶく)とか称するものに参加さ
せられました。夜8時頃から午前3時すぎまで延々と、人
生とは何かと死後はどうなるとか、およそくだらん講釈と
入信の説得です。しかもまわりに座った数人の信者や幹部
(その一人は参議院議員に出世した)がつぎつぎと畳み掛
けるように詰問口調で、「もっと真面目に人生を考えろ!」
とか言うのです。(真面目に考えている青年だったのです
がねえ)
 最後近く、その家の女あるじが目を三角にして

  あんたは地獄に堕ちるよ

と決め付けてくれて、私はやれやれやっとあきらめたかと
ほっとしました。

 と、こんなふうに相手を眠らせずに、徹夜で詰問すると
いうのも、かなり重要な手法のようですね。

Id: #a19980318003426   (reply, thread)
Date: Wed Mar 18 00:34:26 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: ブックマークス、数のかけ算の可換性、悪質なカルトなど

Netscape は <title> で指定されたタイトルを bookmarks.html に登録するのですが、そのタイトルが気にいらないときには、 bookmarks の編集窓を出して編集してしまっています。 Windows や Macintosh 上ではどうなのかあまり知りませんが、 X11 上の Netscape の bookmarks の編集窓は結構使えます。

理科教育MLでは1997年2月に「ある算数の問題」という題名で、 fj.education.math では1997年3月に「掛け算に順番はあるのですか?」という題名で、

算数のテストにおいて掛け算の順番によって減点したりバツを付けること
に関する議論がありました。私は、後者において、「一律にそのようなことをすることは有害である」という基本路線で自分の意見を結構詳しく述べておいたつもりです。最近、理科教育MLにおいて、その話題がちょっとだけ復活しているようですね。 (大学入試において掛け算の順序によって2割も減点してしまう森毅はちょっとひどいと思う。) いずれにせよ融通のきかない教条主義ってのがはびこらないことを祈りたいものです。 (もしかして、もう一部にははびこっている?)

愛犬家さんに小波さん、私は高専からの理系学部への編入に関して、どのようなことが起こっているかに関して無知だし、情報源も持ってないのでなにも言えないので、一般論について述べます。理系の学部で生きて行くためには、学部の雰囲気に溶け込むことは結構重要なファクターだと思います。その理由は、他の分野では実験など様々な場面で学生に共同作業を要求しているからです。 (ただし、数学だけは理系においてはちょっと特殊で個人技という雰囲気がかなり強い。) その辺でうまくやっていける人は問題ないのでしょうが、そうじゃない人は結構ストレスを感じることも多いんじゃないかなあ。どうなんでしょうかね?

まあ、誰でも様々な理由で精神的に落ち込むことは結構あるのですが、そこに他人の心をコントロールするためのマニュアル化された方法を修得した連中がつけこむことになるわけですね。そういうのに対抗するためには、そのマニュアル化された方法に皆もっと関心を持つことが必要だと思います。

みほさんが報告している「質問攻め」「ホメ殺し」「熱心な聞き役」ってのもマニュアル化されている手法ですよねえ。他にはどんな方法が使われているのかな? 面白い経験談があれば聞いてみたいな。皆さん、よろしく。

ところで、ここは「なんでもあり」の雑談用の掲示板なので、たくさんの異なる話題が同時に出ることが結構起こると思います。他の話題の邪魔になるから書くのを止めておこなどと思わずに、どんどん書いて下さい。私も、全然反応してなくても、楽しみに読んでいる場合があります。


Id: #a19980317222836   (reply, thread)
Date: Tue Mar 17 22:28:36 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: ブックマークス
Netscape が作ってくれる Bookmarks.html は、名前が HTML
ファイルの <Title> HogeHoge </Title> になってしまうので、
向こうさんがまともな名前を付けてない場合には結構困るのだ。
うまい工夫はないかなあ

Id: #a19980317110204   (reply, thread)
Date: Tue Mar 17 11:02:04 JST 1998
From: 小久保 温 <kokubo@aomori-u.ac.jp>
Subject: 悪質なカルト教団や自己啓発セミナーについて

くろきのげんちゃん wrote:
最近、友人の院生から、なんとかセミナーにはまった 人の話を聞いたので、以上のようなことを 思い出しました。

むむう。
不幸にして、こういう話は年に何回か聞きます。

宗教の場合は、終わりがないので、特になんとか しなければならないことがあるような気がします。
で、セミナーの場合は、どうせ期間が決まっている ので、まわりが騒ぎはじめた頃には、 もう終わるのを待った方が早いんじゃないかという 気もしています。
だいたいまわりが気づくのなんて、第 3 段階目の 勧誘するコースに行っちゃって、勧誘始めたから でしょう。
とか言って、その後アシスタントになってセミナーに 残ったりすることもあるので、一概にどうのこうの 言えなかったりするんですが。

なんか、最近思うんですが、セミナーとかの場合、 他人にできることって、勧誘されないことと、 行っちゃった人が醒めたときに迎えてあげること くらいしかないのかもしれない。
それ以上の深みにはまっている場合は、また別の話。


Id: #a19980317083028   (reply, thread)
Date: Tue Mar 17 08:30:28 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 高専の学生
 高専の学生の特徴は、概して勤勉であること、知識が狭く
幅広いものの見方を持たないこと、というのがありますね。
工学部的実利主義が支配しがちな学校の雰囲気というのもあ
ると思います。免疫が育たないのもうなづけるところです。

Id: #a19980317011852   (reply, thread)
Date: Tue Mar 17 01:18:52 JST 1998
From: 愛犬家
Subject: 悪質なカルト教団や自己啓発セミナーについて

高専から大学の理系学部に編入した学生はかなり高い比率 で原理研にひっかかっているようです。理由は簡単で高専 では免疫がない上に,編入生って友人ができ難いらしくて ついつい彼らと深い人間関係になってしまうのだそうです。 高専からの編入生って孤立しやすいそうですね。その辺り, 周囲はどう見ているのでしょう。
Id: #a19980316171440   (reply, thread)
Date: Mon Mar 16 17:14:40 JST 1998
From: もとはしみほ <miho@din.or.jp>
Subject: 悪質なカルト教団や自己啓発セミナーについて

セミナーではなくてカルトのほう、ちょっとした体験談です。ここには大学関係者、生徒を教える 立場の方が多くおられるようなので、参考にしていただければ幸いです。

黒木さんがハッサンの本を読んでいたころ、私は新学期の神楽坂キャンパスを ふらふら歩いていて(ちょっと歩くとすぐ外に出てしまうのが難点)、 インカレのサークルの勧誘を受けました。 理学部二部の3年生だという 気の優しそうな青年から 手渡されたチラシには、 スキー、テニス、グルメ、尾崎豊の死を考える、読書、などとあって、 要するに、誰でもどれか一つくらい関心があるようにして誘ってくる トリックなのが見え見えで、統一協会の下部組織だと見当がつきました。 気づかないふりして、相手になっていると、 「アフリカで人類最初の女性が発見されたの知ってますか」というので、 「エバだっていうんでしょ」と答えると、「そうなんです!」と 目を輝かせて喜ぶので、ああこりゃほんものだと思いました。

そのあと好奇心に勝てず、部室まで案内してもらいました。 神楽坂から、飯田橋の駅を通り過ぎてすぐの小さなマンションの1室。 (どうやって維持費を払っているんでしょう) 12畳ほどのこぎれいなワンルームに、喫茶店のような4人がけの ソファセットが3つほど。開いた1つに座ると、 法政大の学生を紹介され、 私は2人の男子学生と向き合うかたちになりました。 専門学校に通ってるという女性がサイフォンでいれたコーヒーを 運んできてくれます。
そして、矢継ぎ早の質問攻め。こちらが何をどう答えても、 「わあ、すごいですね」「えらいですね」などとホメ殺し。 とにかく相手は聞き役に回るようシツケられているようです。 ふだん、他人から話を熱心に聞いてもらう経験をしていない学生なら これだけでも寂しさを癒され、相手に好印象を抱いて、ここに通いたく なるかもしれません。

地理的に近い、法政と理科大と早稲田の学生がおもなメンバーとのこと。 最後まで、彼らの嘘にだまされたふりを通しましたが、 相手もこちらの反応を試している感じなので、 その日は小1時間ほど雑談をしたところで、また来る約束をして 引き上げました。 私は、どうしても噂の「洗脳ビデオ」を観てみたかったのです。

統一協会全国大学連合原理研究会 ここのマンガ トゥルーラブ・レボルーションを読んで、1ミクロンでも気持ちを 動かされた人は、決して私のマネをしないように(^_^) (長いから、忙しくない人でもダイジェスト版が無難)
外部からの統一協会の解説ならこっち


Id: #a19980316013105   (reply, thread)
Date: Mon Mar 16 01:31:05 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 悪質なカルト教団や自己啓発セミナーについて

おそらく、誰でも、自分の友人知人のそのまた知り合いで、悪質なカルト教団や自己啓発セミナーにはまってしまった人がいるのではないでしょうか? 自己啓発セミナーに関してはここが結構参考になると思います。 (友人のウェブページだと特に気軽にリンクできていいのだ。)

そこでも紹介されていますが、

スティーヴン・ハッサン著、『マインド・コントロールの恐怖』(Combatting Cult Mind Control)、浅見定雄訳、恒友出版、初版第1刷発行1993年4月30日
は大変面白く、しかもためになる本です。この本が出てからもう5年になるんですねえ。ついこのあいだ読んだと思っていたのですが…。

特に、今まで、はまった人に議論を挑んで論理によって説得しようとしていた人はこの本を読むべきです。実は、議論を挑むことは効果がないどころか実は逆効果であり、はまった人を助けるためにはむしろ有害なのです。 (他にも様々な理由から、特に、大学教師は読んでおいた方が良いと思う。)

それではどうすれば良いかというと、マインド・コントロールの実体について理解することと、以前の人間関係(特に家族との情愛)を優しく復活できるように取りはからうことがポイントのようです。しかし、実際にどうすれば良いかについては、そう簡単ではないので、例えば上記のハッサンの本を読んで一通り基礎的な知識を得た上で、その方面の専門家に相談することも考えた方が良さそうです。

最近、友人の院生から、なんとかセミナーにはまった人の話を聞いたので、以上のようなことを思い出しました。他に何かもっと知っておいた方が良いことはありますかね?


