<概要>計算量クラスの限定算術体系による特徴づけについて
 限定算術理論の基礎となるのは,与えられた関数のある計算量での 計算可能性と,それに対応する算術体系での定義可能性が一致する事を 示す Witnessing Theoremである. 本講演では様々な限定算術体系と,Witnessing Theorem の概略について 概説した上で,様々な体系に対するWitnessing Theorem を紹介する. とくに近年,明らかになった記述計算量との関係や,最適化問題との 関係についても触れる.