なんでも2なんでも3HTMLの書き方利用上の注意リンク集ホーム

黒木のなんでも掲示板 (0073)

記事を書く時刻順目次スレッド検索過去ログ最近の記事

各記事の Id ヘッダー行の # から始まる文字列をクリックすると、その記事自身にジャンプします。その記事自身の URL を知りたい場合に利用して下さい。さらに、括弧の中の reply をクリックするとその記事に返事を書くことができ、 thread をクリックするとその記事を中心としたスレッド形式の目次を見ることができます。

Id: #a20010731112847  (reply, thread)
Date: Tue Jul 31 11:28:47 2001
Name:
Subject: 科学常識検定試験

もはや文部省は役に立たない。 というわけで、
各種資格試験が花盛り(僕も通産省の情報処理試験なんぞ受けたことあります)の昨今、
「科学常識検定試験」なんてものを作るように働きかけたらどうでしょう。
そんな資格ができれば、就職採用でも考慮するだろうし、
そうなれば勝手に各種学校ができて勉強しだすんではないですか?
Id: #a20010731020354  (reply, thread)
Date: Tue Jul 31 02:03:54 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010727182724
Name: くろき げん
Subject: 江沢洋の『理科が危ない――明日のために』

推奨文献教育の節に次の文献を追加した:

たざきさんによる紹介出版社のページもどちらもおもろいです。


Id: #a20010727193513  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 19:35:13 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010727191716
Name: やぎ
Subject: シソー

K & R を読んで書いてあることがわかるようになったとき、「すげぇ!プログラム言語を作るってのは一個の思想だ」とか思いました。


Id: #a20010727191716  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 19:17:16 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010717080859
Name: 鴨 浩靖
Subject: ゲンダイシソー

プログラミングの記事ではありませんが、Linux magazine (アスキー)に連載中の「隠喩としてのコンピュータ」(豊福 剛)は、ゲンダイシソーっぽいです。迫力は今一つですが。
Id: #a20010727182724  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 18:27:24 2001
Name: くろき げん
Subject: 推奨文献のページに教育の節を追加

推奨文献のページに教育の節を追加しました。追加した文献は次の4つ:

色々悩んだのですが、タイムリーな話題に関係あるものの中からひとまずこの4冊を選んでおきました。あとで追加があるかもしれません。

P.S. ありゃ、鴨さん、夏風邪ですか。それは大変でしたね。今年の夏は仙台も結構暑い! (今日は曇っていて気温的にはすごしやすかった。) あと、そうそう、 punto さんに言い忘れてましたが、おすすめの本に関して「必ず読んでみます」と言って頂けで嬉しかったです。プログラミングと数学の学び方で一番違うのはコンピューターの役目を数学の場合は自分が果たさなければいけないことかもしれません。それができない人は自分と数学の話をしてくれる人を見付けないと苦しいかも……。そしてそれは結構難しいことだと思う。


Id: #a20010727141150  (reply, thread)
Date: Fri Jul 27 14:11:50 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010707120846
Name: かも ひろやす
Subject: 断念

風邪で倒れている間に別の困ったちゃんが暴れていて、時機を逸してしまったので、「被害妄想の研究」の投稿は断念します。
Id: #a20010717161230  (reply, thread)
Date: Tue Jul 17 16:12:30 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010717080859
Name: punto
Subject: お礼とお詫び

  誠に丁寧な回答を頂いてしまい本当に恐縮しております.ありがとうございま
した.“数学ビギナーズマニュアル”は必ず読んでみます.
  こうなってやっと“恥をかけるような自己紹介”の意味が解りました.(先に
気が付けって?気が付かないまぬけだからこうなった.)私を紹介しようとしても
私自身が既にお恥ずかしい者で,悲しいかなそれ以上恥じがかけるようなところは
どこにもなさそうです.(これは証明済みと言えますよね.)従って投稿すること
はできなかった筈なのでした.深く,お詫び申し上げます.また,御配慮を賜りま
したこと,心から,お礼を申し上げます.

Id: #a20010717094859  (reply, thread)
Date: Tue Jul 17 09:48:59 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010717080859
Name: 立川裕二
Subject: 初心者向けではないでしょうが…

カーニハン & パイクのプログラム書法は為になる本だと思います。

あと、個人的にはストルウストルップのDesign and Evolution of C++なんかも為になる本だと思います。

プログラム、どのようなものをなさっているのか詳しく書いて頂くと話が通じやすいかと思いますが。例えば、リアルタイムのゲームとかプログラムしようと思うと、dt→0の極限はとらないまでも、実質的に微分積分と同じことを書かないと仕方がないと思うのですが。

(30分後に場の量子論のテストだというのに僕は何をしているんだ…)
Id: #a20010717080859  (reply, thread)
Date: Tue Jul 17 08:08:59 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010717065931
Name: くろき げん
Subject: 佐藤文広の『数学ビギナーズマニュアル』

推奨文献にも追加しておきましたが、数学とプログラミングの仕事のやり方の比較のようなことについて考えたい人には、

佐藤文広著、『これだけは知っておきたい 数学ビギナーズマニュアル』、日本評論社、 1994.6

がおすすめです。この本には初心者向けに実用的なことがたくさん書いてあります。例えば、この本には変数への記号のわりふり方について次のような説明が書いてある:

ルール1 記号は体系的に付ける。
ルール2 記号は慣習や読者の心理を考慮して付ける。
ルール3 記号は頭文字をとるなどして覚えやすく付ける。

(上掲書 20 頁より)

慣習というのは例えば未知数には x, y, z のような記号をわりふり、小さな数には ε や δ のような記号をわりふるというようなことです。そして、頭文字をとるとは、例えば、定数のことをよく C と書くのは constant の頭文字の C であることや、和を Σ という記号で表わすのは sum の頭文字 S に対応するギリシャ文字が Σ であることであることなどを指しています。

プログラミングにおいては一文字の変数名よりも意味が読み取り易い長めの変数名を使った方が便利な点は数学の慣習とは異なるのですが、無用な混乱を避けることによって読者の理解を助けたり、統一的なデザインによって仕事の能率を上げるというような基本的な考え方は完全に共通しています。

ここで質問。プログラミングの世界における『数学ビギナーズマニュアル』に対応する本にはどのようなものがあるでしょうか? 怪しげじゃない本を希望。 (余談として怪しげな本の紹介も大歓迎! むしろ怪しげな奴の話の方が楽しいかもしれない……、例えばゲンダイシソーっぽいやつとか)


Id: #a20010717065931  (reply, thread)
Date: Tue Jul 17 06:59:31 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010717030849
Name: くろき げん
Subject: そもそも村上陽一郎の微分の言い抜け的な仕事のやり方をしちゃまともに動くプログラムを書けないでしょう

punto さん、議論したいのであればここでの発言が他の場所にも付いてまわるような自己紹介をして欲しかったです。メール・アドレスのような形式的な情報よりも実質的に恥をかけるような自己紹介が欲しいのだ。

あと、 punto さんは微分について何らかの参考書である程度確認したことがわかるような発言をすべきだったと思います。参考書を見ても最終的な理解に至らなかったとしても、参考書のどこがどうわからなかったかを参考書の引用こみで説明することはできるでしょう。

基本的なことを何も理解してない人が「なんとなく」の繰り返しで全部自分の頭で考えようとするのは非常に危険です。例えば、 punto さんのように微分についてほとんど何も理解しないまま「なんとなくそう感じる」という程度の根拠で「もしかしたら村上陽一郎の微分の言い抜けはまともなことを言っているのかもしれない」のような非常にやばい考え方をするようになってしまうことになる。 (村上陽一郎に関しては藤永茂による批判も必読。『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の引用の仕方を見よ!)

