From owner-he-forum@ml.asahi-net.or.jp Wed Jun 28 09:22 JST 2000 Received: from ml-dist.asahi-net.or.jp (ml-dist.asahi-net.or.jp [202.224.39.110]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id JAA21612 for ; Wed, 28 Jun 2000 09:22:39 +0900 (JST) Received: from ml.asahi-net.or.jp (ml.asahi-net.or.jp [202.224.39.111]) by ml-dist.asahi-net.or.jp (8.9.3+3.2W/3.7W) with ESMTP id JAA14008; Wed, 28 Jun 2000 09:23:13 +0900 (JST) Received: from localhost (daemon@localhost) by ml.asahi-net.or.jp (8.8.8/3.7W) with SMTP id JAA26388; Wed, 28 Jun 2000 09:18:49 +0900 Received: by ml.asahi-net.or.jp; Wed, 28 Jun 2000 09:18:45 +0900 Received: (from ml@localhost) by ml.asahi-net.or.jp (8.8.8/3.7W) id JAA36078 for he-forum-outgoing; Wed, 28 Jun 2000 09:14:16 +0900 Message-Id: <200006280014.JAA36078@ml.asahi-net.or.jp> From: "Tomohiro Okada" To: Subject: [he-forum 1061] 新入生の大幅な定員割れで私立大学補助金交付条件緩和へ(朝日新聞) Date: Wed, 28 Jun 2000 09:17:41 +0900 MIME-Version: 1.0 Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Priority: 3 X-MSMail-Priority: Normal X-Mailer: Microsoft Outlook Express 5.00.2314.1300 X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V5.00.2314.1300 Sender: owner-he-forum@ml.asahi-net.or.jp Precedence: bulk Reply-To: he-forum@ml.asahi-net.or.jp Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Length: 2284 ◇新入生の大幅な定員割れで私立大学補助金交付条件緩和へ◇ 朝日新聞ニュース速報  新入生の数が入学定員を下回った私立大学が今春、全体の3割近 くに上り、私立短大では6割近くに達していることが、日本私立学 校振興・共済事業団の調査でわかった。大学の学部単位でみても2 2%が定員を割り、この割合はここ3年間で3倍以上に増えている 。短大の学科単位では53%が定員割れとなった。新入生の数が減 ったため、私学への補助金の交付条件となる収容定員の半数を切る 学科も急増している。補助金交付の対象から外れると、大学・短大 の経営が成り立たなくなる恐れもでてくるため、事業団は27日ま でに、交付条件を大幅に緩和する方向で見直すことを決めた。7月 中にも各大学・短大に通知する。  同事業団は、文部省の委託を受けて私立学校への補助金交付など を行っている。調査によると、今春の入学者数が定員に満たない大 学は、昨春の89校から133校に増加、28%余を占めた。なか でも定員の7割にも満たない深刻な状況の大学が35校(昨春18 校)とほぼ倍増となった。  青森中央学院大は175人の定員に対し、新入生は117人(昨 春は149人)だけ。定員の7割を下回った。芦屋大(兵庫)は2 50人の定員に114人(同150人)しか入らなかった。芦屋大 は「不況のため、高い学費が敬遠されたのではないか」と分析する 。  定員150人の4割にも満たない59人しか入らなかった山陽学 園大(岡山)は「実態とかけはなれた受験産業の偏差値ランクで下 にされ、イメージダウンになった」と話す。  一方、短大は59%にあたる265校が定員割れで、新入生が定 員の7割に満たない短大が100校(昨年88校)もあった。この ため日本私立短大協会などが、文部省に交付条件の見直しを求めて いた。  これを受けて同事業団は、これまで学部・学科単位の定員充足率 をもとに補助金を交付していた方式を、学校全体にならして定員の 50%を満たせばよいことにし、50%を割り込んだとしても、教 育条件向上のため特色ある教育・研究に取り組んでいると認められ れば、交付対象として認めることにした。  事業団では「18歳人口の減少で大学経営は厳しさを増している 。