日本学術会議の女性会員増え、7人に  日本の学術の代表者で構成される日本学術会議は三十日、任期満了にともなう次期新会員の内定者を発表した。次期の女性会員は今期の二人から七人に増え、一九四九年の創立以来、最多となった。

 同会議は、「今後十年で女性会員を10%にする」との目標値を自らに設定したほか、各学会に対しても男女の機会均等を促す活動を重ねてきた。その結果、新会員二百十人中、丹羽雅子・奈良女子大学長、米沢富美子・慶応大教授など七人の女性が内定した。

 新会員の任期は七月二十二日から三年間。二十六日に任命者の首相から辞令を受ける予定。

(6月30日19:06)