まず、教科書や参考書に何が書いてあるかをチェックしたり、図書館や大きめの本屋に行けばあるはずの数学の入門書を読んでみたりすることが必要です。それを読んだ上で自分が理解できなかったことを謙虚な態度で質問すれば良いのです。

punto さんはプログラミングに関して「正しい結果が出てくれば万事善」とおっしゃってますが、そういういいかげんな仕事の仕方で本当に大丈夫なんでしょうか? そんなことをおおっぴらに言ってしまうと仕事が来なくなってしまうのでは? プログラミングの入門書の多くには単純な間違いやロジックに関わる誤りを減らすためにはどうすれば良いかが大抵書いてありますよね。

実はそれ以前のより基礎的な問題として、もしも punto さんの質問と同じやり方でプログラムを書いたとすれば、そのプログラムは正しい結果を出すどころか、コンパイルを通らなかったり、まともに動作しなかったりする可能性が大です。

punto さんの質問の仕方はプログラミングににたとえれば、ある言語の文法を全然知らずにその言語でプログラムを書こうとすることや、あるライブラリの仕様を何も知らないくせにそのライブラリについて何も調べずに勝手に仕様を自分でこうだと決め付けてプログラムを書いてしまうことに似ています。

村上陽一郎の微分の言い抜け説は言語の文法もライブラリの仕様も調べずに書かれたプログラムもどきのようなものです。そんな代物を製品として世間に広めちゃいかんでしょう。 (藤永茂が指摘した『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の引用の仕方に至っては言語道断でしょう。)

ついでに述べておけば、仕様を調べるだけでは理解が不十分であることが多いので、簡単なテスト・プログラムを作って遊んでみるということも必要ですよね。数学の場合も全く同様です。教科書や参考書で数学の言葉の仕様を調べた後で自分自身の理解度をテストするために簡単な問題で色々遊んでみなければいけない。

実際には、いきなり自力でテスト・プログラムを書く前に他人の書いたサンプルを参考にした方が楽なのと同様に、数学の場合も、まず答の書いてある例にあたってみてから、自分自身の力で遊ぶようにした方が楽な場合が多いのだ。

数学では自分自身で考えに考え抜いて結局わからないということが日常茶飯事です。そういう場合は他人が書いたものの中に答を探すことになる。そして、答が見付かると、「あ、なんだ、それだけのことか」とがっかりしたり、「ひええ、そんなテクニックがあったのか!」と感動したりすることになる。前もって自分自身の力で色々考えていたおかげで感情の動きと論理の両方が伴なった深い理解が可能になるのだ。プログラミングにだって同じようなことはよくあるでしょう。

これは質問するときも同じで、自分の頭で考え抜いたり、他人が書いたものを一所懸命調べた後で質問すると、わかったときの感動や理解の深さが全然違うと思う。

(ちなみに、『数学セミナー』 2001年8月号の30-33頁に難波誠氏が「理論を進める」というタイトルで「疑問を持ったら、自力で、時間をかけてじっくり考えてみる。そして最後に本なり文献なりにあたってみる」ことの重要性について書いています。そのエッセイはおすすめ。『数学セミナー』のような雑誌もチェックした方が得だと思う。なお、当たり前のことですが、誤解してはいけないのは、言語やライブラリの仕様にあたる部分まで自力で考えろと言っているのではないことです。そういう基本的なことを調べた上で自力でじっくり考えることが大事なのだ。)

結論。 punto さんはあたかもプログラミングの仕事と数学を正しく理解することのあいだには基礎的なところで決定的な違いがあるかのような発言をしてますが、それは完全に誤った考え方です。

実はより良く仕事をするためのコツは他の多くの分野でも共通していると思う。


Id: #a20010717030849  (reply, thread)
Date: Tue Jul 17 03:08:49 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010717020106
Name: punto
Subject: すみません.

少なくとも,相当まぬけなことを言ってしまっているらしいということが判りました.
素早く反応して下さったことに感謝します.また,やまがたさんを本当に煩わせてしまったこと,お詫びを申し上げます.


Id: #a20010717020106  (reply, thread)
Date: Tue Jul 17 02:01:06 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010717004307
Name: やまがた
Subject: ??????

だいたいそんなことじゃないんだろうかとは思いますが。正直言って、ぼくには何を確認なさりたい のかよくわかりません。特に7-9とか、何をおっしゃりたいのか理解に苦しみます。

1-6のあたり、特に5と6というのは、だれも思わないような変な読み方を持ち出しては それをあいまいに否定するという、マッチポンプみたいな話で、なんのためにあるのかも よくわかんないです。

微分の理解を確認したいなら、微分の初歩的な教科書を立ち読みでさっとごらんになるといいと 思います。あの文章のまずさを理解するにはそれで十分でしょう。あるいは、ある曲線の接線の 傾きを収束計算するような簡単なアルゴリズムを作ってみればすむのではないでしょうか。


Id: #a20010717004307  (reply, thread)
Date: Tue Jul 17 00:43:07 2001
In-Reply-To: a0041.html#a19990523123435
Name: punto
Subject: はじめまして.

  はじめまして.当方は freelance の C 級(C も書きますが) programmer です.数学に関する高等教育は残念乍ら受けたことがありません.この site に来ることになったのは愚弟から,“村上陽一郎,という人が微分について妙なことを言っているらしい.” と聞かされて,愚弟の引用を検索した結果たどり着きました.

  数学に関する知識は貧困の限りなのですが,仕事柄,逃げ様も無く,極めて初歩的とはいえ数学的実践がついて回ることがあって,都度,稚拙な logic を組み立ててはごまかしています.ただ,programmer の都合の良いところは,如何に独善的であれ,愚劣な手順であれ,甚だしい場合には,記述しようとしている logic が理解できていなくても正しい結果が出てくれば万事善,になってしまうというところです.

  さて,何故,その資格があるかどうかも疑わしい私が唐突に,虞らくふさわしくないこの掲示板に投稿をしようと思ったかと申しますと,前述の検索で見つかった記述に関連する一連の投稿を拝見して,自身の貧弱な,微分,に関する知識を確認したくなったからなのです.そのような “確認” は参考書かなにかでやってくれ,と言われるのかもしれません.しかし,この掲示板は御専門の方々や関連の知識が充分に豊富な人たちだけが見ればよい所であるにせよ,私のような立場の人間に啓蒙の機会を与えている,という意義が副産物的に発生しているということを思い出して頂くのも,たまになら,よいのではないかと考え,身勝手乍らお煩わせ申し上げる次第です.

  前置きが長くなってしまいましたが,“確認したい” と思った内容は以下の通りです.

  a0041.html#a19990523123435 の記述中の引用,
“時間幅をゼロに近付ければ移動距離もゼロに近付くはずなのに、移動距離のほうだけはゼロにならない”
  1. という文章の前半,“はずなのに、” の直前までは正しいと思います.

  2. ところで,静止しているか否かに関わらず,“時間幅が 0 ならば移動距離は 0 である” ことは明らかです.

  3. 一方,“少なくとも,経過時間が 0 でないとき移動距離が 0 なら静止している”,ということも明らかです.これは静止していないのであれば,どんなに “時間幅をゼロに近付け” ても,時間幅を 0 にしない限り,“移動距離はゼロにならない” ということに道義です.

  4. であるなら,引用文を,“時間幅を 0 に近づけた後に,尚 0 にしてしまったとき,移動距離は 0 に近づくが 0 にはならない.” と取ってしまうと完全に自己撞着を来たしてしまいます.

  5. そこで,“移動距のほうだけはゼロにならない” は “すくなくと移動距のほうだけがゼロになることはない” と解釈すると,“微分” しようとしまいと,この引用文は全く正しいことになって,“言い抜け” なければならないことは何もなくなってしまいます.

  6. やはり,前に戻って,“時間幅をゼロにしたとき,移動距離のほうはゼロにならない” と言う矛盾を “いい抜け”ているのが “微分” だと言っていることになりそうです.

  7. “経過時間が 0 でなく,且つ移動距離が 0” なら静止している.“経過時間が 0 でなく,且つ移動距離が 0 でない” のは静止していない.“経過時間が 0 で,且つ移動距離が 0” は常に成立するから,静止しているか否かは不定.残った,“経過時間が 0 で,且つ移動距離が 0 でない” のは矛盾している.引用文の謂わんとするのはこの矛盾を“微分”は説明しようとしている,と取れることになる,ということです.

  8. (こういう言い方は大分無理があるのでしょうが,)“微分” が扱うのは,前段7に掲げた4つの状態の3番目,“経過時間が 0 で,且つ移動距離が 0” の時の,静止しているか否かさえ不定な状態の “速度” を仮定しよう,とするものだ,a0042.html#a19990529160027 の “「瞬間速度だけはゼロにならない」の誤植” とはそのことをいっているのだと思いました.)という理解は間違っていますか?4番目を持ってきてしまっては話が既に “微分” とは何の関係もなくなっていることになりませんか?

  9. もし,“微分” を論じるどこかの文脈で一度でも上述2及び3が正しいと言ってもらえさえすれば,もはや何ら語る可くもない,ということになります.なんとなれば,それによって,引用文は明らかに誤りである,と言い切れるからです.ここに至るまでは,“微分” が何なのかを議論する必要はない筈です.(実際私は議論不能なのです.必要のない前段8が実は最も私の気になっていることなのです.) “Yes” と “No”,及びその組み合わせのみによって帰結できますから.

以上.


P.S. 1 日々 “正しい答えに極めて近い答え” を算出している筈の私が作成したタコ progoram はいったいどのような意味を持った存在なのだろうか?と,ちょっと不安になったりした訳です.

P.S. 2 a0042.html#a19990602113428 の追記の解説は私の様なものにとっては大変にありがたいものでした.


