From reform-admin@ed.niigata-u.ac.jp Thu Feb 7 19:33 JST 2002 Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (cosmos.ed.niigata-u.ac.jp [133.35.176.6]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id TAA04713 for ; Thu, 7 Feb 2002 19:33:07 +0900 (JST) Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (localhost [127.0.0.1]) by cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id SAA17193; Thu, 7 Feb 2002 18:33:38 +0900 (JST) Date: Thu, 7 Feb 2002 18:37:11 +0900 From: reformad@ed.niigata-u.ac.jp (reform-ml) Reply-To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Subject: [reform:03999] 弘前大、岩手大、秋田大が再編統合懇談会 To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Message-Id: <200202070933.SAA00620@yahiko.ed.niigata-u.ac.jp> X-ML-Name: reform X-Mail-Count: 03999 X-MLServer: fml [fml 2.2.1]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "# help" (without quotes) to the address reform-ctl@ed.niigata-u.ac.jp; help= X-Mailer: Eudora-J(1.3.8.8r7-J16) X-Sender: reformad@133.35.177.100 Mime-Version: 1.0 Precedence: bulk Lines: 104 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Length: 4931 he-forumから転載します。            2月7日 大学改革情報ネットワーク [he-forum 3389(2/6)]  『東奥日報』2002年2月6日付 北東北3大学が再編統合懇談会  弘前大、岩手大、秋田大の北東北国立三大学は五日、盛岡市内で連携推進会 議を開き、三大学の再編・統合を検討する懇談会を同会議の下に設置した。今 後、各大学選出の教官が再編・統合の可能性やメリット・デメリットを広く話 し合う。  懇談会のメンバーは、各大学の教官三人、計九人で構成。今月十八日までに 人選を行い、今月中にも初会合を開催する。  会議後会見した海妻矩彦・岩手大学長は「(懇談会は)再編・統合という結 論ありきではないが、根本的に(再編・統合で)一致した場合には(具体的な 事業などを決める)専門委で進めることになる」と述べた。また懇談会の最終 報告の時期について「個人的には、独立行政法人化とは切り離して考えるべき だと思う」とし、独立行政法人化が見込まれる二〇〇四年度にこだわらない考 えを示した。  再編・統合の重要性について遠藤正彦・弘前大学長は「特徴を持たせること で大学の存在意義を示したい」、三浦亮・秋田大学長は「単に大学を大きくす ればいいのではなく、どう発展するかが大切だ」との考えを示した。  再編・統合を話し合う場としては、岩手大が昨年十二月、連携推進会議の下 に専門委員会を設置することを提案。秋田大が学内で協議した結果「専門委員 会の名称では『まず再編・統合ありき』とのイメージを与える」と慎重姿勢を 示したため、「懇談会」の名称で協議をスタートさせることになった。  国立大の再編・統合をめぐる動きは、昨年六月に出された国の方針「大学の 構造改革の方針(遠山プラン)」を受けて急速に進んだ。文部科学省が行った アンケート(一月二十六日現在)によると、国立大学短大計百一校のうち、三 十六校が他大学との統合を決めるか、統合に向けた本格的な協議に入っている。 [he-forum 3390(2/6)]   『岩手日報』2002年2月6日付 3大学再編・統合へ懇談会設置  岩手、弘前、秋田の北東北国立3大学連携推進会議は5日、盛岡市内のホテ ルで開かれ、「再編・統合に関する懇談会」の設置を決めた。  海妻矩彦岩手大、遠藤正彦弘前大、三浦亮秋田大の各学長らが出席。冒頭の あいさつで海妻学長は「3大学は同じ学部があり、再編・統合になれば再編の 部分が重要になる。拙速はだめだが、単なる数合わせでもだめだ」と、今後の 議論に一石を投じた。  懇談会は、再編・統合の可能性やメリット・デメリットを検討し、推進会議 に報告する。海妻学長は「再編・統合という結論ありきではないが、根本的に (再編・統合で)一致した場合には、(具体的な事業などを決める)専門委で 進めることになろう」と述べた。  懇談会の最終報告の次期については「タイムスケジュールはない。個人的に は、独立行政法人化とは切り離して考えるべきだと思う」と述べ、独立行政法 人化が見込まれる2004年度にこだわらない考えを示した。  懇談会は、各大学教員3人ずつ計9人で構成し、2月中に初会合を開く予定。 各大学とも18日までに委員を決める。  岩手大の委員の人選について海妻学長は「重い問題であり、責任を持った発 言が求められる。学部長以上のクラスと考えている」との認識を示した。  各学長は再編・統合の重要性について「統合へ皆の気持ちが進めば新たな展 望が開ける」(海妻学長)、「特徴を持たせることで大学の存在意義を示した い」(遠藤学長)、「単に大学を大きくすればいいのではなく、どう発展する かが大切だ」(三浦学長)と述べた。 [he-forum 3391(2/6)]    『秋田魁新報』2002年2月6日付 具体的な論議開始へ/北東北の国立3大学  秋田、岩手、弘前の北東北国立3大学の学長、副学長、事務局長らで構成す る連携推進会議が5日、盛岡市のメトロポリタンホテル盛岡で開かれ、3大学 の再編・統合について議論する懇談会を連携推進会議内に設置することを正式 に決めた。懇談会メンバーは各学長が推薦する教員3人の計9人が基本。今月 中にも初会合を開く。  連携推進会議では、岩手大が懇談会の設置要項を提案。若干の修正を加えた 上で了承した。要項は設置目的を「3大学の再編・統合の可能性、メリット、 デメリットを検討する」とした。3学長は、18日までに委員を選任すること を申し合わせた。  会議後、岩手大の海妻矩彦学長は「いつまでも話し合うだけでは駄目。委員 は全国的な流れを念頭に置くことになる。ただし、統合ありきではなく、慌て ず十分に議論したい」として、再編・統合の是非について結論を出す目標時期 は示さなかった。また、「教員養成系再編・統合の議論は急ぐ必要があるが、 それによって3大学全体の在り方がゆがんではいけない」と述べた。  秋田大の三浦亮学長は「足し算以上の効果を生む方策を考えなければならな い」と話し、今月1日に就任した弘前大の遠藤正彦学長は「3大学は学部構成 に重なりがあり、単純な統合では問題は解決しない。懇談会でも、どういう特 長を出せるか英知を結集してほしい」とした。  再編・統合論議開始の提案は、昨年12月の連携推進会議で岩手大からなさ れた。3学長は1月14日、議論の場として懇談会を発足させる方向で合意し ていた。