読売新聞 1999 年 12 月 9 日 木曜日(第 44416 号)13 版(於・宮城県仙台市) 朝刊第 3 面 「独立強制法人化 特例条件に容認 国立大学協会 国立大学協会の蓮實重彦会長は八日、文部省で中曽根文相と会談し、 国立大学の独立行政法人化について、文部省が示している特例措置を 条件に容認することを明かにした。独立行政法人化に反対の立場を とってきた同協会が方針転換するものだ。 特例措置は、文部省が今年九月に発表した検討案に盛り込まれてお り、国立大学を独立行政法人にする場合、法人(大学)の効率化を目指 した中期目標や評価制度、人事権などで大学の自治を尊重するという もの。 この日の会談で、蓮實会長は (1) 独立行政法人通則法をそのまま 国立大に適用することには反対 (2) 特例措置は、法人化する場合、 最低限かつ肝心の条件 (3) 高等教育予算を欧米並みに充実 --- の 3 点を申し入れた。 これに対し、中曽根文相は「努力したい」と述べた。」 注:この記事は誤報の疑いが強いとのこと、以下を参照されたし。 http://www.math.tohoku.ac.jp/~kojihas/reform/tujisita17 http://www.math.tohoku.ac.jp/~kojihas/reform/02467