集 中 講 義

6月9日(火)〜6月12日(金)
15:00〜17:00

川井ホール
池 田 岳 講師
(岡山理科大学理学部 講師)
講義題目
シューベルト・カルキュラス入門

簡単な内容
  「数え上げ幾何」は19世紀にヘルマン・シューベルトによって集大成された.その典型的な問題として「3次元空間内に与えた4本の直線すべてと交わる直線は何本か?」がある.素朴な幾何的な直観と線型代数的考察,さらに組合せ論,または特殊関数論や Lie 群論的な考え方が交錯するこの分野では,現代においても多様な問題を生み出しながら研究が進んでいる.まず「数え上げ幾何」のもっとも基礎的な部分に関して,少ない予備知識だけを仮定して解説し,講義の後半では最近の研究成果の一端を紹介したい.




談話会講演題目【6月8日(月)】

ベクトル束の退化跡と同変シューベルト類[概要]



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