Id: #a19980315144709   (reply, thread)
Date: Sun Mar 15 14:47:09 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 確かに MathML に関するこの例は強烈だな

確かに、こういう例を見ると、直接手で入力する気にはちょっとなれないなあ。実際には、 latex2html の強力なやつ経由なんかで利用することになるんでしょうか? でも、そうすると、こういう感じの場所で、ガリガリ数式を書いておしゃべりできるのは、さらに先の話になるってことかな? ううむ…。

# ついさっき、ノートをファックスで送りました。
# でも、ちょっと説明不足かもしれないなあ。


Id: #a19980315135750   (reply, thread)
Date: Sun Mar 15 13:57:50 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 数式

# 黒木君、ノートのコピーはまだ?
数式を web pages に簡単に載せられるようになったら新しいスタイルの教科書もできるだろう、 なんて話を仲間としていた事はあります。Link をうまく使えば、 共著も新しい形態になるでしょう。 書きたくない証明は皆 "See Dare-sore's page for details." とか言って他人の page へ link してしまって、 タライ回しでネット上の循環論法が成立したりして。(^^;;

でも、 MathML は、 ここ に出ているいろいろな例を見る限り、手で書ける代物ではなさそうです。
例えば、TeX なら二次方程式の根の公式だったら

    x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
程度で書けますが、同じ式を MathML で書いた例 はとても自分で書ける気はしませんし、仮に code を憶えられたとしても、 あまりに wys/wyg 比 ((what you see)/(what you get) 比: いま造った語) が大きすぎて書く気が起こりません。
Postscript 等の様に支援ソフトが充実するとか、TeX からの converter が出来るとかしないと、「書き手」が増えないですから MathML が数式を多用する科学 (数学を含む) の研究者の間 に普及するのは難しいと思いますが如何でしょう。 そういうソフトの開発はどういう状況なんでしょうか?
Id: #a19980314222710   (reply, thread)
Date: Sat Mar 14 22:27:10 JST 1998
From: 渡辺雅俊 <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: RMS

ストールマンですか。 牡蠣鍋をかき混ぜながらトマトジュースを飲むストールマン とお話したのが懐しいなぁ。

それはともかくとして、今日はメビウスの卵展・仙台の会場設営&作品搬入で した。小波さんの親戚の御不幸やら、佐竹さんのお姉さんの入院やらで、設営 の時に運営スタッフは私しか居なかったのですが、まぁなんとかなりました。

自分が出展するもののうち、「力の虹(光弾性)」と「有象無象(プランクトン の発生)」の準備は終えたものの、今朝作った (^_^;) 「マグネット・ペンデュ ラム(磁石振子)」はまだ改良の必要がある事が判明。明日ダイシンで材料買っ て来て補修しなければ。「浮遊水滴」は、組んで調整している余裕が無いので 今回は断念する事にしました。

磁石振子は運動エネルギーとポテンシャルエネルギーがグチャグチャというか、 ソリトンもどきのような調和振動もどきのようなというか、なかなか怪しい動 きをしてくれるので、企画倒れにはならずに済みそうなのだ。

さて、これから事務局のお仕事で、各作品の前に立てるパネルの原稿をまとめ て印刷なのだ。


Id: #a19980314121904   (reply, thread)
Date: Sat Mar 14 12:19:04 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: コンピューター・ネットワークと数式

あ、どもども浜田さん。 TeX についてなんですが、 e-Print archive mirror を見る限りにおいては、理系全体ではどうなのか知りませんが、少なくとも物理学と数学においては TeX は de facto standard になっているようです。私も今のところ TeX 以外を使うつもりはありません。

問題は数式なんだよなあ。本当はこういう場所でも、黒板を使うがごとく、普段の生活で気軽にやっているように、がりがり数式を書きまくっておしゃべりしたいんだけど、残念ながらそういうわけには行かないのです。コンピューター・ネットワーク上では数式文化は迫害されているよなあ。 (;_;)

(A) 数式を十分まともに扱える、 (B) 図や表を挿入できる、 (C) 広く普及している、そして、 (D) ソースが公開されているフリーソフトだけで十分満足に読み書きできる、という条件を満たしている環境って TeX 以外にないですよね? 特に、最後の条件 (D) が特に重要だと思っているボクはリチャード・ストールマンの過激な言動には大喜びの大爆笑で拍手パチパチパチパチなのでした。

あと、 TeX の話とは関係ないのですが、今のところ WWW 上では text/html (もしくは text/plain) の形式で文書を公開した方が広く読んでもらい易いですよね。それ以外の形式では読んでもらえる人を確実に制限することになります。文書を発表する側が読者を制限してしまうことを覚悟しているならそれでも構わないのですが、そうじゃない場合はちょっと悲しいですよね。

でも、だからと言って、数式がたくさん混じった LaTeX file を latex2html で html に変換すると、数式部分が全て GIF の画像ファイルに変換されてしまうのもかなり嫌だし、それを読むのも苦痛です。 (数式がほとんど含まれてなければ、結構満足な結果が得られるのですが。) MathML にちょっと期待しているのですが、どうなんでしょうかね? 普及しますかね?


Id: #a19980313234546   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 23:45:46 JST 1998
From: 浜田寅彦
Subject: ps2pdf日本語化?
Win95でgsview2.3とgs5.03を使ってます。
特別なんにもしてないのに、なぜか日本語でps2pdfが
できちゃいます(笑) なんででしょう?

同じ芸当をFreeBSDでこの夏頃やって見た記憶がありますが、
FreeBSDのハードディスクはWin95に捕られたので確認できません。
PDFのための特別なpatchとかしなかった気がします。

WinやMacで、DVI->PDFしたほうが、奇麗だしサイズも小さいです。

しょうもない質問ですが、いまでも理系ではTeXは広く使われてますか?
TeXに代わるものはあるんですか?

Id: #a19980313213851   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 21:38:51 JST 1998
From: 渡辺雅俊 <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: メビウスの卵展・仙台
黒木さんが紹介してくれましたが、今準備に終われています。
web で紹介している出展予定者および予定作品ですが、間際
になって変更や追加が結構出ています。おちついたところで、
またページを更新したいと思っていますが、会場で使うパネ
ルと当日配布用の案内パンフレットの原稿のとりまとめがパ
ニックしているので、とりあえずそれどころではありません。

自分の作品も作らなければならないので、今日のところはと
りあえず帰ります。

あぁ、もう明日は搬入日。会場全体のレイアウトも考えねば。

Id: #a19980313182847   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 18:28:47 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 大衆商品の数値計算能力

僕が高校生と遊ぶのに、おもに使っているのはMathematicaで、ベクトル場と解曲線のグラフなんかでオオザッパな授業をして、あまり答えそのものより、素材を微分方程式に定式化する部分に重点を置いています。

それでも、ver.3から偏微分もNDSolve[]でアニメできるようになって、よく出来たアニメの波を見ながら『本当にあっているのか、全然にせものを鑑賞してるのか、気になることがあります。』

また、NDSolve[]は2変数どまりなので、3変数を視角化できるソフトは何があるのかな〜?

MatheLabを薦めるひとと、ちょっとね?って言う人と半々で、迷っています。

大衆商品の数式処理能力だと、アメリカ数学会のnoticesなんかに、暮らしの手帖的比較情報がでるけど、数値計算能力の方は見ないようだけど?? 

きくちさんのところで、学部のゼミ生に、暮らしの手帖数値版でもupさせて下さると、ブタネコのような一般消費者は助かる。

Mathematicaの開発スタッフで、スターは超幾何関数の研究者なんかだけど、人数では、グレプナー基底とか数式まわりの代数屋さんより、数値関係の人をどんどん強化してるみたい。
Id: #a19980313153226   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 15:32:26 JST 1998
From: 菊池誠
Subject: PS,DVI

とりあえず、私の文書は、 PSファイル DVIファイルも置いておきます。 もっとも、馬鹿みたいに簡単な話(一次元調和振動子 を数値積分する)なので、 数値計算を実際にやってる人には、目新しい話では ないと思います。 数値計算しない人向き。
Id: #a19980313152400   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 15:24:00 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 渡辺さんが忙しい理由 (メビウスの卵展)

メビウスの卵展・仙台1998

会場: 仙台市科学館
入場無料
3月17日[火]→3月28日[土]
(23日[月]は休館日)
午前9時30分〜午後4時30分
(入館は午後4時まで)

仙台市科学館(仙台市青葉区台原森林公園4番1号)へのアクセス は、地下鉄の場合、仙台市営地下鉄南北線「旭ヶ丘」下車、徒歩約5分。 自動車の場合、東北自動車道「仙台宮城IC」を降り、八乙女・折立線経由約20分です。

仙台周辺の人は見に行きましょう。入場無料です! ここによく書き込んでいる面白い人たちの顔も見られるはず。


Id: #a19980313151648   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 15:16:48 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: やっぱ、PDF が読めなくて困っている人は多いのかな?

ぼくも忙しくて、PDF を読むための努力を何もしてないのですが、きくちさんや渡辺さんが紹介している ghostscript で PDF を見るためのパッチは

http://www.rd.nacsis.ac.jp/~katayama/homepage/ghostscript/jpdf/
Ghostscriptによる日本語 PDFの表示
にあります。使ってみた方がここを読んでいればレポートをお願いしたいのですが、使いごこちはどうでしょうか?


Id: #a19980313125840   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 12:58:40 JST 1998
From: 渡辺雅俊 <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: Ghostview で日本語 PDF
私も「ルンゲクッタやなんかでで古典的な問題でも阿呆な結果に」
の類の問題には興味があるのですが、「う、PDF、それも日本語」
の口です。

で、まだインストールはしてみていないんですが、以下の物を使
えば Ghostview で日本語 PDF が見られるようです。

  gs5.10-jpdf-0.1.tar.gz
  gv1.5gs5.10-jpdf-0.1.tar.gz

ソースは拾ってきたものの、今ちょっと忙しいのだ。

Id: #a19980313114251   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 11:42:51 JST 1998
From: きくち
Subject: TEX->PS->PDF

最近のghostviewはPDFも扱える、という噂を聞きました。未確認。 それよっか、元がTEXなんだから、TEXソースかdviも置けばいいんだよね。 あ、PDFにしないでPSのままでもいいのか(^^)。 あとでやります。
Id: #a19980313112342   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 11:23:42 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 喧嘩はネットの華やで

トラ技4月号をぱらぱらとめくっていたら、「エレクトロニクス
用語辞典−悪魔の辞典」という巻末付録。ひとつ引用。

ネチケット
 一般常識と最低の理解があればわかることをネチネチと蘊蓄を たれる礼儀作法のこと。またはそれを語る人

Id: #a19980313104645   (reply, thread)
Date: Fri Mar 13 10:46:45 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: Re: symplectic integrator

ファイルが日本語 PDF になってる、、、これって UNIXの機械(出来れば Digital UNIX がいいのですが、、、)で見る方法ってあります?
Id: #a19980312195204   (reply, thread)
Date: Thu Mar 12 19:52:04 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 悪いやつを見っけ!