Id: #a20010715173616  (reply, thread)
Date: Sun Jul 15 17:36:16 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010714113316
Name: まきの

やぎぬまさん

講演会にいらしていただいてありがとうございます。私の話のところはあんま り中身はないので、 Piet と杉本の話を聞いていただければそれでちょうどよ かったのではと、、、

やぎぬまさんのような感想をいただければ講演会を準備したものとしてはこん なに嬉しいことはないです。杉本は放送大学の授業で「計算科学」というのを 新しく始めるそうで、今回の講演はその準備という感じもあったみたいなので、 そちらもどうぞ、、、とちょっと宣伝でした。


Id: #a20010714113316  (reply, thread)
Date: Sat Jul 14 11:33:16 2001
In-Reply-To: a0073html#a20010620205929
URL: malu_na@hotmail.com
Name: やぎぬま
Subject: GRAPE−6完成記念講演会に行ってきました
こんにちは。初めて投稿するやぎぬまといいます。自己紹介すべきなんですが、
私は自身のサイトを(まだ)持っていません。専門分野というものもないですし、
そのうえ今無職なので、どんな説明をしたらよいかわかりません。が、とにかく、
御礼を申し上げるのと、あと感想など、ということで、黒木さん、皆さん、
どうかお許しいただけませんでしょうか。


GRAPEが何なのか、多体問題も、その他なーんにも知らない門外漢ですが、
とても面白いな、と思いつつ拝聴いたしました。
(以下の文で、誤解でしょうそれは、な場合は何卒ご教示ください)

天体のそれぞれが重力を持ち、影響しあう、ということをでは実際にはどんなふうに?
なんて考えたことがありませんでした。そしてそれをできるだけ厳密に考えて、
さらに目に見えてわかりやすいようにしてみるには、ものすごい真剣さと、
膨大な(複雑な)計算を必要とする。ってことを、説明をきいてはじめて
知りました。
現実の天体の動きはそうとうにゆっくりで、私が生きているだけの時間の単位では
ぜんぜん足りないどころではないくらいの時間を掛けて動くところを、
ほんの何分間かのテレビ番組等で、さらっと映像が出てきても、うっかりと
「そういう感じなのね」と、まったく知識無しでもわかった気になれてしまうこと、
動画や静止画で、仮にでも、具体的な動き方を掴めること自体が、すごいなあ、と。

CGアニメ「お月さまができるまで」(資料読み返すまで勝手にこんな名前にしてた)
と、銀河?が衝突した場合の映像四コマ、が楽しいなーとおもいました。
黒地に空色と黄色で表示される、二つの天体が衝突して混ざりあう三コマめの様子が、
薄いスポンジ台とクリームで出来たロールケーキみたいで。「の」の字の。(笑)
これ小学生にも受けるかしら、ってな感じですね。

講演者の方々のお話もたいへんわかりやすいとともに、楽しそうにお話されるので、
こちらも楽しい(たまにデーモンならぬ睡魔に襲われそうになりながら、いや椅子の
座り心地が良すぎて)時間をすごしました。どうもありがとうございました。

#しかし。不覚にも開始時間ぎりぎりに着いて手洗いに行き着席したら、
牧野さんのお話はまさに終わらんとしていたのでした。すみませんっ。


Id: #a20010713143245  (reply, thread)
Date: Fri Jul 13 14:32:45 2001
Name: ティム
Subject: ありがとうございます。

かも ひろやすさん本の紹介ありがとうございます。早速,本○タウンや,楽○ブックスで,注文しようとしましたが,絶版と言うことでだめでした。残念(;_;)。今度の土日に仙台に遊びに行くんだけど売ってるだろうか。
Id: #a20010713141519  (reply, thread)
Date: Fri Jul 13 14:15:19 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010712124521
Name: かも ひろやす
Subject: フラクタルの入門書

岩波講座 応用数学 20 [対象7] フラクタルの数理 (山口昌哉,畑政義,木上淳)
Id: #a20010712220542  (reply, thread)
Date: Thu Jul 12 22:05:42 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010711231748
Name: まきの
Subject: Slashdot on GRAPE-6

Slashdot on GRAPE-6Peter Teuben から「なんか書いたぞ」というのは聞きました。彼のサーバー経由のアクセスが多過ぎて落ちたそうですが、こちらは日本なので(通算で7000ほどアクセスはありましたが)無事に乗り切ったようです。ふう。

というわけで明日の一般講演会の方もよろしく。まきのの「ありえない服装」というものが見られます(そんなのは別に見たくないというのが普通だってのはまあそうですが)


Id: #a20010712124521  (reply, thread)
Date: Thu Jul 12 12:45:21 2001
Name: ティム
Subject: ちょっとフラクタルやってみたいなあ

突然ですいませんが,フラクタルをちょっと(ちょっとですけどちゃんと)勉強しようと思ったら,入門によい本と言うのは,どういうのがあるんでしょう。相対性理論の一般向けの啓蒙書のような,ブルーバックス的な本は,全く想定していません。(つん読本を買ってしまう性分の私なので,もうそういう本持ってたりして。(^^;))


Id: #a20010711231748  (reply, thread)
Date: Wed Jul 11 23:17:48 2001
Name: 崎山伸夫
Subject: GRAPEをネタに Slashdot がもりあがってる

SlashdotでGRAPEが取り上げられてますね。 日本板ではたいしたことないですが、 本家のほうではたくさんコメントが連なってます。


Id: #a20010708183824  (reply, thread)
Date: Sun Jul 08 18:38:24 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010708165656
Name: くろき げん
Subject: シャファレヴィッチの『代数学とは何か』

I. R. シャファレヴィッチ著、『代数学とは何か』、蟹江幸博訳 (「蟹」の字は正確には「解」の部分を「角羊」に置き換えて得られる字) 、シュプリンガー・フェアラーク東京、 2001年7月1日、訳者による『代数学とは何か』のページ

蟹江幸博氏の訳書の多くは原書よりもパワーアップした内容になっていてお得です。『代数学とは何か』の場合は人名索引に簡単な人物紹介が付け加わっています。ハイラーとワナーの『解析教程』 (訳者による『解析教程』のページ) には自学自習に便利なように演習問題の解答が訳者によって追加されています。

さて、シャファレヴィッチの『代数学とは何か』は代数学がどのように面白い分野であるかについて解説した本です。証明よりも例を重視し、細かい議論よりも他分野との繋がりや代数学的概念の普遍性を強調しています。そして、数学的に大事な考え方がぎっしり詰め込まれて書かれている。内容的に難しいと感じる人でも自分でも理解できる例をつまみ喰いしながら雰囲気を楽しみながら、その先にどういう世界が開けているかを知ることができる非常に良い本だと思います。


Id: #a20010708172456  (reply, thread)
Date: Sun Jul 08 17:24:56 2001
Name: 通りすがりの開発チエ
Subject: 天狗の見習い話って…

やっぱよくあることだけど新聞学芸部とかNHKとかの資質の問題だよなーって思いました。
Id: #a20010708165656  (reply, thread)
Date: Sun Jul 08 16:56:56 2001
In-Reply-To: a0065.html#a20001016185826
Name: 時田
Subject: ハーディ

連分数のとき名前を出したハーディの本に示野さんの訳が。
シャハレビッチのリー代数のことも書いてある代数の教科書も。
http://www.springer-tokyo.co.jp/washofram.htm
Id: #a20010708092640  (reply, thread)
Date: Sun Jul 08 09:26:40 2001
Name: くろき げん
Subject: どうして古典力学を題材に選ぶんでしょうかね?

