From reform-admin@ed.niigata-u.ac.jp Fri Apr 12 11:36 JST 2002 Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (cosmos.ed.niigata-u.ac.jp [133.35.176.6]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id LAA29653 for ; Fri, 12 Apr 2002 11:36:50 +0900 (JST) Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (localhost [127.0.0.1]) by cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id KAA15369; Fri, 12 Apr 2002 10:36:16 +0900 (JST) Date: Fri, 12 Apr 2002 10:35:46 +0900 From: Fusao Shimoyama Reply-To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Subject: [reform:04108] (無題) To: 大学改革 , 理論学会リスト Message-Id: <3CB639F2.25FC77E7@shimonoseki-cu.ac.jp> X-ML-Name: reform X-Mail-Count: 04108 X-MLServer: fml [fml 2.2.1]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "# help" (without quotes) to the address reform-ctl@ed.niigata-u.ac.jp; help= X-Mailer: Mozilla 4.78 [ja] (Windows NT 5.0; U) X-Accept-Language: ja Mime-Version: 1.0 Content-Transfer-Encoding: 7bit Precedence: bulk Lines: 141 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Length: 7430 現在提示されている国立大学法人化の姿は、何か斬新な大学像のように描かれた りしています。しかし、私にはそれは教授会を中核とする教学側の権限がほとん どない一部私学の姿の再版のように思えます。JSPEで大谷さんが情報を伝えられ ている鹿児島国際大での懲戒解雇、後掲情報のような富士大学での教員→警備員 への配転、私の大学の隣にある東亜大学での20名以上の教員への指名退職勧奨な どなどの最近の事件は、国公立大学の明日の姿になるのでしょうか!!下山房雄 ----- Original Message ----- 送信者 : "菅野文夫" 宛先 : "菅野文夫" 送信日時 : 2002年4月5日 件名 : [fujidai]「川島さんを支援する会」メール・ニュース 15号 > ============================ > 「川島さんを支援する会」メール・ニュース15号 02年4月5日 > ============================ > このメールニュースは、本会の趣旨に賛同さ > れた方へ配信させていただきます。返信は不要 > です。(もちろん忌憚のないご意見・ご叱正は > 歓迎です)なお、このメールはメーラーのBCC機 > 能を利用してお送りしています。from菅野to菅 > 野の面妖な送受信者になっていますが、ご容赦 > 下さい。 > > > ○とりあえず本は無事でした >     −川島茂裕さんの最新情報のご報告− > 富士大学は3月20日付で、川島茂裕さんの蔵書を3月末日までに > 学外に撤去するよう命じていました。もちろんこの命令は極めて > 不当で、川島さんはこれに従わず、大学側がどのような強行処置 > をとるのか案じられていたところです。 > 結論からいえば、富士大は川島さんの蔵書を「別室」より実力 > で撤去しませんでした。 > 川島さんは4月1・2日は年次休暇をとり、4月3日に新年度初出 > 勤。「別室」は3月中と変わらぬ様相だったとのことです。富士 > 大が運送屋さんを手配して、川島さんの自宅に運ぶこともありま > せんでした。 > 今のところ蔵書の件に関しては、富士大側からの新たな対応は > ない模様です。 > > ○蔵書をめぐる悪質な嫌がらせ >     −これで3回目です− > 富士大学が川島さんを経済学科助教授から事務職員に「配転」 > したのは、昨01年8月1日(当初図書館勤務)。同時に富士大は川 > 島さんの研究室を奪い、蔵書等の撤去を強要しました。これが蔵 > 書問題のはじまり。 > 8月23日に富士大理事長は蔵書を実験準備室に移すように指示 > 、とりあえずこの場所に移されました(なお、実験準備室は02年 > 3月11日の文書などでは「実験実習室」と表現されていますが、 > 部屋の名称が変わったとの情報はありません−富士大当局側の間 > 違いだと思います)。 > 01年10月4日に富士大は、実験準備室からも蔵書を撤去するよ > うに命じ、10月12日までに従わない場合は「当方において処分す > る等しかるべき処置をとります」との文書を出しました。「配置 > 転換」自体を不当としているのだから、川島さんは当然これに従 > わず、さしあたりは実験準備室に引き続き蔵書を置かせるように > 求めてきました。このときも富士大の実力行使が懸念されました > が、何とか事なきを得ました。 >  そして本年3月11日の「管理部管理課(別室)」への再「配転 > 」です。これにともなって、富士大当局の手により、蔵書は川島 > さんの知らぬ間に、「別室」(例の座敷牢のようなところ)に移 > されました。さらに3月20日には、これも撤去せよと難題をふっ > かけてきたのです。 >  助教授から事務職員への「配置転換」の不当性はいうまでもな > いのですが、仮に“施設の有効利用”という点からだけ見ても、 > 富士大の蔵書撤去命令には何の道理もありません。川島さんの研 > 究室は、すぐに別の教員が使用するようなことはありませんでし > た(現在はふさがってしまったようですが)。実験準備室を使う > 上で、川島さんの蔵書が邪魔になったことはありません。いわん > や、現在籠もることを強要されている「別室」は、他の教職員か > ら隔離されたいわば座敷牢で、川島さんの蔵書が富士大の施設管 > 理上邪魔になることはありません。一連の処置が、たんなる嫌が > らせとしか思われない所以です。 > > ○嫌がらせは続く・・・ >     −座敷牢逼塞命令− > 繰りかえしますが、川島さんが“勤務”を命じられた「別室」 > とは、食堂のある1号館の元の守衛室で、しばらくのあいだ使用 > されていませんでした。食事に来る学生・教職員からは中のよう > すが丸見えで、座敷牢といっても過言ではありません。 > 富士大当局は、川島さんが終日ここで過ごすように強制し、こ > れをまた監視しています。卒業式の際も、川島ゼミの卒業生が要 > るにも関わらず、「別室」待機を命じられました。今度の入学式 > に関しても、下記のような文書が出されています。 >  −−4月4日付命令(ここから)−−−−−−−−−− >                  平成14年4月4日 >  管理部・管理課事務職員 >   川島茂裕殿 >               総務部長 ○○○○ >               管理課長 ○○○○ > >        入学式当日における業務担当 > >   貴殿の入学式当日(4月6日)における業務担当は、 >  管理部・管理課(別室)待機とする。 > ※ 総務部長・管理課長の個人名は、削除しました。 >  −−4月4日付命令(ここまで)−−−−−−−−−− >  “川島さん隠し”というべきでしょうか。 >  座敷牢への逼塞を強要される状態は、まだ続いています。 > > ○嫌がらせは続く・・・(その2) >     −年休の届けに理由を書け!− >  先にも述べましたが、川島さんは4月1・2日の二日間、年次休 > 暇をとりました。被雇用者として当然の権利ですね。ところが、 > 年休の届けに「理由不明」との付箋が貼られ、戻ってきたそうで > す。“年休の理由を書け”ということですね。 >  これは不当な権利侵害です。年次休暇をとるのに、その理由を > 雇用者に告げる必要はありません。 > これが富士大の実態です。 > > ○今後ともよろしくご支持を > この間、私立大学で教員の教育研究・身分保障に関わる重大な > 権利侵害事件があいついでいます。 > また、国立大学については例の「国立大学等の独立行政法人化 > に関する調査検討会議」の最終答申『新しい「国立大学法人」像 > について』(3月26日)で、「非公務員型」の方針が打ち出され > ましたね。管理運営と教学との分離も謳われています。 > 大学教員の教育研究と身分保障をめぐる問題は、大学の規模や > 設置形態の如何を問わず、大学人の共通の問題となっています。 > 引き続き、富士大問題に目を注いでいただき、本会へのご支持を > 賜りたく、よろしくお願いも潮上げます。 > > ※ 川島茂裕さんへのご支援のお言葉は、電子メールでお願いい >  たします(恐縮ですが電話・ファックスはご遠慮下さい)。川 >  島さんのアドレスをご存じない方は、本会事務局へお願いいた >  します(川島さんに転送いたします)。 > > -- > 川島茂裕さんを支援し、 > 大学教員の教育研究と身分保障を考える会 > 事務局世話人 菅野文夫 > Tel/Fax 019-654-5703(自宅) > Tel/Fax 019-621-6526(研究室直通) > kannoh@iwate-u.ac.jp > ※上記のメールアドレスで研究室・自宅ともに送受信可能です。 >