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大学の数学科で研究されている数学は、大きく分けると代数学、幾何学、解析学とその他に分けられます。
高等学校では、多項式の計算などを習いますが、代数学はこの部分を発展させたものです。そのうち整数論では、素数
| 2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67,
71, 73, 79, 83, 89, 97, ・・・ |
が、数直線上でどのような分布をするかなど、整数の性質を調べます。また、
| y2 = x3 + a x + b (a, b は定数) |
のように、幾つかの多項式の零点の全体として書ける集合を代数多様体と呼びますが、代数幾何学では代数多様体の幾何学的性質を研究します。その他、立方体を立方体に写す写像の全体や2行2列の可逆行列の全体のように、性質の良い積が入った集合を群と呼びますが、群の様々な性質を研究する群論も代数学の重要な分野です。
幾何学は、図形の性質を調べる学問であり、図形の連続的な変形で不変な性質を調べる位相幾何学と、図形の滑らかな変形で不変な性質を調べる微分幾何学があります。
2次元の閉じた境界のない曲面は、球面と幾つかの穴のあいた浮き輪のような曲面しかないことは、位相幾何学の最もやさしい結果の一つです。シャボン玉が作る図形は極小曲面と呼ばれる曲面になりますが、極小曲面の研究は微分幾何学の重要なテーマの一つです。
これに対し、解析学は高等学校で学ぶ微分積分学を発展させたものです。例えば、
| Euler の公式 : eiz = cos z + i sin z |
を使うと指数関数 ez を複素数から複素数への関数に拡張することができ、これにより指数関数と三角関数が同種の関数であることが分かります。解析学には、このような複素変数の関数の性質を調べる関数論、周期関数を
sin と cos の和として表しその性質を調べるフーリエ解析学、
のような微分方程式の解を調べる微分方程式論、実数軸上の連続関数の全体 C(R)のような関数が作る無限次元ベクトル空間の性質を調べる関数解析学、フラクタルのような規則的で複雑なものを調べる確率論などがあります。例えば、流体の性質を記述する微分方程式が良い解を持つことは、現在最も盛んに研究されている解析学のテーマの一つです。
その他の数学としては、数学が使っている論理や公理の性質を調べる数学基礎論などがあります。
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