村上陽一郎の「微分の言い抜け」ってのはあまりにもひどすぎてお話にならないと思うのですが、それを抜きにしても、時空の無限に小さな分割に関わる哲学を古典力学を題材に行なうことにはどれだけの価値があるのかという疑問があります。

もちろん、時空の無限に小さな分割について考えるときに古典力学を題材に選ぶことは、「昔の人たちがどのように考えていたか」について考えたいのなら価値あることだと思います。 (そして、今の話題とは関係ないが、数学的な話題の一つとして、古典力学の定式化の範囲内で離散と連続のあいだにはどのような関係があるかを考えることにも大きな価値がある。)

しかし、「現在の我々のベストの知識のもとで我々の時空の連続性についてどのようなことが言えるか」という視点から見たとき、古典力学を題材に選ぶことはおそろしく不完全なやり方だと思う。

どうして、高エネルギー物理学 (素粒子物理学) の発展の成果を取り入れようとしないのか? 高エネルギー物理学はまさに、我々の時空の極小な領域で何が起こっているかを実験によって調べたり、実験結果を説明するためにはどのような模型が適切か、そして時空の無限に小さな分割の問題と直接的に関係する問題として、連続極限を取ることにはどのような理論的困難があるか (くりこみの話)、などなどに関する知識と哲学を積み重ねて来ました。

特に「くりこみ」や「普遍性」に関わる哲学 (ここの一番下にあるリンクの先を見よ) はあまりにも基本的なので、それ抜きに時空の無限に小さな分割の問題を考えるのは馬鹿げていると思う。


Id: #a20010708084726  (reply, thread)
Date: Sun Jul 08 08:47:26 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010708033010
Name: くろき げん
Subject: 予備掲示板2の方も自由に使って下さい

にゃはは、確かに妙なリアクションが多いのだ。その場の状況に合わせてどう自己紹介すればコミュニケーションがスムーズに進むかについて何も考えてないということなんでしょう。普段の生活では人間関係が全然ない人に話しかける機会は少ないので、その点にはよく考えた方が良さそうですよね。

さて、議論で恥をかくというのは他人に「こういうアホなことをいう人だったのね、これじゃあ他の発言も要注意だとみなした方が良さそうだな」とみなされてしまうことです。大事な点は自分の発言に対する評価が他の場所にもついてまわることです。そうでなければ匿名の安全圈から好き勝手に馬鹿なことを言う行為の抑止になりません。

発言した場所以外にもその発言に対する評価がついてまわることになるような自己紹介をした人だけが恥をかけるだけ十分に自己紹介したことになるのです。

わかり易いのは、自分自身の趣味や考え方を十分に表現したウェブサイトを公開していることです。そういう人の場合は、他の場所での発言が自分自身がウェブサイトの評価にもはねかえってくるかもしれない。このやり方の欠点は手間がかかることなのですが、その代わりに実名や所属を公開しなくても可能であるという利点と他の人に自分自身の趣味や考え方を把握してもらえるという利点があります。

それに対して、全然駄目なのは「天狗見習い」氏の自己紹介。自己紹介さえまともにする気のない奴が匿名の立場から好き勝手なことを言うのを抑止したいから、「「匿名」による批判の禁止」ルールをもうけたのですから。

でも、まあ、ここでは抑止という不愉快な側面を強調してしまいましたが、コミュニケーションのコストを下げるためには自分が何をどういう風に考えているかに関する情報を公開しておくことのは必要だし、そうすることには大きなメリットがあることは間違いないことですよね。

そうそう、「天狗見習い」氏ネタには「予備掲示板2」 (引っ越し先) も利用して構いません。ただし、以下のような使い分けを希望:


Id: #a20010708033010  (reply, thread)
Date: Sun Jul 08 03:30:10 2001
Name: 浜田寅彦
Subject: 恥をかけるだけ十分な自己紹介をして下さい
最近、この言葉に対する妙なリアクションが多いですな。
「ご趣味はなんですか?」「子供は何人ぐらいが?」なんて尋ねてないと思うんだが(笑)

さて、木端天狗どのには、いろいろ弁明してもらいたい気もするけど、
大先生得意のネタを「科学史」という授業でどのように使ったのか、
このネタの前後にどういう事を話したのか報告してくれませんかね。
できれば、このツカミは(たぶん授業の最初にウォーミングアップ無しでいきなりする、と予想)
「科学史」の授業でどのような位置にあるのか?、自分で検証してもらいたい。
ついでに、このネタのあと、時間の哲学のような話題をちゃんとしてくれたのかどうか、
ぜひ教えて頂きたいと思う。

私は、「微分」もしくは「瞬間の速さ」の概念の理解を疑われるような文章を書く背景には、
何か悪意のようなものがあるんではないかと思うのだが。あるいは脳天気でファッションを気取ってるだけなのか。

たぶん授業では、「日常的世界」と「科学的世界」を対比させただけでしょうねぇ。

Id: #a20010707231006  (reply, thread)
Date: Sat Jul 07 23:10:06 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010707090902
Name: やまがた
Subject: お元気で、でも去り際のおみやげに
天狗が本当にダメなものであるなら、その見習いであることもやめたほうがよろしいと思われます。
ちなみに天狗は鼻がつかえるので、ムジナの穴に入れないので、ここらへんにはあまり生息して
おりません。

ハンドルをからかったのは、刺身のツマにすぎなくて、その後に本文についてそこそこ本質的な
批判をしておいたと思いますが、そちらはごらんになりませんでしたか? ツマばかりに気を
とられて、本体の刺身に目がいかないのはとても困ったことですし、人生でいろいろと損をする
結果にもなるかと思われます。あまり感情的にならず、少し時間をおいて寝かせてから、半年
くらいして考え直してみることをお勧めいたします。

Id: #a20010707120846  (reply, thread)
Date: Sat Jul 07 12:08:46 2001
Name: かも ひろやす
Subject: 「被害妄想の研究」

ええと、黒木さん、「被害妄想の研究」と題して「天狗見習い」を名乗る人物の発言を分析した陳腐な文書を投稿しようと思うんだけど、ここでやるとうっとうしいですよね。予備のほうに書いたほうが良いですか?
Id: #a20010707114841  (reply, thread)
Date: Sat Jul 07 11:48:41 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010705233429
Name: 鴨 浩靖
Subject: Re: 『新装版 集合とはなにか』

実は、この本が復刊しちゃったら、森山さんのメールマガジンに投稿している連続体仮説の話が不要になっちゃう気がして、筆が止まっているという事情もあるんですけど、そういう個人的な事情は置いといて……

時代背景から想像するに、この本(の初版)は、「数学教育現代化で『集合』というものが入ってきたから、集合の専門家にそのあたりを書かせよう」という発想で企画されたのでしょう。ところが、できあがった原稿は、当時の中学・高校の教科書に出てくる「集合」ではなく集合論の解説で、それがなぜかボツにもならず(まあ、ボツにはできないでしょう)、出版されてしまったものなんでしょう。

まあ、今から考えると、集合論とはどういうものかを示すことで、結果的に、当時の数学教育現代化運動の「集合」の薄っぺらさを明らかにしていて、当時、出版された意義はあったと思います。今、復刊される意義はなんでしょう?


Id: #a20010707090902  (reply, thread)
Date: Sat Jul 07 09:09:02 2001
Name: 天狗見習い
Subject: 最後に一言だけ
ハンドルネームに噛み付いてくるあたりが、
いかにも愚劣ですねー。

ここには鼻高々の天狗の方が大勢おられるようなので、
そうならず、見習いで留まっていたいものですね。

さようなら。

Id: #a20010706233134  (reply, thread)
Date: Fri Jul 06 23:31:34 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010704172142
Name: ニキリンコ(場所によってはマルハナバチ)
Subject: ありがとうございました。
教えていただいたページは見てませんでした。だからたぶん、掲示板で見たような
気がしたのは、私の記憶ちがいだったと思います。

対談の内容がよくわからなかったのは、私だけじゃなかったんですね……。

「やる気がない」という表現も、どういう意味で使われているのかわからなかった
し(何通りも考えられるから)、なぜこういう表現が出てくるに至ったのかもわか
らなかった(こっちも、何通りも考えられるから)のですけど、いずれにしても迷
惑であることに変わりはないと思いました。

「やる気がない」と言われたら、知らない人が読んだら、選択の余地があってのこ
とと解釈されてしまいますから。

Id: #a20010706144611  (reply, thread)
Date: Fri Jul 06 14:46:11 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010706141232
Name: やまがた
Subject: シラノくんは
かれはもとから鼻がでかかったのであって、途中からのびたわけではないでしょー。

Id: #a20010706141232  (reply, thread)
Date: Fri Jul 06 14:12:32 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010705163846
Name: 時田
Subject: Cyrano de Bergerac 竹内外史

>鼻が伸びた人はろくな目にあいやしない 
Cyrano de Bergerac
http://www.cyrano.ca/
の場合は? 

竹内外史の線形代数の副読本
線形代数と量子力学  基礎数学選書24
の評価は??
Id: #a20010706132428  (reply, thread)
Date: Fri Jul 06 13:24:28 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010705233429
Name: 立川裕二
Subject: 無限小解析と物理学

竹内外史といえば、
記事のタイトルにした本も最近復刊になっていますが、
あまり買っても仕方がないかも。
Id: #a20010705233429  (reply, thread)
Date: Thu Jul 05 23:34:29 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010705154530
Name: やまがた
Subject: 集合とはなにか
>竹内外史の本が復刊しているんですけど。どうしましょう? 