Deja News で "Alan Sokal" を検索してみたら、 sci.nonlinearこういう悪いことをしている奴を見付けました。それに対するフォローsci.math におけるまた別の悪い奴


Id: #a19980312153952   (reply, thread)
Date: Thu Mar 12 15:39:52 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: Re:東京見物

そうですね〜、土曜の夜に食べて、飲む。

神田和泉屋がお酒を納品してる店
http://kanda-izumiya.com

は、まあ安心なんですが。特に新橋の<<磯村>>はおすすめで、50過ぎの主人夫妻は法政の小田切さんとこから、小出版社(安東次男のものが多い)を経て始めた居酒屋だけど、S.F.C.にない雰囲気がある。

『数学のたのしみ』の亀井さんがいりびたり。

で、土曜だとこうした店がしまっていることが多い。

林さんと、ちょこっと会うだけだと、山の上ホテルのロビーなんかが便利なのかな。

赤坂のシャンソニエ・ブンは東京の中の五坪のパリ。アップライトピアノを弾いているのは、作曲科出身が多いから、小波さんと話しがあうんじゃない?近くの韓国家庭料理の一龍もメチャ安い。

僕も、ゲイ関係は遠慮しますが、上野駅の石橋ホール側に多いとか。気配りの達人のオスのママがいて、どうも日本のヤクザ社会で親分に向いているのは、この手の骨盤が発達した(西郷さんみたいな)体型で、女性並に子分に気を使える人らしい??

日本資本主義の没落と環境ホルモンと文部省のありがたい心の教育のお陰で、ゲイバーだらけの世の中になったりして。
Id: #a19980312103613   (reply, thread)
Date: Thu Mar 12 10:36:13 JST 1998
From: もとはし <miho@din.or.jp>
Subject: preview機能つけました。

というわけで、つぶやきは、 プレビューで見られるようにしました。黒木さんとこのソースを参照にさせていただきました。 これでもう黒木さんを泣かせずにすむ、と思います。
【ぷれびゅー機能推進委員会 会員2号】
Id: #a19980312003425   (reply, thread)
Date: Thu Mar 12 00:34:25 JST 1998
From: 菊池
Subject: symplectic integrator

symplecticじゃないスキーム(ルンゲクッタとか)で古典力学の数値計算を すると、簡単な系でも結構馬鹿なことが起きる、という例を ここに置いてあります。pdfなのでacrobat必要。 最後の例(Feynman physicsに出ている方法)が最低次のsymplectic integrator です。 まあ、たぶんこういうことに興味のある人はいないと思うけど。
Id: #a19980311235053   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 23:50:53 JST 1998
From: もとはしみほ <miho@din.or.jp>
Subject: 初めて掲示板に書き込むときのプレッシャー

黒木さん。時田さんが「文字化け、横ノビ恐怖」と書かれているのは、 もとはしの「つぶやき」のことだと思いますよ。

> 初めて新たな掲示板に書き込むときって、結構勇気いりますよねえ。

私も、きくちさんちに始めて書き込むとき、「公園デビュー」というメタファ(笑)を 思いつくまで3日は悩みました。著作権放棄(^^)しますので、 初書き込みするときは、どうぞ遠慮なくお使いください(笑)。

>プレビュー機能を掲示板に付けることってもっと流行しないかなあ。

これはいいですよね。私んちにもつけようと思ってます。 ほかにも仕様がいろいろ違うんで、書き込む際に迷わせてしまうみたいですね。 「文字化け、横ノビ恐怖」がすこしでも減るよう、考えてみるつもりです。


Id: #a19980311225802   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 22:58:02 JST 1998
From: 稲葉振一郎
Subject: STS Japanをみて

おお、柘植あずみさんが定職に就いたのか? 『ワードマップ フェミニズム』(新曜社)の彼女のフェミニスト科学批評についての原稿は結構よかったですな。
Id: #a19980311224932   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 22:49:32 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 差分化

いろいろと間違えた 書き込み をしてしまいました。すみません。 (プールへ行くところだったので焦っていました。(^^;;)
菊地さん、 訂正 有難うございました。

高橋さんの講演は以前に何回か聞いた事があったので、 実はさっきここに書き込んでから初めて「数理科学」 の文章を真面目に読みました。 講演を聞いた時には、まだあまりまとまっていないな、 という感じでしたが、「数理科学」の解説記事には系統的な 『超離散化』の方法が書いてあり、面白そうなのでもう少し勉強しよう、 と思っています。

牧野さん、 解説 有難うございました。数値解析は僕もパスですが、 「なんで天文台の人がこういう事を研究しているのだろう?」 という疑問はやっと解決しました。

尚、今度の日本数学会春季会 (at 名城大学) で、高橋さんは「超離散化」 の話で解析学分科会 (だったかな?) の特別講演をされるようです。


Id: #a19980311223514   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 22:35:14 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: 林さんへ

研究会というか、あれはまあちょっと話してもらおうというだけなので。あと、 来週のSTS Japan というものもあったりします。

しかし、山形さんの書いていた菊池さんの掲示版のプリントアウトが証拠物件 になるというのはちょっと驚きました。そのうちにここのも証拠物件になった りするんでしょうか。


Id: #a19980311223222   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 22:32:22 JST 1998
From: 極悪人のくろき
Subject: あぁーあ、またやってしまった。 (;_;)

プレッシャー云々書いといて、一番プレッシャー感じてないおマヌケってわたしのことじゃないか…。いかんなあ。なんておバカなんだ…。しくしく。


Id: #a19980311213356   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 21:33:56 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 初めて掲示板に書き込むときのプレッシャー

ううむ、将来的には数値解析関係の論文も覗いてみないといけないことになるのかな。 (私自身は少なくとも今すぐには絶対に無理。素養も足りないし。)

ええと、時田さん。いなばさん(そしてきくちさん)のところなら、文字化けや横のびの問題は大丈夫です。 (と言いながら、きくちさんのところで、「ョョョョョ」をやってしまったのですが…、横のびの問題は起こらないはず。) 基本的にボクのところで [Post HTML] のボタンを押したのと同じ結果が得られるはずです。こっちでプレビューして確かめてから、向こうにはりつけても良いと思います。

ボクはあちこちの掲示板で変なのを出して迷惑をかけまくっているんだよなあ。いかんよなあ。要するにアホなんだよなあ。

ところで、初めて新たな掲示板に書き込むときって、結構勇気いりますよねえ。ボクがこの掲示板に実際に書き込まずに結果だけを見る機能プレビューを付けたのは、そこら辺の心理的な壁を低くしたいと考えたからです。プレビュー機能を掲示板に付けることってもっと流行しないかなあ。 (とここで言っても仕方ないか…。)


Id: #a19980311184741   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 18:47:41 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: 差分

吉田さんの話は、ハミルトニアンを保存するのではなく、位相体積を 保存する(simplectic)というやつでは?

吉田さんがやっている/いたのは(ちなみに国立天文台で間違いありません)、 菊池さんの書かれている通り symplectic method (位相体積を保存するとい うか、正確には、差分公式自体が symplectic map, つまり正準変換になって いるというものだそうです)です。で、 David Earn の話は、論文 (LANL の サーバーでastro-ph/9408024 です)を見たところでは symplectic method を 使った上に位相変数に整数を使うと、 roundoff error が蓄積しない数値積分 ができるというものです。というわけで

「超」とつく理由は、独立変数の離散化 (つまり差分方程式にする) と同時に、従属変数、つまり未知関数自身が離散的な値 (例えば {0, 1} を取る) という事です。
というのは、似ているか、あるいは同じことなのかもしれません。武部さんに 御紹介いただいたものを早速見てみることにします。

こういうのが天文に役に立つかというと、割といろんなところで非常に長時間 の数値積分(もっとも有名な例では、太陽系の惑星の軌道を100億年積分とか) が必要になって、そういうのは単に高精度の公式を使うというだけでは追いつ かないので、 symplectic method を使うというのは普通の話になっています。 で、 symplectic method の場合、大雑把にいって積分の打ち切り誤差を実際 上 0 に出来るので、すると残るのは丸め誤差ですから、それをなんらかの意 味で減らせる可能性があるというのは非常に魅力的です。


Id: #a19980311183705   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 18:37:05 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 東京見物
 4月から3ヶ月に2回ほどのペースで東京に行く私的な
予定ができた。土曜に行って千葉か八王子の身内のところ
に泊まり、日曜の午前から正午にかけて所用。
 それだけでももったいないから、誰か人に会うとかした
いなあ。左巻さんもいっしょに飲もうよといってくれてる
し、時田さんも付き合いません?もちろん、小波と一杯や
ろうとかいう奇特な人がおられたら、よろこんでお付き合
いします。(ゲイ関係は苦手なので勘弁)

Id: #a19980311181353   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 18:13:53 JST 1998
From: 菊池誠
Subject: 差分

武部さん
吉田さんの話は、ハミルトニアンを保存するのではなく、位相体積を 保存する(simplectic)というやつでは?
Id: #a19980311180616   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 18:06:16 JST 1998
From: 武部 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: ちょっと訂正

=====
昔、可積分系の研究集会で国立天文台の(記憶曖昧)吉田春男さん
=====
と書いたのは、勿論「吉田春男さん」が「国立天文台」 に所属していたかどうかについて私の記憶が曖昧である、 という事です。慌てて書いているので、 変な日本語になってしまい失礼しました。
Id: #a19980311180120   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 18:01:20 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 呼ばれてしまった

はじめまして、牧野さん。 適当に放言して逃げようと思っていたのですが、捕まってしまいました。 (^_^;;

「超離散化」 については、 高橋大輔さんが 数理科学1997年3月号に「ソリトン・セルオートマトン」の題で書いています。
「超」とつく理由は、独立変数の離散化 (つまり差分方程式にする) と同時に、従属変数、つまり未知関数自身が離散的な値 (例えば {0, 1} を取る) という事です。 こういうのも天文で役にたつんですか?

昔、可積分系の研究集会で国立天文台の(記憶曖昧)吉田春男さんが、 Hamiltonian を保存する差分化の方法について話をされていましたが、 David Earn の話というのもその方向の話でしょうか?


