From owner-he-forum@ml.asahi-net.or.jp Fri Feb 2 18:51 JST 2001 Received: from ml-dist.asahi-net.or.jp (ml-dist.asahi-net.or.jp [202.224.39.110]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id SAA20442 for ; Fri, 2 Feb 2001 18:51:15 +0900 (JST) Received: from ml.asahi-net.or.jp (ml.asahi-net.or.jp [202.224.39.111]) by ml-dist.asahi-net.or.jp (8.9.3+3.2W/3.7W) with ESMTP id SAA13821; Fri, 2 Feb 2001 18:53:13 +0900 (JST) Received: from localhost (daemon@localhost) by ml.asahi-net.or.jp (8.8.8/3.7W) with SMTP id SAA21634; Fri, 2 Feb 2001 18:46:28 +0900 Received: by ml.asahi-net.or.jp; Fri, 2 Feb 2001 18:46:23 +0900 Received: (from ml@localhost) by ml.asahi-net.or.jp (8.8.8/3.7W) id SAA36966 for he-forum-outgoing; Fri, 2 Feb 2001 18:44:22 +0900 Message-Id: <200102020944.SAA36966@ml.asahi-net.or.jp> From: "Tomohiro Okada" To: Subject: [he-forum 1610] 中教審での中嶋嶺雄東京外語大学長の発言(2題) Date: Fri, 2 Feb 2001 18:50:12 +0900 MIME-Version: 1.0 Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Priority: 3 X-MSMail-Priority: Normal X-Mailer: Microsoft Outlook Express 5.00.2314.1300 X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V5.00.2314.1300 Sender: owner-he-forum@ml.asahi-net.or.jp Precedence: bulk Reply-To: he-forum@ml.asahi-net.or.jp Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Length: 1681 中教審会長発言は一般論 基本法改正で町村文科相 共同通信ニュース速報  町村信孝文部科学相は二日、閣議後の記者会見で鳥居泰彦中教審 会長が教育基本法改正に慎重な姿勢を示したことについて「会長は 常に公平中立な立場を求められるわけで、一般論で申し上げられた のだろう」と感想を述べた。  また、一日の中央教育審議会総会で教育基本法改正と憲法との関 係を指摘する意見が出たことについて「政治家が憲法問題をいつま でもなおざりにしておくのはけしからんと、憲法改正にもっとはっ きり取り組めと、政治家に対する叱咤(しった)激励と受け止めた 」と話した。  中教審総会では中嶋嶺雄東京外語大学長が「憲法論議を避け教育 基本法に焦点を当てさせようというのは日本の政治家の怠慢だ」と 発言した。 (了) [2001-02-02-11:20] ************************************************** <教育基本法>鳥居会長の発言に「会長なら当然の発言」 文相 毎日新聞ニュース速報  1日開かれた中央教育審議会(中教審)の総会後に鳥居泰彦会長(慶応義塾長)が「 教育基本法は慎重に審議すべきだ。改正が先にありきではない」と発言したことについ て、町村信孝文部科学相は2日、閣議後の会見で「公平、中立な立場が求められる会長 としては当然の発言と思っている」と述べ、理解を示した。  また、総会で中嶋嶺雄・東京外国語大学長が「基本法と憲法は連動している。憲法に 手をつけず、基本法を動かすのは矛盾がある」と発言したことについて、「政治家が憲 法改正にもっとはっきり取り組め、という叱咤激励と受け止めた」とした上で、「憲法 が手付かずだから基本法を触ってはいけないという趣旨の発言ではなかったと受け止め ている」と述べ、基本法改正について前向きの姿勢を示した。 [2001-02-02-11:20] From owner-he-forum@ml.asahi-net.or.jp Sat Feb 3 12:06 JST 2001 Received: from ml-dist.asahi-net.or.jp (ml-dist.asahi-net.or.jp [202.224.39.110]) by sakaki.math.tohoku.ac.jp (8.9.3/3.7W) with ESMTP id MAA08413 for ; Sat, 3 Feb 2001 12:06:13 +0900 (JST) Received: from ml.asahi-net.or.jp (ml.asahi-net.or.jp [202.224.39.111]) by ml-dist.asahi-net.or.jp (8.9.3+3.2W/3.7W) with ESMTP id MAA12317; Sat, 3 Feb 2001 12:08:23 +0900 (JST) Received: from localhost (daemon@localhost) by ml.asahi-net.or.jp (8.8.8/3.7W) with SMTP id MAA02334; Sat, 3 Feb 2001 12:01:33 +0900 Received: by ml.asahi-net.or.jp; Sat, 3 Feb 2001 12:01:28 +0900 Received: (from ml@localhost) by ml.asahi-net.or.jp (8.8.8/3.7W) id LAA34356 for he-forum-outgoing; Sat, 3 Feb 2001 11:58:56 +0900 Message-Id: <200102030258.LAA34356@ml.asahi-net.or.jp> From: "Tomohiro Okada" To: Subject: [he-forum 1612] <町村文科相>大学を秋入学にし半年間を奉仕活動に、と発言(読売、毎日) Date: Sat, 3 Feb 2001 12:04:45 +0900 MIME-Version: 1.0 Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Priority: 3 X-MSMail-Priority: Normal X-Mailer: Microsoft Outlook Express 5.00.2314.1300 X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V5.00.2314.1300 Sender: owner-he-forum@ml.asahi-net.or.jp Precedence: bulk Reply-To: he-forum@ml.asahi-net.or.jp Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Length: 2686 町村文科相、大学9月入学推進の考え示す 読売新聞ニュース速報  町村文部科学相は二日、大学入学時期について「学校教育法施行規則を改正し、原則 九月入学に決めてしまっていい。日本の大学の国際化をはかるためには九月入学しかな い」と述べ、欧米などで一般的な秋入学の推進する考えを示した。同規則は、学年は「 四月一日に始まる」と定める一方、大学については途中学期からの入学も認めている。 しかし、大学生総数約二百四十七万人のうち、四月以外に入学したのは約一万一千人( 九七年度)にとどまっていることから、見直しを図る意向を表明したものだ。  これに関連し、町村氏は、「教育改革国民会議」が最終報告に盛り込んだ青少年の奉 仕活動について、「大学の入学時期、就職活動(や雇用時期)も秋にする。それで高校 卒業の三月から半年間に奉仕活動を行えばいい。終われば大人だとして十八歳で選挙権 を与えてもいい」と述べた。  さらに、「戦後、個人の自由と放縦の差がない。自己統制力がなく好き勝手にやらせ 、学校にいかなくてもいいと(いう風潮がある)。それが不登校を生んでいる側面もあ る」と述べ、奉仕活動が不登校対策にも効果があるとの見方を示した。 [2001-02-02-20:53] ************************************************************ <町村文科相>大学を秋入学にし半年間を奉仕活動に、と発言 毎日新聞ニュース速報  町村信孝文部科学相は2日、記者団と懇談し、18歳後の奉仕活動について、大学入 学の時期を秋に設定し、3月の高校卒業から半年間を奉仕活動に充てればいいという考 えを示した。  町村氏は「まだ詰めて考えたわけではない」とした上で「高校卒業は3月のままにし て、大学を9月入学にすればいい。その半年間に奉仕活動ができないか。大学の部分だ け省令を書き直せばすむ。しっかり奉仕活動をした人には投票権を18歳まで引き下げ ることもいい」と述べた。「日本の大学の国際化を図るには9月入学しかない」と奉仕 活動の実施と大学の国際化を絡めて強い意欲を示した。  奉仕活動については、首相の私的諮問機関・教育改革国民会議が「小中学校で2週間 、高校で1カ月」「将来的には18歳後の青年が一定期間、環境の保全や農作業、高齢 者介護などさまざまな分野で奉仕活動を行うことを検討する」との報告をまとめた。文 部科学省は18歳後の奉仕について、中央教育審議会に諮問して来年度中に結論を得る 予定。  また、町村氏は今の若者について「昔は(若者を)鍛える儀式があった。滝つぼに飛 び込むとか軍隊もあった。今はそういうわけにはいかないが、そのようなものがないま ま大人になることの弊害がある」との見解を示した。増加する不登校の問題にも触れ、 「(子供の)自己統制力をないがしろにして好き勝手にやらせてきた面がある。学校に 行かなくていいと、はき違えた自由が不登校を増やしてきた側面もある」と持論を述べ た。 [2001-02-02-22:05]