石井 急遽いろんな先生に声をかけました。 一番心配しておりますのは、これからを担う若い人たちに負のメッセージをあたえて いるのではないか。 日本ではお荷物扱いされるということで、海外へいってしまうとか、そんな馬鹿なことが あってはならない。 海外にもインパクトがあるということでいろんなメッセージをいただいています。 コレージュドフランスの先生から。。 あ、江崎先生がお見えになりました。 ソバージュ先生も、学振でフェローとして日本に来ていただいた。 ストラスブールのマリークレージュ先生、。。。 本当にこれは大変な事態であると、それでかような会を開いたわけでございます。 。。。 小林 小林でございます。今回の事業仕分け、スーパーコンピュータに関心が集まっておりますが、 科学技術にとっての話だと思います。個別事業がどうかというのは短絡的なことであって、 前政権の科学技術立国ということとの整合性がどういうことか、全く理解できない。 それぞれは単独で機能しているというのでなく、総合的に判断されるべきものであるということで、 今回の声明に臨みました。 野依 私自身は、今回の政権に大変期待しております。先端技術開発、若い世代の支援など。ご自身も 日本発の理系総理である。 日本の21世紀、どんな国も一国で生きていけない、しっかり力をつけつつ協調していかなくては。 とくに資源がないのだから科学技術は唯一の道ではないかと。 みなさん国際水準とかいいますけれども、並ではだめで、抜きん出なくてはならない。ここにおられる みなさんはわかってると思いますが、それを担うべき。 ひとつには国際競争でありますが、それだけではだめで、人類存続にかかわる問題を抱えておるのですから、 協調して国際的に協力できる人材が必要である。 今回の仕分けでありますが、一般論として、国の事業の是非が公開で討論されるのは良いこと。しかし 研究や教育が短期的に評価されるべきではない。見識ある議論があってしかるべき。 日本の高等教育、科学技術の政策のあり方について、根本的議論があるべき。 森 森です。私は内閣府の調査会でイノベーションという会議に参加してきました。 人材育成と、ブレークスルーを見出す目を育てるのが大事と思います。 私の立場は昨日の理学部長会議の意見に近いです。 それで、人を育てるのは、運営費交付金というものに尽きると思っています。芽が出るまでに どうするかにとって。 競争的資金は一杯あります。科研費はその中でも厳正の点では右にでるものはない。ぜひ 拡充してほしいと思っています。 ただ、芽を出すまでには、運営費交付金は欠かせません。 将来どの方向に芽が出るかわからないので、多数の人に小額の資金を出すのが必要です。 少数精鋭ではなく。 利根川 利根川です。 ここにおられる先生方と私の意見は似ています。年をとると独自のことをいうのは難しいです。 この4月から理研にいます。 前の先生が言わなかったことは何かないかというと、今年オバマ大統領が、科学アカデミーで リンカーン以来の演説をしました。そこで、今は非常に景気が悪いと。それで、だからこそ 科学に投資して人材を育成するんだと言いました。すべてが役にたつとはいわない、しかし 全体的にみると科学はとてもハイリターンだと。科学にあまり知識が無い人は、あれば贅沢と いいますけれども、自分は全く賛成しない、こう言いました。GDPの今は0.8パーセントなのを 3パーセントにする、NSFも癌関係も共に2倍にすると、こう言いました。 仕分けは私はわかりませんが、まったくわからない。2位でなんでいけないかと言った人が いましたが、一番をめざすから2位か3位かになれる。そういうことをわからないと。 江崎 今日はいっぱいだからもう入れないといわれましたが(笑)助けられて入れました。 鳩山政権になって、こういう集まりがある、こういうことが今まではありえなかった。 大変だ、こういうことになった。これは advocate, 考えるチャンスが与えられた、こういうことだと思う。 アメリカでオバマが演説をした。私のことをいえば、50年以上前にこの大学を出て、民間企業にいて、 アメリカに出てずっとアメリカにいて15年ほど前に筑波に戻ってきた。 はっきり言って日本の科学技術は一流でないんで、金がなくなると非常にこまる。超一流ならこまら ないんですが。