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指導要領超えた教科書内容も可 高校選択科目
2001年9月18日
文部科学省は来年度から、高校の数学や理科の選択科目の教科書検定で、学習指導要領に示されていない「発展的」な学習内容の記述を認めることを決めた。高校生の学力低下を懸念する声に配慮した。
同省教科書課によると、物理や化学、生物、地学の2や数学2、3などの選択科目で、「生徒の理解をより深めたり、興味・関心に対応する発展的・応用的な内容」の記述を認める。発展的記述は、本文以外のコラムや参考資料で扱うこととし、分量も全体の1〜2割にとどめる条件がついている。一方、地理や歴史、国語表現1、英語1などの必修科目や指導要領で「扱わない」と決めている内容については認めない。
同省の小野元之・事務次官は「高校は選択教科の幅が広がっており、発展的な学習を取り入れてもよいと思う」と話した。 【澤圭一郎】
[毎日新聞9月18日]
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