<概要>SL(2,C)表現による結び目補空間の研究
   M. Culler と P. Shalen は 1983年の論文で,3次元多様体の基本群の SL(2,C)表現がその多様体の分解を見つけることを示した.その応用では ideal point と呼ばれる表現空間の無限遠点が重要な役割を果たす.講演では 大槻氏の方法による ideal point の計算と、その3次元多様体論への応用を 紹介する.