科学と技術というのは、じつは非常に違ったものです。私が高校のころ、戦争中に 科学技術という雑誌を多分役人ですが作った。言葉を。技術、これは大昔からあった。そこにサイエンス、 科学、それが近世になってできてきた。知識がそれ自身非常に意味がある。新しい知識、立派な音楽や 絵、新しい知識はそれ自身価値がある。 一方技術は役に立たないといけない、どれだけ金になるか、それで意味が はじめてでる。サイエンスアンドテクノロジー、科学があって技術がある、日本にどうやって科学を 根付かせるか、科学技術といったときには技術を評価している。科学技術というと、これはいかに科学を 根付かせるかの、育てるかのチャンスだと。言葉だけ科学技術立国といってきたがこれを考え直すtチャンス。 ノーベル賞は800人のうちアメリカとイギリスが300くらい、ドイツとフランスが50人くらい、フランスは 文学がおおいですが。日本は15人、2パーセントくらいです。一流といえるか、技術は日本は 進んでいますけど、まあ半導体も今はなんですが、技術は非常に日本は重視してました。 そういうことで、もう少し科学というもの技術というものをわれわれ考え直し、資金、援助が必要だと いうことを、われわれが論理的に、国民の目線といえば目線で訴えていくこと、これがわれわれの 責任じゃないかと思います。 オバマの話をもう少し、Steve Tu というのが、筑波にも来てもらいましたが中国系の人でいます。 サイエンスの面白さはサプライズだ、将来の予想がたたないことだと。数学でもそうでしょう。 チャンスアンドネセシティ。それに対して技術というのは、将来が予想できるものです。 こういうもの(科学)が将来を予想して、どういう国であるべきか、議論していくべきと思います。 司会 お手元に声明(案)というのがあります。石井先生などが起草したものです。益川先生なども。 石井 そのとおりです。この「案」を採って良いか議論していただきたいと思います。 。。。(案朗読)。。。 サイエンスとテクノロジーの違いを私も書き分けております。。。。 (若者をわが国の科学から遠ざけ、あるいは海外へ向かわせ、日本の科学技術立国を危うくする云々。) 以上のような文章を提案させていただいたものでございます。 ご賛同いただけますでしょうか (拍手) では、案という文字をとらせていただき、発信していこうと思います。また 賛成の方には、ここに紙がありますので、ご署名をお願いいたします。 賛成でなければしなくていいんですよ(笑) 。。。あ、修正?それはそのとおりと思います。ただ今の問題は、日本の大学に人がいなくなる、そういう 問題であると思いますので。 (質疑応答) 記者 テレ朝 国立大学の予算減額ということもありますが、思いは?野依先生 野依 そもそもね、日本の高等教育に対する公財政支出は非常に低い。 0.5パーセント、OECD平均の1.0の半分。約3兆円足りない。 ですから今運営費交付金を減らすのは論外で、倍増しなくちゃと思っています。 テレ朝記者 利根川先生に。事業仕分け側から見た場合に、天下りがいて、法人に多額の金が流れている。 利根川 それは問題にしたらいいと思いますよ。国の研究機関に役人が天下る、そんな必要はない。 しかしだからスーパーコンピュータはだめだといわれると、それは天下りはとめるけど開発はとめない、 そう仕分けしてもらわないと。 (拍手) 不明  科学と技術、それは平行して進めていかないと。 ここにいる人は基礎科学の人が多い。森さんとか。 そういうのは整合的にやらないと。組織でやる研究、個人でやる研究。 それからインフラということ。スーパーコンピュータもだし、バイオについてもセルラーとか。 基盤を整合的に国としてマネージしていかないと。社会総がかり一体でやらないと。 ピンポイントであれがこれがでなく、全体として、政権が変わったのだから考えないと。 マスコミもそこは応援してほしい。 朝日 朝日です。科学技術は大事と、それは国民もわかります。 しかしスパコンにこれだけなぜ金がいるか、どう説明されますか。 利根川? それはマスコミがしっかりしてくれないと。(拍手) 日本のマスコミの科学部、、、アメリカはもっと強いですよ。 日本では科学記者は一人で全部書くようになっている。アメリカは、みんなPHDです。