Id: #a19980311175610   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 17:56:10 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: SFCの最寄り駅

今日は『反省』して、現代数学概説Iの417ページのFTAの代数風証明を読んでたら、SFCの最寄り駅ですか。

質問のあったボードに書くべきだけど、文字化け、横ノビ恐怖もあって、こっちに書きます。

小田急湘南台です。そこから神奈中バス。湘南台と藤沢とは10分で、ブタネコ塾にもお寄り下さい。380円のカレーか、40年もののマッカラムかどっちかを。裁判沙汰やロバ談義はいやじゃ〜。

全部の学生がマイカーってこともないと思うけど、『自動車の社会的費用』を読んでる学生は少ないみたい。
結構、埼玉や千葉から下宿でなく通う人が多いような、その距離だと車は無理では?
Id: #a19980311135754   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 13:57:54 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 自分で掲示板をやろうと思った理由

知っている人は知っていることですが、以前、ぼくはネットワークニュースの常連だったんです。そして、それ以前から学内の電子掲示板の常連だった。今だから言えることだけど、そこでいつも感じていたことは、話題が分類されてしまうことの息苦しさだったんだよねえ。自分の書いた文章を発表するためには、それがどこに属すのか決めなければいけない。少なくともぼくにとっては、それが不自然なことだと感じることが多かった。ネットワーク上でも、話題が分類されずに、気軽におしゃべりできるところが欲しいと感じていた。でも、今思えば、そのことにはあまり気付いてなかったのです。

そのことにはっきり気付いたのは、あちこちのウェブ掲示板を覗いてからです。そこで、自分自身も掲示板を設置することにしました。すると、時計を見ると分解して中身を見たくなるという悪い癖が…。幾つか掲示板の cgi perl script を覗いてみたのですがどうも気にいらない。そして、こんなの自分でもすぐに作れるではないかと思ってしまったのです。とにかく動くものが半日ほどで作成できました。

さて、あとは掲示板にどのような名前を付けるかです。これは以前から思っていた話題が分類限定されることに対する不満を解消するために作ったのだから、安易に「なんでも掲示板」という名前にしました。ほかにもそういう名前の掲示板があるかもしれないので(実際たくさんある!)、「黒木の」を付けることにしました。そのことによって、私個人に関係した掲示板であることも明確にすることにもなりました。以上が、この掲示板が生まれるまでの経緯です。

話題が限定されてないということの利点が発揮されることがあれば、この掲示板を設置した私は大変嬉しく感じます。今後も皆さんよろしく。


Id: #a19980311113809   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 11:38:09 JST 1998
From: 山形 <hiyori13@mailhost.net>
Subject: Web引用

> こういう、Web上にしかないものを引用するとか、あるいは論文中で refer す る
> ときにどうするべきかというのはなかなか難しい問題ですよね。

 ちなみにぼくのいまの裁判では、菊池掲示板のプリントアウトなんかが証拠物件として提出されています。すっげえ浮いてます。これの証拠能力が云々という話にはなりそうにないんですが。今後は出てくるんでしょうね。


Id: #a19980311014726   (reply, thread)
Date: Wed Mar 11 01:47:26 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: いや、まったく(その2)

(なお、正々堂々と立ち向かうかわりに「論じるに足らぬ」といわんばかりの言辞を吐き、無視を決め込もうとするJ・デリダその他のやり方は反撃の名に値しまい)。

なかなか良いセリフですね。

あ、そうそう、ソーカルといえば、ここを見ると働く太田さん@KEKの雄姿が拝めます。2/19 と 2/20 あたりがよろしいかと。彼はフランス語とか出来たりするのかなあ?


Id: #a19980310235651   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 23:56:51 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 穏当でない表現については管理者が削除?

あれ! よくよく見ると、調さんは「穏当ではない表現については,管理者である黒木さんに判断していただいて,削除をお願いしたいと思います」なんて書いてますね。私にはなんのことかさっぱり理解できないので、この削除のお願いははっきり拒否致します。


Id: #a19980310233434   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 23:34:34 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 堀茂樹「きみはソーカル事件を知っているか」その2

置いてある本屋に行けは無料でもらえる平凡社が出している小冊子『月刊百科』 1998年3月号 No.425 の 42-43 頁に堀茂樹氏による「きみはソーカル事件を知っているか?」その2が載っています。 (ちなみに私は堀氏が邦訳したアゴタ・クリストフの『悪童日記』の大ファン。)

2月号のその1ではアメリカにおけるソーカル事件、すなわちソーシャル・テキストにニューヨーク大学の左翼的信条を持つ若手物理学教授アラン・ソーカルが全くのパロディーとして書き上げた無茶苦茶な内容の“論文”がソーシャル・テキストという雑誌のサイエンス・ウォーズ特集号に掲載されてしまったことが簡潔に解説されています。次に引用するように、誤解され易い点について明確に述べている点が良いと思いました。

… このソーカル事件は、マイノリティーの視点を重視する多元文化主義的人文科学に対して、保守主義的知識人がいささかルール違反の攻撃を仕掛けた、というようなものではない。A・ソーカルは、サンディニスト政権下のニカラグワに渡って国立大学で数学を教えていたというほどの左翼知識人であり、自らフェミニストであるとも公言している。…
(平凡社『月刊百科』 1998年2月号 No.424、15頁より)

3月号のその2の方では、ベルギーの物理学者のジャン・ブリックモンと共に書いたフランスで出版された本『知的ぺてん』 Impostures Intellectuelles (AltaVista Translations) の内容とそれに対する反響の簡単な解説になっています。この本に対する反論とそれに対する堀氏の評価は以下のようにソーカル側に対するほとんど全面的な支持になっています。

… では。攻撃された本人やその信奉者たちは、どんな反撃をおこなっているのか。列挙してみよう。 (1) やり玉にあげられた思想家たちは科学概念をメタファーで使っているのだから、それを額面どおり受け取って批判するのは見当違いだ。 (2) 言説の枝葉末節を批判しても、思想の批判にはならない。 (3) 哲学に対して「科学的に正しい」ことを求めるのは、思想の冒険を封殺する検閲行為だ。 (4) フランス人思想家ばかりを標的にする『知的ぺてん』は、米国の一部の知識人の「保護主義」を反映するアンチ・フランスの書だ。ほぼ、以上に尽きる (なお、正々堂々と立ち向かうかわりに「論じるに足らぬ」といわんばかりの言辞を吐き、無視を決め込もうとするJ・デリダその他のやり方は反撃の名に値しまい)。

しかしいったい、このような反撃に説得力があるだろうか。 (1) ソーカル&ブリックモンは「メタファーへの権利」を哲学者から奪おうとしてはいない。彼らの批判対象は、論旨を照らし出すどころか読者を煙に巻くこと以外に何の意味もない「メタファー」に限定されている。 (2) ソーカル&ブリックモンは、それぞれの思想家の思想全体に判断を下すことはしないと明言したうえで、数物理学概念の濫用だけを咎めている。 (3) 「科学的に正しい」という要請を嫌うなら、最新科学用語による言説の権威づけなどしなければよいのだし、そもそも権威主義的スタイルは思想上の大胆さと何の関係もない。 (4) このナショナリスティックな反論はクリステヴァらが憶面もなくおこなっているものだが、いたずらに論点を逸らそうとするものでしかない。そもそもソーカル&ブリックモンが標的にしたのは、フランス現代思想を担う一部の思想家にすぎない。サルトルにも、リクールにも、レヴィナスにも、さらにデリダにも、そして近年フランス思想を刷新しつつある若い世代の一群の知識人たちにも、彼らは何らクレームをつけてない。…
(平凡社『月刊百科』 1998年3月号 No.425、43頁より)

こうもフランスでの議論が盛り上がってしまっていると、フランス語を(数学以外は)ほとんど読めない私がソーカル事件の解説文を雑誌媒体に書くのはちょっと恐いなあ。(ちなみに、この独り言は林さん向け。フランス語ができる人に頼むのが良いと思う。上で引用したように、堀氏は良く調べうまく整理していると思う。) もっと、フランス語を真面目に勉強しておくんだったなあ…。

上でも述べたように、私は個人的にアゴタ・クリストフの紹介者としての堀氏のファンなのだが、私が作ったソーカル事件に関するページは見てもらえたかなあ…。堀さんの知り合いの方がこれを見ていたら、あそこにもあなたのファンがいると伝えておいて下さい。


Id: #a19980310232307   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 23:23:07 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: 調君へ

僕が書いたものはもちろん転載してもらって構いません。あと、資料的価値と いう観点からは、 稲葉さんの掲示板もとっておいたほうがいいと思います。他にも関係があ るものがあるかもしれないですね。

あ、山形さんからリンクではいけないのかという質問がでていましたし、黒木 さんもリンクは構わないしそれでもいいのではという意味のことを書かれてい ますが、未来永劫黒木さんのこのページが存在を続けるかどうかわからないで すよね。例えば、何かの事故で消えるとか、ディスクスペースの都合で消すと か、黒木さんが東北大学からどこかに転出されるとか、無数の可能性があるわ けなので、文書としてコンプリートなものをとっておくというのは現実的な必 要性があることだと思います。

こういう、Web上にしかないものを引用するとか、あるいは論文中で refer す るときにどうするべきかというのはなかなか難しい問題ですよね。プレプリン トサーバー上とかなら、まあある程度は存在を続けるものと思ってもいいのか もしれないけど、LANL のやつなんかは著者は改訂できたりするから、ある時 の中身をみてなんか書いたら、いつのまにかその中身がなくなっているという ことは起こり得るわけです。

ところで、武部さん、はじめまして(といっても、同じキャンパスなのでどこ かでお会いしているのかもしれません)「超離散化」の話で、素人にもわかる ようなものがなにかあれば教えていただけないでしょうか?天文だと、昔 David Earn というのが関係するかもしれないようなこと(変数値を離散にし たハミルトン系を扱う)をやってたのですが、彼は天文をやめちゃったんじゃ なかったかなあ、、、


Id: #a19980310221702   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 22:17:02 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 宮城県の旧石器遺跡
林さん、どうも。たしかにこの地方では日本の旧石器時代の
歴史を塗り変えるような大発見が20年ほど続いてきています。
ごく最近の大発見は、同じ石から作られた2つの石器(一方
はもう一方の破片だったか)が宮城県と山形県の県境(奥羽
山脈)を超えて見つかったというやつでしたね。確率的にか
んがえると信じられないほどの偶然。

 これだけの発見が可能になった背景には、芹沢長介氏によ
る旧石器遺跡発掘の確信をもった系統的な追求と、おそるべ
き能力とパワーをもったアマチュア考古学者の存在があるわ
けです。考古学の魅力って何なんでしょうかねえ。

Id: #a19980310210311   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 21:03:11 JST 1998
From: 林衛 <hayashi@iwanami.co.jp>
Subject: ご無沙汰しております
みなさん

> ところで、岩波の林さんに言わせると、小波の口調は理
> 科教育MLと、黒木掲示板でずいぶん違うってことです
> が、いやしくも言説のプロが自分の主張を世の中に公開
> したものに対しては、きびしい批判が突きつけられても
> 甘受すべきですよね。 手加減してはかえって失礼とい
> うもの。

久しぶりにのぞいて,私の名前があったので,
どきっとしました.
“ずいぶん違う”ことに関して一言.
もちろん,違うことが悪いというようなことではなく,
人格を感じたというか,人間性を感じたというか,
つまり私から小波さんへの親しみの表現として,
書いたものです.(念のため)

議論は,オープンにどんどんされるのがよいと思います.