カウ鹿。
天狗の見習い氏も、この本を読んで数学の持つ哲学性なんてことをちょっと考えられてはいかがかと。

Id: #a20010705163846  (reply, thread)
Date: Thu Jul 05 16:38:46 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010705143727
Name: 山形浩生
Subject: てんぐになんかなったって、いいこたぁなにもございやせん。古来よりピノキオといい源五郎といい、鼻が伸びた人はろくな目にあいやしない。

>村上氏の言葉自身を引用せよ、根拠不明の思い込み云々と言われていますが、
>そもそも黒木さんの引用にしたところで、部分的な引用に過ぎないわけで、
>全体のコンテキストから見れば、村上氏の言いたいことがちゃんと
>わかる仕掛けになっているのかもしれません。

「なっているのかもしれません」。はあ。かもしれません。UFOが人類を操っていると書いてある かもしれません。で、どうなんです? 黒木さんはソースを実際に示して引用しているんだし、 それが歪曲されていると思うなら、ご自分で確認してからケチをつけてみてはいかがでしょうか。 批判したいならそのくらいの手間は惜しまないことです。これは哲学といえど例外ではありません。

>ここで、言っておきたいのは、私が実際に氏の科学史の授業で、
>微分の言い抜けに相当する部分の講義を聴いたという事です。
>そこでの主張は、瞬間速度や微分と言う概念が、当時の人々には
>なかなか受け入れがたかったものであるし、今現在の立場から見ても、
>微分を言い抜けだとする説は、大森哲学などからみても、一考の余地が
>あるというものです。また、氏が微分を正しく理解していると言うのは、
>私が実際に会って、話をした印象からそう思ったことです。

講義ではどう言ったかはわかりません。しかし、問題の文に書かれているのは、そういうレベルの話 ではありませんね。「三百代言としか言いようがない」というのは、一考の余地が あるというよりはかなり強いです。また、氏が微分を正しく理解していないというのは、その次の 引用部分からかなり明らかです。

「会った」「話をした」「実はいい人だった」「実は謙虚」というのは何の意味もありません。 話すときは、会話の流れで細かいところはかなりごまかせます。また、書くものは、書いたあとに 読み返してチェックします。それでも村上は、これはおかしいと思わなかったわけです。

会うと謙虚だけれど、文章はきつくて攻撃的、という人間はいっぱいいます。ヒトラーだって いい人だったと言うじゃないですか。でもそれは弁護にはなりません。物書きは、 文章でだけ判断されるのです。かれの書いたあの文章は、謙虚でもなければ慎重さもない 文章なのです。それはかれがどんな人格者であろうと関係ないことです。

>私の主張は、哲学は数学や自然科学とは違う。
>(哲学と言うのは、他の諸学問を可能にしている原理自体を問うものでしょう。
>だから、既に在る原理の上で成立する自然科学や数学とは、
>根本的に異なる営みであると言うのが、私の理解です。)
>だから、数学や自然科学の規準/原理で哲学を批判しても、
>それは何にもならないということです。

その理解はまるっきりまちがっています。自然科学がもともとは natural philosophy であり哲学の一部だった ということを、科学史屋の村上陽一郎から教わらなかったのですか? 両者はもともと同じものだし、 いまも本質的な部分では根本的に同じ営みです。

また、百歩譲ってそれが「諸学問を可能にしている原理自体を問う」ものだったとしても、それぞれの学問の 大枠について正しい理解がなければ、それを可能にしている原理を問うたところで正しい答えが出てくる ことはないでしょう。科学史をやるからには、科学の基礎くらいは知っておくべきです。したがって、その学問 理解が(その学問の枠内で)正しくないと批判することは、その原理についての考察にも大きな疑問を 投げかけるものなので、とても重要なことです。

特にこの微分の極限操作の話は、黒木さんが問題の文章について書いているように、科学史上でも 大きな問題となっていろんな人が考え、そして解決してきた問題です。村上のあの文章は、そういう経緯を明らかに 知らずに書かれています。それは科学史の分野での村上の知識不足を示すものか、あるいはかれが 読者をバカにしていることを示すものです。村上にとってはかなり大きなポカです。あなたのように村上 の言うことを盲信している人が多い以上、かれの不備を指摘しておくことはだいじです。

 いま「盲信」と書いたのを読んであなたがまた感情的な反応をすることが予想されるので書いておきますと、 あなたは問題の文を自分で読むこともしておらず、それなのに村上の文章はよかったのかもしれない、とか ほかに仕掛けがあったかもしれない、と勝手な憶測にもとづいて彼を弁護しています。それは盲信です。

>というより、それでは、相手が
>間違っているという結論しか出てこないことは明白です。

ここでの村上はまちがっているので、間違っているという結論は当然出てきます。でも、科学をちゃんと理解 してそれをもとに哲学を展開している人はたくさんいるし、そういう人たちが正しいことについてはこの 掲示板でもしょっちゅう語られています。したがって、間違っているという結論以外のものだってしょっちゅう 出てきています。したがって、あなたが明白だと思っていることは実は明白ではありません。

>こういう掲示板に、攻撃的な文章を書いてしまったことを
後悔しています。自分も同じ穴のムジナになってしまったかと思うと、ゾッとします。

ご愁傷さまです。が、おそらくここの狢たちの多くは、あなたと穴を共有したつもりはまったくないと思われるので ご安心を。(だいたい「後悔しています」と書くくらいなら、その時点で投稿ボタンを押さないことはできたわけ です。つまりあなたは後悔しているといいつつ、実は後悔していないわけです)。ただ、せっかく穴の入り口に きたのなら、ゾッとしたついでにちょっと一歩退いて、敢えて批判的に村上の文や本を読んでみたり、 ちょっと一歩引いて考えてみたりしてはいかがでしょう。哲学といえど、そういう冷静な考察をたまにして みると役にたちますよ。純粋に数学的に考えたら、村上があの引用部分で言っていることは正しいのかを 考えて、正しくないことを理解したら、実際にあの文章にあたってみてはいかがでしょうか。取り急ぎ。


Id: #a20010705154530  (reply, thread)
Date: Thu Jul 05 15:45:30 2001
Name: 鴨 浩靖
Subject: 『新装版 集合とはなにか』

あの「ブルーバックスでここまで書くか?」と言われた竹内外史の本が復刊しているんですけど。どうしましょう?
Id: #a20010705151025  (reply, thread)
Date: Thu Jul 05 15:10:25 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010704234527
Name: かも ひろやす
Subject: 半可通の研究

天狗見習いを名乗る人物は、「科学哲学」と「村上陽一郎」の区別がついていないということが、実によくわかる文章ですね。あるジャンルとそのジャンルを掲げる特定個人を混同する粗雑な頭の持ち主は、昔も今も(おそらく将来も)、珍しくもなんともないんですけどね。

第二段落で、村上批判へのコメントである主旨の宣言をしておきながら、それ以降に書かれているのは、哲学とはなんぞやという議論らしきものです。その議論らしきものも、どこかでききかじったもののつぎはぎでしかない粗雑なものですが、それは、また、別問題なので、おいておきましょう。ともかく、村上の主張への言及が皆無で「哲学とは…」をいくら叫んでも村上擁護にはなりえないことに、本人がまったく気付いていません。

村上陽一郎の講義を受講して、これが科学哲学のすべてだと錯覚したんでしょうね。科学哲学を看板に掲げる研究者が、他にもたくさんいることなんか、想像の外なんでしょう。内井惣七とか、読んだことあるんだろうか?


Id: #a20010705143727  (reply, thread)
Date: Thu Jul 05 14:37:27 2001
URL: re8y-ab@asahi-net.or.jp
Name: 天狗見習い
Subject: 反論
自己紹介不足ということなので、書きますが
私はICUの3年の数学専攻生で、養老孟司や、池田清彦、村上陽一郎といった人の
本を面白く読んでいるものです。ちなみに趣味はフライフィッシングです。
言われるとおり、哲学にしても、数学についても、取るに足らないレベルです。
が、その私から見ても、この掲示板はヒドイと思ったので、
投稿することにしました。

村上氏の言葉自身を引用せよ、根拠不明の思い込み云々と言われていますが、
そもそも黒木さんの引用にしたところで、部分的な引用に過ぎないわけで、
全体のコンテキストから見れば、村上氏の言いたいことがちゃんと
わかる仕掛けになっているのかもしれません。

ここで、言っておきたいのは、私が実際に氏の科学史の授業で、
微分の言い抜けに相当する部分の講義を聴いたという事です。
そこでの主張は、瞬間速度や微分と言う概念が、当時の人々には
なかなか受け入れがたかったものであるし、今現在の立場から見ても、
微分を言い抜けだとする説は、大森哲学などからみても、一考の余地が
あるというものです。また、氏が微分を正しく理解していると言うのは、
私が実際に会って、話をした印象からそう思ったことです。
一応、付け加えておきますが、村上氏はこちらが恐縮してしまうぐらいに
謙虚な方です。恥をかかせてやるから、ちゃんと自己紹介しろ、
なんていう人とは大違いです。

私はその『図書』という雑誌を読んでいませんから、正確なことは
わかりませんが、その記事にしても、今述べたような流れ自体は、
まっとうな読解力のある読者には、伝わるようになっているのでは
ないでしょうか?

