From reform-admin@ed.niigata-u.ac.jp Wed Jun 4 20:21 JST 2003 Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (cosmos.ed.niigata-u.ac.jp [133.35.176.6]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3p2/3.7W) with ESMTP id UAA26060 for ; Wed, 4 Jun 2003 20:21:14 +0900 (JST) Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (localhost [127.0.0.1]) by cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id TAA07270; Wed, 4 Jun 2003 19:34:36 +0900 (JST) Date: Wed, 04 Jun 2003 19:35:05 +0900 From: 東京大学職員組合 Reply-To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Subject: [reform:04759] 東大総長への批判 To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Message-Id: <5.1.1.8.2.20030604193415.05160700@pop.asahi-net.or.jp> X-ML-Name: reform X-Mail-Count: 04759 X-MLServer: fml [fml 2.2.1]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "# help" (without quotes) to the address reform-ctl@ed.niigata-u.ac.jp; help= X-Mailer: QUALCOMM Windows Eudora Version 5.1.1-J X-Sender: m6876kd678h@pop.asahi-net.or.jp Mime-Version: 1.0 Content-Transfer-Encoding: 7bit Precedence: bulk Lines: 67 Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Length: 3062 reform各位  東京大学職員組合は、6/3の参院・文教科学委員会での佐々木東大総長の参考人陳述に対する 批判として、下記の抗議文を本日(6/4)佐々木東大総長へ宛てて提出しましたので、ご紹介します。                                       東職書記長 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-                               2003年6月4日                     抗 議 文 東京大学 総長 佐々木 毅 殿                                東京大学職員組合  東京大学職員組合は、貴職が、6月3日参議院文教科学委員会において行われた国立大 学法人法案に係る参考人意見陳述で、「法案を支持する立場」を明言されたことに対して、 厳重に抗議いたします。  貴職が職員組合との交渉、並びに学内構成員に対する説明を疎かにしたまま、国会で参 考人として意見陳述することの不当性については、去る6月2日付抗議文で抗議したとこ ろです。それでも私たちは、意見陳述の場では東京大学の現状や学内の動きについて率直 な意見を述べていただけるのではないかと、まだ一片の期待を持っておりました。  結果的にそのような期待は、完全に裏切られました。  貴職は、意見陳述の冒頭で法人化法案支持の立場を表明されました。かかる態度表明は これまで学内公式の場で一度たりともなされたことが無いもので、傍聴に参加した者は耳 を疑わざるを得ませんでした。  学内構成員に対して口をつぐんだまま、あえて国会の場で堂々と法案支持を表明される とは、一体如何なるお考えなのでしょうか。たとえば同じ3日午前に意見陳述を行った本 田和子参考人のように、大学の実情を中心に語り法案自体に対する賛否を明言しないこと も可能だったはずです。また、「やってみないと分からない」、「どれが、何がと言えな いほど問題に囲まれている」という現状認識がおありなら、どうして「法案を支持する立 場」なる発言ができるのでしょうか。  貴職の発言内容全体も、東京大学の現状にほとんど触れないまま、抽象的な改革論と政 府に対する「お願い」に終始しました。議員質疑の中で、法人化に対する懸念を表明した 部局があることを指摘した質問や、予算・施設の問題を指摘した質問が出されたにも関わ らず、貴職は具体的に答えようとしませんでした。意図的に東京大学の現状に触れること を避けたとしか思えません。  国会において「東京大学学長(総長)」の肩書きでなされた貴職の発言は、東京大学が 今回の法人化を支持しているかのような、事実と異なる印象を与えかねないものであり、 極めて遺憾です。  東京大学職員組合は、貴職が、参考人として法人化法案支持の立場を表明したことに対 し厳重に抗議すると共に、職員組合並びに学内構成員に対して、速やかに納得の行く説明 をなされるよう強く求めるものです。 ========================================== 東京大学職員組合 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 Fax:03-3813-1565 Tel:03-5841-7971 E-Mail HP URL 独行法反対首都圏ネットのページは東職HPの中にあります ==========================================