いま,4月号(氷河時代末期 人類はどう生きたか)
の編集作業で,睡眠不足に陥っております.
黒木さん,小波さんの地元
仙台にいらっしゃる研究者の方が何人も
執筆されているのですが,旧石器研究では,
宮城県はたいへん進んでいて,旧石器・縄文研究
東北・北日本の文化だといえるのではないかとさえ
思うようになってきました.
(それが正しいかどうかは,特集号を読んで
ご確認願います??)
で,校了が12日にずれ込んでしまい,牧野さんの
研究会にお邪魔することが困難になってしまいました.
研究会のテーマもたいへん興味深いと思います.

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます.

Id: #a19980310204015   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 20:40:15 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: ソリトンが飛んでる!

さっき、書き込んでから気がつきましたが、 薩摩先生の page には soliton が飛んでいます! 「超離散系」の話をご存知ない方は「何だこりゃ」と思うかも知れませんが、 あの青いのはちゃんとした規則に基づいて動いています。 もっとも、その規則は local interaction でないから "automaton" と言うのはまずいのではないか、と言う人もいましたが。

高崎さん も負けてはいないですね。 画廊へどうぞ。


Id: #a19980310202435   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 20:24:35 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: Naming のセンス

広田先生薩摩先生 の周辺の理論には「超離散化」とか 「universal method of ...」とかカッコ良い名前が多いですね。
でも、例えば「超関数」は確かに関数を超えているけれど、 「超離散化」の方は「離散化」を超えているのかなぁ? 「Universal method」の方は一度聞いただけだけど、 適用できる条件が厳しくてあまり "universal" に見えなかったような気がする。 事実誤認だったら御免なさい。

閑話休題。
それはともかく、「超離散可積分系」の話は本当に面白いと思います。 「碁石の追っかけっこ」(^_^;; がちゃんとソリトンっぽく動くところ等は非常に impressive です。 背後に何らかの数学がある筈だけれど、 KP の佐藤理論のような話はまだない様ですね。 有限体上の可積分系の理論ではないか、という方向もあるらしい。 この掲示板を御覧になっている方でこの話に詳しい方はいないでしょうか?

ちなみに、上の広田先生の page に、 「差分学入門」の誤植情報があります。


Id: #a19980310193150   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 19:31:50 JST 1998
From: 愛犬家
Subject: 勉強してからまた来ます

本名で発言していないのであまり立ち入ったことは言える立場に ありませんが、今年に入ってから黒木さんの掲示板を見て、それ がきっかけで科学史MLに入った者ですが、何だかとんでもない タイミングで発言してしまったようですね。まあ、何か質問しよ うにもまだまだ勉強不足なので、野家さんとローティを一通り読 み終わってからまた来ます。
Id: #a19980310191057   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 19:10:57 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 転載とリンク

転載可であると書いてあれば当然転載可になるのですが、私はこの掲示板に関して何も言ってません。その理由は、法律に従った上で、それを越えたことに関しては、この掲示板の参加者の間でその場その場で決めてゆけば良いことであると考えているからです。

この掲示板主催者の私としては、私を信頼してこの掲示板に書き込んでくれた方々の意志をできる限り尊重したいと考えています。転載の可否については掲示を書いた各人に聞いて下さい。

私はほとんど何も書いてないのですが (調さんには悪いですが、結果的に本質的には「ひどい」の一言だけでしたね (^_^;))、リンクの仕方もこめて内容を全く変化させず、きちんと出所の URL を明記した上なら、調さんに関連して私が今まで書いたこの掲示板における記事を全文転載しても構いません。 (これについては渡辺さんとほぼ同じすね。)

現在公開を中止している科学史MLの記事の編集は各記事へのリンクを並べただけのものなので、それと同様のことは、理科教育MLに関して私が作成したダイジェストと全く同様の方法で、この掲示板の過去の記録にリンクをはることによって可能です。議論に必要な記事へのリンクだけを並べれば良いのですから。おそらく、掲示を書いてくれた全ての人に転載の許可を取るよりもそちらの方が楽だと思います。

科学史MLの件との大きな違いは、すでにこの掲示板の過去の記録はウェブ上で公開されていることです。この違いはきちんと認識しておくべきことだと思います。例えば、理科教育MLのダイジェストをリンクのみによって私は作成しています。


Id: #a19980310190618   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 19:06:18 JST 1998
From: 山形
Subject: Even if....

・・・・・・しかしニュートン力学に関する記述が正確になったとしても、あの文章がろくでもないことには変わりないとは思うんだけどな。まあこれについては別所で書いたし、それは言わずもがなってことで議論が続いてたんだろうけど。


Id: #a19980310184858   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 18:48:58 JST 1998
From: 小久保 温 <kokubo@aomori-u.ac.jp(acchan@nucl.phys.tohoku.ac.jp)>
Subject: 転載

この一連の議論に、関係ないものなんてないんじゃないすか。 で、議論が整理されてないって言っているけど、ぼくは整理されている と思うなあ。

下手に編集すると、却ってわけわかんなくなると思います。

というわけで、転載なんてしないで、このままリンクしてください。


Id: #a19980310183103   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 18:31:03 JST 1998
From: きくち
Subject: 差分

旅に出たはずの菊池です

広田先生の「差分学入門」は、あくまでも差分入門なので、 ソリトンとか可積分性をどう保つとか、そういう話までは いってないようです(ぱらぱら見ただけですが)。 だって、”情報数理シリーズ”だもん。 そーゆー話はやっぱり「直説法による・・・」という本が 既にあるから。

ところで、変数値まで離散にして、なお可積分性を保つ ”超離散化”は面白いですね。


Id: #a19980310182649   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 18:26:49 JST 1998
From: 渡辺雅俊 <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 転載
この掲示板上の私の発言については御自由に
転載していただいてかまいません。

Id: #a19980310175638   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 17:56:38 JST 1998
From: SHIRABE Masashi <shirabe@hostcinf.shinshu-u.ac.jp>
Subject: 追加
調@信大人文です。

今ポストしたあとで黒木さんの書き込みに気がつきました
ので,追加でそれについて書かせていただきます。
リンクを張ればよいというのはその通りですが,科学史ML
について黒木さんがなさったように議論を整理するために
並べたり,関係ないメッセージを削除したいと思うのです
(黒木さんはご存じのように,私は科学史MLについての転
載には特に反対ではなかったので,矛盾した発言とは受け
取られないと思います)。これもMessageIDをつかってリ
ンクすれば,できることですが,一枚にして張ってしまっ
た方が楽なので,できれば,転載したいという訳です。

もちろん,このことは黒木さんのみならず皆さんの了解が
えられればということですが,ご了承いただけないでしょうか?

Id: #a19980310175530   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 17:55:30 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 可積分系の差分化

広田先生の差分化の話は、「保存則を保つように」というよりは、 「可積分性を保つように」です。 これらは結局同じ事なのかも知れませんが、 とにかく広田 school の戦略は、標語的に言えば、 「非線形微分方程式系を可積分性を保つように差分化するには、 その bilinear equation を差分化せよ」という事になります。
差分化を下手に取ると、もとの方程式が可積分でも、chaotic な差分方程式になってしまうので、こういう方法を取る必要がある、 のだそうです。中村佳正さん等の数値実験によって、 広田型の差分化をした方程式の解は、 元の方程式の解を非常に良く近似する事が確かめられています。 (広田先生の差分化の動機の一つは計算機実験にある。)

一方、佐藤型 hierarchy から出発して差分化する方法は、 三輪先生が昔やっていて、高崎さんの言い方 (cf. 数理科学の去年の「非線形可積分系」の特集) を借りれば 『ストロボ像を取る』、つまり、 hierarchy に入っている無限個の時間変数をうまく離散化する事によって得られます。 この離散変数の取り方が、(Kontsevich の命名によれば) "Miwa variables" です。(三輪さんは「この変数の取り方は僕より前からだれかやっている」 と言っていた、と思う。) ここまでヒントがあれば、 黒木君だったら自分で「三輪の差分化」を再構成できます。
確か三輪先生は論文では KP しかやっていないけれど、Toda でも全く同様に出来る。 これは 2-reduction してやれば、sin-Gordon の差分化をしている事になる。
出て来る方程式は広田 school が見つけたのと同じになっていた筈。 私は個人的には Miwa の方法の方が好きです。

あと、微分幾何の Pinkall とかが「離散的微分幾何」 をやる過程で広田型の差分方程式に行きついています。定曲率空間の Gauss-Codazzi 方程式が Sin-Gordon になる事は有名ですが、 それを離散的にしたら、Faddeev 達が考えていた離散型 sin-Gordon になった訳。 可積分系で有名な Bobenko がドイツで Pinkall 達と一緒に、 この手の本を書いていたと思う。


Id: #a19980310174649   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 17:46:49 JST 1998
From: SHIRABE Masashi <shirabe@hostcinf.shinshu-u.ac.jp>
Subject: とりあえずの最後のレスです
調@信大人文です。

 皆さんには色々と楽しませていただきました。そろそろ私自身も本業に戻ろうと思い
ますので,とりあえずの最後の書き込みをさせていただきます。(そういえば,黒木さ
んや皆さんのほとんどから私がお尋ねした転載の可否についてリアクションが無いよう
ですが,どのようにお考えでしょうか?掲示板のruleの部分を見ても該当する個所が無
いので判断に困っています。メールでも構いませんのでお答えいただければと思いま
す。)