科学者を 個人的に知ってるわけです。こないだまで博士課程に居た人がやっている。 国民の理解があるって言ってたけど、アメリカの方が理解があると思ってます。 われわれも頑張るけど、マスコミの方も、もっと科学を理解してくれないと。 国民の理解を深めるには、大変な努力が必要と思ってます。 江崎 今の話を延長すると、アメリカのPhDの40パーセントくらいは産業界。 日本は半分くらい。いろんなところで実は必要とするんです。日本の場合も、たとえば スーパーコンピュータをどう使うかということを考えないといけない。アメリカでは たとえば原子核でつかうわけですが、宣伝しないと、国民に対して説得力がないでしょう。 サイエンスがなぜ必要か。温故知新というのがありますが、逆に未来をたずねるのが科学です。 将来どうなるか。将来に対する指針を得る。技術というのは、国民にとってのウェルフェアを 考えるわけですけれども、経済的にも、その辺の仕分けを考える必要はあると思っています。 学生? 産業界とも連携しなきゃということでしたが、産業界との討論会を今後設けていく、 そういうお考えは?利根川先生。 利根川 野依さんのほうが。笑 野依 科学技術ということでしたが、最近はサイエンス、テクノロジー、それとイノベーションと いうことになってきているわけですよ。 それを国としてもやらなくちゃということに。それと、人文科学、そういうものも。 アカデミアとインダストリ、その討論も進めていかないと。 シューペンターとかも言っておりますが、社会的な価値を経済だけじゃなくということで考えると、 科学を国として考えていくことが大事だろうと。 そういう、総合的に、ここにいる方も広い視野で考えていくことが今後も必要だろうと。 司会 では残りの時間は、ここにいる方で討論を。 会場女性 千葉商科大学の学生です。 基礎科学の価値評価について研究しているんですが、一般市民や子供の方が 科学ってすばらしいと、こういう見方は活かせるものなんでしょうか。 利根川 子供は興味を持ってくれるんですが、年をとると変なことに、テレビとかでもそうですが、 そして科学と称してぜんぜん違うことが面白がられたりしています。 西洋の方が圧倒的に科学をやってきたわけですが、日本は科学と非科学が共存していて、 科学的であることを潔しとしない人がいる。どう理解してもらうかの努力は大変するべき。 ここにいる人には言う必要がないが、日常に科学は使われている。 人がどれだけ生きられるかも、抗生物質とかで変わったわけであるし、 私も良く知らないけどGPSも相対性理論だし。病気についてもCATスキャンとか。 一番良いのは、子供を育てること、そのためには良い先生を育てること。マスコミの力は非常に大きい。 マスコミの会社の人は、毎日に科学が生きてることをもっと理解してほしい。 江崎 科学は人類が得たもっとも確かな知識。そして進歩がビルトインされている。 音楽とかは変わるけど進歩ではない。人間の想像力が進歩をさせる、それがサイエンス。知識じゃなく、 それを得るプロセス、それが科学者の生きがいなんですよ。 科学が他の文化と違う、それをいかに日本の文化に根付かせるか。 司会 最後にもうひとり。。。たくさん手が挙がりました。ではそこの方、短くお願いします。 (質問 聞こえない) 司会 では小林先生 小林 難しいご質問ですが、正直科学の先端は非常に進んでいて、専門家でも分野がちょっと違うと わからない。総合的な理解はなかなか。それぞれのレベルで、それぞれの、リテラシー、そういうものを 磨いていかないといけない。国民的な理解をあげるために。 そういう意味で、すべての若い方に、科学の重要性、そういうものをわかってほしい。 森 非常に難しい。数学の場合、対象が頭の中にあるので、数学者同士でも難しい。 完全な理解でなくても、常に模索を続けなくちゃと思っています。答えになってるでしょうか。 司会 では最後に石井先生 石井 テレビ、ラジオ等を通じて国民に発信していただけたものと思います。 時間的にご不満もあったかと思いますが、こういう機会もめったにあるものでない。 そういう意味で、発起人として感謝いたします。 司会 それではここで会見を一区切りとさせていただきます。記者の方は、小柴ホールを 出たところの部屋を用意していますので、そこでお願いします。 