定員の50%という基準を、学部・学科単位から学校単位に見直 したことで、救済される大学・短大は少なくないのではないか」と いう。 [2000-06-28-03:28] From reform-admin@ed.niigata-u.ac.jp Wed Jun 28 22:20 JST 2000 Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (cosmos.ed.niigata-u.ac.jp [133.35.176.6]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id WAA04970 for ; Wed, 28 Jun 2000 22:20:11 +0900 (JST) Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (localhost [127.0.0.1]) by cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id UAA00239; Wed, 28 Jun 2000 20:59:07 +0900 (JST) Date: Wed, 28 Jun 2000 21:01:28 +0900 From: reformad@ed.niigata-u.ac.jp (reform-ml) Reply-To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Subject: [reform:02955] 私立大学補助金交付条件緩和へ To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Message-Id: <200006281151.UAA19680@yahiko.ed.niigata-u.ac.jp> X-ML-Name: reform X-Mail-Count: 02955 X-MLServer: fml [fml 2.2.1]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "# help" (without quotes) to the address reform-ctl@ed.niigata-u.ac.jp; help= X-Mailer: Eudora-J(1.3.8.8r7-J16) X-Sender: reformad@133.35.177.100 Mime-Version: 1.0 Precedence: bulk Lines: 48 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Length: 2388 he-forumから転載します。                   大学改革情報ネットワーク [he-forum1061(6/28)] ◇新入生の大幅な定員割れで私立大学補助金交付条件緩和へ◇ 朝日新聞ニュース速報  新入生の数が入学定員を下回った私立大学が今春、全体の3割近 くに上り、私立短大では6割近くに達していることが、日本私立学 校振興・共済事業団の調査でわかった。大学の学部単位でみても2 2%が定員を割り、この割合はここ3年間で3倍以上に増えている 。短大の学科単位では53%が定員割れとなった。新入生の数が減 ったため、私学への補助金の交付条件となる収容定員の半数を切る 学科も急増している。補助金交付の対象から外れると、大学・短大 の経営が成り立たなくなる恐れもでてくるため、事業団は27日ま でに、交付条件を大幅に緩和する方向で見直すことを決めた。7月 中にも各大学・短大に通知する。  同事業団は、文部省の委託を受けて私立学校への補助金交付など を行っている。調査によると、今春の入学者数が定員に満たない大 学は、昨春の89校から133校に増加、28%余を占めた。なか でも定員の7割にも満たない深刻な状況の大学が35校(昨春18 校)とほぼ倍増となった。  青森中央学院大は175人の定員に対し、新入生は117人(昨 春は149人)だけ。定員の7割を下回った。芦屋大(兵庫)は2 50人の定員に114人(同150人)しか入らなかった。芦屋大 は「不況のため、高い学費が敬遠されたのではないか」と分析する 。  定員150人の4割にも満たない59人しか入らなかった山陽学 園大(岡山)は「実態とかけはなれた受験産業の偏差値ランクで下 にされ、イメージダウンになった」と話す。  一方、短大は59%にあたる265校が定員割れで、新入生が定 員の7割に満たない短大が100校(昨年88校)もあった。この ため日本私立短大協会などが、文部省に交付条件の見直しを求めて いた。  これを受けて同事業団は、これまで学部・学科単位の定員充足率 をもとに補助金を交付していた方式を、学校全体にならして定員の 50%を満たせばよいことにし、50%を割り込んだとしても、教 育条件向上のため特色ある教育・研究に取り組んでいると認められ れば、交付対象として認めることにした。  事業団では「18歳人口の減少で大学経営は厳しさを増している 。定員の50%という基準を、学部・学科単位から学校単位に見直 したことで、救済される大学・短大は少なくないのではないか」と いう。 [2000-06-28-03:28]