From kojihas@math.tohoku.ac.jp Fri Jun 30 20:01 JST 2000 Received: from zakuro.math.tohoku.ac.jp (root@zakuro.math.tohoku.ac.jp [130.34.108.137]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id UAA07677; Fri, 30 Jun 2000 20:01:32 +0900 (JST) Received: from sakaki.math.tohoku.ac.jp (IDENT:kojihas@sakaki.math.tohoku.ac.jp [130.34.108.160]) by zakuro.math.tohoku.ac.jp (8.9.3+3.2W/3.7W) with ESMTP id LAA01013 for ; Fri, 30 Jun 2000 11:03:49 GMT Received: by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) id UAA07672; Fri, 30 Jun 2000 20:01:30 +0900 (JST) From: Koji HASEGAWA Message-Id: <200006301101.UAA07672@sakaki.math.tohoku.ac.jp> Date: Fri, 30 Jun 2000 20:01:30 +0900 To: daimondai@zakuro.math.tohoku.ac.jp Subject: asahi0630 Mime-Version: 1.0 X-Mailer: addmail [version 2.0.11] Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Length: 1360 小3からの英語教育本格化へ 文相懇談会が提言  英語教育の見直しに取り組んでいる中曽根弘文文相の私的懇談会「英語指導方法改善の推進に関する懇談会」(座長・中嶋嶺雄東京外大学長)が30日、中間報告をまとめた。2002年度から小学校で本格的に始まる「総合的な学習の時間」を利用して、小学校3年生から楽しみながら英語に触れる機会を広げることを提言している。文部省も学習内容のモデル作りや指導者養成を進める方針で、多くの小学校で英語教育が本格的に始まることになりそうだ。

 中間報告は、小学校での英語教育について、「中学校の英語教育の前倒しは避けなければならない。歌、ゲーム、簡単なあいさつなど、音声を使った体験的な活動などが考えられる」としている。英語の面白さを体験させ、学習意欲を引き出すことが目的と提言している。これを受けて文部省は、学習内容や教材の研究、教員の研修などに取り組み、小学校からの英語教育をできるだけ支援する考え。関連予算を来年度予算の概算要求に盛り込む方針だ。

 大学入試のあり方について中間報告は、実用英語技能検定(英検)、TOEFL、TOEIC、ケンブリッジ大学英語検定など、英語の実践的な運用能力を客観的に評価するテストの活用を進めることを提言している。

 中学、高校での英語指導については、少人数グループに分かれての授業、習熟度別の指導が効果的だという考え方を明らかにした。

 懇談会は、中間報告を文部省のホームページで公開する。寄せられた意見も参考に、今年中に最終報告をまとめる。(19:28)