From reform-admin@ed.niigata-u.ac.jp Fri Nov 19 13:31 JST 1999 Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (cosmos.ed.niigata-u.ac.jp [133.35.176.6]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.8.8/3.7W) with ESMTP id NAA27962 for ; Fri, 19 Nov 1999 13:31:36 +0900 (JST) Received: from cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (localhost [127.0.0.1]) by cosmos.ed.niigata-u.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id LAA11146; Fri, 19 Nov 1999 11:36:37 +0900 (JST) Date: Fri, 19 Nov 1999 11:37:56 +0900 From: knozaki@allegro.phys.nagoya-u.ac.jp (野崎 一洋) Reply-To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Subject: [reform:02337] Re: 授業料格差について To: reform@ed.niigata-u.ac.jp Message-Id: <199911190236.LAA28143@allegro.phys.nagoya-u.ac.jp> X-ML-Name: reform X-Mail-Count: 02337 X-MLServer: fml [fml 2.2.1]; post only (only members can post) X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "# help" (without quotes) to the address reform-ctl@ed.niigata-u.ac.jp; help= X-Mailer: Macintosh Eudora Pro Version 2.1.4-J Mime-Version: 1.0 Precedence: bulk Lines: 54 Content-Type: text/plain; charset="ISO-2022-JP" Content-Length: 2418 At 21:05 99.11.18, fumoto wrote: > 野崎 一洋 wrote: > > > At 18:42 99.11.17, fumoto wrote: > > > > > > > > > > > 前にも一度書きましたが、大学以外の社会、特に一般の会社員の待遇の差別化に > > >向かって > > > いる現状で、教官待遇の差別化に反対する根拠は何でしょうか。 > > 正しい授業評価を行い、受け持ち授業数と評価点で給料に差別をつけること > > > は大変理にかなっていることではないでしょうか。 > > >それでも、待遇、特に給料の平 > > >等性を確保しようとするとなると、どのようなことになるのでしょうか。 > > > > 一般的に「教官待遇の差別化」に反対しているわけではありません。 > > 「平等性を確保」せよとも言っていませんし、現在の教官待遇は「平等」ではありま > > せん。 > > > > 繰り返しますが、私は、教官待遇の差別化を正当化しうる「正しい授業評価」ができ > > るのかということを言っているだけです。 > > >  私は、必ずしも教官待遇の差別化を主張しているわけではありません。ただし >、なぜ、 > >「正しい評価をやるには今何をすべきか」、と発想しないで、「できるか」と発想 >するので > >しょうか。私は、差別化と関係なく、「正しい評価をしなければならない」と思っ >ていま > す。出来なければやらなくてよいものではないはずです。 私の文章の一部だけを取り上げての議論は公正ではありません。評価をするなとはど こでもいっていませんし、これまでの投稿で何回もこのことについて触れていますし 、すぐ前のmailでも「「評価」の必要性は誰も否定できないし、難しくても、ある程 度のリスクをかけてでも教育・研究の改善・発展のために必要な評価はしていかねば なりませんし、実際、その努力が続けられていると思います。」と書いているではあ りませんか。 私のいっているのは、教育評価の利用法(教育評価による待遇の差別化とか授業料の格差 )についてであって、初めのH.Keizo 氏宛のへのmailでも書いたように研究評価に ついての議論でもありません。このように、きわめて限定的な事柄についての議論に 対して 勝手に拡張した主張をされても、それに、いちいち答える義務はないと思います。ま た、「正しい評価」という言葉を、「評価」のもつ主観性のリスクについての反省も なく連発される方の「正しい評価」なるものに対して私は恐怖を感じますが、これ以 上の議論は、 不毛ですので、差し控えたいと思います。 名古屋大学 理学研究科 物質理学(物理)専攻  野崎一洋 (R研)  Tel:(052)789-3553,FAX:(052)789-2906 e-mail: knozaki@allegro.phys.nagoya-u.ac.jp