1.誤差の問題について

「通常は,このような理論と現実のズレは誤差として処理されている」という表現はあ
まり良い表現ではないかもしれません。が,とりあえず説明させていただきましょう。

 まず,誤差という言葉で指すのは,真なる値と測定値や近似値との差という原義に近
いものです。もちろん「誤差論」で出てくるようなところまで深入りするものではあり
ません(といっても,誤差論にしても測定値や近似値とのズレという誤差の定義がス
タートになっているように思いますが。)
 # 真なる値とは何かという議論は違う方に向かいそうなので省きます。

 この「このような理論と現実のズレ」の中の「この」は,直線の「より精密に抵抗の
時間的変化等を既述しようとしても,決して既述しきれるものではない。そもそも,風
の強さや空気の密度を石の運動に影響を与えることなく測定することは不可能であ
る。」といった部分を指しているつもりです。これでしたら,誤差として処理されると
いうのは実状にあうように思いますが如何でしょう?
 「このような理論と現実のズレ」の上にある文章を広く「この」で指していると読み
とられると(そのように読まれる可能性が高い文に問題があるのかもしれません。しか
し,複数も単数も「この」で受けてしまうので,細かく書くのを面倒臭がる心情にご理
解いただければと思います),すでに誤差という言葉で表すものを越えているというご
指摘はその通りだと思います。ズレを単なる誤差としないで科学的な発見につながった
という指摘もその通りでしょう(もっとも,理論と測定値のズレ=誤差という認識なし
に,科学的探求が次の段階に進むというのはあまり無いようにも思います。余談とした
ような関連事例はありますが)。

 あと,「誤差として処理する」という言葉の意味には,大雑把にいって,「誤差とし
て切り捨てる」に類する意味と,「系統的な誤差」や「許容範囲を越えるような誤差」
等に対してみられるように,「誤差」の背後にある要因等を探ったりするという2つがあ
ります。その意味では,「この」で指す内容の範囲が広がっても,間違えではないと思
います。もちろん,あまりに大きすぎるズレは誤差とは呼ばないというのはその通りで
しょう。

 余談ですが,誤差というかズレの大小が必ずしも歴史の一時点における理論選択の決
定的要因ではなかったこともあるようです。苦手の歴史的事例であれば,「プトレマイ
オス流の軌道計算(?)の方が初期の楕円軌道に基づく計算よりも誤差が小さかった」
という(私はうろ覚えの)ものがあります。

2.石投げについて

 私が昔投げたときの経験によりますと,目に見えてわかるように変な動きをします
(もちろん,私はプロ野球投手級の能力の持ち主ではありません)。一番多いのは右や
左に曲がるケースだったと思いますが,感覚的に表現すると,すっと落ちたりするよう
なことも多々あります。皆さんがなさった計算は,おそらく効力を除けば石の形・大き
さを考慮しないで計算された結果と思いますが(と偉そうに指摘するほどの立場ではな
いことは,渡辺さんに指摘された私の新たな間違いからも明らかです...),実際に
投げる石は,いびつな形をしていますので面白い動きを見せてくれます。
 以上のような意味では,真空でないことに起因する放物線と現実の軌跡の違いは比較
的容易に,つまり通常の知覚で認識できると思います。

 しかし,このような変な動きは,インペトス云々のそもそもの文章の注としてあまり
適当ではないというのもご指摘の通りと思います。この書き込みのすぐあとで注にあげ
た両方の例をともにボールにしたいと思います。

3.批判について

小波さんが,

> ところで、岩波の林さんに言わせると、小波の口調は理
> 科教育MLと、黒木掲示板でずいぶん違うってことです
> が、いやしくも言説のプロが自分の主張を世の中に公開
> したものに対しては、きびしい批判が突きつけられても
> 甘受すべきですよね。 手加減してはかえって失礼とい
> うもの。

と書かれましたが,私も,論理的とか徹底したといった意味のきびしい批判であれば,
↑に賛成です。
 しかし,(小波さんがという意味ではありませんが)穏当ではない表現については,
管理者である黒木さんに判断していただいて,削除をお願いしたいと思います(黒木さ
んの判断結果につきましては,削除した旨メールでお知らせいただければ,と考えてお
ります。メールをいただき次第,一度覗きに参りますので)。

4.ニュートン力学

「調さんは、潔く”ニュートン力学”を撤回して、個々の 法則について述べるべきなん
じゃない?」というご意見を菊池さんが述べられましたが,私の能力ではできないで
しょうが,確かに個々の法則について述べた方が精緻な議論ができるように感じていま
す。
 しかし,このボード上での議論において「個々の 法則について述べるべき」というの
はわかりますが(それで私はそろそろこのボードを抜けるべきだと思いました),
「ニュートン力学の法則は,見かけ上,日常生活では成立しない」ということは正しい
ので(確信が無かったので物理屋さんとニュートンの元専門家各1名に確認しまし
た),あの文章の中ではそうする必要はないと考えています。

 また,何人かの人が,「みかけ上」ないしは「直感的」な世界観を越えて,法則や理
論を見出していく科学活動の重要性に類することについて指摘されましたが,それはそ
の通りだと思います。

以上。

 おつき合いいただきまして,有り難うございました。

Id: #a19980310171215   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 17:12:15 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: Re: 広田良吾さんの『差分学入門』

広田さんは差分学の本を書いていたのか! これは知りませんでした。様々な保存則を保ったまま微分方程式を奇麗に差分化するというような話が系統的に書いてあるのでしょうか? もしもそうなら買わないといけないな。

実は、ボクが初めて数学でシビレタのは、大学3年のときと4年のときに佐藤幹夫先生が集中講義に来たときでして、所謂ソリトンの佐藤理論の話を聴くことができました。何にも難しいことを使わないのに、非常に奇麗な話で KP 方程式の特殊解がどんどん作れてしまう。広田の bilinear form の話はそのときに知ったんだったかなあ。細かいことはもうあまり覚えてないです。

本年度卒業のうちのM2の一人は sine-Gordon 方程式の差分化を Faddeev たちの方法で行なうという話で修論を書いています。 (指導したのは私ではなくて H さん。) その差分方程式は広田が得たものに一致しているらしいのですが、私自身はよく知りません。その辺のことも広田さんの本に書いてあるのかな?


Id: #a19980310165914   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 16:59:14 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 訂正

訂正です。

==========
もっとも、任意の実係数多項式が、 実係数二次または一次多項式の積に因数 分解される、という所までは代数的にできるのかな? そんな事が一二年前の 数学セミナーの「セミナー日記」 に書いてあったような気がする。
==========

と書きましたが、これは数学セミナー 1997 年 1 月号の「セミナー日記」 の セルゲイ・ドゥージン 氏の文章の中の一節を誤って記憶していた物です。
そこには「『代数学の基本定理を複素数を使わないで示す』事ができる、 但し、これは実係数多項式の因数分解の意味である」てな事が書いてあります。 詳しい事は書いてないので何とも言えません。お騒がせしました。


Id: #a19980310164844   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 16:48:44 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: このページの大部分を裏にまわしました

掲示板のログ・ファイルがあまりにも大きくなり過ぎたので、にまわしました:

その終わり付近の様子:

そこにある記事へのリンクの仕方の例を以下に示しておきます。何をやっているかについては View Document Source などで見て下さい。

そう言えば、Message-Id が 19980302000446@www.math.tohoku.ac.jp の愛犬家さんの記事に回答するのを忘れてしまっているようです。申し訳ないです。もちろん忘れてません。


Id: #a19980310162725   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 16:27:25 JST 1998
From: 黒木 玄 <kuroki@math.tohoku.ac.jp>
Subject: 皆さん、お久しぶりです

まず、これは言っておかねばならないな。ここには書いてなかったと思いますが、先週は城崎の研究集会「場の理論と表現論」に行って来ました。かなり楽しかったな。やはり、数学や物理の話は面白いや。でも、毎日朝9時から夜の9時まで、ずーっと数学と物理の話を聞いて(そしてちょっと話して)、さらに夜は酒というパターンには疲れた! しかも、土曜の夜仙台に疲れて帰って来て、すぐに金子さんの送別会(飲み会)に行って、結局何時に自分のアパートに帰ったのか全然覚えていない。おっと、言わなければいけないことはこれはではない。ええと、先週何日かここにアクセスが不可能になっていたようですが、心配をかけて申し訳ありませんでした。うちの数学教室のネットワークの工事の予定が入っていたことを忘れていました。出張先で、おめでたいことがあったせいで記憶が不鮮明になっている某氏に「繋がらないけど、どうしたの?」と聞かれて思い出しました。

ええっと、調さん。私以外の人が書いた分の方が膨大であり、転載に関してその部分については私は何も言える立場ではないと考えています。しかし、ここはどこからでも見える場所なので、リンク+引用で処理すれば良いのではないでしょうか? きちんとした手続きに沿った正当な引用は当然無断でやって良いことだし、リンクについても問題はないと考えらますが、誤解してリンクをはることをためらっている方がいると嫌なので「自由にリンクして良い」とトップページではっきり宣言しています。なお、掲示板に関しては、過去の記事の一つ一つにリンクをはることもできます。そのやり方は「リンクのはり方について」に書いてあります。わからないことがあれば気軽に聞いて下さい。

ちなみに、私は実はまだここに出た先週の掲示を(量が結構膨大なので)ほとんど読んでいません。山根さんと同様について行くのが大変だと感じています。自分のところの掲示板で落ちこぼれるとは思ってもみなかったな。(^^;) 緊急に私に答えて欲しい話があれば指摘してください。


Id: #a19980310161254   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 16:12:54 JST 1998
From: 山形
Subject: おとうさん

実はくろきおとうさんも出張から帰っているのに、家がこわくて帰れずに近所でウロウロしてます。みんなですこし石と愛のことばを投げてやりましょう。


Id: #a19980310160603   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 16:06:03 JST 1998
From: きくちまこと
Subject:
僕は”保存則”とか口にできても、実感がともなっていない
ことを自ら暴露してしまったので、
広田良吾先生の”差分学入門”を手に、
しばらく旅にでます。
探さないでください(^^)。


Id: #a19980310160241   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 16:02:41 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 記憶違いのおわび

ダランベールの「代数学の基本定理」の証明は完全な記憶違いでした。

http://www.mirrors.org.sg/mathi/fta/early.html

Early Attempts at FTA



The French mathematician Jean d'Alembert (1717-1783) tried but failed to prove the theorem in 1748. In the words of W.Dunham, d'Alembert recognized the importance of such a statement and made a stab at a proof. His stab, unfortunately, was wide of the mark. Perhaps to accord him the honor of trying, the result was long known as "d'Alembert's theorem", in spite of the fact that he came nowhere near proving it. This seems somewhat akin to renaming Moscow after Napoleon simply because he tried to reach it.