私の主張は、哲学は数学や自然科学とは違う。
(哲学と言うのは、他の諸学問を可能にしている原理自体を問うものでしょう。
だから、既に在る原理の上で成立する自然科学や数学とは、
根本的に異なる営みであると言うのが、私の理解です。)
だから、数学や自然科学の規準/原理で哲学を批判しても、
それは何にもならないということです。

というより、それでは、相手が
間違っているという結論しか出てこないことは明白です。
それは自分の規準/原理から一歩も出ていません。
詩を取り上げて、定義がアイマイだとか、論理的でないからダメだ
というのと、黒木さんの批判は似ています。

それにそもそも、この掲示板自体が批判なのかどうか。
文句があるなら本人にメールを送ってやり取りすればいいのでは
ないでしょうか。
ここは結局、拡張された陰口みたいなものでしょう。
黒木さん(およびその一党)は、世間的に有名とされている知識人の
瑣末なミス(?)を鬼の首でもとったかのようにはやし立てて、
自分の頭の良さを誇示したいだけではないですか?
そういう人格の持ち主に対しては、
私は本質的な嫌悪感を感じます。

こういう掲示板に、攻撃的な文章を書いてしまったことを
後悔しています。もう、自分も同じ穴のムジナになってしまったかと思うと、
ゾッとします。

Id: #a20010705031446  (reply, thread)
Date: Thu Jul 05 03:14:46 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010704234527
Name: くろき げん
Subject: 「哲学は○○とは違う」と言うだけで何かまともな言い訳をしたことになるか

天狗見習いさん、恥をかけるだけ十分な自己紹介になってないので、恥をかけるだけ十分な自己紹介をして下さい。

別の誰かが無限に関するまともな哲学を展開していたとしても、それを理由に村上陽一郎による「微分の言い抜け」説も擁護されるべきだということにはならないでしょう。

「微分の言い抜け」説に関して村上陽一郎を擁護したいのであれば、村上陽一郎自身の言葉を引用し、村上陽一郎の路線に沿って、「微分の言い抜け」説が実はまともなことを言っているということを示さなければいけません。

そのとき必要なことは微分などについて「もちろん正しく理解しているに決まっている」という根拠不明の思い込みを前提にしないことですね。

村上陽一郎のように「見事な三百代言流のペテン」だとか「それは結局時間幅をゼロに近付ければ移動距離もゼロに近付くはずなのに、移動距離のほうだけはゼロにならない、という微分の言い抜けである」 (意味不明) のような言い方で語られていることにどれだけの中身があるのか?

やってはいけない議論の仕方は天狗見習いさんのように単に「哲学は○○とは違う」 (例えば「数学とはスタイルが違う」「科学とは違う」などなど) のように述べるだけで何か意味のある言い訳をしたつもりになることです。

そもそも「哲学は数学や自然科学とどれだけどのように独立であるか?」のような問い自体が哲学における典型的な話題の一つなのでそういうやり方は哲学自体を傷付けるものだと思います。

いずれにせよ、数学や自然科学に関する哲学を述べるときに数学や自然科学に関して詳しい知識を持ってなくても良いという考え方を肯定するのは非常にまずい。哲学は本来そういうやわな分野であってはいけないと思います。

天狗見習いさんの主張には哲学に関しても数学に関しても具体的な内容に欠けているせいで、まともに相手をするに足るだけのレベルに達してません。これ以上何か言いたいのであれば、しっかり恥をかけるだけ十分に自己紹介をした上で自分の発言に責任を取る準備をしてから、具体的な内容を含んだ意見を述べるようにして下さい。


Id: #a20010704234527  (reply, thread)
Date: Wed Jul 04 23:45:27 2001
URL: re8y-ab@asahi-net.or.jp
Name: 天狗見習い
Subject: スタイルの違い?
ルールに従って、自己紹介します。
私はICUの学生で、数学を専攻しているものです。

「微分の言い抜け」で村上氏を批判されていますが、
実際に、氏の「科学史」、「科学哲学」を受講したものとして
一言記しておきたいと思います。

哲学の授業に出て感じることは、用語の定義もあいまいだし、
論理もそれほど十分とは思えません。しかしそこで、
数学の演習やセミナーで、学生を鍛える(いじめる?)ように、
定義のあいまいさや、論理のギャップを指摘しても、
哲学においては、本質的ではないのだ、ということが、
哲学のクラスを取りつづけるうちに分かってきました。
(無論、数学では、こうしたことは本質的に重要ですが)

その理由は数学と哲学では、対象とする領域が違うし、したがって
当然のことながら、方法論も異なります。
哲学が問題とするのは、そもそも理論的な認識を可能としているのは
何か?といったような事柄でしょう。それに対して、数学のように
公理を立てて、定義をして、というような理論的なアプローチは
もとよりできません。といって、感覚で分かれ!とか、悟れ!といっても
(言う人もいるみたいですが)、不毛ですから、言語に頼らざるえないわけです。
したがってそこに、哲学に固有の言語使用の方法論が発生しますが、
これが、数学の流儀から見ると、「何をアイマイなことをくだくだと、
いっておるのだ」という風に見えるのかもしれません。

しかし、一方で数学にしたところで、演習やセミナーでの厳しいツッコミは
日常ではあまり経験しない言語使用の方法です。
学生としては、「何で、あんなに瑣末で形式的なことにこだわるのか」
という気分でしょう。しかし、それが証明の作法を体得する上で
不可欠であるように、哲学における一見アイマイな言語使用も、
日常言語の持つ開示力を知るという点で、有効な方法論であると思います。

この掲示板を見てますと、どうも現場主義というか、
科学研究の実情も知らないやつが口を出すんじゃねぇという風潮が
ヒシヒシと感じられますが、それを逆手にとれば、哲学教育を
受けたことのないやつが、文句をつけるな、と逆に言われてしまいそうです。
そういうお前は、どこの立場でものを言ってるのだと、ボールが返って
きそうな気もしますが。

最後に、大森氏(や多分村上氏も)が言いたいのは、時間を直線で、瞬間を点で
あらわすその定式化自体の持つ問題性ではないでしょうか。
大森氏は可能無限の立場ですから、解析学のよってたつところの
実数連続体それ自身をまな板の上に載せているわけで、村上氏は
可能無限の立場からすれば、微分はヘンであるということが言いたい
ような気がします。いずれにせよ、微分を正しく理解しているか、が
問題ではなく、(もちろん正しく理解しているに決まっている)、
微分という概念のよって立つ前提をあのような形で表現されたのではないか
と思います。



Id: #a20010704172142  (reply, thread)
Date: Wed Jul 04 17:21:42 2001
Name: たかはた よしひろ
Subject: Re 養老猛話ってどこかで出ていたかしら

ニキリンコさん,はじめまして.

掲示板中の記事についてはよく憶えていないのですが,黒木さんの書かれた「養老猛について」あたりがそれにあたるでしょうか.そこからは私が科学MLに書いたメールにもリンクが張られていますので,よろしければ御笑覧下さい.

私のメールについてちょっと補足しておきます.
科学MLでも指摘されましたが,たしかに差別にまつわることがらについて全てを知っておくことはできないし,その必要もないと思います.それでも私がああいう指摘をしてしまったのは,養老氏には『唯脳論』という著作(私は未読ですが)があり,世間では脳や精神について一家言のある「専門家」的な人ということになっているらしいと私が思っているからです.そのわりには不可解なことを言ってるな,と.また,「専門家」と見られている人は自分の「専門領域」にかんする発言については慎重であるべきだと私は考えていますので.

あとこれは余談ですが,私もそう書きましたが,件の対談でお二方が何を言いたいのか,いまひとつはっきりしませんね.私は,現時点では,明晰な話をしていない対談者たちに責任があるものと判断しています(私の読解力や教養の不足の可能性も否定はしませんが).


Id: #a20010703134512  (reply, thread)
Date: Tue Jul 03 13:45:12 2001
URL: http://member.nifty.ne.jp/unifedaut/
Name: ニキリンコ
Subject: 養老孟司話ってどこかで出ていたかしら
お久しぶりです。ふきこぼれ話がとても楽しいけどゆっくりしか読めなくて、保存
してちびちび楽しんでいるあいだに仕事が忙しくなったり体調が悪くなったりした
おかげでふきこぼれ話のストックがまだいっぱいあってしばらく安心なリンコです。
ふきこぼれ話を最後まで読んでいないのに、きょうは、別の話をしにお邪魔してし
まいました。

ここの構成がまだもう一つよくわかっていなくて(ついでに、みっつの使い分けの
規準もわからなくて)、探し当てられなかったのですが、養老孟司話ってここのど
こかで出ていなかったでしょうか。

ほかのひとのことを論じる文脈の中で「養老シンポの参加者」という話が出てきた
のは3番ですぐに見つかったのですけども、そうじゃなくて、養老孟司その人の言っ
てることが大丈夫なのかしらという話、ありませんでしたっけ?