司会 署名をしてない方は、引き続き入り口でお願いします (以下討論会) 司会 それではもう少しで準備が整いますので、、、ではそろそろ ここからは勝木先生と石井先生で進行お願いします。 勝木? 壇上の人間は、声明について深く現状を憂いてこういうことを開き賛同していただいた先生方です。 今ノーベル賞の先生がたを招いて、若い方々がこれだけ来ていただいた、大変感動いたしました。 若いみなさんに伝えたい。今や科学や技術というものが、国民に支えられてやってるわけですから、 こういうことをやっていると伝えながらやる必要がある。 それができなくなったとき、それは自壊するときです。 あらためて科学と技術がわが国の生命線であると。それを若い方と再確認したい。 何も急で準備してないのですが、、、先生方何かいかがですか。笑 山本 この春まで理学研究科長でした。 学会でも、今日は色々な分野で、私の分野の分子生物でも声明を出しています。 ここには聞き手として来たのですが、、今回の声明は有難いことだと思っています。 福田 福田です。私の分野でも声明を出そうと。ひとつには植物についてですが、若手のことが 大事です。若手にとって非常にシリアス。4項くらい要望を書きまして、院をおわったあたり、 学位をとったり、そしてそのあと、それぞれに関係する4項位を書いて、官邸や記者たちにも投げてきました。 基礎的な研究費が非常に大事である。運営費交付金、基礎的なところを守るそのビジョンを作って、 その上で議論を個別にしてほしい。科研費とかについてそういうことを書いてきました。 こういう意識をもった方は学生でも今回多いと思います。それを政府にも働きかけていきたい。 松本? 出身は工学部です。私だけ異質かなあ、科学は技術と違うと言われそうだけど、物質工学という 方から見ても今回は異常だなあと。日本の科学技術を基礎から支えているところを、運営費交付金が 1パーセント毎年削られ、また人員が減らされている。 若い人はすぐには関係ないと思われるかも知れないが、今助教は大変減らされている。 ひしひし感じている人も多いはず。 元気で研究しているお兄さんがいないようなところに行きたい人がいるでしょうか。 事業仕分け、そういうセンスで仕分けされるのはとても耐え難い。 いきなり、たとえばスーパーコンピュータでも世界一でなくていいんじゃないかといわれる。 われわれはいつも世界一をめざしてやってるわけです。それをやらなくていいといわれるとちょっと。 本部にいると、大学にくる資金を徐々に減らされて、競争的資金というのを色々と取ってきてもらって やってるわけです。 若い人を安定的に雇用できる仕組みがなかなか難しい。学内でいろいろ考えるわけですが。 それで、ぜひ文科省のパブコメのサイトに、いろいろ書いてほしい。2チャンネル的な議論がそこに 書かれてそれにかき消されちゃうようなことも、たくさん書けばなくなる。 今回彼らが直接民主主義のようなことをはじめたわけだから、こっちもそこでやらなきゃ。 そんなこともわからないのっていうような議論だったけど、だったらわからせなきゃ、と。頑張りましょう。 合原 私はさらに過激なことを言え、と言われています。世界一をめざして何が悪いと。聞いていて 残念だったのは、それをすりかえて、自分のためだけにやってると言われるのが非常にいやだった。 ダイレクトにはいわないが、私の場合だと、WPIというのは高い金で外国人を連れてくるだけじゃないかと。 しかしサイエンスというのは、じゃあ海外にいってもいいわけです。 そういう中で(こちら向きに)流れを作る、実はそういう話だった。 それを言ってくれない官僚もちょっと困るんですけど(笑) 感情的になってしまうところもありますが、一緒にやってる村山氏も世界的に速いですから、いろんな人に もうサイエンスはそういうものでないと言われている。 基本的に科学者は戦う、そういう姿勢を示していきたい。 仕組みの中で変えなきゃいけないことはあります。 しかし基本的なところは戦わないと。私の場合は高エネにいますので、そこを守る。 石井 さっきはフラストレーションがあったので。。今回はひさびさに公憤を感じてます。 そのはじめは60年安保でした。いろいろやりました学内でも。それを思い出しました。 ぜんぜん違うレベルなんだけども、根っこは続いてるなと。 