とありました。普通にリュービルから証明するときに、何かのコメントを聴き間違えて記憶に残っていたのか?

http://www.mirrors.org.sg/mathi/fta/boas.html Yet Another Proof of the Fundamental Theorem of Algebra Am Math Monthly 71 (1964), 180 http://www.mirrors.org.sg/mathi/fta/fta_sketch1.html Sketch of a Proof by Birkhoff and MacLane

何かも見つけました。あとUTMでFTAの証明を集めた本が無かったかな、罪ほろぼしに真面目に読もう。
Id: #a19980310142551   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 14:25:51 JST 1998
From: 武部 尚志 <takebe@ms.u-tokyo.ac.jp >
Subject: 「代数学の基本定理」

この掲示板は気楽な物だそうなので、ちょっと脇道へ。 只の茶々ですから、あまり気にしないで下さい。:-P

「代数学の基本定理」の D'Alembert の証明をまだ読んだ事がないのですが、 「純代数的な証明」ってどういう意味の「代数的」なのでしょうか? あれは複素数体の位相的性質が絡むから、 (現代において「代数」と言っている意味で) 完全に「代数的」 にやるのは無理なんじゃなかろか?と思うのですが。 昔はもっとおおらかに「代数」の範囲を考えていたかもしれないから、 D'Alembert がどういう意味で「純代数的」と言ったのか、興味があります。
つまり「代数学の基本定理」が「定理」として主張しているのは、 (業界語で言えば)「実数体のある二次拡大が代数閉体である」、 という実数体の性質で、実数体の定義は (完備化でも Dedekind の切断でも)「代数的」ではないですから。
例えば、実係数二次多項式が (複素数の範囲で) 少なくとも一つ根を持つ、 という事の証明が既に実数の位相的性質に依存している、と思うのですが…。 根の公式に現われるルートがちゃんと意味を持つ事 (平方根の存在) の証明 は中間値の定理 (と、二乗する関数が連続である事) を使う証明しか思い浮かびません。 (この例と「代数学の基本定理」を結びつけるのはちょっと乱暴である事には、 目をつぶって下さい。)
もっとも、任意の実係数多項式が、 実係数二次または一次多項式の積に因数分解される、 という所までは代数的にできるのかな? そんな事が一二年前の数学セミナーの「セミナー日記」 に書いてあったような気がする。

とんでもない勘違いでしたら笑い飛ばして下さい。


Id: #a19980310130638   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 13:06:38 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 吉田善章 380円のカレー

岩波講座 現代数学の基礎の月報13を「非線形科学についての雑感」と題して、吉田善章さんが書いている。
非線形が時代のキーワードであること。可積分性。ひずみと多様性。複雑性と構造。物理学の考え方のある意味での傲慢さとケインズの逸話。波動エネルギーの集中と分散。コーヒーカップのなかのミルクと全宇宙の磁場を対等に論じての流れと拡散の協調。そして最後に、若手が計算機だけ頼って、理論の補給線の伸びていることへの内省。
科学論というのは、こういうのを言うんじゃないかしら。

放物線のずれより、科学と調科学論のずれのが問題じゃないかしら??

目にはさやかに見えねども、球が加速度運動すると、
F=-m'α/2 (m'は流体で球を置き換えた重さ)
の抵抗力が働く。戸田さんの流体力学30講の50ページ以下の計算は目が腐ってきたときの目薬。

静止した完全流体のなかを等速運動する物体は流体から力をうけないが『ダランベール』のパラドックス。完全な流体はないからパラドックスなんて呼ばれてるけど、すごいことを考えるものだ。
ダランベールは代数学の基本定理の純代数的証明もしている。

山形さんから蹴りを鍛えろと言われて、藤沢駅北口1分の、『ムエタイ』で380円のタイカレーを喰ってきた。マスターは28才でタイで遅咲チャンピオンになったタイ人。
メチャ甘のココナツミルクとピリ辛の非線形効果と粘性散逸??

現実への逃避の薦め=『ムエタイのカレーは旨いのだ!!』
Id: #a19980310110054   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 11:00:54 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 飛びどうぐ

だんだん与太ばなしモードになってくるのです。現実逃避

小さいころには、飛ばす道具を作るのが楽しくて、パチンコ、
弓、吹き矢、仕掛け弓(庭の植え込みに仕掛けて、通りかか
る猫 --- 当時そんなに太った猫はいなかったな --- がぎゃ
っと飛び上がるのを楽しむ)とか、カヤの葉を手で飛ばす術、
輪ゴムで壁に止まっているハエを打ち落とすわざ、中学生の
ころにはセルロイドロケット、黒色火薬ロケット(火矢です
ね)等々、よくぞ作りまくり研究しまくったもんだ。
 だもんで、高校で物理の教科書を読んだら、「おお、こい
つは使える!」と感激した。先祖に長崎で火薬の製法を研究
した侍がいて、「火薬のつくりやう」という書き物を残して
いたりしたもんで、先生にもそそのかされて、ついにこうい
う専門になってしまったのだった。そそのかされたいきさつ
は私のホームページのどっかにほうり込んであります。あ、
今は改心して色素の物理化学をやっているんですけど。

Id: #a19980310102137   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 10:21:37 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: 3000倍

野球のボールを打ったところと思えばそんなもんでしょう。200gもあるものを 結構小さな初速で投げたときには、250mも飛ぶ例ほどの差はつかないというの は確かです。が、250mの軌道の最初の20mの軌跡に差が見えなかったからといっ て20mしか飛ばない時にも軌道に差が見えないと思うのはちょっと問題かもし れません。

> ところで 6 cm の球を 180 m 飛ばすって、人間業じゃありませんね。

ということでしたら、もう少し小さいものに変えるともちろん空気抵抗の影響 はずっと大きくなるのですが。

某出版社から数値計算の入門書を書けという話が来ているので、例に使うのに いいかもしれない。ちょっと時間のあるときに計算してみます。


Id: #a19980310092012   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 09:20:12 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 3000倍?

直径 6 cm, 200 g の石ころを川向こうに投げるとして、45度の角度で
速度 50 km/h あまりでほおって 20 m とどかせる。滞空時間 2 秒で最
高 5 m上昇。これくらいだと、だいたい単純計算どおりに軌跡が描かれ
そうだと、いいかげんな試算をしたところで、時田さんが権威あるお答え。
お墨付きはありがたいですが、こうなるとまともなシミュレーションの絵
でも出さないと格好がつかないよなあ。ぶたねこ塾の Mathematica でや
ってくれないかしら

ところで 6 cm の球を 180 m 飛ばすって、人間業じゃありませんね。


Id: #a19980310055228   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 05:52:28 JST 1998
From: 1__
Subject: impetusから慣性に
impetus体系でも水平方向の速度変化は自然に説明
できますね。でも垂直方向の速度変化(重力加速)を
説明するにはどうすればいいのか・・・。
運動エネルギーが摩擦で熱エネルギーに変わる現象も、
確かにimpetusでは説明しようがなさそうですね。

impetusは「絶対静止系」という概念を必要とします。
だから、天動説が自動的に要請されることになります。
「絶対静止系」をなくして各座標系を対等に置く
「相対性impetus理論」も考えてみましたが、
つまりそれが(impetusではなく慣性に基づいた)
ガリレオ以降の力学体系なのだと気づきました。
なんか科学史を個体発生していますが(^^;

Id: #a19980310010202   (reply, thread)
Date: Tue Mar 10 01:02:02 JST 1998
From: きくちまこと
Subject: 反省
ああ、そうか。何メートル飛ぶかなら、ピッチングマシンで打ち出して測ればいいのか。
いや、軌跡を目で見て、放物線と区別できるかどうかという”形の問題”しか考えてませんでした(^^)。
うむ、いけませんね、ちゃんと計算しないと。勇み足であった、と反省。

パチンコはね、やったけど、もうなにも憶えてないの(^^)


Id: #a19980309232033   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 23:20:33 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: カーブとホームラン

恒藤敏彦『弾性体と流体』物理入門コース8(岩波)の112ページのコーヒーブレークは、『カーブ』。ニュートンはテニスでスピンを与えることができたらしく、『光と色に関する新理論』で、プリズム通過後、光はカーブすると考えてたときに、光子をボール、エーテルを空気に対応させていることが紹介されている。
カーブの物理は難しく、後の章の粘性流体の性質を勉強しろとハッパをかけていて、コーヒーブレークかな〜?

AddisonのYoungのアメリカでよく使われている豪華教科書の計算だと、 ボールがr=0.0366m,m=0.145kg drag coeff.=0.5,dencity of air 1.2kg/m^3 50m/s で、35度で打ちだしたとき、真空なら250m飛ぶが、空気があると120mしか飛ばない。しかし20mまでは軌道は重なっていて、小波さんの高校時代の記憶も牧野さんの推定も矛盾していない。



目くじらを立てることが検閲官の仕事である、中学数学の教科書でも放物線の例に闇夜の火山で溶岩が飛び散る写真を使ってるくらいだからな〜。


Id: #a19980309213246   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 21:32:46 JST 1998
From: 牧野淳一郎 <makino@grape.c.u-tokyo.ac.jp>
Subject: うーむ。

牧野です。明日は英語で講演なので激しく現実逃避モード。

> 議論の本筋からは離れてしまいますが、空気抵抗は、速
> 度に比例ではなく、速度の2乗に比例します。(超音速
> になると、また話が違ってきますが...)

速度が十分に小さければストークスの法則に従いますね。

> ”日常感覚”でいうなら、”現実に石を投げたときの軌
> 道” と”放物線”の違いは、認識の範囲を超えるでしょ
> う。

えーと、ちゃんと計算してみました?空気の密度ってのは結構大きくて、その あたりの普通の石ころの1/3000くらいはあります。従って、今、抗力係数を1 の程度とすれば(まあ、そのへんの普通の石ころという場合に非常に悪い近似 ではないでしょう)。石ころの大きさの3000倍も進めば速度が大きく変わるこ とになります。

菊池さんはビーダマをパチンコで飛ばすとか、そういう悪い遊びはしなかった のかしら?同じだけ引っ張っても、遠くまで飛ばすと目標に当たった時の破壊 力は結構下がるものです。

> ところで、岩波の林さんに言わせると、小波の口調は理
> 科教育MLと、黒木掲示板でずいぶん違うってことです
> が、いやしくも言説のプロが自分の主張を世の中に公開
> したものに対しては、きびしい批判が突きつけられても
> 甘受すべきですよね。 手加減してはかえって失礼とい
> うもの。

いや、まったくその通りですね。


Id: #a19980309184213   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 18:42:13 JST 1998
From: 渡辺雅俊 <watanabe@tohoku.ac.jp>
Subject: 空気抵抗
忙しいのでちょっとだけ。

議論の本筋からは離れてしまいますが、空気抵抗は、速度に比例ではなく、
速度の2乗に比例します。(超音速になると、また話が違ってきますが...)

