From reform-admin@ed.niigata-u.ac.jp Sat Mar 24 17:39 JST 2001 Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (cosmos.ed.niigata-u.ac.jp [133.35.176.6]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id RAA07492 for ; Sat, 24 Mar 2001 17:39:41 +0900 (JST) Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (localhost [127.0.0.1]) by cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id OAA28621; Sat, 24 Mar 2001 14:42:55 +0900 (JST) Date: Sat, 24 Mar 2001 14:37:22 +0900 From: Toru Tsujishita Reply-To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Subject: [reform:03380] 2/22 国大協特別委員会議事概要より:長尾試案関係 To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Message-Id: X-ML-Name: reform X-Mail-Count: 03380 X-MLServer: fml [fml 2.2.1]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "# help" (without quotes) to the address reform-ctl@ed.niigata-u.ac.jp; help= X-Mailer: Macintosh Eudora Version 4.3.2-J X-Sender: tujisita@mailhost.math.sci.hokudai.ac.jp Mime-Version: 1.0 Content-Transfer-Encoding: 7bit Precedence: bulk Lines: 94 Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Length: 4915 第10回設置形態検討特別委員会2001.2.22資料 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/socho/agency/setti-iinkai.htm#l10 議事概要より http://www.hokudai.ac.jp/bureau/socho/agency/j130319-23.pdf 日時平成13年2月22日(木)9:30〜12:00 場所学士会分館(本郷)6号室 出席者 長尾委員長 中嶋 副委員長 海妻,阿部,北原,鈴木,梶井,内藤,石,松尾,鮎川,杉岡,江口, 田中委員 馬渡,小早川,森田,若杉,奥野,浦部,内田各専門委員 (大学共同利用機関)堀田凱樹国立遺伝学研究所長 2 .国立大学法人の枠組についての試案について 委員長より,前回の本特別委員会開催以降の,標記に関する経過について,次 のような報告があった。 1月24日開催の第9回設置形態検討特別委員会において「国立大学法人の枠 組についての試案」(枠組試案)を審議いただいたが,時間的な制限もあり取 りまとめるに至らなかったため,更に意見のある場合は1月26日(金)まで に意見を提出することとした。そして翌週の火曜日まで待ち,提出された意見 を整理して修正案を作成し,特に意見がある場合は2月2日(金)まで提出 願いたい旨を記し,1月30日(火)に設置形態検討特別委員会の全メンバー に送付した。 その後,種々ご意見が寄せられたので,急遽,第3回専門委員会座長連絡会 議を開催し,寄せられた意見について検討し,資料5の通りの試案を修正し た上,再度,各座長に送付し確認を得て,2月13日(火),全国立大学長に送 付した(一個所修正漏れがあったため14日に修正文を送付)。 このような形で,現時点における本特別委員会の議論を整理し,各国立大学 における議論の参考として送付した次第である。 以上の説明に関して,次のような要望・意見があった。 ○「枠組試案」のような重要な部分の取りまとめに際しては,本特別委員会の 審議を経る等,手続き的に慎重な配慮をお願いしたい。 ○今回初めて本特別委員会に参加したが,「枠組試案」を受け取った時の印 象を申し上げたい。第一に,3項に「独立行政法人の基本的枠組を参考にし て作る」とあるが,この“基本的枠組”というのは,例えば企画部門と実施部 門の切り離し等と理解するが,その点の理解をどのように考えたらよいかお教 え願いたい。また,9項に「大学の中期的な活動の目標とその目的達成のた めの具体的な計画は,数年の期間について,主務省と協議して大学が決定する」 とあるが,主務省と協議した結果,大学の考えが入れられなかった場合,どう したらよいか,という議論が大学であったので,その辺の考え方も整理してい ただきたい。 以上の発言に関して,委員長より次のように述べられた。 只今指摘のことに関しては,各専門委員会で議論していただくようお願いし たい。また,重要な問題の取扱いに関しても,時間の許す限り,努力させてい ただく。次に,委員長より,「独立法人反対首都圏ネットワーク」からの反 対意見の紹介があった後,本日席上配付の「東京大学が法人格をもつとした場 合に満たされるべき基本的な条件」について,森田専門委員より説明願いたい 旨の依頼があった。引き続き,森田専門委員より,次のような前置きがあっ た後,その内容の詳細な説明があった。このペーパーは「東京大学21世紀学 術経営戦略会議」(UT21会議)の下に設置された「法人化小委員会」が作成 したもので,親委員会及び評議会の承認を経て,2月20日に記者発表された ものである。 3.今後の議論の進め方について このことについて委員長より,次のように述べられた。 今後の検討の進め方について,まず「枠組試案」を参考にしていただき,各 専門委員会で具体的に詳細を議論いただき,早急に詰めていただき,各専門委 員会から詳しいものを提出いただきたい。文部科学省は5月連休前後に,取 りまとめの原案的なものを出したい意向であるということを,色々なところか ら聞いている。出来れば,それまでに国大協側の考え方を共通的に合意できる 範囲で,文部科学省側に示すことが必要と思う。これを含めて,今後の進め方 について,委員各位のお考えを伺いたい。 委員長の発言を受けて,次のような提案があった。 委員長の提案に賛成である。各専門委員会で早急に議論を煮詰めて,国大協の 意見をまとめる必要がある。また同時に,各国立大学でも枠組みを作り,学内 で議論が進んでいると思うので,大学の意見を吸い上げることも必要と思う。 大学では賛成派・反対派がいるが,それら意見を反映させる正式ルートは現在 のところ学長ルートしかないので,学長を通じて,各大学の意向を聞いてはど うか。 この提案について協議の結果,各国立大学で検討が進んでいて,ある程度, 意見の取りまとめ等も出来ていて,本特別委員会に出せると判断される大学が あれば,例えば国立大学の法人化に際しての問題点を数項目挙げてもらう等も 併せてお願いして,各国立大学の意見を積極的に提出していただくことをお願 いすることとなった。以上をもって本日の議事を終了した。 〔備考〕 第11回:平成13年3月7日(水)10:00〜12:00(学士会分館6号室) 第12回:平成13年4月2日(月)15:00〜17:30(学士会分館6号室)