日本に続いてる病理的な現象、その一生で二回目のことだと。ありがたい経験ですよ(笑) 2箇所でお隣と顔を合わせまして、許せんと、そういうことで周りにもお話してこの会を開きました。 壇上で先生方と話してうれしかったのは、昨日2人だけで晩飯を食べててですが、 1位じゃなくて良いって言われれたらもうそこでどうでもよくなっちゃうよねと。 そしたら彼女は、明日福島みずほと会うけど言っていいか、と。 これって大事なことですよ。ビール飲みながらの話だったけど、知ってる政治家がいるから じゃあ話題にしてみようと。 1番めざしてはじめて2番とかがありえる、そうしなきゃ100位にもならないですよ。 私は専門は法律だから本当はわからないんですが、そういう人間でもそう思う。 2000何年だかに、突然科学技術の有識者会議に行かされて、2年でやめました。 こりゃあ駄目だと思って、勘弁してくれって思って出てきちゃった。 そのときは、いま思えば卑怯な、または足りない思いをして帰ってきた。 しかし今回は、怒って、こうしているわけです。 しかるべきところに声明はもって行きますが、ぜひブログとか、そういうところに出してほしい。 私が持って行ってもそれだけです。しかしみんなが載せれば増殖していく。それが私の願いです。(拍手) ではWPIでPIをしている ? 先生、  じつは民主党は脱官僚といいつつ財務省の意見にのっている。そして財務省を育ててるのは東大(笑) 理学部の人はここにいて大事だとそう言ってても駄目なので、財務省の人を育てないと。 今回そう思いました。 勝木 石井先生が原案を作って手をいれましたが、学術行政が行われているところで、集中と選択 ということが行われる。大学の持つ論理が無視されて、目的達成がたの科学技術にお金がいく。 大変憂慮しています。 科学あるいは学術というものに、さきほどのノーベル賞の先生方もいわれましたが、完全に違うものが 技術とはあるわけです。先ほど松本先生が工学にもと言いましたが、そこに創造的活動がある限り、 科学技術はつながっていますから、二つは接するところがある。しかし政策的にはわけてやるべきだと。 ここに科学技術創造立国ということ、それと知的存在感のある国 という二つの言葉があります。 これは私が法人化のときにいれさせた。 文科省は科学技術があってその上に存在感がくると思ったようだが、しかしそれは違う。 存在感というのは総合的にそういうのもあって科学技術もあると。 これは石井先生よりさらに、100年単位、あるいは有史以来の大変なことですねと私も公憤しています。 金曜にここにおられるある先生が、ノーベル賞の先生を呼んで注目させましょうと。 ノーベル賞の先生には申し訳ないが表紙になってもらって。 どうなるかと思いましたが本質はやはり伝わるんですね。笑 発言したい方もいると思いますがいかがでしょう。 会場 東大のおくむら?です。 世界一の話題が出ていますが、まとめの pdf ファイルとかも出ていて、ポスドクが生活保護とか マスコミが面白がる話がでています。プロジェクトについてはしかし、ベクトルかスカラーかと、 的を得たことが出ています。 われわれとしては、反対と訴えるだけでなく、真摯なところに対応すべきでは。 ? それはそうです。 しかしそれで予算がけづられる。レビューがちゃんとないんであれば、それはありえる、 しかし毎年評価はあるわけです。どちらが良いかというのは専門家がやる。 そこで今の事業が変だと言われただけで引き下がっちゃだめで、先へ進まないと。 会場(。。。質問きこえない。。。) ? それは或る意味そうで、はじめはベクトル型で動いた、しかしあの予算で富士通とかが 赤字を出さないでできるかというとできない。国のレベルで考えるべき大きいプロジェクトだった。 そういう真摯な議論をあそこでやってくれるならいいけど、ああいうところで30分でできるものじゃない。 アジ演説みたいな場で。そういうことにわれわれは怒っている。 野依さんはあそこに居なかったし、計算センターを作ろうとする前副学長は居たけれど、 そういう人がちゃんと発言できる場があそこにはなかった。 説明責任は国レベルのかたがた、そして富士通の研究者の方々、経営者は今は赤字でもやろうとやっている。それぞれはチップからの熱をいかに逃がしてまわすかということでやっている。