Id: #a19980309161003   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 16:10:03 JST 1998
From: 時田 節 <butaneko@fa2.so-net.or.jp>
Subject: 『誤差で処理』でなく

調先生が新注を発表されました。

通常は,このような理論と現実のズレは誤差として処理されていると考え られる。

これについて、森さんから『そういうのは誤差とはいはない』と指摘が先にされています。

では、何というのか??
『理論では捨象する。』か
『新しい理論のネタとする。』
ではないかな〜?

熱力学で「準静的」というかなり現実離れした仮説から理論をつくり、音速の計算値と実測値の一致具合に、ニッコリ満足が『捨象』で、波動方程式の非線形項なんかも含めるのが『新しい』で。
誤差って計測技術の部分で、そこで頑張っている人のが、悪文をこねてる人より偉いんだけど。

調先生の誤差は「誤り」という感じで、誤差論でやるような確率の事象という感じではない。
現実といったり、見かけといったりコロコロ変わるけど、現実は現実ですよね。
『理論と現実のズレは誤差として処理』って、実際の科学の営みと大きくズレていません。

ところで、ピンカーだけどペンギンの中で、日本に来たとき出迎えの日本の偉い先生が、クリキントンが大統領に選ばれたねって言ったとき、LとRの致命的な発音ミスをするのを暴露してるけど、ぽい方だからそんなこと暴露するのかな〜。
僕も発音が悪くて人ごとじゃない。
調先生の文も、「誤差」その他を母語とする人に、そうとう変に聞こえてきます。神学の理論があって、現実とのギャップは間違いでかたつけちゃうような?
Id: #a19980309160842   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 16:08:42 JST 1998
From: 菊池誠
Subject: そりゃそうだ

小波さんに一票。
”日常感覚”でいうなら、”現実に石を投げたときの軌道” と”放物線”の違いは、認識の範囲を超えるでしょう。

「動くものは止まっちゃうぞ」という意味で”慣性の法則” が実感しづらい(まったく、これは法則の前提が成立 しづらいからですね)というのは、少なくともあたしは 認めるが(小波さんは不満らしいが、私は車を運転 しない(^^))、 放物線との違いを認識できるとはおもえないね。

調さんは、潔く”ニュートン力学”を撤回して、個々の 法則について述べるべきなんじゃない?


Id: #a19980309145906   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 14:59:06 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: やっぱり違うんじゃないかな?

調さんが書いていること を読むと、なんか「ニュートン力学」という言葉がむちゃくちゃいい加減に 使われていますねえ。定義とか範疇の問題でごちゃごちゃいうのは趣味ではない けど、その言葉を使って議論をするのは、まずいんじゃないですか?
 「中学校で習う範囲のニュートン力学の法則では,例えば,石を投げても
   理想的な放物線を描かないことが説明できない。・・・」
とかいうのって、本当ですか?そもそも理想的な放物線運動をしていたと して、そう認識できるようなことってありえませんよね。放物線運動を 認識するって、日常生活の中で可能でしょうか?
 正確に計算してはいないので細かいことは言えませんが、野球ボール 大の硬い石ころを 2,30 m 投げるといった状況であれば、空気摩擦を無視 した運動方程式で結構正確に記述できるはずです。誤差の範囲でほとんど 正確な放物線が得られると思いますよ。昔、高校の屋上から 球を水平方向に投げて、ストップウオッチや巻き尺で測ったもんですがね。また、高校の物理の 教科書に出てくるモンキーハンティングの実験装置も、自分たちで作って みたら、どんぴしゃり落下中の猿に命中しました。
 調さんは、「中学程度のニュートン力学(これも珍妙だが)は空気の摩擦を考慮に入れたり しないので、それから出てくる結果はまったく現実と食い違ったものに なる」とか言いたいようですが、そのことは確かめてありますか?思い込みで 言っているだけじゃありませんか?
むしろ調さんが言いたいのは、「外力のない環境で物体が等速直線運動をするような理想的な 系は我々の身の回りに存在しない」という程度のことですよね。ま、それにも異論は ありますけど、ご高説に「ニュートン力学」という言葉だけは使わないで欲しい。

ところで、岩波の林さんに言わせると、小波の口調は理科教育MLと、黒木掲示板 でずいぶん違うってことですが、いやしくも言説のプロが自分の主張を世の中に公開 したものに対しては、きびしい批判が突きつけられても甘受すべきですよね。 手加減してはかえって失礼というもの。


Id: #a19980309134931   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 13:49:31 JST 1998
From: 菊池誠
Subject: 代替理論

1__さま、みなさま

日常感覚は、ニュートン的であるより、むしろアリストテレス的である、と僕も 思います。ただし、そこでやめてはいかんわけ。それでは前近代。

impetusを使って、つじつまの合う議論が可能かどうか。それは、ニュートン以降 の古典力学研究がエネルギー保存、運動量保存、角運動量保存といった 保存則を確立してきたことを思い出すなら、まあ無理だろうと思えますね。 保存則の存在は、代替理論に対して非常に大きな制約になります。 impetusによる理論は、カルノーがカロリックの立場で熱力学第二法則を見出した ことにもなぞらえらてもいいかもしれません。カロリックがしりぞけられるのは、 結局エネルギー一元論に基づく、”拡張されたエネルギー保存則”が確立 されたからでしょう。


Id: #a19980309094523   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 09:45:23 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: 訂正
スティーブン・ピンカーの綴りは、

Steven Pinker

ですね。

Id: #a19980309094305   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 09:43:05 JST 1998
From: 小波秀雄 <konami@miyagi-ct.ac.jp>
Subject: たしかにゲイっぽい雰囲気ではあるが

ピンカーを女だと思っている人がいるんだ!

これを読んでいたら

 #996/996 図書室
 ★タイトル (BLG00883)  96/12/18  20:24  ( 18)
 『言語を生みだす本能』 【ケムパス】
 ★内容
 久しぶりに興奮して本を読んでいますので,ご紹介します。

 『言語を生みだす本能』 NHKブックス 上下2冊 各1300円
 マサチューセッツ工科大学のスティーブン・ピンカーという女性の学者の
 書いた本ですが,とてもおもしろい。
まあ、Stephen というのは男の名前でしょうなあ。女なら Stephanie とか なるかな。本の奥付けの顔写真は、いかにもゲイぽい雰囲気ではある。
Id: #a19980309075456   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 07:54:56 JST 1998
From: 1__
Subject: impetus
 「消滅する慣性」をimpetusと呼ぶことにします。
「impetusは消滅するのがデフォールトなのだけれど、
それを増幅する物質もある」というわけです。
 「氷のせいで路面が滑りやすくなっています」
という言い方は、文字通りに取るとimpetus的ですね。
この表現に違和感を覚えないとしたら、心のどこかに
アリストテレス体系を残しているのだと思います。
 で、「真空というのは究極のimpetus増幅媒体なのだ」
ということにすれば、数学的に等価なモデルを作ることも
できそうな気がします。
でも、実はかなり多くの人が本当に初等力学を
「そういう体系」として納得しているのかもしれず、
これって冗談じゃないのかもしれませんね。

Id: #a19980309070242   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 07:02:42 JST 1998
From: 1__ <1__@winter.try-net.or.jp>
Subject: 慣性
 はじめまして。

 「慣性がある」ということ自体はアリストテレス体系を
反証していません。
1.「慣性は自然消滅するのが本来的状態だが、運動物体と
接触する周辺物質との相互作用で非本来的に持続する場合
がある」と<実感>するか、
2.「慣性は永続するのが本来的状態だが、運動物体と接触
する周辺物質との相互作用で非本来的に減衰する場合が
ある」と<実感>するか、
――というのが、ニュートン力学を<実感>しているか
どうかの分かれ目でしょう。
 日常的経験から帰納したら、だいたい1.のような説明法
になるはずで、2.を理解するには、
a.無摩擦という状態をまず想像し、
b.次に「そっちの方が本来的な状態なんだ」ということを
納得する必要があります。
難しいのはb.の段階でしょう。
「数学的に単純な系が本来的である」という、
暗黙の公理を予め納得していなければ、
結局2.は1.の説明の別の数学的定式化なんだとして
「試験用のパスワード」として頭の中のデータにし、
でも「本当は1.なんだ」という実感的枠組を保ち続ける
――という納得のしかたが自然だという気がします。

似たような困難の例。
1.「日が沈む」のを見るとき、
2.「地球の自転によって、自分の居る地点が明暗境界線の
影の側に入り込もうとしているため、自分が太陽から
遠ざかって行く」と<実感>できるかどうか。
1.「星空」を見るとき、
2.「視野の上半分に比べたら下半分の大きさは無に等しい
というスケール感覚」を<実感>できるかどうか。


Id: #a19980309015153   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 01:51:53 JST 1998
From: エアロスミス帰りの山形
Subject: 転載

> 私のホームページに丸々載せたいと思うのですが

リンク張るんじゃすまないんですか?


Id: #a19980309003358   (reply, thread)
Date: Mon Mar 9 00:33:58 JST 1998
From: SHIRABE Masashi <shirabe@hostcinf.shinshu-u.ac.jp>
Subject: 転載のお願い
黒木さん他,今月の一連の書き込みをなさった皆様:

調@信大人文です。
いろいろと有意義な指摘を有り難うございます。

できましたら,この掲示板の私が関わった一連の議論を
私のホームページに丸々載せたいと思うのですが,よろ
しかったらご許可願えますでしょうか?

形式としては,

1.そのまま載せる
2.固有名詞,メールアドレス等を伏せ字にして載せる

のいずれかを考えています。

いずれかをご検討いただければ幸いです。

1つ前の記録:黒木のなんでも掲示板 (0003)


管理者: 黒木 玄  <kuroki@math.tohoku.ac.jp>  (Web Site)
CGI_Board 0.51