それとも、デザインの似ているよそで見かけたのと、混同しているのかしら(背景
色が白で文字色が黒の掲示板はもしかしたらどれも印象が頭の中で混ざっているか
もわからないのですが)。

いわなみの「科学」2001年6月号に「対談 芸術と脳と科学 第2回 自己同一性と
言葉」(森村泰昌・養老孟司)というのが載っていて、その中で養老孟司が「問題
は,言語ができないのか、やる気がないのか。自閉症の場合、典型的にやる気がな
いんです.」と言ってるのを、人から教えてもらって、その号を買ってきたのですけ
ど、読んでもなんだか意味がわからなくて(該当箇所は、ちゃんとみつけました。
684ページの、右の列にあった)。

ここの掲示板群のなかに、ちゃんと「続き」になる場所があるんであれば、そこへ
移動したいと思うから、ひっこし先を教えていただけませんでしょうか。

で、ここで見たのかなあというのが私の記憶ちがいだったときは、どうしましょう?


Id: #a20010702192447  (reply, thread)
Date: Mon Jul 02 19:24:47 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010622130133
Name: まきの
Subject: a0073.html#a20010622130133

研究会が近付いてなんだか落ち着かないまきのです。 SOC Chair なんかやりた くない、、、

というわけで Vlasov 系な話ですが、ええと、私のというか船渡さんの論文で は、微妙にその「かき混ぜたからといってマックスウェリアンに近付くとい う気はしない」という主張をしています。ただ、これがなにによるか(場の振 動自体の性質のためか、それともそもそも自己重力系に熱平衡状態がないとい うことの結果か、あるいはなんか全然違うことか)は共著者の間で完全には意 見が一致してないところだったりします。


Id: #a20010629121907  (reply, thread)
Date: Fri Jun 29 12:19:07 2001
Name: 時田 節
Subject: 江沢 洋  『理科を歩む』

私書函を開けたら、
江沢 洋
『理科を歩む』
――歴史に学ぶ
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0766-8.htm 

『理科が危ない』
――明日のために
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0765-X.htm
を頂く。
来週はSEGの創立20周年パーティーなので、関係者に宣伝できるかも。
Id: #a20010622130133  (reply, thread)
Date: Fri Jun 22 13:01:33 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010620211305
Name: 中村 匡
Subject: Vlasov平衡

まきのさん:

 Vlasov系であれなんであれ「速度分布がマックスウェリアンになる」というのは「ものをかきまぜていればいつか空間的に一様になる」というのとだいたい同じことで,速度空間ではエネルギー(と運動量)の保存はまもらなくちゃいけないので,一様の次に情報のないマックスウェリアンになるということですよね。牧野さんの論文等を読んで,自己重力系の場合は,その「かきまぜる」というのが,最終状態にいく前に終わってしまってマックスウェリアンにならないと理解しているのですが,いいでしょうか? で,プラズマの場合はマックスウェリアンになるまで,充分かき混ぜられる(プラズマ振動等で)。

 ところで,その「かきまぜ方」がVlasov方程式にしたがっている場合,慣性質量と重力質量はすべての物質でおなじなので,平衡状態のエネルギー等分配は「粒子一個当たり」じゃなくて「質量当たり」になるという議論がありますが,実はプラズマで同じ様なことが観測されてます。プラズマの場合,慣性質量/重力質量比にあたるものは質量/電荷比なので,それが同じであるC6+とHe2+は速度空間で同じ分布になるはずです。で,太陽風の中では実際にそうなってます。面白いのは質量/電荷比の違うC5+なんかも同じ分布になっていて,つまりVlasov系では等分配は「質量あたり」になっているようなのです。「質量当たり等分配」になる統計理論を考える必要があると思ってます。(で,考えてるんだけど,ぜんぜんわからん。)


Id: #a20010622001426  (reply, thread)
Date: Fri Jun 22 00:14:26 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010621003158
Name: やまがた
Subject: どういう人か。
ああ、ノリだけはやたらにいい、おやじキラーですねえ。それはそれで悪いことではないんですが。

Id: #a20010621003158  (reply, thread)
Date: Thu Jun 21 00:31:58 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010620224551
Name: 牧野
Subject: 御説明申し上げます

というか、単に Piet Hut の 10 年来の友人だからですが、、、あ、でも、残念ながら別のスケジュールが入ったとかで 13 日はこれないという連絡がさっき来たんでした。山形さんは山口さんをご存知なんですね?山形さんから見るとどんな人なんでしょう?
Id: #a20010620224551  (reply, thread)
Date: Wed Jun 20 22:45:51 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010620205929
Name: やまがた
Subject: うげげ。
>司会 山口裕美(トウキョウトラッシュ)

……なんでこの人物がここに出てくるんだぁぁぁぁつ!

Id: #a20010620211305  (reply, thread)
Date: Wed Jun 20 21:13:05 2001
Name: まきの
Subject: ダブルクォーテーション

が本文に入ってるとなんか変になったりします?>黒木様

mule/w3 のほう の問題かもしれませんが、 preview では見えるのが error になるとちょっと 悲しいものが、、、

というようなことでなんだか事務仕事で忙しいまきのですが、忘れ去る前に中村 さんのにちょっとだけ。船渡さんはなんか書いてくれないのかな。

ええと、もちろん衝突がなくても不可逆性はありうるし、 coarse-grained な エントロピーはまあ大抵の場合は増えるのですが、自己重力系の場合は わりとすぐに力学平衡になるのでその後はなんにも起こらないです(と思いま す。まあ、3軸不等な楕円体だと可積分でない軌道があるので、そういうので 進化するとかなんとかいう話もあることはありますが)この辺は、プラズマ振 動みたいなのがずっとある場合とは全然違うことになりますね。

そういえばやはり京都の稲垣さんの学生が昔そういう仕事をやってました。球 対称な系に外場をがんがんかけるとマックスウェル分布になるとかならないと かいう。あれは最終的にはどうなったのかな? PTP に投稿してたはずです。


Id: #a20010620205929  (reply, thread)
Date: Wed Jun 20 20:59:29 2001
Name: 牧野
Subject: 講演会の御案内

なんだか謎な切れかたをしたので、すみませんがもう一度:

7/9-7/13 と国際天文連合シンポジウム No. 208 --- Astrophysical Supercomputing using Particle Simulations --- が東京で開催されます。

その成果を広く御紹介するために、 7/13 夕方に以下の一般講演会を開催します(詳しくは 開催案内を御覧下さい)。また、同時に歴代の GRAPE 計算機の展示・デモ等も行ないますので、皆様御来聴を。

============================================================
   世界最高速重力多体問題専用計算機GRAPE-6完成記念講演会
    GRAPEで探る宇宙--月の形成から宇宙の大規模構造まで--
============================================================
------------------------------------------------------------
			開催要項
------------------------------------------------------------

主催:
	日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業
	次世代超並列計算機開発プロジェクト

日時:
        2001年7月13日(金)18時-19時30分
会場:

        東京大学山上会館大会議室
	住所  東京都文京区本郷7-3-1
        電話  03-3818-3008


プログラム:
	司会 山口裕美(トウキョウトラッシュ)/小久保英一郎(国立天文台)
	18:00-18:10 GRAPE-6完成報告
		    牧野淳一郎(東京大学)
	18:10-18:30 The GRAPE Project--Worldwide Perspective
		    Piet Hut(プリンストン高等研究所) 
	18:30-19:20 「理論天文学の望遠鏡--超高速多体問題専用計算機GRAPE--」
		    杉本大一郎(放送大学)
        19:20-19:30 質疑応答

参加費:
	無料。
	
問い合わせ:
	講演会事務局 久賀恵子 hisaga@astron.s.u-tokyo.ac.jp


Id: #a20010620205541  (reply, thread)
Date: Wed Jun 20 20:55:41 2001
Name: 牧野
Subject: 講演会の御案内

なんだか謎な切れかたをしたので、すみませんがもう一度:

7/9-7/13 と国際天文連合シンポジウム No. 208


Id: #a20010620205225  (reply, thread)
Date: Wed Jun 20 20:52:25 2001
Name: 牧野
Subject: 講演会の御案内

7/9-7/13 と 国際天文連合シンポジウム No. 208
Id: #a20010614172129  (reply, thread)
Date: Thu Jun 14 17:21:29 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010614131016
Name: くろき げん
Subject: あ、どもども、ティムさん