其れに対してああいうことで切られるのは われわれとして非常に残念。 もちろんあれで決まったとは思ってない、世論もあると思っている。 あれで切られるというのは衆愚政治に陥ることであると思う。 仕分人ははじめから結論を持ってやっている。しかし徹底的に議論した上で予算計上はやっている。 それを聞かないでスカラーかベクトルかということでやられるのは、科学技術についてどれだけ真剣に 我々がやってるかを無視している。その質問自身がある方向を向いて非常に意図的である。 つまり最高裁で証拠調べをしてるようなことをしているが、ちゃんとやるならどういう経緯で なっているのか、丁寧にやらないと。 継続ということはサイエンスには非常に大事で、いったん切られるともうみんな逃げちゃって取り返しが つかない。そういうトータルロスをわれわれも議論しているし、そこをちゃんとやってほしいと言っている。 有本? 非常に感動しておりまして、これを一時的にせず、3ヶ月6ヶ月後にまたこれをやると。 今日は横割りでやってるわけです。将来的は東大で科学概論というようなものを。 今これはそういうチャンスです。応分の責任があってやっているんだと。 突破すべき怒りというのは集中しなくちゃいけない、一方でそれを持続すべきだと。 石井 有本さんは実は高級官僚です。 工学部のおしま?です。スプリング8も大変今回蒙っています。 日本のは非常に高い技術をもっているわけです。外国からいろんなメッセージがきてます。 あのブッシュでもここまでアロガントでなかったとか(笑) 日本に科学の理解がないとかマスコミがとか、民度が低いとか色々あると思いますがいかがですか。 勝木? 我々として思うのは、科学を獲得するということがなかったかなと。 やりたいことをやらせてもらってきたが、やめちゃいなと言われた。外国では、 戦う人が常にいる、つまり理解を求める、アウトリーチというのがあるわけです。 それを我々忘れていたのかなと。戦うことはやめないけど。 石井 生涯2度目、さまざまな意思決定を積み上げたものだったわけですがそれを覆された。 ホントこれは、一つ一つをつぶしたからどうってことじゃなくて、物事を決めてきたプロセスを すべて無視してやっちゃう、これが人間社会のルールとしていけない。 安保のときもそうですよ。夜中に強行採決。それであの丸山正男も夜中に怒って演説をしたわけで、 私はそれをここで見たわけです。 ホントにこれは、文科省も頑張ってて個人的悪口は言いたくないが、 どこそこはもうコミュニティカレッジでいいと、そう言ってるわけです。 何の議論も公になされてないんですよ、それを今日の仕分けの会場でポンといった。 私は絶対にそれは忘れない。 有本さんとも協力して。。 岩本 私も、ちょっとひねった形で。若い人も言ってたけどスパコンとか。 ついこないだは補正が出て、急にお金がつく。90億30人の話。 まともについたならついたで、それがわかるようにしてかなきゃと思うわけです。 ? 私もそこにいて非常に怒ったたわけです。徹底的に議論されたものだということを国民は 期待してるわけです。あれは根本的に議論されたものでなかった。 政治家が仕分けしちゃっていいよと、そう思う人もいるわけですが、全体としては手続きがおかしかったと、 そういうことにしていかないと。 問題は、そう発想するのでなく、こういう系列でこうなりました、 正統性があればいいけどそうでなければ仕分けのようなこともあり得ると。 しかし政策が全体として歪んでるわけですから。そこを言わないと我々が悪いとなってしまう。 ?  地球シミュレータがなぜできたかというと、作りたい!という人が動いて、NECに作らせて、 こんなものができるんだと世界を思わせた。で、アメリカが大変な金をかけてクレーも頑張って追いかけた。 色んなことがいまは計算にかなり負っている。 ペタコンについてはいろいろあるが、今降りるともう土俵にのれない。 本当にあれを使いこなす技術ができてあちこちでやることができて、そういう状況ができてくると、 人類がああいう能力を持てるわけです。 ここにいる方が、そういうWILLを持つ、やりたいということを回りの人に認めさせることが必要だろう。 自民の人だけじゃなくて、あのときに民主の人にも働きかけてればこうはならなかったかと思うけど、 民主主義の基本的ルールに則ってそういうプロセスを作っていく、そういうことがこれから必要だろう。 ? 私、語学の先生とも付き合うんですが、非常にまじめ、理学もそうですが原理主義のような 世渡り下手なところがある。学術会議も、ものすごいエネルギーをそんな感じで無駄にする会議ですが、 石井先生が学術基本法というのを考えている。私も賛同しているんですが 石井 私の思いは皆さんお分かりです。さえん巣あんどテクノロジーが科学技術。科学技術基本法はあるが 学術基本法はなく政治の世界に応援団はいない。志す方々で、日本の社会に定着させようと、 あるとき思いついて法案をと。 学術会議の基本的ジャーナルが廃刊になる、挽歌なんですそれは。白鳥の声のように声をあげておこうと。 金沢一郎会長には先生頑張ってと言われたが、それは逆だろうと。 学術会議のやるべきことであって、ぜひ実現させようと思っています。 勝木 それは次の大きなテーマになる話。 いくつか挙げられたことですが、学会などで、どんどん広めていただきたいと思います。 整理をつけて、どういう形かはお任せいただきたいですが効果のある形で、 皆さんが配って署名を集めて議論していただく、それとあわせて見かけ上効果のありそうなところに 働きかけたい。 それと有本先生とも話しましたが、ぜひここにいる若い人、お手伝いしますので、 将来日本がつぶれるという憂慮を皆さんが自分の足で頭で守って戦ってほしい。これは創造的行為です。 連絡先その他は後で横山さんから。。。 今日忘れないうちに、皆さん声をかけていってほしい。はじめの世話人は石井先生と私でやります。 では最後に皆さん一言づつ。。。 生物3年のいまいです。資源の無い我が国はと声明の始めにありますが、この主張は野依さんの話にも ありましたが、日本の将来にはこれしかないという話でした。 金融も可能だとは思いますが、言及されませんでした。これについてひとこと (答え聞き逃す) 次の学生 大学側でいままで政府に言いなりになったことがあると思うんですよ。法人化もポスドク問題も。 科研費もなんだかんだ言いながらつけてもらっては来た。そういうことについてのビジョンは。 石井 まず、国立大学法人は断じて独立行政法人ではありません。 そこは、どうやってあそこまでにしたか。ジュリストという雑誌に私は書いた、 それくらいは私でもできた。免罪はもとめないがぜんぜん努力しなかったわけでない。 科研費は、あれだけ厳格にやる資金は他にない。基本的経費の減るのを科研費で埋めてるのは歪んでいる、 それは今後も言い続けたい、皆さんも言っていくべき、こう思っています。 (質問きこえない) 答 実際にはないわけですね、獲得するしかないですよ。学術会議が組織としてはそれにあたり、 内閣府にあるわけですが、研究者が声をあげるような組織でなくなっています。 そういう意味の内発的な、ASS?みたいな、政策について批判していくようなものが日本にない。 総合科学技術はあるけど、そこで総合的なことはやれない。 そういうものを心ある科学者がやる、なかなかできないと思いますが、それを自らやるしかないです。 (質問きこえない) ?  多分それは大学としても、理学と工学の学生たちが自由に議論できるような場を作る必要があるし、 若手をどうとりこむか。専門学会がいろいろありますが横に手をつないでいろいろ考えなきゃいけない。 それがひとつのユニオンになれば声になる。しかしいままで研究者は蛸壺にはいっていて楽をしていた。 それをどう脱していくか、マインドとして、が大事じゃないか。 利根川先生?が言ってたようにマスコミも大事。 nature や national geographic はスーパーでも売っている。では日本のものがそこまで売れるか。 学術が日本の常識のようになっていかないと、文化として日本はそこまでのものだと。 頑張りましょう。  ? きまりをつくって何かやるってんじゃなくて、作っていく第一歩にしたい、そういうことです。 司会の女性 母親の性として?、学生の10年20年後として、こういったことを強めていくことを忘れずにと、僭越ながら。 では本日は急でしたが有難うございました。署名お願いいたします。 大学のホームページのお知らせのところに載せますので。 石井 有難うございましたー がんばりましょー 20:58 了