From reform-admin@ed.niigata-u.ac.jp Sat Feb 9 21:11 JST 2002 Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (cosmos.ed.niigata-u.ac.jp [133.35.176.6]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id VAA21639 for ; Sat, 9 Feb 2002 21:11:15 +0900 (JST) Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (localhost [127.0.0.1]) by cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id UAA18131; Sat, 9 Feb 2002 20:20:59 +0900 (JST) Date: Sat, 9 Feb 2002 20:24:32 +0900 From: reformad@ed.niigata-u.ac.jp (reform-ml) Reply-To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Subject: [reform:04003] 岩手大学長が学部再編を示唆 To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Message-Id: <200202091120.UAA10979@yahiko.ed.niigata-u.ac.jp> X-ML-Name: reform X-Mail-Count: 04003 X-MLServer: fml [fml 2.2.1]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "# help" (without quotes) to the address reform-ctl@ed.niigata-u.ac.jp; help= X-Mailer: Eudora-J(1.3.8.8r7-J16) X-Sender: reformad@133.35.177.100 Mime-Version: 1.0 Precedence: bulk Lines: 62 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Length: 2777 he-forumから転載します。 教員人事の一元化、1学部化などに言及している点が注目されます。            2月9日 大学改革情報ネットワーク [he-forum 3397(2/7)] 『岩手日報』2002年2月7日付 岩手大学長が学部再編を示唆  岩手大の海妻矩彦学長は6日、大学改革の検討状況について、「現在の4学 部(人文社会科学、教育、工学、農学)の再編で意見を闘わせている」と述べ、 学部再編の可能性を示唆した。  同日開かれた同大運営諮問会議の中で説明した。海妻学長によると、学内の 大学改革特別検討委(委員長・海妻学長)内では、3学部案と2学部案があり、 両案とも独立大学院を設けるとしている。「ゆくゆくは1学部だが、複数の独 立大学院という可能性もある」という。  しかし、岩手大は弘前、秋田両大との再編・統合に関する懇談会を設置した ばかり。懇談会の議論にも影響しかねず、結論はまだ先になりそうだ。  また、これまで学部ごとだった教員人事を一元化する方針を表明。教員養成 系学部の統合については「秋田、弘前両大と教育学部長の協議が進んでいる。 本学としてはここ(岩手大)に統合したい。それにふさわしい構想をつくりア ピールしていかねばならない」と強調した。 [he-forum 3406(2/9)] よみうり教育メール 2002年2月8日付 岩手大学長が四学部体制見直しの考え  岩手大の海妻矩彦学長は六日、同大で開かれた運営諮問会議で「(学内で) 学部の再編を検討している」と話し、現在の四学部体制を見直すことが必要と の考えを示した。大学院の充実によって研究力向上を目指すため、大学の学部 を一つとし、複数の大学院を持つ体制づくりを検討しているという。  岩手大は現在、工、農、教育、人文社会科学の四学部を抱えている。海妻学 長は今後、少子化などで学生と教員の減少が予想されることから、「四学部体 制では対応できない」と見直しの必要性を強調。同大の教授らで作る改革検討 特別委で、検討を行っているとした。  また、県内では相次ぐ企業撤退や景気悪化で雇用情勢が悪化、大学と地域が 連携して新たな産業を創出することが求められるなど、大学には教育機関とし てだけではなく、研究機関として期待が集まっている。研究レベルを高めため、 大学院の充実を掲げた。  海妻学長は「大学院中心でないと、世界に通じる高度な研究や教育はできな い」と話し、教員を学部ではなく、より専門的な大学院に集め、研究のレベル を上げたいとした。学部の授業は、大学院が教員を派遣する形で行えば、学部 生もレベルの高い、より専門的な教育を受けられる効果もある。  秋田、弘前の両国立大学との再編統合問題について海妻学長は、「今後どの ような形になるにしても、それぞれの大学が強くならなければならない」と改 革の必要性を強調した。しかし、再編の検討はまだ始まったばかりで、具体的 な内容や時期については、学長自身も「海のものとも山のものとも分からない」 と話している。