あ、どもども、ティムさん。お久しぶりです。この話題は「なんでも2」でやりましょう。今晩中にはそちらに僕が知っていることを書く予定です。 (引越先)


Id: #a20010614131016  (reply, thread)
Date: Thu Jun 14 13:10:16 2001
Name: ティム
Subject: 新しい科学観と新指導要領
みなさんはじめまして。ここでは,ティムと名乗らせてください。
最初に自己紹介をしなくてはならないということですが。

性別:男
職業:高校の数学の教諭
年齢:30代
その他:
 大学では物理学科に所属してました。量子力学の初歩はかなり一生懸命(自
分なりに)勉強しましたが,頭が硬かったせいで,場の量子論は勉強できま
せんでした。
 論理的にじっくり考えることを,それほど厭いません。大学の頃に比べれば
だいぶ考え方に柔軟性が出てきましたが,まだまだ頭は硬いかもしれません。
 頭が硬いといいつつ,神,霊魂,宇宙人,...のような事にたいする考え方
は随分大学の頃と変わりました。大学の頃は,「それらの存在は,今のところ
は証明されていない」という風に,理性では中立的な立場を取りながらも,
内心では完全に否定していました。
 とすると,今は,...ということになりますが,ここら辺は,まわりからの
攻撃(という言いかたは失礼でしょうか)を恐れて今のところ秘密にしていま
す。でも,この掲示板ではそこら辺も明らかにしていきたいと思いまして,
とりあえず実名を出すことを避けました。ただ,今日のこの掲示はそのことに
関することではありません。また,私は高校で生徒に数学を教えているという
点で,高校生になんらかの影響を与えてしまう立場にありますが,高校生に
妙なオカルトチックな考え方が,吹き込まれてしまうようなことはしていま
せん。

さて,自己紹介はここら辺で終わりにします。足りないと感じた場合は指摘
してください。

 実は以前,このサイトで,新指導要領にも,「科学的な真理も相対的であ
る。」という考え方が色濃く反映されているという事を,具体的に指導要領
を引用した上で指摘している文章を読んだような記憶があるのです。たしか,
だとしたら,どこそこの国のある地方が寒波に襲われて大きな被害が出てい
ると言うことを,なんでも相対的に考えようとする人は何と言うのだろう,
といったようなことが書かれていました。
 その文章を私なりに随分探したのですが,一向に見つからないのです。
もしかしたら,ここじゃなかったのかなあ。実は,私がこれから作ろうと
しているホームページからその文章にリンクをはって,掲示板の議論の
ネタにしたいと思ったのです。
 わたしは,ネット上のルールについてあまり詳しくないので,このような
掲示を出すことは失礼にあたりますでしょうか。随分探したんですがなかな
かみつからないのです。もしご存知の方おられましたら,よろしくお願いし
ます。

Id: #a20010613191958  (reply, thread)
Date: Wed Jun 13 19:19:58 2001
In-Reply-To: a0072.html#a20010603160730
Name: 中村 匡
Subject: RE: ラングミュアのパラドックス

まきのさん:

 出張などありまして,大学をはなれていたので,お返事が遅くなってすみません。時間が経ってしまったので,牧野さんの文章を引用します。

うーむ、なるほど。「衝突がない」といっても本当になにもなければなにも起きないはずでしょうから、実効的に衝突項として働いているのがなにかよくわからない、、、というような話なんでしょうか?

 無衝突のプラズマ中の現象が可逆である,という主張はf log f(fはμ空間内での分布関数)を積分したエントロピーが不変であることに基づくのでしょうが,不可逆性の指標としてのこのエントロピーの定義が正しくないのではないか,と私は感じます。たとえば,不安定性からプラズマ乱流になるような現象を時間反転したしたものが実際に起こるとは考えられません。ボルツマン方程式では衝突項が不可逆性の原因ですが,それは「衝突以外が不可逆性をもたらすことはあり得ない」と主張しているわけではないので,衝突がなくても不可逆現象はあり得ると思います。

 ということで,私の持っている印象としては「プラズマのような多体問題でなんらかの相互作用があればほぼ確実に現象は不可逆」というものです。で,粒子間の運動量とかエネルギーの交換が充分になされれば,最終状態はマックスウェル分布になるというのが自然だと思うのですが。そうすると,無衝突プラズマの場合はプラズマ振動みたいな普通の波動が衝突の役割をはたすと思います。で,現実の実験結果もそうなってます・・・と解釈してます。

 この問題へのアプローチとして,いちばん安易には分布関数を粗視化して,エントロピーの時間変化をみるということになるのでしょうが,「時間変化をする」というのは示せても「単調増加である」と言うのはなかなか難しい。70年頃にTremaine et. alの論文(すみません,手元に正確なリファレンスがありません)がそれを示したと主張しましたが,これにはちょっと考えればわかる不備があって,その後はそういう話を知りません。面白い問題だと思われませんか?

 ところで, ここにPxxとかの計算結果を書いたのですが,これと同じ計算がD. Jou, J. Casas-Vazques, G. Lebon, Extended Irreversible Thermodynamics, 2nd Edition, Springer-Verlag, 1996の145ページあたりに載っていました(Pxx等までは計算していないが)。田崎さんが,若者には意味不明のネタを交えて紹介されているJouが著者です。でも,この計算って素人の私でも自分でやってて「穴」が多いなと思うのですが・・・。田崎さんも彼らの議論について「理論の整合性等は、相当に弱くみえる」とコメントしてるし・・・。

それから,私も早川さんの計算に興味あるのですが,「計算自体は簡単」と言われても理解できますかどうか。ランダウの教科書の「簡単な計算により」と思い出すなあ。


Id: #a20010609174812  (reply, thread)
Date: Sat Jun 09 17:48:12 2001
In-Reply-To: a0073.html#a20010608224506
Name: やまがた
Subject: いや、だからいきなり人や本に頼るんじゃなくて……

あの、オールバースのパラドックスというのがどういうものなのかは知っているんでしょ?

 それを説明すればいいだけなんだから、レポートのレベルにもよるけど、自分でモデルを考えて つくっちゃえばよいのだ。星がすべて同じ明るさで、一様に無限に分布していて、地球がその真ん中に あるようなモデルをつくって、任意の方向からくる光がどのくらいになるかを式であらわせばすむ 話でしょうに。

 3次元でやるのが無理なら、平面で考えてもいいし、平面でもいやなら、平面をすべてグリッドに 切って、地球も星もすべてそのグリッドの一つってことにして、その正方形の4辺それぞれにどのくらい 光がくるかをあらわしても、まあぎりぎりのところで許してもらえる(かもしれない)。大学一年レベル なんだしぃ。

 本を見て答えを探すだけじゃなくて、自分のわかるところまで話を簡略化して、自分なりの記述を しちゃったほうがたぶん自分(あるいはそのご友人)のためにもなるし、本とか読むにしてもそれから のほうがわかりやすいはず。

この掲示板での質問にしても、「自分はこういう想定でこんなモデルを考えたが、どうもこれでは夜空が 暗いままの結果になって具合がよろしくないんだけれど、なにがおかしいだろうか」くらいのききかたをすれば、もっと きちんと対応してもらえるはずなのであるよ。

あと、あなたが読んだまきのさんの発言の周辺にあるいろんなオルバース関連の書き込みやリンクは 見た? それを見ればかなりの情報がもう出ているのです。

 
Id: #a20010608224506  (reply, thread)
Date: Fri Jun 08 22:45:06 2001
In-Reply-To: a0072.html#a20010607134754
Name: 馬場 裕成
Subject: 自個紹介します。

この前は大変無礼な記事を書いてしまい、誠に申しわけありませんでした。確かに僕は物理バカではないです。でも僕は本当に物理という学門がすきです。僕は今薬学部に行っています。物理学科に行きたくてたまらなかったけど、家庭の都合で薬学部に行くことになったのです。ついこの間まで来年もう1度受験して物理学科に行こうかとも考えていましたが、色々な事情を考慮した上で薬学に専念することを決めました。というわけで、オルバースのパラドックスのレポート課題は僕の宿題ではなく、友達の宿題でして、その友達が調べてもなかなか見つからないということで、相談されたものなのです。僕もとても興味が湧いたので一緒に調べていたらこの掲示板を見つけたのでつい気軽に記事を送ってしまいました。申しわけありませんでした。 自分の長所、短所を1つずつ書きます。 まず長所、、、優しい。 では短所、、、世間しらず。 もしよければ、オルバースのパラドックスについて何か参考になるよい本などを教えてもらえたら幸いです。

1つ前の記録:黒木のなんでも掲示板 (0072)


管理者: 黒木 玄  <kuroki@math.tohoku.ac.jp>  (Web Site)
CGI_Board 0.70